(初出:2011/12/23)
・何も変わらない
・そして劇的に変わった
例えるなら、それは……
初めての夜を境に変わる二人の関係のよう。
見た目なんてお互い何も変わってはいないのに、
でも、もう全然違う関係で。
たとえば笑顔。
昨日と同じ笑顔のはずなのに、
昨日より三倍まぶしい。
十倍愛おしい。
そんな感じ?
◆SONY NEX-5N ショートレビュー その2
結婚するまで「そんな関係」にはなっちゃダメだ。
なっちゃダメだ
なっちゃダメなんだ!
そう言い聞かせていたのに。
キスまでだって、決めていたのに。
柔らかい舌で初めて唇を割られた時に、頭が真っ白になってしまって……
もう、あとはお互いに夢中で……
いつもの通りの唇を触れあうだけのキスなら、きっと我慢出来たはず。
という言い訳が思い浮かぶような私とNEXとの一夜明けた関係。
そう。コレが使いたかったんです。
TMT(半透明鏡技術)をブチこんで、ミノルタ時代のα用レンズだって位相差AFで使えちゃうよん、アダプタを。
NEX-7と同時に発売されたコレ。
どっちも予約していた私。
でも、NEX-7は水没して、コレだけがやってきた訳で。
使いたい。でも(ボディがないから)使えない。
そんな悶々とした日々。
でも、やっと結婚式の日取りが決まり、あとはじっと楽しみに待つだけになって、要するにあともう少しだけ我慢すれば、誰はばかることなく思い切り、門限破りの言い訳や終電の時間を気にすることなく、一緒の布団にくるまって眠るあの何物にも代えがたい柔らかで優しくて安心感溢れる時間を手にすることが出来る。
わかっていたはずなのに。
でも、唇をわる柔らかい舌が……(って、もうええって(∵))
そう。
悪魔のささやきが私に。
「結婚式までまたんかてええやん。ええ子紹介しまっさかい」
「いや。そんな事はできない。裏切るなんて考えられない」
「何言うてまんねん。我慢でけへんのでっしゃろ? 大丈夫大丈夫、黙ってたら絶対ばれへんし、その日がくるまでのツナギ、ほんのお遊びや。みんなやってる事やで? 今時結婚するまでとか、流行らへん流行らへん。だいたい、練習もリハーサルも無しでいきなり本番でっか? 相手を喜ばす為にも、慣れとかんとあかんのやおまへんか?」
「た、確かに喜ばせてはあげたいが……ああ、いや。だめだだめだ」
「固いこと考えんと、試してみてアカンかったらやめたらええやおまへんか。つまみ食いみたいなもんなんやから後ろめとうなる事おまへん。それに今やったら、ぴったりの子がほら、こんなお得な条件で……」
「な、何? ううむ、これは……」
で、ふと気がつけば、隣で寝息が……
みたいな?
SEL30mm F3.5マクロもいいけど、手持ちの同じF3.5のマクロがちゃんと使い物に!
50mmだけど、私はむしろ換算45mmより75mmの方がいいから!
でかくなるけど、このマウントアダプタ、でかすぎてかえって握りやすくてホールド感よかったり!
なので。
◆SONY NEX-5N ショートレビュー その3
青空の色が気に入らないから、
今日は「NEX-5Nの青空の色が気に入らない記念日」
相変わらず、空の色はOLYMPUSとかPENTAXの方が好きな私。
上がJPEGそのまんま
中がACR6.6(最新)でRAW現像の際、お下品に彩度バーをグイグイっと右にズラしてみた感じ。
三番目はCapture One 6.3.2(最新)でお任せしてみた感じ。
なお、AWBのJPEGも晴天固定のJPEGも全く同じ色だった。
ある意味ものすごいぞ、SONYのAWB
◆SONY NEX-5N ショートレビュー その4
SEL16F28を見直してみる、編。
5を購入したときもダブルレンズキットだったんです。
で、この16mmF2.8に期待しすぎていたところもあって、ぱっと撮って出てきた絵をチェックして、すぐにがっくり来ました事を思い出しました事よ。
でも、今の私はあの頃の私とはひと味違う。
カメラのハードウェア、もう少し詳しく言うと「画質」に対する要求水準が過去最高(当社比)に緩くなっているわけで。(個人の感想です)
で、ここ数日はずっとSEL16F28を付けっぱなしでいろいろ試してみておりました。
このレンズ、私の場合は写真のようにフジツボ系フードを付けて、例によってレンズキャップなどせず鞄に放り込んで使っています。
楽ちんです。(勿論、蹴られません)
で。
「これでもいいんじゃないかな」
と思う私を見つけました。
勿論、μ4/3の14mmなどには及ぶべくもありませんが、その代わりに画角が広いという長所を生かすべきかな、と思います。
標準ズームをつけるとそれなりに「厚み」が増してしまうNEX系ですから、出来るだけコンパクトに使いたいと思ったとき、選択肢はこれしかないわけです。(AF出来る純正レンズで、という意味で)
ならば仲良くなっておくか、という感じで使えばいいのではないかな、と思います。
結構よれますしね。
一枚目とかの範囲まで寄れれば御の字ですよね。画角、135換算で24mm相当ですから。
しかもこれ以上余裕で寄れます。
話は変わりますが、私は自他共に認めるマヨラーです。
どのくらいマヨラーかというと、妹が自分で作ったマヨネーズ(大手食品メーカーのマヨネーズをゴミ箱に捨てたくなるほどウマい)を一瓶よこして、二年後に我が家の冷蔵庫を見て悲鳴を上げるほどの消費量なのです。
ええ、500gのマヨネーズチューブが一つあれば2年ほどマヨネーズはいらないほど、我が家はマヨラーだらけ!
そんなマヨラーの私ですが、年に数回、フトどうしても食べたくなるものがあるのです。
それがこのトースト!
NEX-5NとSEL16F28で撮った、このトーストなのです!!
そう!!!
マヨネーズトーストです。
これ、ウマいんですよね。マヨラーだからそう感じるのかもしれませんが。
ちなみにアトラック風ベーコン(薄いベーコン)を細切れにして散らして、ガリガリっとミルで挽いた胡椒を振りかけると、うまさ倍増です。
ということで、全国のマヨラーに贈る。
◆SONY NEX-5N ショートレビュー その5
・NEX-5と全然変わっていない事
変わらなくていいこともあるし、変わって欲しい事もあるけれど、まずは変わらなくていいこと。
ボディの大きさ、薄さ、そしてホールドのしやすさ。
見たところ5と全く同じに見えるから、変わっていないと思います。
ボディを使い回して出来るだけコストを押さえて価格競争力を付けて、頑張る……というポジションのモデルだと思うので、これは正解。
3Nにせず、5にして高品位ボディを安く、という思惑なのも◎
個人的な感覚ですが、3はもうはっきり言って陳腐化しているデザインだと思いますが、5はまだまだSONYらしく尖った雰囲気を纏っていますし、充分通用するボディだと思います。
もっとも、価格はまださほど安くはなっていませんが。
いいと思ったのはこの点だけ。
手を入れて欲しいところは要するにボディワークとしては全く手が入れられていないと言うことですから、5であった不満は全部キャリーオーバーされています。
キャリーと言えば我らが? ロジスティクス革命の寵児たるクロネコヤマト。(スキー宅急便やクール宅急便は素晴らしい「発明」だと今でも思っています)
5Nの高感度特性を試すべく、暗い室内でその「クロネコヤマト・ケーキ(黒Version)」をぱしゃり。
さすがにカラーバランスが怪しくなってきますが、RAW+JPEGで押さえておけばISO3200は個人的に充分実用範囲です。