2018年8月23日は記憶に残る日になりそうです
何しろ「あのNikon」が135版フルフレームのミルクス(MILCS)の全貌を発表するらしい
特設サイトでは「その日」までのカウントダウンがおこなれています。
以前から噂されている、というかほぼ確定しているニコンの135版フルフレームのミルクス(MILCS=Mirrorless Interchangeable Lens Camera System)が、8月23日にそのヴェールを取り払うそうな。
特設サイトにはこんな煽り文が。
ニコンF発売以降、
受け継がれてきたニコンFマウント。
その技術とDNAを継承しつつ、
新たな高みへ。
これだけ読むとFマウントと互換性があるんじゃね? と思わなくもありません。
が。
継承するのは「技術とDNA」であって「規格」とは書かれていません。
「技術とDNA」なんて、要するに詭弁でしょうね。
まったく新しい、もちろんFとは違ってモダンな、つまり口径のでっかい新マウントが発表されることでしょう。
二軍に作らせたNikon 1シリーズはもはや「なかったもの」として、「これが本当のNikonのミルクス(MILCS=Mirrorless Interchangeable Lens Camera System)ですよ、という感じでシレっと出してくるのでしょうね。
中途半端な基本性能で、なんか煮え切らなかったNikon 1シリーズと違って、Fマウントシリーズ一眼レフのリプレイスとして本気のものが出てくるに違いありません。
個人的に楽しみなのはFマウントユーザー(大半は年金暮らしをしていらっしゃると思われます)向けの言い訳……じゃなくてメッセージ。
もちろん新しいシステムにはものすごく期待しています。
「大山鳴動 ネズミ一匹」、具体的には「でっかいNikon 1」だったら笑っちゃいますけど、今度は一軍の顔色を伺って本気を出せなかった二軍プロダクトではなく間違いなく一軍の正規Nikon品でしょうから、まあそれはないでしょう。。
現在、ほぼSONYが独占しているこのセグメントですが、先に名乗りを上げたのはキヤノンではなくNikonでした。
どこへ向かっているのかさっぱり見えないSONYのαもまあ、アレはアレで悪くないと思うんですが、Nikonらしくじじむさくもかっこいいデザインを期待していますけど、シルエットだけ見ると良くも悪くも「DNA」とやらを感じますね。