(初出:2010/04/25)
(DP2s/SPP:custom wb)
書き終えたネット小説の新しい章を校正してからアップした後、ホッとした気分になった私は「コーヒーでも淹れようかな」と考えつつ机を離れたわけですが、その時ふとご近所に新しいカフェがオープンしたことを思い出しました。
ほんの1分後には、DOMKEのF-10とクルマのキーを手に、私は玄関のドアを開けていましたとさ。
マイ・ホームタウンである小野原地域は最近整備された大きな道路がありまして、その道路を中心とした地区にいろんな店があたらしく出店しております。これが結構お洒落た通りになってきております(従来比、です。念のため)。
「これで電信柱が無ければいいのに」といつも思いますけどね。
まあ、それはともかくクルマでせいぜい二三分の所にある新しいカフェ。2010/4/6に開店しておりまして、それを知っていた私は「一度は行ってみよう」って思っていたのでした。
まあ、なかなかチャンスがなくて開店してから二十日も過ぎてしまっていたわけですが、そのチャンスというか「珈琲を飲むという」理由が出来た事ではじめて行く事になりました。
「サニーサイド」
それがカフェの名前で、正確にはパン屋さんです。
何でも石窯焼きのパンだそうで、石窯に弱い(?)私としてはずっと気になっていたんです。
ビバ、石窯!(・∀・)
で。
開店早々だというのに、朝も早くからこの辺のマダム達で賑わっておりました。
この辺のマダムはみんなハウスキーパーとしてメイドを雇っているからきっと暇なのだろうな……などとは思いつつ(いやいやいや)とりあえず「あんパン」とコーヒーを買ってテラスで軽食としゃれ込むことにしました。
何でもお好きな焼きたてパンと珈琲でモーニングセットになるらしく、20%オフ。
あんパンは焼きたてじゃなかったので「焼きたてパン」じゃなくても20%オフになるようです。
ラッキー……なのかしら?
まあ、得したと思う方が人生得な気分になるわけで、ともかくあんパンと珈琲をステンレスの素っ気ないトレイに載せてもらってテラスに座った私は思わず唸りましたね。
「寒っ」
クルマの外気温計が摂氏七度だったのを思い出しつつ、私はとりあえず上の写真を撮ったわけです。そして冷え切った「焼きたて?」のあんパンにかじりつき、既にホットではなくなった珈琲を喉に流し込むと、さっさと帰路につきました。
もちろん店内のテーブルで食べればぬくぬくとくつろげたのでしょうが、そうしたくも店内はマダム達の歓談の場となっていて、落ち着かない事この上ない。
というか席がない。
テラスにもなぜか犬連れの客がいて、落ち着かなかったんですが。
というか、犬、オッケーなんだ、このパン屋。
テラスとはいえ食べ物屋に犬ってどうなんだろう……。
店の人にその辺の営業コンセプトを拝聴させてもらおうかと思ったけれど、めんどくさいのと寒くて鼻水がでそうなのでやめました。
まあ、温かくて鼻水がでなくてもききませんケド。めんどくさいし。
でもなあ。
食べ物屋に犬かあ……。
というか、食べ物屋に犬を連れてくる飼い主の頭の中を見てみたい。
いや、見たくないけど。
「何言ってるんですか、欧米では普通ですよ」みたいな?
小野原は欧米じゃないんですがね。
でもまあ、そんな事よりも「寄れないなあ」と、改めてDP2sを使って思いました。
G11の方が100万倍使いやすいよな、とフト思ってしまう私って……。
まあ、LUMIXのG20mmでもいいんですけどね。4/3の素子が小さいとは言え、F1.7の開放付近ならDP2sのF2.8とバックのボケは同じくらいには稼げそうですし。
ちなみにあんパンは126円。ブレンド珈琲は283円。
モーニングはそれぞれ20%割引で、合計326円でした。
さらにちなむとバックに映っているクルマは私の愛車だったりします。
で、あんパンですが、これが失敗。
こしあんでした。
私は粒あん・小倉あんファンなので。
というか、ビバ、あんパン! 大好きだぜ、あんパン!
こしあんだという事を差し引いても、お味自体は126円という値段を考えるととっても美味しいと思いました。
というか、あんパン的には安いですね。
問題はちゃんとした小豆使ってるのかなあ、と。業務用こしあんとかだとアレだなあ、と。
まあ、そんな事疑ったらきりがないのですが。
今度は粒あんをチョイスしたいと思います。
照らすにケダモノ……じゃなくて犬がいないといいんですが。
珈琲はもう、我が家で私がハンドドリップで淹れる珈琲のおいしさとは比ぶべくもありません。とんがった味でプラ蓋越しなので可塑剤の香りが鼻につきます(じゃあ、蓋はずせよ>私)。