趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★「下取りか売却か」

もしくは「お前の所には絶対売らない」(初出:2013/07/19)

新車を買うという事は結構な労力を伴うイベントである事を改めて感じている今日この頃です。
執事とかメイド長とかに全部お任せできる人はいいのですが、私の様なしがない社畜は自分で動かねばなりません。
もちろん根幹に関わる手続きは自動車販売店、すなわちカーディーラーが代行してやってくれる(というか手数料はらってますからやってもらわねばね)のですが、それでもどうしても自分で動かないと行けないものがいくつかあります。
1)印鑑証明の取得(必要に応じて住民票がいる場合もあり)
2)自動車保管場所証明書の取得
3)任意保険の車両入れ替え手続き
この三つは基本的に本人が動く事が必須ですね。(家族の代理でもOKですが、少なくとも自分側、が動くという意味あいにおいては同義かと)
1)はまあ、いわずもがな。
2)についてはバリエーションが色々あって一概には言い難いですね。持ち車庫(まあ、一戸建てならそういう感じ?)、賃貸の別で違いますし、賃貸もたとえばマンションの駐車場だと管理組合だったり賃貸マンションだったら不動産屋がまどぐちだったり。通常の賃貸駐車場だと基本的には不動産屋が窓口になるでしょう。
今までの経験から、一番簡単なのはマンションの管理組合管掌の駐車場。
費用の面でもお得ですし(ウチのマンションの場合は手数料なし。タダです)。
私は以前は分譲マンションの分譲駐車場という比較的レアな駐車場を使っていたのですが、コレがめんどくさかったです。
特に我が家は同居人と分割所有してたりしたので自動車の名義とは違う方の使用承諾書(と実印・登記簿抄本等)も必要になりますしね。
3)はまあ、登録が終わった後の最後の一仕事ということですが、これは通常それなりの費用がかかります。クルマによって保険費用が違うからです。それに新車になると車両保険代がそりゃもう劇的に増えますから。

今回は車庫証明取得に関わる自動車保管場所証明書の手続きは基本的にディーラ側に丸投げしたので私は不動産屋に電話しただけで楽でした。(前回もそうだったような記憶が蘇ってきました)
つまり、借りている不動産屋に電話して、ディーラーの営業がそっちに行くからよろしく、というもの。
証明書発行については賃貸駐車場だと通常必要になりますが、こっちは相当な手付金を払っているので「そこから払っとけ」でOKでしたのでまあ、楽でした。
印鑑証明は平日の休みがあったので市役所に行き、サクッと五分ほどでゲット。なんかあっけない感じです。
つまり三つの仕事のウチ二つまでは終わっているのです。
あとは任意保険の車両入れ替えですが、今乗っている車からの変更だと、保険料自体はなんと下がります。やったー。(・∀・)
というか、今のクルマ、相当料率が高いのです。
しかし、車両保険の掛け金が5-8倍になるのでそちらが相当上がり、それなりの差額を払い込まないと任意保険が発効しないので忘れずに前もって手続きをしておかねば、というところでしょうか。

で。
実は今回はそれだけではすまないのです。
手続き。
新しい車については上記の通りでOKなのですが、今乗っている車の処分が残っています。
何時もは何も考えず……というかめんどくさいので「下取り」に出しています。
今までで下取りに出さなかったのはLOTUSのELISEだけです。
これももともと下取りに出すつもりだったのですが、ヤナセの営業氏が「うちに出したら相当低くなるので買い取り業者に売却した方が絶対いいです」と強力に勧めるもので。
面倒だからそっちでした取ってくれと言っても「100万から違いますから!」と。
まあ、ロータスの正規代理店などが今のように存在しなかった時代の初代ELISEはようするに並行輸入車。しかも私が購入した時点では右ハンドルがまだラインに乗っていなかった本当に初期だったこともあって左ハンドル。
そう。
英国車なのに左ハンドル。しかも並行輸入のヘンなクルマということでヤナセ的には「ウチで扱いたくねー」感がバリバリだったのでしょう。
で、面倒ながらも買い取り業者に出したところ、100万どころの騒ぎではない差額が上乗せされて買い取られていきました。
もっとも根っからのめんどくさがりですから、それ以降も買い取りの方がお得だろうなとは思いつつも全部販売店にお任せの下取りコースをとっていたのです。

しかし。
今回はちょっと様相が違います。
契約時に心に決めました。
「このディーラーには絶対下取りに出したくない」
と。
一応下取り額を提示してもらいましたが、そこよりいくら安くても絶対お前の所には出さない、と心に決めたのでした。
なので。
今回は買い取り屋さんで買い取ってもらう事になります。
以前はずっと2台体勢だったので一台なくても困らなかったのですが、今のクルマに買い換えたときに一台体勢にしたため、売却と納車が同時でないと不便を生じます。
下取りだとその点楽ちんなわけですが、買い取りだと同日に買い取ってもらって、そのアシで新車受け取り、というようなわけにはいきません。(いくのかもしれませんが、私的にはスケジュールの問題でムリ)

そこで私は作戦を立てました。
1)新車の納車前に売却してしまう
2)もちろん少しでも高く買い取ってもらう為に、複数の業者に見積もりをしてもらう
3)面倒なので同日同時刻にみんな集まってもらって、競りをしてもらう
4)クルマは即引き渡すけど、新車が納車されるまでの間、無料で代車を提供してもらう
というもの。

最近はこういうことができるシステムが整っているようで、実にありがたいです。
ネットで申し込んで、向こうから連絡が来て、
で、手を挙げていただいた三つの業者さんが来週末に我が愛車を前に熱いオークションを繰り広げてくれることになりました。
いやあ、当事者だけどどういう感じになるのか、野次馬的にとても楽しみです。(・∀・)
一応先週新しい担当営業氏と初顔合わせを行って、その際に下取り金額を出してもらっていますが(なぜか契約時よりもいい金額でした。車検残減ってるのにね)、基本的には業者に売却する予定であることは告げてます。
「へっ。ウチの額より安かったなんて言って泣きついてきても知らねえぜ?」
的な?
もちろん、たとえ下取り額より100万円以上低くても買い取り業者に売却しますけどね。(いや、マジで)

さてさて、一体いくら上乗せされるのやら?
(あるいは下回るのやら?)

印鑑証明や納税証明、押印・記入済みの委任状も譲渡証明も全部用意済みなので超カモな客です、きっと。私。(・∀・)