実は私、ドライブレコーダー歴、長いンです。
2代前の愛車、VW EOS V6から取り付けてますから、すでに十数年ものドライブレコーダー・ユーザーです。
先代のLAND ROVER RANGE ROVER EVOQUE COUPE Dynamic(EOSに比べると異様に名前が長いな……)からは前後に取り付けています。もちろん現行のVOLVO XC60 T5にも前後対応のものを取り付けました。
基本的には事故に遭遇した際に、こちらが有利になる(あるいは不利にならない)証拠として活用できる「かもしれない」という理由で装着したものです。
あとはまあ、ドライブ中の動画カメラとしてもたのしめる「かな」という理由も少しありました。
なので当初は「煽り運転対策」なんてこれっぽっちも考えてはいなかったのです。
そもそもは高速道路で追い越し車線を占有したりしませんし、追い越し中に後ろから自分より速い車がきたら当然道を譲ります。無理な割り込みなんて絶対やりませんし、譲ってもらえたら会釈しあり手を降ったりするなど、基本的に煽られるような運転をしないドライバーだという自負があります。
だがしかし。
ここまで世の中が「煽り運転」とう話題で文字通り「煽って」いると、なんだかんだ言っていろいろかんがえてしまいます。
煽られるような運転はしていない私ですが、じゃあ今まで煽られたことはないのか? というとまったくそんなことはありません。
だって「あたまがおかしいドライバー」は一定数いますから。なので遭遇が皆無というわけではないのです。
最も多いパターンは渋滞で前が詰まっていて、しかも片側一車線なのになぜか車間を詰めたりフロントを左右に振って抜くぜ、みたいな行動をしてくるヤツですね。もちろん前車との車間を無駄に開けたりしているわけではありません。
まあ、そういう手合はもはやヤク中か酔っぱらいか、もしくは本物の「キチガイ」ドライバーと言っていいと思うのですが、まあ、要するに遭遇する可能性がゼロではないわけですよ。
そういうわけなので、ずっと前から後方カメラを取り付けていた私は時代を先取りしていたということが言えるのではないでしょうか。まさに先見の明あり。先読みの天才。ってやつでしょうか。
ええ、誰も褒めてくれませんので自分で自分を褒めているだけです、すみません。
なので昨今は後方からのあおりドライバー撮影用?として後方のドライブレコーダーカメラはマジで必須だと改めて思っています。
本題はその後方撮影用ドライブレコーダーがどうのこうのとか、あおり運転を起こす人間の脳みそがどうのこうの、というヘヴィ系のお話ではなく、「私は天才ではなくただのアホだった」というライト系のお話です。
前振りに戻りますが、そういうわけで私はドライブレコーダーを愛車の前後ウインドウに(というか前後カメラ付きドライブレコーダーというべきですが)取り付けているわけですが、実は我が愛車、その後方用のカメラが外から見えづらい仕様になっています。いえ、中からというかカメラとしてはなんの問題なく極めて美麗な画像を提供してくれているわけですが。
で、今まで特に何も考えずに放置していたわけです。だって機能としては問題ナッシングですからね。
でも、ご存知通り、ついに「あおり運転殺人事件」まで起こってしまいました。その関係絵で「あおり運転」については、ネットでもこのところ様々な記事がひっきりなしに上がっている状況です。
そういうのをいくつか読んでみたのですが、まあ内容は「今さら感」のあるモノばかりですね。
あおり運転がなぜ起こるのか? 頭がおかしい、薬かなにかをやっている、特定の病気以外の場合は煽られる方にも「原因」がある、云々です。
まあ今さらなのでどうでもいい話だな、と思ってはいるのですが、とはいえ、それでも参考になる話題も散見されます。
それが今回の話題。核心であります。
「ドライブレコーダー搭載してまっせ」というステッカーを貼るだけでも抑止力になりまっせ。というもの。
これ言い換えるとは「ドライブレコーダーを実際には搭載していなくても、ステッカーを貼れば効果がある」というものです。
まあ、考えてみればそりゃそうでしょうな、と素直に納得できるものでございます。
翻って我が愛車。
私の場合は「なーんちゃって」じゃなくて実際に後方向きドライブレコーダーを搭載しているわけです。にもかかわらず、外からは搭載しているように見えない。つまりこれはある意味で「抑止力が低い」と言わざるを得ません。
本当は核を保有しているのに他国は「あいつは持ってない」と思い込んでるような状態です。今の日本みたいな?
いやいやいやいや。^^;
……。
話を変えましょう。
まあ、リアルカメラがついているので事が起こった場合は実際に証拠映像が存在するので問題にはなりませんが、そもそもそんな「事」が起こらない方が何倍も重要です。
何が言いたいかというと「ステッカーを貼ろうと思いついた」という事でございますよ。
ええ、たったそれだけを云うために長々と前振りがあるのは私のスタイルなんです、勘弁してくださいまし。m(_ _)m
で、ステッカーを物色したのです。
するとこれがもう、あるわあるわ。同じ事を考えている人が多いのか、はたまた「ステッカーだけでも効果がある」という情報は実はステッカー屋が流しているのではないだろうかと疑うほどでございました。
まあ、多分流してるんでしょうけど。
……。
話をもとに戻しましょう。
私は「お前は既に撮られている」というステッカーを貼るにしても、できるだけ威嚇性が低いものでありたいと考えています。とはいえ意味がわからないものは×ですし、おふざけが過ぎたものはかえって煽っているように思う人も言えるでしょうから当然NG。
チラっと見てすぐに意味がわかり、かつ威嚇性の低いもの。さらにいえばできればマグネットで簡単に脱着できるもの、という視線で物色しておりました。
なんというか、できるだけステッカーは貼りたくない派なので、運転する時だけ貼っておけばいいや、という考えです。なのでマグネットステッカーです。
そして見つけましたね。
まあ、探し始めてざっと10秒くらいでしたけど。
それが扉のステッカーです(画像はアマゾンからお借りました)。
英語が読めない人とかこの絵で全く意味を解せないような頭脳の持ち主には向いてませんけど、まあいいか、と。
これ、シリーズでウサギのものとネコのがあって、デザイン的にはウサギの方がいいなとは思ったものの、それでもネコ派の私は迷わずネコをチョイスしました。
ウサギは私、ごくために食いますからね。食い物がカメラ回している図はちょっとシュール……なんてことは一切考えてません、ええ。
そんな事言うと牛も豚も鳥もダメじゃん、ですし。
で、ポチりました。
そして翌日には届いたのでさっそく貼ってみようとしたのですが……。
……。
あのね、知りませんでしたけど、私ってアホだったんですよ。
というか、常識に囚われている派に属している人間だったんですね。自覚が足りませんでした。
ええ、つきませんでした、マグネットステッカー。
磁石って鉄にしかくっつかないんですよね。いえ、それくらいは知ってますヨ?
というか、最近の車って、鉄の部分があんまり無いんですよね。
ウチの車はバンパーとテールゲートが樹脂。屋根とボンネットがアルミ。
要するにマグネットステッカーはドアにしかつかない!(>_<)
ということでせっかく買ったのにムダになってしまったぜ、というお話でした。
じゃあ、普通のステッカー?
いえ、ノリで貼付する、いわゆる普通のステッカーはできれば避けたいんですよね。
うーん、だったらどうしよう?
「ここ、ここですよ。わかりにくいかもしれませんが、ここにドラレコのカメラありますよん」という意味でリアウインドウに赤い矢印でも貼るか。いや、そんなことをしたらむしろ「なんだろう?」ってよく見ようとして近づいてくるでしょうな。アオリ運転助長ステッカーじゃん。
いっその事リアガラスの内側に強力なネオジムマグネットを貼り付けてマグネットステッカーを貼れるようにしちゃう? でもそうするとステッカーを貼り付けてないとリアウインドウに妙な物体が張り付いている状況になってかっこ悪いよね?
というわけで悩み中でございます。
やれやれ。
あ、そうそう。
ステッカー探しをしている途中でフト見つけたこのステッカーに心を奪われた私。
「むしろこのステッカーを(車に)貼りたい」などと思ってしまいましたよ。
ええ、意味なんてない。むしろ意味がないことが素晴らしい。
そして私はネコを飼っていない。
つまり究極のナンノコッチャ? 的なステッカーです。
ちょっと欲しい。
※使い途がなくなったので冷蔵庫に貼ってみたりした。(^o^)
コメント
テールゲートの内張り剥がして内側に強力磁石か鉄板を貼り付けるとか、あるいはリアガラスの内側に強力磁石か鉄板貼り付けるとかどうでせう?あっ、そういやナンバープレートが鉄板じゃないですか!(・∀・)