趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★思いついたままにダラダラと垂れ流す富士フイルム X-T1を使っていて思いついた事 その1(長っ)

カメラ

 

◆ブラケット撮影がちょっと実用的になっている模様

なんだかんだ言って個人的にいつも使うわけじゃないけどないと絶対イヤというのがオリンパスの「アートフィルターブラケット機能」です。
これはアートフィルター機能を搭載している全機種で可能というわけではなくて、上位機種のみ、あるいは最新機種に限定される機能のようですが、これは結構楽しい機能だと思うんです。
他のメーカーのカメラを使っていて残念なのが、ブラケット撮影機能と言えば、露出ブラケットとかホワイトバランスブラケットとか、せいぜいフォーカスブラケットなどの硬派な? ブラケット撮影機能しかない事でした。
いまだにオリンパスのこのマーベラスな機能が他メーカーには理解されていないようで実に寂しい限りです。

そんな中で、FUJIのXシリーズは色々と微妙な機能ばかりなのですが、このブラケット撮影機能にもビミョーなモノがX-E1などにもありました。
それがいわゆるフィルムシミュレーションブラケット撮影機能 というヤツです。
こういうエフェクト系のブラケット撮影ができるという点では○なのですが、ビミョーなのは3枚(3種類)しかブラケット撮影できない事。
オリンパスなんてシャッター一発で20種類くらいのブラケットできちゃうのに、ケチくさく3枚ですよ?
しかもオリンパスはRAW+jpegモードでもちゃんと「次いでにRAWも保存しま」的な「かゆいところに手が届く」仕様なのに対し、富士フイルムはRAWではこの機能は使えないのでいったんjpegオンリーモードにして(カスタムで選んでもOKですが)から改めてブラケット撮影モードに変更しなければならなかったんです。
毎日が日曜日なユーザーであれば(お迎えが来るまでは)時間だけはたくさんあって問題無いのかもしれませんが、私の様な気の短いユーザーからすると「やってられるか!」みたいな仕様でした。
事実、そういう事もできるけど、フツーめんどくさくてやんないよね? という感じで「なかった事」になっていたのですが、X-T1では
1)RAW+jpegでもブラケット撮影が選べる
2)ブラケット撮影への切替は、軍艦部のダイアルを回すだけ
3)ブラケット撮影モードになると、自動的にjpegオンリーモードになる
4)でもテンポラリモードなので、通常のモードに戻すと自動的にRAW+jpegに戻る
というロジックになっている模様(たぶん。深く検証してないけど)。
うん、コレだったら使えます。使ってみようかという気になりますね。
「そもそも富士フイルムのカメラのRAWとか使い物にならないからいらんだろ?」的な話も私の中では多少あるのですが、それはまた別の話ということで。

ただし、処理時間が結構かかるのがビミョー。
そもそもアートフィルターのようなわかりやすいエフェクト系ブラケットではなくて「フィルムシミュレーション」のブラケットという点がビミョー。
ということで、ビミョー機能なのですが、随分使い勝手が良くなったよ、というのは確かなので、本日感心した事その1って事で。

写真は金継ぎして生まれ変わった酒器と、アテの抹茶生チョコ。
酒器の底にピントが行っているのはわざと。