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★【LAND ROVER DEFENDER 110 X D350】TPMSを導入

やっはろー(‘◇’)ゞ

DEFENDERのここがダメ その1

いきなりダメ出しの話題で恐縮ですが、DEFENDERにはTPMSがありません。
TPMS、つまりタイヤ空気圧モニタリングシステムってやつです。
DEFENDERは欧米向けの現行車なので広義でのTPMSについてはおそらく搭載されている(ABSセンサーを使ったアラートは出る簡易なヤツがたぶん搭載されている……のでは?知らんけど)ハズですが、日本向けのモデルにはリアルタイムの数値化された空気圧を確認するシステムはないのです。

この価格帯のクルマでTPMSがないとか、何考えてるんだろうと思います。
LAND ROVER Japanに文句を言っても仕方がないので、簡易版ながらリアルタイムにモニタリングできるTPMSを導入しました。

◎カシムラ タイヤ空気圧センサー KD-220

Amazonで検索すると星の数ほど出てきますね。
その中で私が選んだのはコレ。

選択理由は次の通り。

1.充電池非内蔵タイプであること
2.日本メーカーの製品であること

条件の理由については多くを語る必要はありませんが、少しだけ説明しておくとご想像通り炎天下の車内にリチウムイオン電池を置くリスクを避けるため。
日本製にこだわるのは技適マークの信ぴょう性を簡単に担保できるだろうと考えたからですね。

実はこれ、DELICA MINI用に去年のうちに買っていたものなのです。
でも実際に取り付ける段階になっていろいろめんどくさくなって、別途見つけた簡単なヤツを取り付けました(別記事にまとめます)。
DEFENDER納車後にTPMSがないことを確認したので、お蔵入りしていたこれを引っ張り出したというのが話の流れです。

◎モニターの取り付け場所

私はDEFENDERのインパネ周りの造形を「イケてる」と思ってます。それもかなり。
「DEFENDERが欲しいなあ」と思ったのはエクステリアデザインだけでなく、色使いやマテリアル等を含むインテリアデザインのもつ絶妙な「ギア感とユーティリティ」のハーモニーに「ヤラれた」からなんですよね。
「ああ、高級車の内装だよねえ」的なベクトルとは違うけど汗臭さに振っていない佇まいは唯一無二じゃないかと思っております。
LAND ROVERのデザイナーは本当にいい仕事をしたなあ。

そんなわけでダッシュボード周りは「できるだけごちゃごちゃさせたくない」という思いが過去最高に盛り上がっている真っ最中なわけです。

ドライバーズシートに座ってTPMSのモニターを片手に持ち「ここでもないあそこでもない」と1時間ほど悩みぬきました。

そしてとうとうクールで完璧なアイディアをひねり出すことに成功したのです。
我ながら「私って天才じゃない?」と鼻の穴を膨らませたものです。
そのクールでパーフェクトなアイディアとは……「ラゲッジルームの適当なところに張り付けておけばいいんじゃね?」です。

TPMSなんてスピードメーターのように四六時中チェックするようなモノじゃないんですよ。
平均燃費計よりもチェック頻度は低いでしょう。
トリップメーターや燃料系もしかり。
そう。TPMSなんて「ハイプレッシャー」と「ロープレッシャー」の数値をちゃんと設定さえしていれば、アラートが出るまで無視しておけばいいんです。もちろんちゃんと動作しているのかはチェックした方がいいですけど、少なくともチラチラチェックする必要はナッシング。
つまりモニターをダッシュボード周りに設置する必要はないんです。
しかもラゲッジルームだとアクセサリソケットがあるので電源の取り回しもラクチンです。
マジでさすが私です。

そして実際に取り付けたのはここです。

「話が違うじゃーん!」

そう思った方には申し訳ありませんが、この手のガジェット好きならやっぱり運転しながチラっと見たいじゃないですか。せっかくリアルタイムに表示さっるんだしぃ。

最後まで悩んだんですよ?
動作しているかどうかをチェックするだけなら数値確認なんかできなくてもルームミラーにチラっと作動しているな、という感じが映っていればそれでいいわけですし。
でもここはやっぱりフツーに行こうかな、と。

製品には取り付け用のステーなども同梱されていましたが、貼って剥がせる系の厚みのある両面テープにて固定しました。
私のドライビングポジションだと写真のようにステアリングスポークの間からフルに見える感じです。

◎配線の取り回し

DEFENDERはドライバーズシートの下に12Vのバッテリーが積まれています。カバーは簡単にパカっと取り外しができますし、電源はそこから取れるとよかったんですが残念ながら側にヒューズボックスはありませんでした。

面倒なのでリアにあるUSB TYPE Cのソケットにつなぐことにしました。TPMSのソケットはTYPE AだったのでL字型の返還コネクタを使いました。

◎表示誤差

それぞれの誤差がほとんどないハンディタイプのエアゲージを3つほど持っており、それと比べて誤差がどれくらいあるかをチェックしましたが、表示される数値はほとんど真に受けて大丈夫みたいでした。

センサーを取り付けるついでに例の?オカルトグッズも装着しました。

◎少し走ってみて

動作は問題なし。
モニターの場所もDEFENDERのインテリアをスポイルすることもなくいいチョイスだったかな、と自己満足中です。

ちなみにDEFENDER 110 X D350の標準タイヤは275/45R22です。

このタイヤの場合、前輪は2.3bar(軽量時)から3.0bar(フル積載時)。後輪は2.5barから3.4barが推奨空気圧です。

前後で指定空気圧が違うFRでよくあるタイプですね。でも納車時の空気圧はなぜか前後とも同じ3.0barでした。何も考えてないのでしょうね。

しかし、フル積載時の指定空気圧が3.4barって! それってタイヤ限界を超えてるんじゃね?「エクストラロードにも程があるよな」と思ってタイヤをチェックすると「340Kpa(3.4bar)までオッケー」とありました。フルに使えるわけですね。さすがLR指定タイヤ。(^^;

というわけで本日はここまで。
ちなみに不具合はまだ出て(見つかって)おりません。

Natsumi Amagase

【文書作成の以来、歓迎です】 口は悪いが愛はある? モノ好き(「物好き」ではない)のフツーのサラリーマン。 主にデジタルガジェット、時たま家電ネタが中心です。最近はややもすると自転車ネタに流れる場合も。 お問合せ先:natsumi%mono-ludens.com ※%を@に変えて送付してください

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