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★【GPD Micro PC】ベストではない。だがブラボーだ \(^o^)/

にゃんばす~(^o^)

FF14ベンチマーク(漆黒のヴィランズ)のスコアは1650でした

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えっへん。(^^)/

しかもノートPC標準モードで。
えっへん。(^^)/

ええ、「設定の変更を推奨」って評価をいただきました。
えっへん。(^^♪

私はもうFF14のアカウントは持っていないので特に問題はないですけど、その用途を考えている人は素直にGPD WIN2を買いましょうということで。

あ、この画像はMicro PCのSSではありません。念の為。

◎キーボード配列と文字入力

文字打ちの基本となるいわゆる文字キー(アルファベットキー)については、過去最高に親指入力が快適なWindowsノートと言い切ってしまいます。
キートップの大きさがここまで確保されていると、ミスタイプしにくいのでとてもありがたい。
また、文字キーがいたずらに左側に寄っていないことも両手持ち、左右の親指での入力がやりやすい要因でしょう。

今まで使っていたGPD WIN2の場合、キーの大きさ(小ささというべきか)よりも、記号などの特殊キーが右側にごちゃっと集まっていた関係で、文字キーが左側に偏っていました。つまり左手はともかく、右手はシオマネキ的に相当大きくないと快適な両手打ちはできなかったのです。
でも、MicroPCだと筐体の大きさ(小ささ)と相俟って手の小さな女性でも楽に文字打ちができるのではないでしょうか。
私は手が小さい方ではないので、まあいい加減な憶測ですけど……。^^;

とはいえ、です。
個人的にこのままの状態で使いやすいか? というとそうでもありません。
一番の問題はキーの絶対数が少ないことでしょう。
キーの数が少ないということは人によっては必要なキーがないということです。
それは例えば右のAltキーだったりアプリケーションキーだったりするわけですが……。

○PrtScnキーがない

いきなりかもしれませんがスクリーンショット用のキーをどれにするかが現時点での悩みです。
Windowsキーはありますが、残念なことにPrtScnキーがありません。
MicroPCには、他の人は使うかもしれないけど私は絶対使わない、というような「遊び」キーが一切ないのです。
スクリーンショットなんて一般的にはあまり必要とされちないかもしれませんが、私にとっては多用する機能なのです。

なお、当然ながら?InsertキーもScroll LockキーもPauseキーもBreakキーもSysReqキーもありません。

○fn+のコンビネーションキーに割り当てられたものがが多い

必須のキーですら独立キーではなく、Fnキーとの組み合わせで割り当てられています。
例えばBackSpaceキーをDeliteキーと供用しています(Fn+BackSpaceでDeliteになる)。

つまり、Ctrl+スペース+Deliteというキーセットは、Ctrl+スペース+Fn+BackSpaceという4つのキーを使うことになるのです。

○IMEのon/off

GPD MicroPCは英語キーボードです。いわゆるUSキーボードというやつですね。
なので日本語入力のON/OFFキー(半角/全角漢字キー)がありません。
もちろん「無変換」も「変換」も「カタカナ」キーもありません。
もっとも私に限っては「無変換」も「変換」も「カタカナ」も使いませんのでそれらについては問題ありませんが……。

ちなみに「半角/全角」キーの代わりは、デフォルトだと「Alt+〜」となります。
でもMicroPCには右Altきーがないのでどちらも左手を使って同時に押さないといけません。
親指タイプ状態だとこれは罰ゲームレベルです。

GPD WIN2のようにキーが無駄にたくさんある場合は2キーなどめんどくさい組み合わせなど使わず、余っている(使わない)キーに「半角/全角」を割当って1キーでON/OFF制御をするのが合理的なのですが、前述の通りMicroPCは遊んでいるキーがありません。
言いかえると「半角/全角」に割り当ててあげられるような無駄キーがないのです。

なのでここは「Ctrl+スペース」を使うことにします。
これだと左と右の親指で担当を振り分けられます。
このコンビネーションの理由はDOSの時代から私は日本語のON/OFFはctrl+スペースキーでトグルしているから、という極めて個人的な理由からです。
とはいえ、この組み合わせを使っている人は多いのではないかと思っていますが……。特に私のように文字入力にダイヤモンドカーソルを使う人は息を吸うように日本語入力とアルファベット入力を切り替えられますから、そっち側の人用かもしれませんね。
このあたりは人により色々と都合があるとおもうので好きにしたらいいのではないかと思います。

だがしかし。
GPD MicroPCのデフォルト配列だと両手に持って親指タイプする場合、「Ctrl+スペース」がやや押しにくい。どちらも一番手前のキーなのでPC noホール度がやや不安定になるので頻繁に使うとなるとちょっと苦しいかもしれません。
思考が途切れるような操作できるだけ避けたい……ということで、ダイヤモンドカーソル使いが普通のPCでやっているキーアサインの変更をこのMicroPCでも取り入れることにしました。
すなわち、ctrlキーとcapslockの入れ替え、Aキーの左がCtrlキーというアレです。

ちなみに私がWindowsでキーアサイン変更に使っているツールは「Change Key」というオンラインソフト。
単機能ビジュアルインタフェイスのレジストリエディタのようなものなので非常駐型なのが気に入ってます。
今まで不具合など感じたこともないので信頼して使っています。

窓の杜
「Change Key」非常駐型でフリーのキー配置変更ソフト

◎インタフェイスのフィーリング

具体的にはキータッチやマウスボタン、タッチパッドの操作性などについて。

○キータッチ

親指タイプでキータッチを熱く語るというのはなんか違う気もしますが、スカスカではなく、コチっとした押下感がちゃんとあってタイピングが楽しく感じるキーボードです。
つまり結構気に入っています。
人によってはもう少し柔らかいタッチのほうが好みかもしれませんが、どのみち何時間も連続してタイピングするようなデバイスではないと思うので個人的にはある程度の硬さが合ったほうがいいと思います。
なので現状では満足です。

○タッチパッド

位置といい、操作性といい、今の所文句なしです。
敢えて注文すると、表面の感触にもう少ししっとりとした物が欲しいところ。
具体的にはmacbookのようなガラス質のフィーリングですが、まあ、デバイスのコンセプトを考えると「何いってんのコイツ?」的な要望ですよね。
なので「敢えて言えば」です。
プラスチッキーではありますが、基本的には悪くはない、という感じです。

○マウスキー

MicroPC自体のサイズと、右手で操作するタッチパッドと左手で操作するマウスボタンの位置関係とが醸し出すバランスは「こういうのが欲しかったんだよね」と思わず口に出してしまうほど良好です。
欲を言えばマウスボタンにもう少しカチっとした剛性があると上質なフィーリングになるとおもうのですが、まあ、そういうデバイスではない、と。^^;

いや、これも実に使いやすいです。

◎ディスプレイがちょっと惜しい

最初に思ったことは「これでノングレアだったらな」でした。
これについては保護フィルムで調整する方向でいいかな、と思っていますが。

○表示品質は良い

発色やパッと見たカラーバランスも特に問題はなく、充分以上な、つまり高品質なディスプレイだな、と思いました。
そもそもこれで写真のレタッチなどをやろうとは思わないのでCMS(カラーマネジメントシステム)がどうのこうのという切り口で評価するのはちょっと頭がおかしい人がやることでしょうしね。

○180度まで開かない

そんなことよりディスプレイでもっとも残念なのは、その開く角度です。
昔のレッツノートのように、途中で止まるのです。
※レッツノートについてはかつてとある場で中の人に強く要望したことがあります。最初は理解してもらえなかったのですが「こういうときにこれでは足りない」とって実際に実演したところ「なるほど」と言っていただき、翌年モデルから180度開くようになりました。もちろん私の意見が即採用されたということではなく、内部で検討したり、その後リサーチして同じ意見の人が結構居たね、みたいな感じで考慮項目としていただいたのでしょうね。

で、Micro PCですが、これが180度まで開かない。
というか、180度までかなり遠い。

もちろんデスクの上に置いたりするとこの角度で問題はないと思います。また電車などでシートに座っている時や立って使う時などはあまり問題とも思いません。
でもこの仕様ってエンジニア用、もしくは作業用PCとしてはどうなんでしょうか。
壁掛け的に引っ掛けて使う、なんてことはあるんじゃないでしょうかね?そのために裏面に取り付けようのボルト穴が空いているわけですし。

後ろ側に高さ(幅?)のあるRS232CなどのIOを詰めすぎた関係で、ヒンジを後部端に配置しにくかったのでしょうね。
なので出っ張りを作って上部の途中あたりにヒンジを持っていくしかなかった。
どうせでっぱっているのだから、もう少し出っ張らせていいから角度を確保してほしかったなあ、というのが正直な感想で、つまり残念です。

レッツノートではないですが、後継機では実現してほしいところですね。

ということで、ディスプレイ関連の評価はこの辺で。

Natsumi Amagase

【文書作成の以来、歓迎です】 口は悪いが愛はある? モノ好き(「物好き」ではない)のフツーのサラリーマン。 主にデジタルガジェット、時たま家電ネタが中心です。最近はややもすると自転車ネタに流れる場合も。 お問合せ先:natsumi%mono-ludens.com ※%を@に変えて送付してください

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