にゃんぱすー(*’▽’)
私は毎日のように考えてます。
次のクルマのことを考えているうちは絶対ボケないんじゃないかとボケたことも考えてます。
あ、何度も行ってますけど今乗っているMacan GTSのどこかが気になっているとかそういうことは基本的にございません。
というか、めっちゃ気に入ってます。買った時比で300%お気に入りです。
個人的にもうこれ以上楽しい車には出会わないんじゃないかな、ってなくらい気に入ってます。
ただ、私は一台のクルマと添い遂げるというマインドがない人間なんです。あれもこれもと欲張ってしまう系クルマ好きなので新しい車を買った瞬間から「次のクルマ」を夢想してしまうのです。
※記事中の画像と私の「次のクルマ」「アガリのクルマ」との整合性は特にありません。
まだまだ先の話には違いありませんが、最近はこれを考える時があります。
自分自身では客観的かつ合理的な思考の持ち主だし、返納しなければならない時が来たら問題なく返納するに違いない……とは思っているのですが果たして本当にそんなに割り切っちゃうかな?とも思います。
なので自分で「こうなったら返納する」というルールを決めておくことにしました。
うっかりミスで3回事故ったら返納する、みたいな感じの自分ルールですね。
って、3回も猶予があるのかよって話ですけど、もちろんそれは自分ルールではありません。
いろいろ考えた結果、主観が混ざるジャッジで判断しようとしても「その時」になったらあれこれ理由を付けて否定してしまう可能性があるだろうってことで、結局100%客観的な年齢を基準にすることにしました。
私は限界を80歳としました。
もちろんこれも「その時」がきたら「まだ全然平気だから」と先延ばしにする可能性はありますしその行動を否定できません。
なのでガチガチに決めてしまうのではなく「一応の目安」「でも基本的にはそうしよう」的なものとしました。
人間、目標があると行動計画を立てやすいですからね。
ゴールが80歳と決まるといろいろと落とし込みができるようになります。
「最後のクルマ」はともかくとして私の場合はまず「アガリのクルマ」の輪郭を描くことに成功しました。
来年日は違うクルマを想定しているかもしれませんが、クルマ定年80歳を想定してからこっち、今のところブレずにいます。
今のところ次の次の次のクルマをソレにしようと考えています。
早ければ次の次のクルマになる可能性がありますが、それは私の健康寿命に寄るものになるでしょう。
で、アガリのクルマは何かって?
もったいぶっているわけではありませんが経済的な問題もありますし、現実味があるかどうかも含めてそれはまたおいおい別の記事にて報告していくことにします。
今回の本題は「アガリのクルマ」ではなく「次のクルマ」です。
その話をしましょう。
クルマライフ定年を80歳と決めたことで「後何台乗れるだろう?」という漠然とした自問に対する回答が具体化してきた気がします。
80歳でキーを置くわけなので1台当たり5年乗るとしたら最後のクルマは遅くとも75歳で買うことになるでしょう。
単純に1台あたり5年と考えるとその前に乗り換えるのは70歳。その前は65歳ってことになりますよ。
つまりそのペースだとあと3台。
それが「後何台乗れるだろう?」という問いに対する答えになります。
あまり現実的ではないですが3年で乗り換えるとしたら6台くらいイケそうですけど……。
もちろんそもそも80歳まで私が生きてるのかどうかはわかりませんが、しぶとく生きているという仮定で話をさせてくださいませ。
そう考えると5年刻みなので来年買い換えるのがわかりやすいパターンじゃないですか。
Macan GTSは気に入ってますけど、ここはひとつ3年、つまり車検を一つのタイミングとして乗り換えることにしようかな、と。
実はこれについては前回の記事にも書きました。
ただこの時は「車検を受けた後に車種選定を行う」というものでしたが、今回はこれが「車検までに車種選定をして発注も行っちゃう」と、前倒しになったのです。
2025年に乗り換えたら2025年だし私は65歳。その後は予定どおり5の倍数年ごとに乗り換えればそれは美しい設計図?なのではないかと。
5の倍数年に乗り換えると決めておけばわかりやすいじゃないですか。
中途半端に2026年とかに買い替えると次は2031年です。ボケてくるとあれ?次の乗り換えはいつだっけ?なんてことになりますからね。
少ししらべたのですが最近はだいたいどの車も納期が1年くらいだということを知り、どうせ乗り換えるつもりなんだし、だったらもうキリのいい2025年でいいんじゃね? と思って前倒しを決断したのです。
これは妄想に掉させたというよりも人生設計が固まって来たととらえるべきではないでしょうかね?
こうして私の「構想3年:次のクルマプロジェクト(?)」は妄想段階から具体化へと大きく舵を切ったのでした。
「次のクルマ」ですが、実はコレ、もう決めています。
なのでこれはそこへ至る「妄想段階」を演繹する話になります。
暇を持て余している方はぜひ最後までお付き合いくださいませ。
実はこの「注文前倒し」に至った背景には大きな出来事がありました。
これがなければ当初の予定通り?来年の車検のタイミングギリギリまで「次のクルマ」を妄想し続けていたに違いありません。
その出来事とは私の(というか私のマンションの)駐車場事情に大きな変化があったのです。
私のマンションには自走式駐車場棟がありまして、当然そこにはいろいろとルールがあります。
主なものはサイズと重さ。
長さ的には5mを超えるものはNG。
重さは「車両総重量(車両重量ではない)」が2000kg以下となっています。
私の駐車ブースは地上一階でして、地上一階だけは地面ということもあり「車両総重量」のリミットは2500kgまでに緩和されています。
車両総重量とは車両重量に55kg×乗車定員を加えたものです。
Macan GTSだと2060kg+55kg×5=2335kgとなり、2階以上のブースでは不可1階ならセーフという感じです。
もっとも2階以上だと2060kgは車両重量でもアウトですけどね。
7人乗りのミニバンとかだと55kg×7とかになりますのでさらにつらいところですね。
で、ですね。
新築当時は良かったんですが、何年かたってこのルールを無視して重量級のクルマをとめる人が続出してきたのです。
乗り換える人はもちろん、引っ越してきた人が乗っていた車がそもそも重量級とか。
中でも一番タチが悪いのが分譲マンションですが賃貸としてる人もいますので賃貸マンションとして入って来た人のリテラシーが低い。「そんなのきいてない」「文句があれば貸主に言え」の一点張りで理事会の要請は完全に無視。
規約上では「止められない」つまり排除するような旨が記載されているのですが警察権があるわけでもなく強行されたらどうしようもないわけです。
それが一軒や二軒じゃないわけで。
この件は理事会でしばらく問題に上がりつづけました。
長い間議論して出た結論は「車両総重量」を「車両重量」に置き換えて運用するというもの。
ただし規約は書き換えず「運用の範囲」という理事会合意でおこなう、みたいなわかったようなわからないような結論に至ったわけです。
とはいえそこに至った理事会も大変だったと思います。
建物の耐荷重がありますからムリなものはムリという「排除するための客観的かつ合理的なデータ」を必要とした理事会は施工会社に「こういう問題が発生しているけど、実際のところどうなんだ?」と問い合わせた結果「相当なアロウワンスをとっているので多少のオーバーしても特に問題はないよ」という、これまたわかったようなわからないような回答が来たらしく「じゃあ車両総重量を車両重量に変えても問題なさそうですよね?だって駐車している車に人間が乗っているわけないんだから」的な問い合わせに「いいんじゃないスかね」的なややあやふやな言質を得て「規約は変えないけど運用としてはOKとする」みたいな感じに落ち着いたのでございました。
この決定を知った私が快哉を叫んだのは言うまでもありません。
そうなんですよ、たとえばアレです。1階の私の場合GクラスのG63はダメっすけどG400とかならオッケーなんスよ。乗りませんけど(買えませんけど)。
あとはアレです。ランクル300のVXでもオッケーなんスよ。変更後に早速買い替えた人がいましたけど。
というわけで車両重量2500kgまでのクルマがチョイスできるようになったわけです。
車種選びの幅が大きい方に広がったことで選択肢が飛躍的に増えました。
「次のクルマ」に関しては6:4くらいでBセグやCセグに行く、つまり「ダウンサイジング」の方向に傾きつつあったのですが「大きいヤツ」の選択肢が増えたことで気持ちは完全に「一度は乗りたいEセグメント」の方に傾きました。
「あと何台乗れるだろう」的なことも具体化してきたことで「大きなクルマはまだ感覚がちゃんとしているうちに載っておいた方がいい」「これはアレだ。Eセグに乗れという神のお告げだ」などという自分を肯定するワードを持ち出しまくって心はEセグで固まったのです。
ここまでBセグやCセグで私の心をわしづかみにするクルマがなかったということでもありますね。
ここで初心に戻って改めて我が家がクルマに求める要件を冷静に、きちんと、しっかり認識した上で車種選びをすることにしましょう。
10年前なら2ドアでもオッケーでした。
現に11年前には2ドアのEvoque Coupeを買いましたからね。
でも今は親の介護や介助などが「日常」に組み入れられていますから2ドアの選択肢はあり得ません。
都市部においても最低地上高の確保は重要です。
昔は車高は低いほどいいと思っていた時期もありました。見た目もそうですけど私はそれよりも物理の法則を重視していたからです。いわゆる「走る・曲がる・止まる」というビークルダイナミクスのうち「曲がる」に関して重心が低い方が安定しているからです。安定=安全につながるという考え方ですね。
なので以前はクロカンとかSUVという車種をバカにしておりました。
でもEvoqueが発表されたとき、webサイトの写真を見てそのスタイルに一目ぼれしてそのバカにしていたSUVを買っちゃった私は自分の単純思考を恥じました。
自動車メーカーはそんなことはちゃんとわかったうえで基本設計やテクノロジーなどを駆使して頑張ってネガをつぶしていたんです。
そして最低地上高が高いことで生じるデメリットよりも私の場合は得られるメリットの方が大きいことに気づきました。
一番はスキー・エクスプレスとしてのそれこそ「物理的」な生き残り性能ですが、都市部でも車高が高いことにより得られる……というか助かることが多いんです。
車止めの高さに気を使うことはありませんし、駐車場施設から道路に下るアプローチでアゴを擦る心配は皆無。
SUVに乗り始めてからこっち、高さに関する事に気を遣うことがほとんどなくなりました。
あとは最低地上高の話ではありませんが、ドライビングポジションが高い位置にあることによるメリットも外せないと考えています。
通勤やご近所徘徊のような短時間の使い方だと「どうせ前なんてトラックで見えないんだし」的などうでもいい話になりますが、我が家の場合は長距離クルーザーとして軽巡洋艦的な使い方、つまりグランドツーリング用途に合わせたクルマ選びをしたいわけで、そうなると一度味わった視点の高さによる見晴らしのよさから得られる「疲労度の少なさ」は外せないところです。
工夫すればロードバイク2台詰めるクルマは星の数ほどあります。それこそフツーのセダンでもOKです。
軽自動車でもスーパーハイトワゴン系ならお茶の子さいさいでしょうし、フリードやシエンタクラスの小型ミニバンなら楽々でしょうね。
なのでこの項目についてはあまりハードルは高くないと考えております。
ただし「工夫を凝らす」のではなくできるだけ楽に積載したいとは思っています。
具体的にはMacan GTSより楽だったらいいな、と。Macan GTSの場合は結構ムリヤリ感があるので次はもう少しラゲッジに余裕があるタイプが望まれるわけです。
あと何年ロードバイクに乗れるのかはわかりませんが、少なくとも「次のクルマ」ではロードバイクを積んでグランドツーリングを楽しみたいのです。
私的には燃費がいいより航続距離が長い方が助かります。
極端な例を挙げるなら、1リットルあたり20kmも走るけどタンク容量が30リットルしかないクルマより、1リットルで5kmしか走らないけどタンク容量が200リットルあるクルマの方を選びます。理由は給油が面倒だから。あとグランドツーリング中にガソリンスタンドを気にする時間がバカバカしいからです。
同じ理由で現時点ではEVは私の選択肢にはカスりもしません。
とまあこんな感じでしょうか。
要するに「次のクルマ」もSUVで決まりということですね。
Evoque Coupeから始まってMacan GTSまで4台続けてSUVですが5台目もSUVになりそうです。
事程左様に私にとってSUVは相性のいいモデルということです。
いくつか要件を並べましたがSUVならどれを選んでもほぼ要件はクリアしていることになりますね。
あとはどのSUVを買うか、です。
でもコレ、実は駐車場問題が緩和されたことでほぼ決まっているようなものなんです。
つまりMacan GTSを購入する前に考えたけど駐車場問題があって諦めた車が復活するってことですからね。
Macanはなんというか一目ぼれならぬ一乗りぼれで要件を後付けして割り込み購入したような衝動買い系でしたけど、その時の「暫定本命、でも駐車場問題があるので没」が俄然輝き出した感じです。
そんな感じで懸念事項はあるものの同居人とのコンセンサスは取れているので反対票もなく、今回はけっこうすんなりと「次のクルマ」が決定しました。
決定したら即行動です。
発注を遅らせるという選択肢はありません。人生の無駄ですからね。
というわけで予約してディーラーへ足を運びました。
つづく(FF14風に)