やっはろー(‘◇’)ゞ
そう。タイトル通り。
この過疎ったブログの記事にたどり着いた方の多くは新型Audi Q5/SQ5に興味があって購入を検討している方も少なからずいらっしゃることでしょう。
そんな方々に向けての私からの助言です。
「25年モデルは買うな」
これです。
26年モデルの受注が始まってから改めて検討することを強く、マジで強く推奨いたします。
買う気満々で手ぐすね引いて新型Q5/SQ5の発売を待っていた人こそ、今ここで冷静になるべきだと言っておきたいのです。
なぜか?
今回はその理由をお伝えしたいと思います。
これこそが新型Q5/SQ5でもっともクリティカルだと思われる問題点です。
車線逸脱機能はついていますが、車線中央を維持する運転支援機能は日本向けの25年モデルには搭載されていないのです。
Audiの説明書には記載されていますが「搭載されている国、モデルでは使えます」という逃げ口上とともに記載されていて、要するに「日本向け25年モデルは搭載されていない国でありモデル」ということになります。
まあ、こういうのはアレです。
サンルーフがついていないモデルの説明書にサンルーフの使い方が掲載されているようなそんな感じだと言っていいでしょう。
Audi的な名称を使ってご説明いたします。
・レーンアシストシステムというスレッドの中に2つの機能があります。
一つはアクティブレーンアシストと言って車線を逸脱しそうになるとステアリングに介入が入る機能。これは私の25年モデルにも搭載されているんです。
二つ目はレーンガイダンスという機能で、これがいわゆる車線の中央を維持してくれる一般的にレーンキープアシストなんて呼ばれる機能です。そしてこれは現在発売中の25年モデルには搭載されていないんです。
マジ?
私、今回乗り換えるクルマに対して期待してたんですよ、この機能。
だって今まで乗っていたメインの車にはこの機能が搭載されていなかったんです。DEFENDERにも。
なので「次はようやくというか、とうとう車線キープ機能付きのクルマだぜ!」と胸を膨らませながら納車の日を待っていたわけです。
が。
ない。
あれ?
……。
おかしい。
使い方が違うのか?
自宅に戻ってマニュアルを片手にMMI(Multi Media Interfaceの略。Audiのシステムインタフェイスの名称)を触って理解しました。
ええ、説明書に記載されている「レーンガイダンス」の項目が表示されていないのです。
動揺した私は思わず
「そんなばなな!」
なんていう昭和ギャグを口にしながらネットで情報収集。
すると……。
そういうことのようなのです。
25年モデルには非搭載。おそらく26年モデルでやっと搭載されるでしょう、と。
さらに深堀?(検索)してみると、どうやら右ハンドルのシステムが未完成なのに「機能を削ってでもとにかく早く発売しろ」とばかりに発売することを最優先して導入してしまった、と。
あえて言おう「してしまった」と。
これがプレミアムブランド、しかもDセグメントの新型車の最新のドライブアシスト機能なのですね、Audiは。
言っておきますけど、この機能は我が家の軽自動車、DELICA MINIにだってついてるんですけど?
海外のQ5/SQ5の動画などを見ていると普通に手放しで「レーンガイダンス」を使って見せていますのでアタリマエですが本来はちゃんと存在しているシステムみたいです。
そう、日本人はナメられているんです。
「日本人は最新システムを使いたがらない頭が固い老人だらけで、この手の先進のADUSを無用の長物と言い捨てて使わない人が多いから(実はなくても)大丈夫、ダイジョウブ」
アウディ・ジャパンはそう判断したのでしょう。
だとすると日本人をなめているのは日本の(?)会社なのかもしれません。最新システムを使いたい私のような老人の存在は無視ですかね?
ええ、私の勝手な推測ですけどね。(;’∀’)
そして新型Q5/SQ5の購入を考えている同志達よ!
おかしいと思わなかっただろうか?
何が?って、そりゃあこのタイミングになってもいまだにYoutubeに広報車による大手メディアの動画が全くアップされていないことですよ。
ディーラーの試乗車を使ったレビュー動画はありますけどAudiジャパンの広報車を使った動画はないはずです(あったら教えてください)。
これは上記の理由によるものだと私は邪推します。
つまりAudiが言うところのレーンガイダンス、車線中央維持システムが25年モデルには付いていないことを指摘されたくないから。
もしそうだとすると早ければ25年モデルが売り切れるタイミングで、遅ければ26年モデルが導入されないと広報車は用意されないんじゃないでしょうかね。
問題というか個人的な興味はこのレーンガイダンスがソフトウェアのアップデートで使えるようになるかどうかなのですが……これも個人的な憶測で恐縮なのですが、99.9%ムリだと思います。
海外の動画でQ5/SQ5の外観をチェックするとわかるのですが、海外向けモデルにはついていて日本仕様には存在していないものがあるんです(オプション機能なので付いていない写真もある)。
それは前方レーダー「その2」です。
前方レーダー「その1」、つまりメインレーダーシステムはフロントグリル中央にありますが「その2」はフロントグリルに向かって左側に別途存在するんです。
これがキモなんじゃないかと思うんですよ。
ひょっとしたらフロントガラス中央上部にあるカメラ系センサー内にもアディショナルカメラ的なものが必要なのかもしれませんが、その辺は画像では不明です。
すなわち「レーンガイダンス」を機能させるには別途ハードウェアが必要になるため、ソフトウェアのアップデートでは機能させられないはず、というのが私の考えです。
実に残念です。
とはいえディーラーや営業氏に文句を言うのはお門違いでしょう。
「ついているはず」とこっちが勝手に思い込んでいただけで、ディーラーは「ついているとはいっていない」わけですから。
つまり自業自得というと言い過ぎかもしれませんが、ついているのかいないのかをこちらから尋ねるべきだったんですよね。「ついている」ともし言ってたら別の話になるわけです。
今回のブログの内容を要約すると……
レーンガイダンス機能が不要、もしくは使わない主義の方は26年モデルにこだわる必要はない
でございますね。
Audiの標語って知ってますか?
Vorsprung durch Technikです。
日本語では「技術による先進」と表記されています。
技術による先進?
先進?
「技術による先進」という触れ込みで新型車を売っておいて、実は車線中央維持機能が付いていないって……「恥を知れ」としか言いようがありません。
「どちくしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
以上、魂の叫びでした。
今回は「仕様」についての話でしたが、実は私のSQ5、不具合がてんこ盛りでございまして、それについてはまた別の記事で。
海外動画ではSQ5にはついているフロントグリルの「S」バッジが日本のSQ5にはついてません。
アウディジャパンさん、ケチりすぎでは?
ちなみに日本の公式コンフィギュレーターではこのバッジ、きちんと付いてます。
が、カタログ(的なもの。web閲覧もの)のSQ5にはついておりません。
View Comments
評論家の五味やすたか氏は、911(992.2)は中央維持も出来て停止後に時間経ってのスタートもできるのに、何でA5は出来ないんだ?と訝しがっていましたが、アウディの手抜きだったとは・・・(^^;;
いやいやいや。私の勝手な想像ですからね。そうじゃないかもしれませんのでAudiの手抜きと断定はできません。でもイケてないのは確かですよね。
なお、ACCの停止後スタート遅延は60秒弱(多分57秒か58秒くらい)までOKなので結構使えると思います。欲を言えば日本の信号って60秒のところが結構あるのであと数秒、できれば62,3秒くらいこらえてくれると解除されることが減ると思います。いろいろ試しているんですが、「惜しい、あと2秒あったらリスタートしたのに」と思ったことが3回ほどありました。