Categories: カメラ旅行

★SD1を持ってスイス・アルプス ヘタレハイキング Ⅶ

(初出:2011/06/30)

(SD1/17-50OS)

帰国しました。
が、一応備忘録エントリは続けます。


さて、グリンデルヴァルトは要するに宿泊基地です。
標高約1000m。
高地の避暑地と言ったところ。

(XZ-1)

と言ってしまうと多くのスイスの観光地はそう言う言い方になってしまいますが、町そのものを観光するというよりも、町を基点にして周辺を観光するという感じになります。
観光という言葉の定義もいろいろありますが、少なくともウィンドウショッピング向きではありません。
なぜなら、大した店がないからです。

 

(SD1/17-50OS)

駅から続く坂道がメインロードですが、ほんの数百メートル。
コープやモンベルのある一本内側の一番賑やかなところもせいぜい100m。
しかも店そのものがまばらで、まさに田舎。
これでも中国人やインド人観光客ツアーが来ていない昔よりは多少賑やかでこぎれいになっていますが、基本的に本当に小さな町です。

 

(E-PL2/9-18mm)

そんな小さな村なのに、ホテル(宿屋)がひしめいています。
村の人口よりホテルの数の方が多い位です。(ぱっと見による感想。データの裏付けはありません。念のため)
「ホテルを見ながら石を投げればホテルに当たる」と言われるほどで(いや、そりゃ当たるだろ)、ホテルホテルホテル。
町中だけじゃなくて、駅からそうとう離れた、クルマで五分くらいかかるところもホテルが点在しています。

(辿り着いたらいつも雨降り、ではなく虹。出迎えと見送りは虹でした/XZ-1)

駅に近い必要が無く、ホテルを出たとたんにツアー客で道をふさがれたくない、せっかくスイスの田舎にきたんだからそういう雰囲気を味わいたい、という事ならそういった町の上の方の斜面にあるスイスロッジ風のホテルに滞在する事をおすすめします。
ただし、ちょっとした買い出しにも歩くと片道三十分以上かかったりしますので、レンタカーでない人は覚悟をしておいた方がいいでしょう。

 

(E-PL2/9-18mm)

自転車を借りてもいいですが、登りはしんどいですぜ?
言い換えるとレンタカーがある人はそういうホテルの方がおすすめです。
駅前の☆たくさん付きのツアー客が泊まるホテルはやはり割高ですし、部屋は(料金対比で)狭くなりますから。
買い出しはクルマで片道5-10分くらい。(信号ないし。10分かかるところはそうとう遠い)
町中には駐車場もあって、一時間1〜2スイスフランが相場で、日本の都市部より割安です。

 

(XZ-1)

町並みは国策(と言うか法律ですな)で厳密にデザインや色が規定されているので、グリンデルヴァルトは町中にいるよりも遠くから見る方が楽しめます。(スイスの場合、これはグリンデルヴァルトに限りませんが)
グリンデルヴァルト村の村内散歩もいいのですが、散歩と言ってもメインストリートはあっという間で、小道を散策し始めると高低差の大きく村内ハイキングの様相を呈してきます。

 

(XZ-1)

それがやりたい人はいいとおもいますし、食事町の軽い運動のつもりならおすすめしておきましょう。
SWISSCOMの電波は当然はいりますので、iPhoneやAndroid端末のGPS機能を使ってGoogleMapを表示させながら歩けば迷う事もないでしょう。
言っておきますがガイドブックの地図は縦横無尽に走る小道など記載されていませんので。

 

(XZ-1)

で。
その「グリンデルヴァルトを見下ろす場所」として極めて好都合なところがあります。
プフィングシュテックのレストラン。
これです。
まったく覚えられない「プフィングシュテック」という名前に困惑しますが、覚えなくてもいいです、別に。どうでもいいというか。
ともかく駅を背中にしてメインロードを少し歩くと(3分くらい?)道の右側に教会が見えてきます。
その手前を右折します。
下る道です。さほど広くはありませんが、ロープウェイの標識があるので、そうとうアホな人でないと間違いようがないのでご安心を。
言い換えるとここで間違う人は自分は「ホビロン」だと思うがよかろう。わっはっは。

 

(XZ-1)

そこをちょっと下ったところに駐車場があって、その向こうがロープウェイ乗り場になっています。
そのロープウェイを使って上った先、ロープウェイを降りれば、そこが直結のレストランになっていてグリンデルヴァルトを一望にできます。
ここで珈琲とケーキを頼むもよし、昼食をかねてのんびりするもよし、でグリンデルヴァルトからお気楽にサクっと行ける眺望場所を楽しみましょう。

 

(滑り台で下りてもOK!だそうだ/E-PL2/14-42mm)

プフィングシュテックについての詳細は次回に。

 

(散歩の休憩にはビールを! 私は下戸だけど!!/XZ-1)

Natsumi Amagase

【文書作成の以来、歓迎です】 口は悪いが愛はある? モノ好き(「物好き」ではない)のフツーのサラリーマン。 主にデジタルガジェット、時たま家電ネタが中心です。最近はややもすると自転車ネタに流れる場合も。 お問合せ先:natsumi%mono-ludens.com ※%を@に変えて送付してください

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