(初出:2011/06/16)
X=CF
SD1を読み解く方程式である。
そして今回の教訓。
「猫に小判」
まあ、そういうわけで、10回目(X)を記念して、コンパクトフラッシュ(CF)の速度テスト結果を(いよいよ)ご報告しよっかな、という方程式。
というか、やっと辿り着いたな、CFテスト!
今週末までいわゆる撮影には行けない状況でよくここまでムリヤリ引っ張った!
ありがとう、そしてありがとう私!!
やり方は
1)SD1を三脚でガッチガチに固定
2)MF
3)シャッター速度固定
4)ISO固定
5)アイリス固定
という同一条件のもと、
6)連写モード
7)シャッターと同時にストップウォッチを押す
8)連続して7回シャッターを切る(というか、連続して7回しかシャッターが切れない)
9)書き込みランプが消灯した時点でストップウォッチを押
という感じで計時。
精度を上げるため、それぞれ一回の計測を平均(いいんだよ。どうせ誤差程度なんだから)
↓ 今回の計時装置 1秒単位くらいなら正確である。
(SD1/17-50 OS)
結果は以下の通り。
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◆Transcend 400倍速CFカード 32GB 永久保証 TS32GCF400
85秒
◆グリーンハウス 433倍速(65MB/s)ハイスピードコンパクトフラッシュ 32GB GH-CF32GFX
84秒
◆Team CFカード 400X 32GB ラベル黒 TG032G2NCFDX
85秒
◆SILICONPOWER 200倍速CFカード 16GB SP016GBCFC200V10
100秒
◆Transcend 4GB CF CARD TS4GCF266 (266X)
91秒
予測を裏切って、32GBはどれも同タイム。
一応すべてUDMA対応。
書き込みスペックが35MB/sや60MB/sなどまちまちだけど、武藤さんとのペアで出す実力はみんな同じ。
つまり武藤さんの能力の上限という感じなのかも知れません。
UDMA? 何それおいしいの? 的な引き出しのガラクタ組も予想以上に検討。
16GB(200×と書いてある)は体感的にも遅いかな、と思っていたけど、それでも100秒。
4GB(266×と書いてある)の方が速かったのは意外。でも200xと266xなので、こちらはその差が9秒という時間になったのかもしれません。なんとなく容量が多い方が速いように思っちゃうのはHDDの変遷を見ているからでしょうねえ。
という事で結論。
武藤さんの実力は一枚あたり12秒。
高いCF買う必要なし。
「圧縮比高いですから、少しでも速度稼ぐためにハイオク、しかも100RON仕様にしました」
と言いつつ、タイムは90RONのレギュラーガソリンとあんまり変わらず、ノッキングも全くしませんでした、というお話。
と言うか、SIGMAの阿呆ども(いい意味で!(・∀・))にこう言いたい。
「こんなことならSD(たぶん95RONくらい)で充分だろーがっ」