(初出:2012/05/03)
部屋の掃除などをしつつ、休憩に食べた柏餅をサカナにD800Eのボディ生成のjpegと、RAW(NEF)をACR6.7とCapture One 6.4で現像したファイルを比較。
RAW現像ソフトについては全部自動で終わりなんていうことはないので無意味な比較かもしれませんが、ソフトウェアの傾向としてはこんな感じなんだな、という目安になりますし、全く無意味というわけでもありません。
jpegとACRは環境光を残すオート。C1は空気を読まないホワイトバランス。
色出しについては相変わらずC1はこってりというか油絵調というか「色、乗せますから!」的。
ACRはややニコンっぽい? 色味を残しつつ、色を上乗せした形。
jpegは全体的に薄味でかつスッキリしない色味、という「ああ、そういえばニコンってこんな色だったね」的な既視感のあるもの。
正直に言ってニコンのjpegはどう弄っても好みの色にならないので結局あんまり弄るのをやめてStandardで運用しています。
ニュートラルは論外。
というかjpegを弄るわけではないのでStandardくらいの色がでないと寂しいですしね。
とはいえ、C1はやり過ぎ。一番クリアな感じなのは色温度が違うだけではなくて、ノイズ処理なども独特だから、かもしれません。
ちなみに解像感は、意外な?ことにjpegが一番で、ついでACR、C1の順。
この画像、かつ全部オートだとそういう傾向なのでしょう。
jpegはパラメータを-1にしていますが、これでも結構なシャープネスがかかっているという証左でもあります。
実際はシャープネスなどを追い込む形になるので好みの画像は違う形になるのでしょうが、C1は解像感よりも色とでフォーカス部分の繋がりを綺麗に出す意図があるようです。
なお、柏餅の色に限って言えば、C1が本物そっくり。
あとの二つは枯れすぎ、というか黄色すぎです。
葉っぱが黄色いのはニコンっぽいと言えばニコンっぽいですかね。