(初出:2010/06/25)
(S90)
ただし、発売された瞬間に旧式なカメラになっているような。
何せ(私の記憶が正しければ)発表は前回のフォトキナあたりですから。
仕方がないと言えば仕方がないんでしょうけど。
手元に(まだ)ないカメラの事を書いても詮無いことですが、SIGMAの最後の一眼レフになる(かもしれない)SD15に敬意を表して、そして発売日備忘録としてグチ(?)などを。
このカメラ、正直に申し上げますが、撮像素子が独自のアレじゃなければSIGMAの社員でも買わないカメラなんじゃないかと思います。
インプレスのサイトには既にレビューなんかが出ていますが、さすが商業サイトと敬意を表したくなるほどの褒めちぎり方ですが。
それも撮像素子についてではなくてボディについて褒めているところがなんというか涙を誘います。なにせ褒める為の比較対象がSD14という、これまた二一世紀に現れた木炭自動車みたいなボディなんですから。
「嘘は書いていない」
「おっしゃる通り」
みたいな?
競争相手がいないということはトレンドなど無視しても製品が成り立つんだな、といういい(悪い?)例だと思います。
SIGMAの立ち位置から考えると、一眼レフとしてのSDはこれで最後のような気がします。
願わくばファンに長く愛されん事を。