趣味と暮らしにまつわる「モノ」に一喜一憂するブログ

★代車でロングドライブってどうよ? の巻 ~納車待ちの日々編 その11~

クルマ

V50の悪口……じゃなくて感想を書く前に、今回の走行データを(初出:2014/09/29)

総走行距離930km
高速道路 690km(内渋滞3時間)
一般道路 240km(内渋滞2時間)

平均燃費13.2km/l
一言:第二東名、速く延伸してくれないかなあ。つか、東名高速の三ヶ日JCT~音羽蒲郡間って……滅びればいいのに!

あ、富士山に行ってきました。

「世界一汚い山」として有名な富士山。
あまりに汚い山なので、自然遺産としては却下されたとか。仕方が無いので文化遺産で登録。
関係各位には申し訳ないが、敢えて「恥を知れ」と言いたい。
自然遺産で登録出来るようにして再チャレンジをすべきだろう、と。
日本人としてマジで恥ずかしい。
しかも「条件付き」だそうで、2年以内に条件をクリアしなければ「取り消し」もあり得るという異例さ。
色々根回ししてゴリ押しで登録させたけど、とうていクリアできそうもない条件が付けられたというオチ。
イコモスの条件をサラっと読んだだけですが、まあクリアは無理そうですね。
そもそも静岡県と山梨県で山開きの日の折り合いすらできないような体たらくですから、あとは推して知るべし。
クリアはムリなので、政治力でお目こぼしや期限の大幅延長などについて働きかけているのだとかいないのだとか。

そもそも入山制限も名ばかりで「協力金」という名目で制限しようとしても強制ではないという玉虫色の判断だそうで、話を聞くと実体がひどい。
個人を主体とする登山者は払っている人も多いそうですが、ツアーバスは添乗員がお客に対して「あんなの、払う必要はありません」と言っているのだとか。主にアジアからの外国人ツアーの添乗員らしいですが、日本人ツアーでも似たようなものらしいです。
その徴収方法も山梨県と静岡県では対応が違い、九時五時でしか徴収しないのであとの時間はタダ、みたいな登山口と24時間徴収しているところと。
つまり同じ山に登るのに、登り口によって値段が違う(?)という状況だそうで。
最悪なのはその入山料。使い途はそれぞれの県に一任なのだとか。
いや、マジで世界遺産とか取り消した方がいいんじゃね? と思います。
マジで。

ちなみに富士山って登山する山としては個人的に最低の山だと思っています。
二度と行きたくありません。
ある程度有名処の山の中でも、あんなに面白くない山も世界中に存在しないんじゃないでしょうか?
面白いのは1合目から5合目あたりまで。ツアーの人が登る5合目以上はただの瓦礫と登山者の長蛇の列。
登山する山としてはマジで勘弁して欲しいロケーションです。
得られるのはせいぜい「日本最高峰の山に登った」という自己満足。
もちろんその自己満足こそが大事なのだと言われると返す言葉もありませんが、富士山程度の標高などお散歩気分のハイキングができる所が世界にはあります。そっちは瓦礫と断頭台に向かう死刑囚の列のような渋滞もなく、マジで面白いと思えるコースが多いのでどうせ自己満足を得るなら「オレは富士山を見下ろすところをハナクソほじりながらさんぽしたよ」と言う方がいいんじゃないかと。
私は後者の人間です。
そもそも富士山は信仰の山なのでお手軽ツアーで下はカットして5合目から失礼、なんていう行為自体が失礼じゃないかと思います。

「富士山なんて絶対つまんないからヤダ」という私を両親と同居人が拉致して無理矢理連れて行かれたので一度だけチャレンジしましたが、案の定5合目から上の荒れ地というかガレ場というか、道中のあまりのつまらなさに8合目の山小屋に着く頃には高山病で何も出来ない状況になり、単身で下山しました(後の3名は無事に最高峰に立ち、ご来光を見たそうです)。
それまで4000m級の高地でさえ平気だった私が、たかだか3000m付近の標高なのに、富士山に限っては高山病でマジでダウンしました。これは精神的なものが大きく作用していると考えざるを得ません。
そう「ツマラナイ登山」だと簡単に高山病になるんですねぇ。
根性論じゃないですが、イヤイヤながら山に登らない方がいいですよ、マジで。

えっと。何の話でしたっけ?
そうそう、富士山なんて登山しちゃイケマセン、信仰されている方に失礼です、という話でしたね。
で、失礼な奴らは富士山の天辺でご来光を「見下ろし」て手を合わせるそうで。
神様を見下ろして、手を合わせる。いいですね。尊大なところが素晴らしい。見習いたい。(・∀・)
ちなみに氏子さんたちはギリ見上げる所でご来光に拝し、頂上に登ってぐるっと火口を参るそうです。
で、神様を見下ろすエライ方々は、富士山をゴミ箱だと思っていらっしゃるそうで。
タバコは当然のこと、最近では平気ですウン◎をするアジアからの外国人のお客様が増えたそうで。
さすが世界遺産です。
入山料は払わない。日本の地元信仰の神様を見下し、清涼な空気をニコチンで濁らせ、あまつさえ汚物をぶっかけて去っていく。
さすが世界遺産です。

と言うわけで富士山の清掃ボランティアに参加して参りました。
代車のVOLVO V50で。
というお話でございました。
ボランティアに手を挙げておいて「代車なのでパス」と言えるはずもなく(実は言いたかった)、カーナビどころかクルーズコントロールすらついていないV50で「仕方なく」出かけたわけでございます。

なので、取りあえずカーナビは出発前日に買って取り付けました。
もちろんポータブルナビです。
年落ちの在庫品を格安で買うか、最新地図が入った2014年版を買うかで26秒ほど悩みましたが、ポータブルタイプの使い捨てカーナビは地図の新鮮さが命だな、と考えて泣く泣く最新版にしました。
購入したのは出発前日の夕方。会社帰りに家電量販店にてゲットし、夜のうちに取り付けました。
いやあ、簡単ッスね、ポータブルナビの取り付けなんて。
台座の両面テープ剥がして、ドライビングポジションからみて視界が妨げられない位置をダッシュボードで探って、そこに貼り付けるだけ。あとはシガーソケットにから電源引いて、そのケーブルを本体に挿すだけ。
ナビをダッシュボードに貼り付けるなんてみすぼらしいマネは自分の車ではしたくありませんが、代車ですからね。しかも一泊二日の間だけ。
あれこれ妙な場所を考えて、そこに取り付ける為のステーを用意するヒマもありませんから今回はみすぼらしかろうがなんであろうがないよりマシ、と自分に言い聞かせ、ダッシュボード上にドドンと貼り付けました。

肝心の性能ですが、VICS対応でもジャイロ内蔵でもない、単純にGPSだけを頼ったまさに使い捨てナビですが、結果としては充分以上でした。
欲を言えば電話番号検索や施設名検索があまり使い物にならず、結局住所番地の直打ちが必要だったこと(スマートフォンアプリではどれも電話番号や施設名で一発OK)と、特に高速道路で要らぬ表示が多くて、もっとシンプルな案内をして欲しいと思ったくらいでしょうか。
一泊二日の旅先使用だけですが、ポジショニングとルート検索自体は全く問題ないと思いました(もちろんトンネルでは静止しますが)。
それより走行中も操作可能なのがありがたいところです。
ええ、私は操作しませんよ。助手席の人間が操作するんです。
なので「助手席モード」的なボタンがあります。毎回起動時にどちらか選ぶのがウザいんですが使えないよりマシですからね。
高速道路を走っている時によくありませんか?
話をしていて急に思いついて「○○に寄っていこうか?」とか。
これが普通のナビだと立ち寄り地設定など不可能。
イヤならディーラーにナイショで? キャンセラ突っ込んで回避しろとか言われそうですが、純正ナビって弄りたくないんですよ。最近の輸入車の画面はInformationセンター兼ねてますからね。何かあったときにディーラーのサービスと揉めたくありませんからノーマルが一番なのです。

ところで一泊二日程度ならスマートフォンのナビアプリで充分だと考える方がいらっしゃるのではないでしょうか?
使い捨てナビとは言え、わざわざ一泊二日の為に買うとか、アホですか? などと突っ込まれた方もいらっしゃる事でしょう。
おっしゃるとおりだと思います。
スマートフォンのGoogleマップとかで事足りるでしょう。
個人的にはiPhoneユーザーがNAVIとして使うのであれば、GoogleMAPより標準のMAPの方が断然いいと思いますが……。
まあ、それはさておき私もここ1年半くらい、スマートフォンアプリを使ったカーナビ化を色々と模索してきました。いえ、いまだに模索中ではありますが、現時点では「時期尚早」というか「まだ早い」と考えていて、今回はポータブルナビを使う事にしました。
スマートフォンで何がダメなのかというと……
1)Android系はすぐに落ちる
2)iPhone6でも結局付けっぱなしにしていると熱で暴走&落ちる
つまり、落ちるんです。
アプリ自体はポータブルナビよりイイモノが既にあります。
あとはハードウェアの耐性でしょうね。
もちろんiPhoneのMAPは必要な時になるまでスリープしたり、省エネには非常に優れていますしたぶんMAPを使っている限りは熱暴走はなさそうです。
でも、カーナビってツーリング中はナビ画面を常時表示していたいんです、私。
普段の街乗りではナビ画面など出しませんけど。
画面に地図とか案内とか表示されているのを見るのが好きなんです。
だから必要な時だけ取り出してナビ画面をチェック、という使い方は個人的には邪道なんです。
だったら紙の地図見るよ、と。

そう言うわけで色々考えて、現時点では使い捨てのポータブルナビがセカンドベストであろうと思うわけです(ベストは各ナビ会社フラグシップ、つまり据え付け型のマジなナビ)。

そんなこんなで選んだのがyupiteruのYPL520。
http://www.yupiteru.co.jp/products/navi/ypl520/
(ちなみに日本では最近はあまり使用しない呼称ですが、ユピテルとはジュピター、つまりゼウスの事です)

YPL550という似たようなモデルもありますが、要するにワンセグ付きかそうでないかの違い。
我が家は車中のテレビなど不要なので一も二もなくYPL520。
と申しますか、我が家はそもそもテレビなど見ないライフスタイルなので。
車の中でテレビを見て、事故りたい方は550を是非。
あ、バッテリ内蔵なので持ち出しワンセグテレビ代わりになりますのでそういう用途が必要な方はYPL550はわずか数千円(実売で3000円くらい?)の差なので買って損はないんじゃないでしょうか。
というかそこまでテレビを見たい人ってワンセグ付きのスマートフォンとかケータイ持っていると思われますのでそっちの方がいいんじゃね? と思います。バッテリ内蔵とか言ってもせいぜい1時間ちょっとくらいしか見られませんし、ケータイよりでっかいですし。
より見やすい大画面の7インチモデルもありますが、敢えて5インチを選びました。
理由は、7インチだとでかすぎて、ダッシュボードに取り付けると視界を妨げて危険だからです。
私、視界には異常にうるさいんです。

というわけでカーナビ問題は解決。
問題はクルーズコントロールなのですが……。
私はこの30年、クルーズコントロールのついていないクルマなんか所有したことは……ありますが、それはセカンドカーだから。クルーズコントロールがあるクルマを途切れなく所有しておりました。
クルーズコントロール大好き! クルーズコントロール最高! な人間です。
もっとも使い処は限られているのですが、それでも同じ姿勢を取っている状況でガスペダルから足を下ろせる時間は本当に助かるんです。楽なんですよね。
特にこのV50のようなクルマでは。
なぜなら「ガスペダルを保持するのに結構な踏力が必要」なクルマだからです。
ガスペダルが重いくせに、たいして加速しない、というかつてのVOLVOらしい?(と私が認識している) キャラクタそのままのV50ですから、なんだかんだでアップダウンが多い日本の高速道路においては定速巡航(巡航はまあ、定速が前提なので頭痛が痛い、みたいな?)は結構辛いだろうな、と思っていました。

で、まさにその通り!
いやあ、想像以上にしんどかったです。
というか、低回転のトルクがないクルマって、私達にとってはもはや拷問です。
EVOQUEなんてガスペダルに対応する速度が実にリニアなので、それこそミリ単位で自由自在に速度コントロールができました(という感覚を味わえておりました)。
しかしこのV50。排気量が2400ccあってもNAエンジンなので絶望的に低速トルクがない。なので登りにさしかかる度に速度を保とうと思うとガスペダルを踏み込んでキックダウンか、強制的にシフトダウンして回転を上げ、加速するしかないわけです。
しかしV50のトランスミッションというのがまたズブいプログラムパターンでして、床を踏み抜く覚悟で蹴降ろさないとシフトダウンしません。80km/h巡航から70km/hに落ちたようなシチュエーションだと。
なので必然的に強制シフトダウンです。
もちろんステアリングにシフト用のパドルなんて生えていませんから、セレクタをいったんスポーツモードに入れて……つまり助手席側に倒してからコクコクと動かす必要があるんです。
長年パドルシフト付きのクルマに乗っているとこれがかったるい。
さいわい、「引いてシフトダウン」「押してシフトアップ」というおよそ普通の人間の感性に沿ったロジックだったのでまだましでしたが、これが逆のモノもありますからソレだと発狂してたかもしれません。
とは言え、パドルシフトのないATなんてもはやゴミだと言い切ってしまいましょう。
ちなみにVOLVOはパドルシフトの有効性を全く認識してい主要メーカーでは世界で最もおマヌケなメーカーで、搭載したのはビッグマイナーチェンジ後のXC60が最初、つまり去年の話だってんですから。
それを知った時、私は思いました。
「ああ、あと数年以内にVOLVOは消えて無くなるな」と。
まさかあのV40にはパドルシフトが間に合わず、R-Designでさえついてない、オプションでも選べない状況だとはツユ知らずでございました。
そう言えばV40CCをチョイスしなかったのもパドルシフトがない、というネガが一因でございましたっけ。

とまあ、パドルシフトもない、トランスミッション(AT)のプログラムがズブい、ガスペダルが重い、そもそもトルクがない、というV50は現代における高速ツアラーとしては落第点しかつかないでしょう。私的には。
まあ、もう退役されていて、現代のクルマではないので「勝手に無茶言うな」的なアレですが。

そう言えば……と、私はVOLVO V50のステアリングを握りながら思い出していました。
BMW E46の323iも近いフィーリングではあったなあ、と。
直列六気筒2500ccのエンジンフィーリング自体は抜群でしたが、基本的に下のトルクがないエンジンですから、登り坂などではシフトダウンを余儀なくされていました。
が。
BMWはATのプログラムが「VOLVOよりはわかっている」ものでしたし、何よりガスペダルが羽根のように軽かったんです。
シフトダウンはしょっちゅう必要でした。ロジックはVOLVOと一緒です。
右ハンドルなのに左ハンドルそのままのセレクタは本来ドライバー側に引いてスポーツモードにすべきなのに助手席側に倒してわざわざドライバーから「遠く」へ追いやってから操作させるという極刑モノでしたが、フィーリングも反応もV50の比ではありませんでした。
というか323iにはクルーズコントロール付いてたから高速ではそこそこ楽ちんだっただけかもしれませんが。もはや大昔の思い出ですし。

というわけで、V50。
このクルマだけを取り上げて「だから○○」と断定するつもりはありませんが、このクルマに乗るとホルボ・カーズ・ジャパンが年間6000台程度まで落ち込んだのは当然だな、と感じました。
V50が現役だった時代に、敢えてこのクルマを選ぶ理由が全くみつからないからです。
もちろん、デザインが気に入ったからと言えばそれまでですし、安全性はVOLVOが世界一だから、とどこで刷り込まれたのかそういう宣伝文句を盲目的に信じて疑わない頑固な人しか買わないのではないでしょうか。
一番多いのはずっとVOLVOに乗っていて、惰性でまたVOLVO車を選ぶ人かなあ。
ディーラーや営業氏の人柄が気に入って車をチョイスするというのは今では理解できますから、まあそういう感じなのでしょう。
でもクルマだけを取り上げてライバルと比較した場合、値段に相当なアドバンテージが無い限り&試乗をちゃんとした場合はこのV50を選ぶ人は相当な……いや、もう何ももうしますまい。
そう言うわけで、街中ではアクセルが重くてちょっと勘弁願いたいクルマだったV50ですが、長距離ドライブでは「AQUAの方がいい」と真剣に思えるクルマだったというお話です。

ああ、でも。
ワゴンだけあって積載性はいいですね。
自転車を2台積み込んでもまだ広大な空間が空いていて、お土産やらなんやかやを適当に放り込んでもまだまだ余裕だなんてEVOQUEではもちろん、我が家の過去のラインナップではそりゃもう考えられない積載量でした。V50のサイズでこれだけ余裕なのですから、XC60だと我が家的にはブラックホールもかくや! みたいな容量を誇るのでしょうね。

それから最後に燃費の評価を。
正直に申し上げますと長距離燃費は期待以下でした。
街中ではEVOQUEより30%もいい数値を叩き出しましたが、ロングディスタンスではEVOQUEにたいした差はつきませんでした。それでもV50の方が上ではありますが、両車の快適度が天と地ほど違いますので燃費の差などアドバンテージにもなり得ない程度です。

と言うわけでV50にそろそろイラっとしながら地味子の納車日の決定を待つ今日この頃であります。