趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★次期ケータイへの道

~そしてその「道」は絶望に彩られていた~(初出:2014/06/23)

この土曜・日曜と2年ぶりにケータイ屋さんをハシゴしました。
何しろ放っておくと自動的に2年契約が続行となり、あまり愉快でない状況に陥るからです。
まあ、ぶっちゃけ「我が家(2台)にとってもっともお得な方法はどれ?」なのかを各キャリアのお姉ちゃん(一部お兄ちゃんだった)に聞いてきた、というお話です。

まあ、取りあえずわかってはいたのですが、改めて理不尽さを思い知りました。
それは
「機種変や継続する客はどうでもよく、MNP含む新規客こそ大事」
という各キャリアのスタンス。
あとは時期的な問題で
1)auはMNP獲得に燃えているが、機種変客に対しては本体10000円引でお茶を濁していた
2)docomoはカケホーダイにドヤ顔で、意外なことにMNPでも特にお得なプランなどなかった
3)Softbankもdocomoと同じでこの時期特筆するようなキャンペーンはやっておらず、あえてチョイスする気にはなれなかった
みたいな?

基本的にはiPhone狙いなのですが「お安くなるならお得なアンドロイド端末でもOK」みたいなスタンスで色々と聞いた結果、私が足を運んだヤマダ電機ではMNPのauが飛び抜けてお得だった以外は、どこも不調という感じでした。
まさに次期が悪い?
ボーナス商戦は7月なのかな?
まあ、それはそれとして、auで一番お得だったのが、

・iPhone5c(sじゃないよ)の16GBモデルが一括で0円(端末価格が0という意味)
・さらに20000円のキャッシュバック付き(信販系の額面1000円の商品券20枚をその場で手渡し)
・オプション込み込み、値引き込みで最安3300円弱(税込み)の維持費

というものです。
アンドロイドで最安だと4000円くらいでした。
iPhoneの在庫がよほどあるんでしょうかね、au。というかその店?
悪くない条件かな、と思います。
何しろ端末0円ですから、9月か10月以降にiPhone6のSIMフリー版が出たら、それをアップルストアで購入して、SIM差し替えて使えますね。
これだと2年縛りがありますが、24ヶ月のコストは79000円程度。
これに商品券の20000円分を引くと基本料金59000円で音声通話付きLTE回線が維持できるわけです。

ちなみに我が家はフーフ二人分のケータイコストは7500~12000円の間です。
もっともどういう形であれローンをできるだけ組みたくない我が家なので本体は申込時に一括購入。
なので本来はこれに本体コストを追加しないとフェアではないと思います。
既によく覚えていませんが、多分2500円と3000円とかが月々の支払だったように思います。
なので、間を取って2台で5500円の本体料金が必要だと考えると、実際は13,000円~17,500円というのが我が家のメイン端末二人分(二台)の月々コストという事になります。
これは通話分も全部含めたものなので、単純に通話分が基本的に別扱いの今のauのプランと比較するのはナンセンスですが、それでも圧倒的にローコストで維持できそうです。

しかし。
これはMNPだからこその価格であって、現在auの我々には該当しないプランなのです。
で、機種変だとこれがどうなるのか?
「本体値引き10000円」
これしかありません。(・∀・)
で、本体値引きがあると、月々のサポートが多いiPhone5Sが5cとまったく同額になるという5cディスりまくりな状況です。
まあ、なのでau的には「売れない」5cをMNPのエサにしているのでしょう。

なので結論的には
1)3キャリアとも、実は月々の支払額はあんまり変わらなかった
2)でもauは通話料金が基本的に入っていないので通話すると一番高くなる → auはないな
3)SoftbankはMVNOがなく、不透明なので端末(ハード)の自由度が少ない → 端末変えたくなった場合に売却しにくいかも
ということで、docomoかな、と言う感じ。

以前は家族で同時に入るとそれ相応の割引とかがあったのですが、昨今は単純に倍数されるだけ。
もっともパケット通信をけっこう使うような家族だと「パケあえる」的なサービスがあるのですが、我が家にはまったく無意味(というかそれを選ぶと料金がハネあがる)。

ということで、当初の予定どおり
1)私 → 音声通話付きのSIMを契約(MVNO)
2)同居人 → docomo(通話それなりに多いのでカケホーダイでストレスなく使う方が吉かと)
に仮決定。
最終的に同居人も私と同じ音声付きMVNOをチョイスする可能性もあって、保留中ではありますが、今週末には決着をみると思われます。

で、私の方は決めちゃったので、決めちゃったですよ、新しい端末。
とは言え手持ちのAndoroid端末に挿してもいいかな、とも思ってます。
新しい端末が届いて、タコだなと判断したらそのオプションでいきます。
手持ちAndoroidはXperia Z。
まだ発売して2年経ってないんじゃないかと思いますが、docomoキャリアのモノです。
これも一括(高かったなあ)購入後、つい最近キャリアを解約してSIMフリー化。現在はMVNOのデータSIMを挿してお財布ケータイ&ハンディタブレット的に毎日使用中ですが、この端末フルハイビジョン対応、つまり1920×1080の解像度を持っていることもあって、Kindleのコミックスなんてラクに読めるんですよね。
NEXUS 7の方がそりゃあ楽ですが、ポケットにちょっと入れておくとか、小さめのバッグの隙間に突き刺しておく、なんていう使い方にピッタリで。
あ、あとiPhoneが対応していないお財布ケータイにもなるし、テレビ機能もあるしね。

「だったらそれを使えよ」
とお思いになるのはごもっともですが、実はコイツ大きな欠点がありまして。
「燃費が悪い」
んです。
どれくらい悪かというとレンジローバーのヴォーグで渋滞の市街地を走るくらい悪いです。
あっと言う間にバッテリ切れで、コイツをメインに使うと確実に昼休みにフル充電してないとダメになります。
なので、もう少し燃費がよくて、解像度の高い、あとどうせ買うなら面白そうな端末にしようとおもったわけです。

で、色々探っていて
「そうだ、Windows Phoneにしよう」
みたいな「京都行き」感にインスピレーションを受け? マイクロソフトに買われてしまった「強者共が夢のあと」的な哀愁漂うNokiaのフルハイビジョンディスプレイ搭載のLumia 1520はどうだろうか、と当初は考えたわけです。

で、Lumia 1520ですが、

1)6インチ画面なのでデカイ。メインのiPhone4sの二倍はある
2)技的マークがないらしい(おいおーい)
3)そもそもWindows Phone OSは日本では展開していないので日本語で使うのは微妙かもしれない
4)つか、Kindleアプリがあるものの、co.jpのアカウントはハネられる

等々の理由で断念。
で、何を買ったのかというと……

後半に続く!(´д`)