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★一回のサイクリングにかかる費用は?

はろはろ(^^)

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走ってますか?
冬休みも明けた最初の「普通の週末」の今日は結構な数のロードバイクとすれ違いました。そして追い抜かれました。
そろそろ走り始めって人が増えたのかもしれませんね。

さて、突然ですがこれからロードバイクを始めようかな、なんて考えている人に結構核心をついた質問です。

ロードバイクってお金がかかる趣味だと思っていませんか?

ええ、たぶんそのイメージは正解です。
思いっきり「機材スポーツ」してますから、イニシャルコストなんかだとランニングやジョギングとはケタが3つも4つも?違ってきます。
もちろん思い立ったらありあわせの服と靴で即始められる点ではランニングもサイクリングも同じなのですが、ここはいわゆるシティサイクルやママチャリやミニサイクルではなく「ロードバイクでのサイクリング」と限定しておきましょう。

で、その初期費用、いわゆるイニシャルコストについては今回はパスです。
買うバイクの予算が人によって違いますから幅がありすぎて……。あとここはランも同じかもしれませんが、ウェアとかも値段の幅がありすぎて……。

ということで今回はイニシャルコストではなく、買った後にかかるいわゆるランニングコストについて。
あくまでもサイクリングのお話です。ランニングコストと言っても「ランの人のコスト」ではありませんぞ?^^;

◎BCAA

私は出発前にBCAAを摂取しております。
BCAAの効果云々については色んな意見がありますが、こと私、いや我が家に関しては完璧に「効果あり」と断言します。
私のような貧脚がホノルル・センチュリー・ライドの160kmを完走できるのはほとんどガブのみ?しているBCAAのおかげと言っても過言ではありません。

ちなみにBCAAはいわゆる「足を保たせる」ためのものです。
私が利用しているのは味の素の「アミノバイタル プロ(新型)」です。


色々なものがありますが、顆粒タイプをりようしています。
30本入りの箱で購入。
1本あたりのコストはだいたい150円程度。

・朝練:1本 = 150円
・ロングライド:ホノルル・センチュリー・ライド(160km)基準(以下同):8本

◎麦茶

次は飲み物です。
これは人によっていわゆるスポーツドリンクだったり、それこそBCAAを混ぜた特性ドリンクだったり。
今回はあくまでも参考まで、サンプルですので私の場合のコストを。

我が家のボトル飲料はズバリ、「麦茶」です。

理由はいくつかあります。
1.ノンカフェイン
2.ただの水だと文字通り無味無臭でなんか味気ない
3.超手軽に作れる
4.ノンシュガー(ノンカロリー)
5.ミネラル配合

サイクリングをするのは休日。そして休日はタダでさえ普段の3倍くらいの量のコーヒーを摂取してしまうので、カフェインレスは結構重要なのです。

2ボトルの場合、一般的には一本は各種ミネラルや栄養分が含有されているスポーツドリンク、もうヒッポンはただの水、という組み合わせの人が多いかもしれませんが、スポーツドリンクはミネラル云々以前に「砂糖水」の仲間なので我が家的には敬遠しています。量の差はありますが、麦茶はミネラル配合の物が多いので代用可能。あと、麦茶は日本人にとってソウルドリンク(たぶん)。味的に飽きません。

我が家が利用しているのは水出し可能なパック入りの麦茶。
ボトル(750~650mlが我が家の常用ボトル)に麦茶パック1個(だいたい1リットル用)を放り込んで、後は放置でオッケー。
結構すぐに出ますし、走り出したら自転車の微振動であっという間に完璧な麦茶です。
実に簡単です。
コストはこれもピンキリですが、1パック30円ということにしましょう。

なお、春~秋はボトル2本、冬季はボトル1本が標準です

・朝練(冬季):1パック
・朝練(春夏秋):2パック
・ロングライド(HCR):3パック

◎補給食

我が家の補給食は基本的に小さめの羊羹です。


補給食については、朝練ではまず食べません。なぜなら朝練は40kmまでがほとんどだからです。獲得標高は600~1000mになりますが、経験的にこの範囲であればハンガーノック前に自宅にたどり着いて昼食を食べれば間に合います。
HCRのようないわゆるライドイベントの場合はエイドステーションで補給食が振る舞われるので、手持ちの補給食の消費も少なめになります。

補給食も人それぞれ。色んな種類がありますが、ここではわかりやすく井村屋の「スポーツようかん」換算とします。つまり一本150円。

・朝練:0
・ロングライド(HCR):4本

◎ケミカルカイロ

これは当然ながら冬季限定です。
使うのはつま先。両足があるので一回2つということになります。


これもピンキリかもしれませんが、一応、1個50円換算とします。

・朝練(冬季):2個

◎その他

サイクリングとはカフェに寄ることである、とか補給食代わりにコンビニで買い物を必ずする、などなど人によって他にも出品があるかもしれませんが、基本的にそういうのは今回は計算に入れません。
あしからず。

それよりも必ず必要になるのが、洗濯に必要な洗剤と水、そして電気代。
普通はライドから帰るとすぐにシャワーを浴びますので、そこでも水と電気代がかかります(我が家はオール電化なのでお湯=電気)。
更に言えば、ウェアや靴、クリートなどもチビります。ヘタります。その劣化代も計算するべきかもしれません。
しかし、あまりそういう事を言いだしたらタイヤの摩耗とかフレームの劣化とか電気系統パーツの充電に要する電気代とか色々妙なもの?が発生してややこしいので、今回はこれらもノーカウントとしますね。
あしからず。

◎塩タブレット(塩飴)

「必須だけど補給食の一部とも言えるし、そもそも値段的にも細かい話だから書かなくてもいいかな」
などと考えて初稿では敢えて独立項目として記載しなかったのですが、値段的に細かい話と言うなら麦茶パックだってそうだろう、と思い直して加筆することにしました。

「水分もいいけど、努めて塩分もとりなよ!」

重要なのでもう一度書いておきます。
「春~秋のサイクリングは、走行中にずっと塩飴をなめていてもいいレベル」だと思います。
熱中症=水分多めにとって予防 と思っていると落とし穴にはまります。
水分だけではダメで、ミネラル分も塩分も大事。
ミネラル系は補給食系でもある程度とれますが、それだけだと塩分は不足し勝ちです。
スポーツドリンクを飲むっていう人も、一部のミネラル分や糖分はいいけどそれだけでは塩分は不足します。
なので、塩タブレット(塩飴)です。

実際問題として、熱帯の炎天下を走り続けるHCRの場合、冗談抜きに走行中は常に塩タブレットを口の中でコロコロやっている感じです。
もっとも、塩タブレットがなくなったからと言ってわざわざ停車して追加投入はしません。忘れた頃にやってくる?信号待ちで止まった時などにトップチューブバッグを開けてササっと口に入れる感じなので、エイド間で一度もとまらない場合は追加なしです。
走りながらバッグから取り出して~という芸当?はやりません。作業に時間がかかったり片手でササっとできないことは基本的にやらないのです。ボトルから水分補給するのもよほどでないとやりません(走りながらの給水って、交通量がほぼない道をものすごくのんびり走っている時か、あとは長い長い上り坂で途中で止まったら再スタート面倒だな、と思った時くらいかなあ……)。
朝練などでも私達は基本的に停車してから水分補給やってます。安全第一なのです。

というわけで塩タブレット(塩飴)です。
これも好きなものを食べてください。
特にコレ、というのがない場合はコンビニやドラッグストアでお気に入りを見つけましょう。
我が家は塩飴ではなくて塩タブレットをチョイスしています。

最初は塩飴だったんですよ。ロードバイクに乗り始める前から夏場には塩分補給のつもりで塩飴を食べる習慣があったので、そのままその塩飴をサイクリングにも持っていっていたのですが……。
「気温が高いところに長時間さらされる飴の末路問題」に直面し、タブレット派に鞍替えしました。
もちろんベトベトにならないように気を使った処理をしている塩飴もあると思いますが、タブレットだとそもそも気にせず消費できますので。
あと、飴と違ってタブレットだと「ハナから齧る」のも容易です。歯に優しいのです。^^;

で、単価ですが……1粒3~5円くらい?
HCRで10~20粒くらい消費しても100円までとお安いので、あまり「コスト」とか言うのもアレだと思いますが(実際は10個くらい)。

塩飴や塩タブレット系で気をつけないといけないのは、下で紹介しているような「基本的に塩」という錠剤系とは違ってカロリーがそれなりにあるということです。具体的には水飴やブドウ糖などの炭水化物が含まれていますから、プチっとした?スポーツドリンクと捉えて、摂取し過ぎに注意です。

我が家で愛用しているのはこれ。もちろん個装です。
いわゆるラムネ味?で、溶けにくく、噛むと塩分濃い目みたいな?

私は使用していませんが、飴やタブレット系とは違って「飲む」錠剤タイプもあります。
こちらのほうがお手軽のような気がしますが、私はタブレットを口の中でコロコロやる行為自体を楽しみたいのでタブレットをチョイスしておいます。
一応、ご参考まで。

最後に。
塩分も取り過ぎたら毒になります。ご注意を。

・朝練(春~秋):1粒
・朝練(冬季):0
・ロングライド(HCR):12粒

◎で、一回あたりのサイクリングにおけるランニングコストは?

・朝練(春夏秋):255円
内訳 BCAA×1=150円
麦茶パック×2=100円
塩タブレット×1=5円
 

・朝練(冬季):300円
内訳 BCAA×1=150円
麦茶パック×1=50円
カイロ×2=100円

・ロングライド(HCR):2,010円
内訳 BCAA×8=1,200円
麦茶×3=150円
補給食×4=600円
塩タブレット×12=60円

さて、このランニングコストを安いと見るか高いと見るか……。
それはあなた次第?

私は「レジャーとして考えると相当安いな」と思いました。
まあ、散歩とかだとタダでしょうから必ずお金が発生するサイクリングは高いのかもしれませんけれど……。

Natsumi Amagase

【文書作成の以来、歓迎です】 口は悪いが愛はある? モノ好き(「物好き」ではない)のフツーのサラリーマン。 主にデジタルガジェット、時たま家電ネタが中心です。最近はややもすると自転車ネタに流れる場合も。 お問合せ先:natsumi%mono-ludens.com ※%を@に変えて送付してください

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