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★OLYMPUS OM-D E-M5 ショート・レビュー Ⅳ

(初出:2012/04/08)

◆OLYMPUS OM-D E-M5 ショートレビュー その8

アートフィルターヽ(`Д´)ノ
いい意味で!



みんなサクラを撮っているので、敢えて地べたを!
そこにはアートフィルターな花がいっぱい。
めんどくさいからアートフィルターブラケットでパチリ。
全種類のアートフィルター効果な写真が出来上がり。
1ショット十数枚!
なんてお気楽なんだ!

こういうのはソフト使ってPCでやるべきでしょ!!
と声高に言い続けていた私ですが、E-P3から搭載された「アートフィルター・ブラケット」機能を使ってみて一部宗旨替え。
こんなに楽ちんなら、本体のアートフィルターを使った方が絶対いいなあ、と。
偶然の要素が大きいけど、それがまた楽しいのかも。
浮き世離れした「絵」を見てびっくりしたりニヤリとしたり、うぇっと唸ったりで、まあ楽しさジェネーターとしてのE-M5はE-P3からちょっと進化しているのは確かです。

◆OLYMPUS OM-D E-M5 ショートレビュー その9

バッテリグリップについて。
私は基本的にバッテリグリップは大嫌いです。
といいつつも、α900にもK-5にも、というかオプションが設定されているとついつい購入してしまうわけです。
「まあ、とりあえず?」 みたいなノリで。


結局ムリヤリ使うんですが、ほとんど家の中のブツ撮り時、バッテリ交換の手間を減らそうと思う時くらい。
そう。縦位置グリップという考え方がないんです、私って。
ポートレイトばっかり撮っている人は「私の正位置は縦位置です」と豪語する人もいるくらいポートレイター(何それ?)に人気のバッテリグリップですが、私にはほとんど不必要なわけです。
そのまま構えて縦位置で撮るのに何の不便も感じませんから。

もっとも大嫌いな一番の原因は
1)でかくなる
2)重くなる
の二つ(一番が二つです)。

で、オリンパスのバッテリグリップ、正式名称をパワーバッテリーホルダー HLD-6です。
これもまあ、「一応押さえとく?」的なノリで購入したのですが、今までの一眼レフのバッテリホルダとはちょっと意味あいが違うな、と思いました。
ええ。基本的は同じなんですが、E-M5には意味があるな、と。

それは「グリップ」です。
ご存じの通り、E-M5は素では膨らみグリップで、ある意味E-P3の方がグリップとしての能力は上だったりするくらいです。
一眼レフと比べるとグリップはないようなものだと言っても過言ではありません。
大きめ、重めのレンズを付けた時、そのボディ重量を受け止める事ができるほどのグリップではないわけです。
そこで、バッテリホルダです。グリップ付きです。
しかもバッテリホルダーじゃなくて、グリップ部分だけを使う事が可能です。
縦位置シャッターなんて熬らないよ、なんて言う人はバッテリホルダー部分を装着しなければOKなんです。

まあ、詳しくはメーカーのサイトでもなんでもチェックしていただければ飯野ですが、一枚目の写真で説明すると、要するにグリップの下端でバッテリホルダー兼縦位置用グリップが外れます。
そのスタイルがミニマムでいいんじゃないかな、と思います。
欠点はグリップを外さないとバッテリ交換ができない事。
バッテリホルダーを装着していると、バッテリホルダ内のバッテリが交換できるので楽ちんではあります。

まあ、もっともこのHLD-6、ボディと合わせても結構小さく感じます。
なんというか、こしゃくなヤツ感があって、いいかも、と思えます。
質感は非常に高くて、ボディと同等。防塵防滴らしいです。

装着する際に、一部のバッテリグリップのように本体のバッテリ室のカバーを取り外すなどという手間がないのも◎です。
端子カバーを外して、三脚ネジを使ってねじ込むだけ。
その外した端子カバーはグリップ裏に。
グリップ下端にある端子カバーはバッテリホルダー側にちゃんと収納があります。
こういう小技をみるとニヤっとしちゃいます。

それから、このバッテリホルダーを装着すると、ファンクションボタンが二つ増えます。b-fn1と2。
カスタマイズの幅が広がるわけで、装着しっぱなしのひとも多いかもしれません。

これくらいの大きさだったらちょっと持ち出してもいいかな、と思えます。
脱着が簡単なこともあって、私は室内では意味も無くこの状態で使用しております。

ええ、持ち出す時には軽やかさ重視なので外しますが。
価格は安くはありませんが、2スタイル選択出来るファンクショナルな機能を考えると高くはないと思います。

ということで、気に入って毎日結構な枚数を消化中です。

◆気がつけば、まだ一枚もサクラの写真を掲載していないような気がしたので、一応シーズンものとして。

E-M5 with Leica DG45 macro

もちろん??? 「さくらほのか」じゃなくて、「ファンタジックフォーカス」ヴァージョンにて
◆御所の枝垂れ桜はほぼ満開。

E-M5とLeica DG45mm F2.8マクロの組み合わせはとってもいいと思いました。

 

Natsumi Amagase

【文書作成の以来、歓迎です】 口は悪いが愛はある? モノ好き(「物好き」ではない)のフツーのサラリーマン。 主にデジタルガジェット、時たま家電ネタが中心です。最近はややもすると自転車ネタに流れる場合も。 お問合せ先:natsumi%mono-ludens.com ※%を@に変えて送付してください

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