やっはろ~(*^^*)
さて、問おう。
人に依る?
ちっちっち。
実のところこの問いに対する決定稿的な回答は既に存在しているのです。
それも、太古の昔から存在している回答なのです。
あれはそう、たぶんAppleのiPhone 3Gが日本で発売された時の話です。
ではその回答とは?
「必要じゃないけど、あってもいいね」
すみません。^^;
でもあれです。
そう。
この回答は物理キーボードを廃することからスタートしたiPhoneというスタイルを歓迎しつつも、それが100%正しいなんて思っていない人(つまり私)が導き出した玉虫色の結論。
意訳するとこう。
「スマートフォンは色んな種類がある方が楽しい」
個人的にはタッチパッドより物理キーボードの方が好きですけど、じゃあ物理キーボードがないスマートフォンは使わないのか?というとそうじゃないですしね。
実際問題として物理キーボードがついているスマートフォンなんて「昔の栄華が忘れられない」BlackBerryくらいしか作ってませんしね。
言い換えると(私を含めて)「一定のファンはいるけれど……」という状態でしょう。
さて、物理キーボード好きの私としてはとにかく物理キーボードがついていれば絶賛するかというとさにあらず。
物理キーボード最大の欠点はキーボードの変更ができないこと。つまりそのキーボードが気に入らないとそのスマートフォン全部が×になってしまうのです。
一方のタッチパッドタイプのスマートフォンは、どうとでもなります。
好きなキーボードを探して使えばいいだけですからね。
実際問題、BlackBerryを何種類か使ってきた私はキーボードが私の運用スタイルに合わず、どれも短命でございました。
とは言え、物理キーボードは好き。
でもBlackBerryのキーボードは私にはどれもイマイチ使いにくい。
じゃあBlackBerryじゃないヤツならいいんじゃね?
ということでチョイスしたのがunihertzの物理キーボード搭載android OS スマートフォン、Titanです。
いわゆるクラウドファンディングで出資者を募るという、よくあるアレで売っている(た?)スマートフォンです。
なのでキャリア系でもなんでもなく、グローバルタイプのいわゆるSIMロックフリー端末でございます。
unihertzは会社名。
Titanが製品名です。
unihertzといえば、アレですよ。少し前にデジタルガジェット・ジャンキー周りでちょっと話題になったミニサイズ・スマートフォン、Atomを世に送り出してくれた? China系スマートフォンメーカーです。
ちなみにunihertzは「ユニハーツ」と発音するのが正しいようなのですが、私はずっとスペリングを見て単純に「ユニヘルツ」だと思いこんでいたので、いまだについつい「ユニヘルツの~」なんて言ってしまいます。てへ。^^;
さて、そのユニハーツの最新スマートフォン、Titanの大きな特徴はつぎの2つに集約されるでしょう。
1.BlackBerry風の物理キーボードを搭載していること。
2.(4.5インチというちっぽけな液晶しか無いくせに)スマートフォンとしては最大級とも言えるくらい、でかくて分厚くて重いこと。
「スマートフォンはある程度小型軽量じゃないとダメだろ? でかくて重くてもいいなら、ハンドヘルドPCでいいんじゃね?」
無粋!
ンなこと言うのは無粋! 無粋の極み。
少なくともそんな事を言う人を「デジタルガジェットジャンキー withキュリオシティ」とは呼べません。
「デジタルガジェットジャンキー withキュリオシティ」は長いので「ガジェッター with キュリオシティ」以下さらに略してGWC。
すなわちスマートフォン+物理キーボードのカップリング(?)はGWCのロマンなのです。
とはいえ、当然ながらヘンドヘルドPCの、例えば私が使っているGPD Micro PCよりでかいのはさすがにスマートフォンメーカーとしての矜持を疑いますので、常識的な範囲であればオッケーでしょう。
というか、おそらくこの業界(どの業界?)では古参であろう私に言わせれば「ガジェッターたるもの、守備範囲は広く持つべし」と言うしかございません。
さて、ではTitanがどれくらいでかいかと言うと、こんな感じ。
私が現在メインで使っているiPhone XS Maxと、サブ機のXperia XZ1 Compactとを並べてサイズ感の違いをチェックしてみました。
上から見るとわかりにくいですけど、Titanはめっちゃ分厚いです。iPhone XS Maxの二倍くらい?
それからご覧の通りで形が独特ですね。
フットプリントは一般的なスマートフォンっぽいレクタングルではなくヘキサゴン、すなわち六角形の変形型です。
背面のカメラ部分の造形を含め、このヘキサゴナル・デザインは中二病マインドをススススッとくすぐってくれます。
ええ、Titanのデザイン、私は大好きです。(^o^)
で、そのTitanですが……。
Titanというと、アレですね、Appleファンならご存知でしょうけど、例の頓挫しちゃった自動運転プロジェクトの名前ですね。
失敗ネームなので実は個人的にあまりいいイメージがない……なんていう話はおいといて……。
Titanはタイタンというか、チタンで、22番目の元素番号を持つチタンの事。
もしくは土星の衛星の名称……まあ色々ありますが、このスマートフォンの名称は神話由来ということでしょう。
だって「名は体を表す」ですから。
ギリシア神話のタイタン、あるいはティターンといえば例の神族。しかも巨人族です。
つまり「ええ。ご指摘どおりコイツはでかいですけど、それが何か?」という開き直りを込めたネーミングにすることで、ツッコミバリアとしたのでしょう。
もともとタイタンは土星の最大の衛星だったから「タイタン」と名付けられたのでしょうからね。大きいものはタイタンなのです。
日本だとタイタンはトラックの名前だし。軽自動車には付けませんよね。^^;
ちなみにタイタンは我が太陽系で二番目にでっかい「衛星」で、一番でっかいのは木星の衛星、ガニメデです。が、ガニメデは特に巨人ではありません(あのSF小説は別)。
閑話休題。
なんだかんだで大きさ重さを養護している私ですが、ぶっちゃけ、ここまででかいとさすがにサイクリングに持ち出せません。
私がサイクリングに持ち出すスマートフォンの大きさは、サイクルジャージの背中ポケットに収まるサイズまでと決めています。
具体的には今使っているバイク用のポーチに収まるサイズまで。
具体例をだすと、iPhone XS Maxくらいがだいたい上限となります。
もちろんTitanもバイクポーチに入れずに裸のまま使うのであれば、ジャージのポケットに普通に収まります(もちろんジャージにもよる)。
でもポケットから出し入れする時に落とすことを考えるとチョイスしたくない運搬方法なのです。
ええ、私ってけっこう粗忽者なので、落とすことを前提に考えちゃいますから。
では改めてこのドカベン系スマートフォン、unihertz Titanの概略を簡単に説明しましょう。
まあ「概略」を「簡単に」説明すると、ほとんど何もわからないかもしれませんので、底はそれなりに。^^;
BlackBerry Passportというモデルがありましたが、まあ、アレの亜流もしくは進化版と考えてもらっていいのかもしれません。
これがないとね。
これもそうじゃないと。
ほぼスクウェアなディスプレイ。
使いやすいかどうかは評価が分かれるところ。
あと、電子書籍読むには小さいのが懸念材料です。
ただし、2つ目はMicro SDカードと排他仕様
ちょっと使えねーなーって感じ? と思う人もいるでしょうけど、個人的にDUALスロットは不要。なので問題なし(今の所)。
IP67。
今使っているiPhone XS Maxより等級は低い(XS MaxはIP68)ですが、それでも要するにお風呂場でいじって遊べるってことですね(湯船に浸して使うという意味ではない)。
iPhone XS Maxは3174mAh。GPD Micro PCは6200mAh。
筐体やOSが違うので単純に保ちがどうのこうのという比較はできませんが、Titanのバッテリ容量は大きい、しかもかなり大きいということがわかります。
まあ、筐体でっかいしね。でも、GPD Micro PCとトントンだと思うとものすごい大容量なのは確か。
おっしゃー!(^o^)
まあ、iPhone XS Maxも対応しているのですが。
今更これじゃないと買う気にはなれませんよね。
iPhone XS Max並だとほぼ快適。
実力やいかに。
冬場は外出する時はマスクを常時かけているので顔認証機能は基本的に×。
なので冬場というかマスク対策として指紋認証が使えるのは◎。
このブログでは何度も書いてますが、個人的にはスマートフォンのカメラなどどうでもいいです。
顔認証がちゃんと動作してQRコードがきちんと読めれば全く問題なし。
アンドロイドペイが使える。
まあ、今出るモデルですから当然ですね。
詳細は不明ですが、要するにプログラマブルな物理ボタンがあるようです。
Titanに限りませんが、android系はこういうのがあるのが便利です。
CPU:Octa Core(コア数のみ公表。値段を考えるとSoc能力はかなり怪しい)
メモリ:6GB
ストレージ:128GB
サイズ:153.6×92.5×16.65mm
重量:303g
OS:Android 9.0
Bluetooth:4.1
GPS:○
最初に結論を書いてしまうと、Titanを買ったのはあくまでも「GWC」的なスタンスであり、決して私のメイン・スマートフォンであるiPhone XS Maxの代わりにしようなどとは考えていません。
理由はいくつかありますが、最大の理由は「ディスプレイが小さいから」です。
私には、事情が許す限りディスプレイ画面が大きいスマートフォンが必要です。
理由は通勤時間にkindle端末として使うからです。
正直にいってiPhone XS Maxのディスプレイでも小さいのです。言ってみればこれ以下だと辛い。故にTitanごときのディスプレイがiPhone XS Maxの代わりになるなどありえないわけです。
もう一つの理由は処理速度。
iPhone XS Maxは口幅ったい言い方を許していただけるなら「ハイエンド・スマートフォン」です。
一方のTitanは「下の上」くらいの処理能力なのではないでしょうか。
一応両者をベンチマーク的な数値で比較すると次の通り。
要するに私にとってTitanはセカンド・スマートフォンになるかならないか、というところなのです。
Titanを買った人の多くは比較するセグメントこそ違うかもしれませんが、私と同じような考えで手を出したのではないでしょうか。
簡単に言うと「面白そうだから試してみたい」ですね。
「試して」みて、実際どのポジションに収まるか、はたまた収まらないかは使う人の考え方次第ということになるのでしょう。
もちろん試してみて「メイン・スマートフォンとして使える!」と思う人が出ても不思議ではないと思います。
メインは無理ででしょうけど、セカンド・スマートフォンとしての機能はTitanでも充分です。
問題は、同じ機能ならXperia XZ1 Compactの方が小型軽量である事。それも圧倒的に。^^;
加えて処理能力もXperia XZ1 Compactの方が数段上です(たぶん)。
それでもリプレイスを考えているのはなぜかというと、現時点でのXperia XZ1 Compactの用途を考えるとイケるんじゃないかと思っているからです。
その用途とは?
ズバリ、ミュージックプレイヤーとして、です。
私における「セカンド・スマートフォン」の立ち位置というか用途はこんな感じ。
「そんなの、メインのiPhoneでやればいいじゃん」と思われるかもしれませんが、iPhoneはLDACに対応しておらず、BTヘッドフォンで運用する場合に音質面で論外なのです(個人の感想です)。
あと、PlayerじゃなくてあえてKEGと表記したのにもワケがあって、「持ち歩けるMUSICファイル入れ」としての機能も有しています。ダウンロードした楽曲を加えたり、逆に色々事情があって音楽ファイルをPCなどにコピーしたりする際に外部ストレージに対応していないiPhoneはハンドリングがかなり悪いんです。android端末なら(例外はありますが)何も考えずにMicro SDカードを抜いてPCに挿すだけで済みますから。
「そんなの、メインのiPhoneでやればいいじゃん」と思われるかもしれませんが、iOS版のアプリに私の好みのものがないのですヨ。^^;
一概には言えませんが、どちらのOSも使っている私としては、Android系アプリのほうが多様性があって面白いと思います。
「そんなの、メインのiPhoneでやればいいじゃん」と思われるかもしれませんが、バッテリ消費や運用面での問題などもあってメイン機をWi-Fiルータとして使いたくないのです。
要するに入浴しながらナンプレして遊べる機能が必要です。
現在、これらの役目を負っている我がセカンド・スマートフォンはSONYのXperia XZ1 Compactで、実はiPhone XS Maxを買うまでメイン機として使っていたものです。降格人事ですね。^^;
現在、メモマシンはGPD MicroPCがその役を担っています。
しかしそれはいくら小さいとはいえフル機能のWindowsマシン。なので色々と冗長感とかいくら小さいとはいえスマーフォンよりでかいとか重いとか、そういう部分があって使う時にはなんだかんだいって「えいや」感を伴うわけです。あと物理的に常時携帯しにくいし。
Titanのキーボードがそれなりにタイピングしやすいのであれば、GPD Micro PCを持ち歩く必要がなくなるのでは? などと考えています。
要するに、でかくて重いTitanですが、GPD Micro PC + Xperia XZ1 Compactの合計よりは軽やかでしょう、ということなのです。
だがしかし……果たしてTitanは本当に思惑通りの性能を発揮して真の?サブ機になれるのかどうなのか。
そのへんをメインにインプレをお届けしたいと思いますが……。
そのは次回から詳しく。なので今回はとりあえず開封写真のみ。
あ、あと本当の本当の第一印象だけ書いておくと……。
「でかい」
「重い」
「でも無骨でちょっとかっこいい」
「触るといいもの感がある」
「ディスプレイ、ヴィヴィッドでキレイ」
という感じです。
というわけで続きを乞うご期待。