やっはろー(^o^)
スキーを買ったついでに、XC40の防水マットも買ってみた
スキー場の駐車場はまだまだ未舗装のところも多いので、足元がドロっどろになりますからね。
◎防水マットの必要性は?
まあ、人それぞれですよね、こういうのは。
VOLVO車は珍しくフロアマットは標準でついてきます。
ETC2.0も標準ですよ。こちらも珍しい。
これらはもちろん本体価格に含まれているわけですが、私はこういうシステムは大歓迎です。面倒がなくていいじゃないですか。
フロアマットにはこだわりたい、なんて言う人にはムダな装備品になるかもしれませんが、おそらくマイノリティです。殆どのユーザーは私と同じ意見ではないかと。
で、いわゆるゴムマットです。
ゴム……と言っちゃうとマテリアル的には正確ではない場合もありますので、ここでは「防水マット」と呼ぶことにしましょう。
その防水マットが必要になるのは、アウトドアにクルマを活用する人たちがまっさきに思い浮かびます。
サーファーや釣りなどの水系の人。
キャンプや登山、ハイキングなどの野生系の人。
そしてスキーやスノーボードといった雪系の人たちといったところでしょうか。
水系の人たちが気にするのはもちろん水と、そして砂。
野生系や雪系の人たちが気にするのは水と土(泥)。
敢えて言っちゃいますが、問題なのは水ではなくて、砂や泥でしょう。
最近のフロアマットは標準のものでも毛足がそれなりにありますので、砂や土が繊維の奥に入りんでしまうとなかなか取れません。
そこでまず考えるのが、防水マットの導入です。
上述のアウトドア系アクティブティを頻繁に行う人は、むしろ防水マットが標準のフロアマットになっている人も多いのではないでしょうか。
私はというと冬季にごくたまーにスキーに行くくらいです。
なので「必要性」には疑問があります。
年に1,2度のスキーの為に防水マットを用意するのか? ということです。
前車のXC60の時は導入しませんでした。
が、しかし。
今度のXC40でははじめから導入することを決めていました。
心境の変化?
いえいえ、実はXC60の時も導入はしたかったのです。
でも、ためらってしまったのです。
なぜか?
内装がベージュだったからです。
足元のマットまで全部白っぽいベージュ。
そこに黒い「ゴムマット然」とした防水マットを敷くのはどうよ? と思ったのです。
つまり見た目重視ですね。
年に1,2回のスキーだったら、べついいんじゃね? という感じで、わざわざベージュの防水マットが存在するのかも調べずに過ごしておりました。
そしてXC40。
こいつの内装は黒。
XC40のR-Designにはオプションでオレンジの内装が選べます。
インプレ記事などで出てくるインポーターのデモカーのR-Designはお約束のようにオレンジ内装のヤツですよね。
でも、私のXC40は「素」ですから黒内装なのです。
黒内装。
泥がついた靴で乗ると乾いて白くなる黒内装。
そうなんです。
泥の汚れがあまり目立たなかったベージュの内装と違い、黒背景に白っぽい色は目立ちまくるのです。
ドアを開けた時、真っ先に目に入るのは運転席の足元じゃないですか。そこが乾いた土で真っ白だったりしたらがっかりですよね?
というわけで「黒内装か。だったら防水マットは必須だな」と決めていたわけなのです。
◎君子危うきに近寄らず。良い子はVOLVO純正を買え!
クルマの用品には2種類あります。
汎用品と専用品です。
防水マットにも汎用品と専用品があります。
特に私のような期間限定の防水マットユーザーの場合は汎用品を選ぶ人もおおいのではないでしょうか?
スキーシーズンが終わると、標準のファブリックのマットに交換するわけですから。
で、汎用品というと専用品がこういうヤツですね。
汎用品はサイズさえ合えばお安く揃えられるのがステキです。
毎回使い捨てでもいいか、みたいなお安さです。
が。
……極めて個人的な意見であることをはじめにお断りしておきます。
敢えていいましょう。
「フロアマットは専用品を買え」と。
運転席用に限っては、ですが。
理由は何らかの原因でマットがズレたり浮いたりして、ブレーキやアクセル操作に問題が生じる可能性があるからです。
もちろん、専用品を取り付けていたからと言ってそれらの可能性が0になるわけではありません。でもトラブルが発生する可能性は相対的にみれば低いのは明らかでしょう。
XC40には、ディーラーオプションでちゃんと専用の防水マットが用意されています。
汎用品の値段を見てしまうとべらぼうに高価だと感じるかもしれません……というか実際に高価ですね。^^;
でも、この手の用品は安全に対する一時払い保険だと考えましょう。
というわけで、防水マットが必要な方はVOLVO純正品を使うことを強くおすすめします。
終わり。
◎ではなく
今回のお話はここから始まります。
そういうわけで私も素直に純正の防水マットを購入する予定でした。
間違いありませんからね。
が、しかし。
気になるモノを見つけてしまったのですよ。
社外品だけど専用品ってヤツです。
通常のフロアマットについては「社外品だけど専用品」は普通にありますし、ラゲッジルーム用の防水マットが色々あることも知っていました。
でもシート下用の防水マットにまで専用品があることは浅学にして知りませんでした。
まあ、敢えて探したことがなかっただけなのでしょうけど。
うーん……。
コレについては結構悩みました。
なぜなら「間違いない純正の専用品」と「見ずテンで買う社外専用品」の値段があまり変わらなかったからです。
変わらないというか、ネットで1割引くらいで購入できる純正品より、むしろ社外品の方が高いです。
「いやいやいやいや。だったら純正品だろ?」と考えるべきなのですが、商品説明を読むと「良さげだな」って思ってしまったのですよ。
純正品は実物を知っています。「うん、防水マットだね」という感じで、それ以上でも以下でもありません。まあ、この手の機能性用品はそれでいいんです。
いいんですけど、社外品はいろいろと謳い文句が刺激的というか魅力的なのですよ。
値付けなどはモロに純正品(の定価)にぶつけてきている感じですし、つまりは「純正以上のクオリティで純正と同じ価格。どや?」と私に挑戦状を叩きつけてきているわけです。
ええ、私にはそう思えて仕方がありません。
でも純正品は間違いないわけです。
うーーーーーーーーーーむ。
私にしてはこの件、珍しく長く悩みました。
多分2週間くらい悩んだと思います。
そして挑発に乗りやすい性格の私が選んだのは、その「専用社外品」でした。
コレです。
決め手になったのは、商品説明に添えられているXC40が、私と同じ赤のR-Designだったからです(ちょっとウソです)。
この製品には私の心を鷲掴みにした?機能性がいくつかあります。
1.ゴムマットやプラスチックマットのようにマテリアルが単一の製品ではなく、発泡素材をサンドした構造なので、防音や断熱効果が期待できる。
2.無臭を謳っている。
3.フチが高くトレイ形状をしており、水などが車内へ染み込みにくいデザインになっている。
4.純正プラマットより見た目がいい(好みによる)。
AmazonのPrime対応品だったのも購入に踏み切れた要因です。
粗悪品なら返品してやるからな! という構えでポチりましたとも。
そしてAmazon Primeですから、ポチった翌日に届きました。
これがその荷姿。
プチプチ入りの白いビニール系の袋などではなく、箱です。
しかもカラー写真が印刷されています。
もちろんXC40用専用の箱ではなく、このメーカーのこの製品ライン用の汎用箱ですが、それでもこの箱を見た時にピンと来ました。
「ああ、きっとコレは大丈夫だ」と。
◎取り付けてみた
このところ中国からの国際便の荷姿に慣れていたので、この手のちゃんとした箱は新鮮です。なんというかそれだけで信用しちゃいます。
風を開けて中身を取り出しました。
全部で5ピース。
そして説明書(日本語もあり)。
モノは想像しているよりも軽くてそれなりに硬質です。
いわゆるゴムマットって重いじゃないですか。そのつもりで持つとあまりの軽さに拍子抜けします。
取り付けについてはアタリマエですが標準のフロアマットと交換になります。
後席はまずセンタートンネル用を取り付け、そのスソ部分を左右のマットで抑える仕組みです。
取り付けてみると、これが本当にピッタリ。
グイっと押し込むと「その形」にきちんとハマるので、思わず「気持ちいい」と思ったほどです。
前席は位置固定のダボがあり、もちろんそれを利用します。そしてこちらも完璧にフィットします。
気持ちいいです。^^;
しかもちょっと小さいというか短い純正品とは違い、こちらは運転席のかなり奥の方までカバーするデザインなので安心感があります。
フットレストまで覆っているのはポイント高いです。というか機能性用品としてはこちらのほうが上と言ってもいいかもしれません。
ただし、社外品のステンレスフットレストカバーなどを取り付けている場合はフィッティング注意です。
助手席側。
◎100点をあげてもいい
取り付けが終わって思いました。
「1年中これでいいんじゃね?」
それくらい違和感がありません。
アウトドア・アクティビティと無縁な時期でもコレなら濡れた靴で乗車する時にまったく抵抗がありません。
何より完全防水なので、水洗いしてさっと拭き上げればいいだけです。純正マットを水洗いなんかした日にはいったい何時間干さないといけないでしょう。
直射日光に当てると痛みますからね。
というわけで取り付けてからまだたいして走っていませんが、現時点では大満足です。
防音性(吸音性)や断熱性などは標準マットとの差がわかりにくいかもしれませんが、耐久性などについては今後もレポートしてみたいと思っております。