Categories: PC IT系

★I am a Seventeen 【early 2011 MacBook Pro 17inch】III

(初出:2011/04/09)


(XZ-1/内容とは全く関係のないムダ絵。いきなり団子サクラVersionにリスペクト!←意味不明ですが、花見に行けない鬱憤を感じて下さい)

◆持ち運びが楽ちんなので能力はショボめかと思いきや、クロック数が高い為に普段使いでは(15インチと比べても)全く痛痒を感じないであろう13インチにするか、
◆たとえば旅行先で数日過ごす事を考えた時、アウェイに構築されるホーム的「電脳書斎」(古っ)の快適性、つまりディスプレイの解像度が高く、かつ物理的に画面が大きい15インチにするか。


いやあ、これ、マジで悩みましたよ。毛が三本抜けるくらい。
まあ15万本の頭髪を持つこの私にとっては三本くらいどうでもいい本数ですが、要するに迷いまくったわけです。
Appleのサイトをカチカチとクリックしながら見比べては「うーむ」とため息をつく日々が過ぎていきました(いや、実は数時間です)。

13インチを選ぶとすると、このモデルはカスタマイズできる部分に魅力がないので、吊しの高クロック版(2.7GHz)を買い、速攻で開腹してHDDをSSDに換装して使おう。
15インチを選ぶとしたら、カスタマイズできる部分が増えるので悩む楽しみがまた出てきます。ディスプレイをより高解像度(1440 × 900 → 1680 × 1050 )にするのは当然として、最も悩むであろうポイントは標準のグレア(光沢液晶)にするか、ノングレアを選ぶべきか……。

まあ、そうやってまさに悶々と……と、言いつつもこれが買い物の醍醐味でもありますので楽しい時間を過ごしていたわけです。
そしてドライアイになるほど刮目状態を続けつつ、Appleのサイトをじっと眺めていた私は、仕様ページのある項目を見て愕然としました。

そのサイトとは?

ここと、
http://support.apple.com/kb/SP619?viewlocale=ja_JP

ここと、
http://support.apple.com/kb/SP620?viewlocale=ja_JP

そしてここです。
http://support.apple.com/kb/SP621?viewlocale=ja_JP

これらの三つのスペック表をじっと見ていた私は、とんでもない事実に気付いたのです。
いや。なんというか、Appleに、いや世間に騙されていた事に気付いたのです。
いやいや。Appleや世間のせいにしてはいけませんね。自分自身の思い込みが、この世界とは違う別世界を脳内にねつ造していた事実を知ってしまった事による乱心です、はい。

で、「それ」とは?
「それ」は文字通り「サンダーーーーボーーールトぉぉ!」的な衝撃!
まさに稲妻が私の体を貫いた瞬間でした。
「それ」は数字です。

まずはこの数字を見て下さい。

★サイズおよび重量
高さ:2.41 cm
幅:36.4 cm
奥行き:24.9 cm
重量:2.54 kg

★サイズおよび重量
高さ:2.50 cm
幅:39.3 cm
奥行き:26.7 cm
重量:2.99 kg

これは上が15インチのサイズ。下が17インチモデルのサイズです。
どうです?

そう。
※15インチモデルと17インチモデルは『ほとんど大きさが変わらない!
んです!!

大きさがほとんど変わらないのに、解像度が全然違う。
15インチは、カスタマイズしても1680×1050です。
でも、17インチは吊し状態で1920×1200なんです!
1200ですよ、1200!
昨今、1920×1080止まりのディスプレイが多い中、キラリと律儀に?光る16:10という黄金比!!

それが、

幅:2.9cm
奥行き:1.8cm

という、ほとんど「誤差?」程度の差しかありません。
高さについては1mmも違わないんです。まさに誤差です。
重量こそ450gほど違ってきますが、言い換えれば500mlのペットボトル一本分より軽い程度の差しかないのです。

私は騙されていたのです。
思い込みってやつです。
17インチだからでっかくて重くてどうしようもないから、そもそも眼中に無かったんですが、それは私の目にフィルタがかかっていて、真実が見えなくなっていただけのことだったのです。

その時の私の目の前には、雨上がりに虹がかかった空のような世界が広がっていました。
「なんだ、17インチってモバイルじゃん」
そう思った私は、そのまま17インチのMacBook Proをポチっていた……という訳でございます。

以上が私が17インチMacBook Proの購入に至った経緯というヤツでございます。

なんて理路整然とした購入経緯なんでしょう。
自分でも霧が晴れた時のようなこれほどすっきりしたチョイスは久しぶりでございました。

Natsumi Amagase

【文書作成の以来、歓迎です】 口は悪いが愛はある? モノ好き(「物好き」ではない)のフツーのサラリーマン。 主にデジタルガジェット、時たま家電ネタが中心です。最近はややもすると自転車ネタに流れる場合も。 お問合せ先:natsumi%mono-ludens.com ※%を@に変えて送付してください

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