(初出:2010/06/04)
さて、いやらしいミス・リードは一回だけにして、NEX-5の第二印象から、本格的な? グチをダラダラ書いていこうと思います。
おさらいですが、購入したのは黒、ダブルレンズキットと言われるセットです。
中でも標準ズームが意外に? いいと思いました。
なんというかゾクっとするキレとかエッジの立った解像感やシャープネスなんて無い代わりに、ピントの芯がある柔らかめの描写をしてくれます。
ある意味、GF1などと棲み分けができる、のかもしれません。
休日のほんわりした雰囲気のある、たっぷりと光が回った環境でのテーブルフォトや逆光気味のそれなどにはいいレンズじゃないかと思いました。
惜しむらくはf値が大きい、つまり暗い事ですが、被写体との距離がかなりクローズできることもあって、工夫すればいい雰囲気の写真が撮れそうです。
独特のシャッターの感触(ワンショットなのに数回切れている感触)を楽しみながら、NEX-5ワールドに浸れる瞬間ですね。
NEX-5の特徴でもあるバリアングル液晶はやはり便利です。
縦位置云々だと使い物にならない等の意見はあるでしょうが、それは構造的に仕方のない事なのでここで議論する問題ではないでしょう。
そのバリアングル液晶、NEX-5のそれは3/4系のバリアングルなどより断然使いやすいです。この辺はさすがSONYといっていいでしょう。
スリムでスマートなのに剛性も意外に高く、昔のE-10/20などよりはよほどがっしりとしていると感じます。まあ、本体が軽く小さいので単純にそう錯覚しているのかもしれませんが。
これからいろいろと撮って様子を見たいと思います。
レンズですが、寄れるのはいいのですが、歪みはかなりありそうですね。
18mm単焦点はちょっとオリンパスの17mm単焦点的な残念感を覚えるのですが、これはちょっと触っただけなので、詳細はまた今度。