そんなことよりマイホームタウンに初雪が舞った朝、私はユニコーンに跨ってみたのですよ。
ずいぶん以前にクエストで助けたケダモノなんですが、実はコイツ「マウント」になるそうです。
知らんかったわ~。^^;
思わぬところでマウントのバリエーションがまた一つ増えてしまいました。
「今度はどいつに乗ろうかな」
なーんて、複数の高級車を所有している人が、広いガレージを眺めながら考える、そんな成金気分が味わえます。
こういうリアルとの乖離感がたまりませんね!
スポーツ?
いやほら、最近はeスポーツとかあるじゃないですか、ゲーマー同士の試合。
定義が実に曖昧で私なんかよくわかってませんが、ルール化され、競技性があるものなら全部eスポーツって感じなので、FF14のダンジョンなんかは立派なeスポーツじゃないかと思うんですよね。
その気になればタイムを競えますし、ソロからアライアンスまであるので個人戦や団体戦も争えますし、ソロなんかでもレベル毎、ジョブ(クラス)毎に細かく競えますから、結構面白いんじゃないでしょうか。
ソロで自主練するもよし、固定パーティで団体戦制覇を目指すも良し。
うん、運営のスクエニが時々そういう大会を開くと盛り上がるんじゃないでしょうかね。
そして団体戦なんかだと誰か一人が失敗したりすると人間関係がギスギスしだして面白い……悲しい事件なんかも起きるかもしれませんね。
いやあ、スポーツの裏にドラマあり、ですね!
さて、なんでもいいからクリアするのが目的の初心者の私にとって、パーティプレイが必須の未知のダンジョンは本当に緊張するものです。
序盤の3つのダンジョンは、やってみたらヒーラーにとってはイージーモードなチュートリアルだったこともあって油断していたところ、4つ目(イフリートは省く)のダンジョンではいきなり難易度が上がる、という罠(罠?)がありました。
こうなるともう、ダンジョンが出ると「ああ、今度はどんなムリ難題が???」と緊張し、身構えてしまうのは私だけではありますまい。
クリアが目的なのでeスポーツではないかもしれませんが、私にとってはメンタルスポーツと呼ぶにふさわしいイベントになってしまいました。
そんな感じで向かえた5つ目のダンジョン、その名も「名門屋敷ハウケタ御用邸」。
「ハウケタ」です。
「ハウタケ」ではありません、念の為。
FF14って覚えにくい名称ばっかりだと思うのは私だけでしょうか。
さて、このダンジョンをチェックしたところ、私の持っているダンジョンというイメージとは違って舞台は普通の屋敷でした。
まあ、タイトルの通りなんですけどね。
ちなみに私のダンジョンのイメージというのは洞窟を下っていくとか遺跡の地下とか「地下」な感じなんですよね。普通の家がダンジョンだと言われても「うーむ」と思っちゃうんです。
いえ、どうでもいい話でした。
エスナの件でビビった私は、当然のように予習を行うことにしました。
ナイトさんちのお茶の間の話題作りに貢献したくありませんからね。
いや、実はベテランは初心者の「やらかし」を求めているのかもしれませんが……私ならそう思うに違いありません……だからこそ思い通りにさせてたまるか! ですわよ!?
ハウタケ……じゃなくてハウケタはざっとチェックしたところヒーラーの動きとしては前回の「監獄廃墟トトラクの千獄」より簡単そうです。
理由は「エスナ、要らないんじゃね?」です。
そう、私の中では「エスナ必要 → 難易度高め」「エスナ不要 → イージー?」という図式ができあがってしまっているようです。
どんだけエスナが嫌いなのか!^^;
だがしかし。
どうやらケアルを唱えてさえいればいい、ということでもなさそうです。
エスナが要らない代わりに、ラスボス戦ではヒーラーもギミック操作要員として動く必要がありそうです。
パーティメンバーのステイタスとにらめっこしている私にとって、ギミック操作とかマジでムリなんですけど!
タンク殺してもいいんですか? いいならやりますけど!
というか、タンク殺したら終わりじゃん! ダメじゃん。
などとチキンな気持ちになりつつも、このダンジョンをクリアしないとメインストーリーが進みませんから、やらざるを得ません。
というか、レベル55にもなってレベル27くらいで挑むダンジョンにビビっているってどんだけ~って感じですよね。
はじめての学芸会を前にビビる大学生みたいな? よくわかりませんが。
そんな感じで「今からハウケタ行ってきます」とFCチャットに流したところ、「よかったら付き合おうか?」と先輩が声をかけてくださったのですよ。
新人が営業周りに行くのに一人で行かされるのと先輩が同行するのが全く違うように、私にとって初見のダンジョンに仲間がいてくれる安心感は想像するだけで緊張感が半分以上減る気がします。
先輩は無論大ベテランなのでジョブはなんでもオッケーなのですが、「タンクは苦手」ということでDPS(アタッカー)として同行してくれることになりました。
そういえばイフリート戦は別の先輩がタンクで参加してくれたのでしたっけ。
あの時も不必要な緊張感が解けて臨めましたっけ。
やっぱりメンタルスポーツですな!(^o^)
個人的にはエスナが必要なトトラクの方が難しかったという印象です。
ハウケタはエスナはありませんが、アクション要素が加わります。
その分を秤にかけると……うーん、微妙かもしれません。
トトラクはそもそも難しいと思って緊張していたのもありますし、いつものように? コンテンツファインダーからのダンジョンなので「知らない人ばかり」の中での初見ですから、実際以上に難易度が高いと思い込んでいるだけかもしれませんね。
ハウケタは仲間が一人いるという安心感がありましたので、これが本当に大きいです。
開始からムダな緊張感もなく、落ち着いて戦えたと思います。
攻略自体はタンクさんについていくだけなので、ラスボス戦まではヒーラー的には特になにもありません。
タンクさんに近づきすぎて範囲攻撃をくらわない事くらいでしょう。
メイドが開幕にいきなり強い範囲攻撃を仕掛けてくるとか、そういう予習による知識はあったものの、全部きれいにタンクさんと我らが? FCメンバーの大先輩がことごとく「スタン」で止めてくれていました。
中ボス二回も危なげなくクリアして、いよいよラスボス。
二回目のラスボスを倒したらゲットできる結界封じをとったら歩いてラスボス前に行くのではなく、その場で「デジョン」を唱えてスタート時点にショートカットで戻る、というのも予習した通りでした。
スタート時、挨拶ついでに「初見です」と断りを入れていたのですが、「ここでデジョンしてね」というアドバイスは他の方からはありませんでした。
ドライっすね。
もっとも名前の後ろにFC名が出る仕様なので、それを見てパーティのうち二人は同じFCだと認識していたので敢えてアドバイスなどしなかった可能性もあります。
ルーキーの重りはFCの仲間がやるでしょ、という暗黙の了解みたいなものでしょうかね。
実際、タンクさんとDPSの一人はとっととデジョンしていなくなりましたが、FCメンバーの大先輩は残ってくれて、私がデジョンのコマンドでもたもたしていると、「ここはデジョンだよ」と優しく教えてくれましたし、まあそういうものでしょうね。
もっとも一人取り残されてもパーティチャットでやり取りができますので、どちらにしろ問題はなさそうです。
ちなみにルーキーの中にはここで焦って、「デジョン」ではなく「テレポ」をしてしまう人がいるそうですが、ほんまかいな。^^;
さて、問題はラスボス。
ボス自体も結構強く、一撃が痛いボムやメイドが加勢に出てくるのでヒーラーは気が抜けません。
何より自分が襲われるないように気をつけないといけません。防御力の低いヒーラーは一撃であの世行き、なくらいだそうです。
ですが、それより問題は部屋の四隅に設置されるギミックです。
ランプなのですが、ラスボスの女主人のHPが80%に減ると全体攻撃を放ちます。
これは床全体に広がるので避けようがありません。必ずくらいます。
なので、くらわないように、ランプを消す必要があります。
全部で4つ。
タンクさんはモンスターを惹きつけるのに手一杯で基本ランプにかまってやれません。
つまり残ったDPS二人とヒーラーで手分けしてこのランプを消す、という作業をやるわけですが、視野狭窄状態の新米ヒーラーにとってこれがきつい。
やること自体は単純で、近づいてターゲットして「調べる」で灯りが消えるのですが、近づいてターゲットする、という行動が新米ヒーラーにとっては結構あっぷあっぷなんです。
何しろ視野狭窄状態ですから、ランプを見つける為にあたりをチェックするとそちらしか目に入らない。
ふと気づくとタンクさんのHPが減っている。
すわ、ケアルだ! と回復魔法をしていると、ランプから全体攻撃が出る。
「あああ、ランプ消さないと!」と焦るとなかなかターゲットできない。
でもってまたタンクさんのHPがかなり減っている……という感じです。
ランプは一通り消しても、ラスボスのHPが50%を切るとサイド点灯しちゃいますので、もう一度同じことをしないといけません。
そうこうしていて向かえた終盤でした。
FCメンバーではない方のDPSさんが戦闘不能になってしまいました。
「あれ、なんで?」と思ったくらい急な出来事でした。
今考えると、ボムの自爆に巻き込まれたのではないかと思います。
まあ、それでも言い訳でしょうね。
私にも、そしてDPSさん自信にも油断というかスキがあったのでしょう(この後、いろいろ考えてHUDのレイアウト変更をはじめました)。
できればメンバー全員が立ってコンプリートしたいと思った私は蘇生魔法を試みようとしたのですが……。
その時点で見ればタンクさんも結構HPが減っていて、まずはそちらの回復を優先しました。
その後で蘇生魔法を使おうとしたのですが、死体(じゃないけど)はラスボスのすぐ近くに横たわっています。
蘇生魔法は近接魔法なので、近寄らないとかけられません。
詠唱中に範囲攻撃やボムの自爆にあったら、私も一発で戦闘不能です。
うーん、どうすべきか……。
私のその少しの迷いが悲劇を生みました。
その後すぐに「たたらたったたったたー~(実際は違う)」的なファンファーレが鳴り響いたのです。
ダンジョンクリアです。
そうです、DSPさんは地面を舐めたままの状態でダンジョンをクリアされたのでした。
おいたわしや。
ホントごめん。^^;
思えばイフリート戦で私がコレでしたっけね。
凹む私にFCの先輩(当然ながら白魔道士としても大先輩である)は「気にしないでいいからね」と声をかけてくれましたが、なんというか頭ではそうだと理解できても気持ちが納得できないという状態になりますね。
まあ、それがヒーラーが抱える業なのでしょう。
というか、この際本当に「死んでしまうとは情けない」的な「ヒーラー様」的なロールプレイをやってやろうか……などと考えてはいませんよ?
白魔道士はやめて、やっぱり黒魔道士になろう。
だって私、腹黒いし。
じゃなくて。
ソロの時もちょっと思っていたのですが、ダンジョンなどのパーティにでのプレイになると、いろいろと気になる部分が出てきました。
「出てきました」じゃなくて以前からずっと思っていたのですが、今回死人(正しくは戦闘不能、です)を出してしまったこともあって、いい機会なので気になる部分を改善することにしました。
極めて根本的な話ですよね。
私は約4年前に購入したiMacでFF14をプレイしています。
以前はダンジョン途中でいきなりカーネルパニックで本体が落ちる、という現象が続き、それが熱のせいだと言うことが判明しました。
その熱自体はファンコントロールソフト(TG Pro)を導入してクーリング能力を上げることで解消。
ソフトウェア導入後は落ちることはなくなりました。
その辺の話は以前の記事に書いています。
で、熱で本体が落ちるなんてことは全くなくなったんですが、処理が重くなると動作が怪しくなる現象は改善していません。
星芒祭が始まって特定のエリアにキャラクターが大勢押し寄せる自体になると、落ちます。
具体的には人が多い星芒祭のメイン会場(グリダニアだと旧市街の ミィ・ケット野外音楽堂)からテレポで移動しようとするとFF14のソフトが暗転し、強制終了することが二度ほどありました。
それでなくともダンジョンのボス戦で雑魚がワラワラよってきて戦っているような時、様々なエフェクトが盛大に炸裂したりすると動きがカックカクになります。
そんな時は当然回復が遅れます。
今までにもそのせいでコントローラーが反応しなくなって回復が遅れ、何度かタンクさんのHPゲージが1/5以下になって冷や汗をかいたことがありました。
なのでやっぱりMacは諦めようかと考え中です。
一番合理的な解は今持っている初期ロットのPS4をPS4 Proに買い換える事でしょうね。
FCメンバーに聞いてみるとローディングが遅いのが難点ということですが、それはHDDをSSDに換装すればある程度解決しそうです。問題の動きについては全く問題がないそうなので、それで行こうと思っています。
またソフトを買わないといけませんが……。
これでMac版、PC版、PS4版のコンプリートですな(すでにPS3版は手に入らないので無視)。
こちらは導入後にiMacとの使用感の違いなどを中心に後日レビューする予定です。
FF14の画面には、様々な情報が表示されています。
必要に応じて呼び出す画面もあれば、常時表示されているもの、パーティを組んだ時だけ表示される項目など様々です。
ベテランは例外なくこれらのインタフェイス(FF14ではこれはHEAD UP DISPLAY=HUDと呼んでいます。読みは「ハッド」)をカリカリにカスタマイズ。しかもその時の目的に応じて切り替えて使う人も多いそうな。
自慢じゃないですが私はずっとデフォルトのままです。
本当に自慢じゃないですよね。
で、以前からデフォルト状態ではなんかちょっと見づらいなあ、と思っていたのです。
でもHUDのカスタマイズ画面をチラっとみたところ、ひと目で全体を理解するのが難しそうだったので「まあ、そのうち?」ってな感じで先送りしていたのです。
私の好きな言葉ですからね、「先送り」「棚上げ」「塩漬け」とかは。^_^
でもそうもいってられません。
これからどんどんダンジョンの難易度は上がっていくわけですし、攻略中に「ああ、見にくい」「場所的に確認し辛い」「視界が悪い!」なんて画面に向かって文句を言っても仕方ない話ですしね。
要するにそろそろストレスが限界になってきた、ということですね。
この手のカスタマイズはざっくりやってみて、あとは調整調整で自分好みに仕上げていくものですから、そろそろ始めておかないといきなり最適解など望めません。
なので「ハウケタ」後、すぐにカスタマイズに取り掛かりました。
日課?のコンテンツルーレットのダンジョンに入り、作ったHUDセットを試しては位置を調整、機能を変更、などなどしつつ、今もまだ調整途中です。
当初は「FF14 白魔道士 HUD」などのキーワードでネットを漁って大先輩たちのHUDを参考にしようとしたのですが、誰一人として同じものはなく(当然ですな)、とはいいつつ「こういう傾向」みたいなものもさっぱり掴めず。
さらにいえば「そのレイアウトの意図がまったくわからない」状態で、要するに今の私のスキルや知識では参考にならない、ということがよくわかりました。
なので「つべこべ言わずにいろいろやってみる」事にしました。
ただ、方向性だけは決まっています。
闇雲にいろいろやるわけではないのが救いといえば救いですね。
私の場合はとりあえず「視認性」「俯瞰性」の向上、加えて「必要な情報の吟味(取捨選択)」が狙いです。
XHBなどアクションコマンドの改善は次の段階にしようと考えております。
とはいいつつ、結局両方は並行してチューニングしていく必要があるのでしょうけど。
ということで、次回はPS4 Pro導入のお話。
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