やっはろー(#^^#)
以前は趣味車と実用車という組み合わせでしたが、今回は……。
うーん。
実用車と実用車かな?
以前の2台体制時代は「屋根が開く2シーターのクルマ(ロードスター的なヤツ)」と「屋根が開かない5シーターのクルマ(セダンとかハッチバック的なヤツ)」という組み合わせを3世代(世代?)ほど続けました。
その後「屋根が開くほぼ実用車」の1台体制に収れんし次からは「屋根が開かない実用車」の時代が長く続いたのでした。
今回の2台体制が何世代続くかわかりませんが、とりあえず復活の第二期2台体制の第一世代は「屋根が開かない小さいクルマ」と「屋根が開かないちょっと大きいクルマ」という組み合わせになりました。
そういえば三菱自動車工業って事実上は日産からホンダの子会社になるんですかねぇ。
いや、持ち株会社の子会社か。
とはいえ持ち株会社は実質ホンダ主導なのだし三菱はホンダの傘下企業と考えてもバチは当たらない?でしょうね。
そうなるとですよ。2年前にekのスーパートールワゴンのマイナーチェンジ版として登場したDELICA MINIは近々フルモデルチェンジするわけですけど、新型DELICA MINIの中身はN-BOXベースになるんですかね?
いや新型DELICA MINIの中身はもうだいたい決まっているでしょうからホンダ・ニッサン・ミツビシ連合効果が表れるのは次の次のDELICA MINIになる感じですかね。
あ。
そう考えるとさっき納車された我が家のDELICA MINIはあっという間にフルモデルチェンジしちゃうってことですね。
とはいえ現行DELICA MINIはインパクトが強いので見た目はあまり変えず中身をブラッシュアップする手法で来ると考えるべきでしょう。N-BOX系のフルモデルチェンジかなあ。
私がDELICA MINIの次に新型DELICA MINIを買うかどうかはわかりませんが、出来ればコストダウンはしない方向でお願いします。
というか、三菱自動車工業のクルマはスバルとはまた違うベクトルの個性的なクルマを作る稀有なメーカーなので個性がつぶれない方向に向かってくれることを一人のクルマファンとしては願ってやみません。
閑話休題。
予定通りアラクリ(アラウンド・Xmas)に納車されたDEFENDER MINI……じゃなくてDELICA MINIの、今回はオプションについての記事になります。
本当は納車前の無聊期を埋める的な感じで色々とオプション紹介などをしようと思っていたんですが、前回の記事にも書いたとおり色々あってなかなか落ち着いてブログを更新する気になれなかったのでこの通り納車後になってしまいました。
が。
実車の写真が使えるのでむしろ納車後で良かったかな、なんて思っております。
それにしてもDELICA MINIに限らず日本車ってアフターマーケットが熱いんですねぇ。30年以上輸入車界隈で暮らしていたので日本車の周りの事情はついぞ知りませんでした。
考えてみればそりゃあMacanやDEFENDERなんかとは分母が違いますよね。顧客数が桁3つか4つくらい違うんだからアフターマーケットがにぎわうのは間違いないといえば間違いないんでしょうね。
私がまだ日本車に乗っていた頃とは雲泥の差です。
って、その頃はインターネットなんてありませんでしたからアフターマーケットなんて言っても純正アクセサリかオートバックスで売っている汎用品が関の山でしたっけ。
日本車の用品やパーツは車雑誌からでしたし、GOLF3のアフターパーツなんかは海外雑誌を取り寄せて、ショップに現地時間で開店している時間帯に国際電話的ファクスして注文したりしてましたっけね。クレジットカード番号もファクスで送る、なんていう今考えるととんでもないセキュリティ感覚ですよね。
時代の流れをひしひしと感じつつ、今の時代に感謝でございますよ。
おっと。
オプション選びの楽しさにどっぷり浸ってばかりもいられません。
とりあえず取り付けてから納車してほしい系のディーラオプションから。
サードパーティのアフターパーツが楽しいという話をしましたが、実はディーラーオプション選びも楽しいっちゃ楽しいんですよ。
特にDELICA MINIの純正オプションカタログって12ページくらいありますしね。
力が入ったオプションカタログは見ていても楽しいんですが、「楽しい」→「うひゃー」の繰り返しなんですよ。
ええ、「うひゃー」は値段が「なんか思っている金額と違う」事から出る悲鳴です。
ディーラーオプションって高いデスネ。
「5000円くらいかな?」と思っていたら3万円以上のプライスタグが付いている、みたいな。
そうなると「同じ(ような)ものがサードパーティ(アフターパーツメーカー)から出てないかなあ?」なんて思ってネットを漁り始めるわけですよ、イマドキのクルマオーナーは。
そしてチェックするとあるわあるわ、ですよ。
ディーラーオプションの代替品はもとよりカスタマイズというにはおこがましい小物から、イメチェン系の大物まで、あーでもない、こーでもないとチェックする時間はまさに至福の時。
クルマ好きじゃない人にはこの感覚はきっとわからないんでしょうね。
私はマズいことに毎日が日曜日なので、一日中好きなだけ検討に時間を避けるわけです。
無限に趣味に浸れる無職万歳!でございますね。
そういえば最近、ブラウザにやたらDELICA MINIのリコメンドが出張ってきます
まあそうでしょうね。
で、です。
リコメンドを見ていて気づいたことがありました。
「そういえばDELICA MINIのTV CMって一度も見たことがないな」と。
まあ、アタリマエといえばアタリマエ。我が家はNHKの正時ニュース以外、テレビはほとんど見ないしね。
そういうわけなのでYouTubeで三菱自動車公式からDELICA MINIのCMでも漁ろうか……と思ったんですが……それもめんどくさいので見なかったんです。
だがしかし。
納車日の朝のこと。
突然「いや、さすがに見ておこうか」という気持ちになり、Youtubeを検索、同居人と二人で正座して三尾自動車工業公式チャンネルにあった一連のDELICA MINIのCMをチェックさせていただきました。
ざっくりとした感想は「なるほど、最初はイラストのアニメーションで登場していたデリ丸が実物(実物?)のアニメーションに変わったんだな」という感じでございました。
同居人的にはデリ丸は「かわいい」そうですが、私の心の琴線には触れませんでした。
なぜか?
実は私、犬がダメなんですよ。飼い主がリードを離したがゆえに暴走した大型犬に襲われたという過去のトラウマがあるのです。
私はただバス停でぼーっと突っ立ってバス待ちの列に並んでいただけなのになぜかその犬はピンポイントで私をロックオンしてとびかかって来たのです。
その日から私的には犬=敵認定という感じなんですよ。
いや、マジで恐怖体験ですよ。
なので犬であるデリ丸はちょっとなあ……なんですが……デリ丸のぬいぐるみは欲しいかな……などと思っちゃいました。
あ、実物大?デリ丸のぬいぐるみはいただけることになっているんですが、納車日には間に合わなかったそうで、納車記念の撮影会(会?)では同居人はディーラー所有のデリ丸を抱かせていただきました。
ちなみに私は犬に殺されかかるという事件の前からかなり重度の猫派で、実家ではずっと猫を飼っておりました。
さて幾重にも張り巡らされた?前置きはこのくらいにしてそろそろ本題に。
まずは……家の中心で「どちくしょー!」と叫びながら選んだディーラーオプションについて。
それはもちろん
・お、これは欲しい
・しかし純正はバカ高い
・サードパーティ製で代替品を見つけるも、精査するとクオリティがビミョー過ぎる(私調べ)
・デザインも微妙なモノが多い
・バカ高い純正品を買うしかないのか……
・くそ、汗臭い体育会系な三菱のくせに(失礼。私の勝手な先入観です)商売うまいな
・「どちくしょー!」
とまあ、こんな流れです。
意訳すると「同じものがネットで買えるけどデザインやクオリティ的に安物買いの銭失いの予感しかしない」→「値段は納得いかないけど欲しいから断腸の思いで買うしかない」&「これってはじめからオプション商売ありきのビジネスモデルとして計画されたクルマなのでは?」というコンボに対しての悔しい思いの発露なのであります。
あ、そもそもネットに代替品が存在しないものもありますね。そういうのは「足元見やがってー」→「どちくしょー!」という感じで直結になります。
次からは「どちくしょー」と叫びながら血の涙を流しつつ選んだディーラーオプションについて、それぞれ文句をたれてみたいと思います。
正式名称:サイドデカール
これは「代替品(「パチもん」ともいう)なし」系のアイテムです。
柄や色が違うものは存在しますがレプリカ的なものは見つけられませんでした。
このデカール、当初は発売前に予約した人への特典としてタダで付けていたようです。
その話を聞くと余計に「どちくしょー!」感が増すわけですが、そんなこと言ってたら「その時予約してなかったお前が悪い」って話ですしね。試乗もせずに予約しちゃった食い気味のファン達へのプレゼントはあって当然だなと納得するしかありません。
私も試乗してないんですけど、発売前予約組とはまったく意味合いが違いますしね。
DELICA MINIのサイドビューはシンプルな「面」のデザインで勝負しているところが個人的に◎な点でございます。
この辺りはEvoqueから続く最近のLAND ROVER車に用いられているデザイン言語、つまりジェリー・マクガバン氏の美意識に通じるものを(少し)感じます。最近の三菱車を見ていると三菱のデザイン部はLAND ROVERファンだということがわかりますし、さもありなんです。
で、この「面」でデザインしたサイドパネルのクリーンさに敬意を表してそのままでもいいんですけど、純正のデカールって結構アクセントとしてDELICA MINIの世界観にマッチしているんと思わせられちゃうんですよね。
そもそもカタログとか公式のWEBサイトとか(そしてTV CMも)このサイドデカールありき、で見せてますからね。
つまり私のような流されやすい人間はこのデカールを貼っている状態がそもそもDELICA MINIのデザインだと刷り込まれてしまうのです。いや、刷り込まれてしまったんです、私。
つまりまんまと洗脳されてしまったということなのですが、ここは三菱のオプション商法に素直に白旗を振っておこうと思いました。
このサイドデカールを貼っていない人は洗脳に強い……というか自分というものを強く持っている人だと思います。
心から尊敬します。
正式名称:エクステリアパッケージ(グロスブラック)&エンブレムセット(ホワイト)
長い……。
これなんですけど、エンブレム「文字」についてはサードパーティの代替品あり。ガーニッシュ(パネル部分)については基本的に代替品はなし、という感じです。
これねぇ……。
付けるつもりなかったんですよ。
でもねぇ……。
オレンジと黒のツートーン色を選んだのに一部の(それも面積がでかい)ガーニッシュ類がグレーというのがビミョーに引っかかる人が多いんじゃないかと思うんです。
「そう思うやつが多いに違いない」「そういう奴ら用にオプションを用意してふんだくってやろう」とまあ、三菱自動車の用品担当は考えたのでしょう。
そして私は「そう思うやつ」の一人だったってことですよ。
でもねぇ……。
付けるつもりなかったんですよ。
これねぇ……。
担当氏:「お客さんラッキー。当ディーラーではガーニッシュを付けるとおまけで前後のバラ文字(DELICAの文字エンブレム)がタダで付いてくるキャンペーンやってるんですYO!期間限定で」
私:「げ、限定スか!」
私は大きく息を吸い込んでこう叫びました(もちろん心の中で)
「どちくしょー!」と。
「三菱自動車工業(長いので以下「三菱」で)のバカヤロー!」と。
ちなみにガーニッシュは黒とシルバーの2種類が用意されてます。文字も白と黒の二種類。つまり2×2で4通りの組み合わせがあります。
私は黒のガーニッシュ類+ホワイトレターにしました。
文字に関しては当初はサードパーティ製のものを考えていました。お値段が1/5から1/6くらいで済むんですよね。
ただし黒やシルバーはたくさんありますけど白がほとんど見つからないことと、クオリティがディーラーオプション品とは明らかに違うものが多いようで迷っていたんです。
でもこっちがタダと聞くと……ねえ。
そして帰宅して増えていくDELICA MINI関係の書類をチェックしていて気づきました。
うーん……まんまアクセサリーカタログのクルマやんけ!
「どちくしょー!」
正式名称:オールウェザーマット
最初はアクセサリカタログを見た時に「是非も無し」で付けるつもりでした。
いわゆるラバー系のフロアマットです。
いやもう、これしかないでしょ、と思うのは私だけではありますまい。
以前……そうですねぇ、15年くらい前までは「フロアマットはちょっとゴージャスなオーダーカーペットしかアリエナイっしょ」と思っていた私ですがSUVに乗り始めてから「カーペット系とかありえなくない?」に変わりました。
そう、オールウェザー系フロアマットの持つ実用性に完全に平伏しております。
理由はいくつかありますが、最初に買ったSUVがきっかけです。
冬が来る前のこと。
「せっかくSUVにしたんだしスキーとか考えるとゴムマットとかラギット感が出て似合うんじゃね?季節限定でこういうのもアリだよね~」ということで当初は季節限定でラバー系マットを使い始めたのです。
そして春。
「あー、よく考えたらカーペット系マットって花粉をため込んじゃうんじゃね?」
と思い至ってもうしばらく装着しておくことに。
そして梅雨。
「そもそも日本って雨も多いし雨上がりに靴の裏がドロドロになっていることも多いし、しばらくこのままの方がいいんじゃね?」と考えました。
夏。
「なんかカーペット系って暑苦しくない? ということは季節とか関係なく、ずっとラバー系マットでよくない?」と思い至り、至ったまま現在に至るという至りまくりな今日この頃なのです。
なので私はもうオールウェザー対応マットしか使わないぞ、と心に決めています。
というわけで純正のラバー系オールウェザーマットに決めていたのですが、実際に試乗車に敷かれていた実物を見せてもらったら気が変わりました。
いえ、オールウェザー系マットにするのは変わらないのですが、純正品は機能面でイマイチだとおもったのです。
他の人のことは知りませんが、ラバー系マットにうるさい?私から言わせていただくとDELICA MINIのオールウェザーマットは「本気が感じられない」のです。
なので純正ではなくオールウェザー系マットの持つ実用性をマジで重視する系の人が作ったサードパーティのDELICA MINI専用品がいくつかあるので、そちらにしようと思ったのです。
純正品がいまいちだと思った理由は「フチが浅く、かつ運転席側の面積が狭すぎる」からです。
フチが浅いのはまだしも、運転席の前方ペダル側、つまり奥行がなく短いのはいただけません。
ガスペダルやブレーキペダルは靴で踏むわけで、その直下にドロやら小石やらが落ちるわけじゃないですか?
そこまで届いていないということは砂とか泥が乾いたものとか小石がマットの下側に入り込むパターンです。
おそらくメーカーとしてはペダル下にマットを置きたくないのでしょうね。安全性がどうのこうのというお約束か社内規定みたいなものがあるんだと思います。ひょっとしたらお上の通達的なものかもしれませんが……。
ちなみにMacanの純正マットはその辺、ギリを攻めてくれている感じで「セーフ」と判断して選びました。
メーカーとしてはたかがフロアマットでガタガタ騒ぐなよってな感じなのかもしれませんが、もう少し機能面から攻めてほしいところです。
「却下だな」と思った私はさっそくサードパーティのオールウェザー系マットをいろいろとチェックしたのですが……今度は「やりすぎ」な仕上げにちょっと引きました。
どれもフチがありすぎるんですよ。
奥行に関しては小石が裏に入り込むなんてことは微塵も考えられないほど作りこまれていて機能としては完璧以上なのですが、問題はサイドのカップ状になっているマットのフチ部分です。ここがサイドシル側に少しはみ出ているものばかりでして……。
気にしない人は気にしないのでしょうけど、ドアを開けてサイドシルを見た時に毎回フロアマットのフチが目に入って「うーん」とモヤっとする自分の姿が見えてしまうのですよ。
しばらく悩んだ結果、モヤモヤを抱えて乗るよりマットの存在を忘れる方がQOL的に上がると判断して機能的には120点、見た目50点、合計170点のサードパーティ製品より機能的には80点、見た目100点、合計180点の純正品を総合点数の差でチョイスすることにしました。
「どちくしょう?」
正式名称:インパネトレイマット
機能としてはインパネにあるトレイ部分のすべり止めマット、というかシートです。
それ以上でも以下でもありません。
これについても安価なサードパーティ製品が色々出てまして、機能的にはどれを買っても何の問題もないのは間違いないところでしょう。
問題は「見てくれ」です。
黒とか白とかでアイボリーの部分に置くとどれもこれも主張が強い。
なので当初はまったく目立たない透明系のすべり止めシートを買って自分で型紙を作ってサイズに合わせて切り出して使う予定でした。
でもフロアマットを純正品にすると決めた段階でトレイマットも純正品をチョイスすることに決めました。理由はフロアマットとデザインの統一性があるからです。
うーん、これも「どちくしょー」案件ですね。
正式名称:インテリアイルミネーションパッケージ(インパネトレイイルミネーション+フロアイルミネーション+リアステップイルミネーション)
まず「え、(標準では)ついてないの?」というオドロキがありました。
これがついてないクルマってあるんだ?というのはマジでオドロキです。
この辺が「軽自動車」ってことなのでしょうけど、デジタルミラーなんか標準で付けてるのに足元照明は無いのかよ、というオドロキです。
ええ、つけていない理由は「オプション商売」だからですね、わかります。
当初は高齢な親を乗せる際に少しでもリスクを減らす為にリアのステップを照らすイルミネーションだけを付けようかとも思ったのですが、セット品だと割引価格のようなので「毒を食らわば皿まで」的な覚悟の元、トレイと前席床下照明も併せて装着することにしました。
この程度の機能品は昔の私だったらパーツを買ってきて自分で適当に配線して取り付けちゃうところですが、最近はそんなバイタリティは影を潜めてしまいました。
それに昨今は万が一何かあったら「お前が配線いじったせいだ」とか言われかねませんからね。
「どちくしょー」と叫ぶ私を誰も攻められますまい。
正式名称:スカッフプレート
家族以外の人をクルマに乗せる時って平気でサイドシル踏んだりしませんか?
自分でクルマを運転しない人やクルマは運転するけどクルマに対する愛やいたわりが足りない人とかはサイドシルをがりがり擦るのに何のためらいももってませんからね。
そういうわけで最初からスカッフプレートのガードはするつもりでした。そして最初からサードパーティ製をチェックしていたのですが……「コレ」と思うものが見つかりません。
翻ってアクセサリカタログをチェックすると、こっちは私的に「いい感じじゃん」と思えるものだったんです。
値段を見ると「DELICA」のバラ文字と違って思ったほどは高くない(この頃になると既にディーラーオプションの値段の高さにマヒしていた)し、見た目が気に入っているという要素をプラスすると「許容範囲かも」と判断して純正をチョイスすることにしました。
ちなみにロゴが光るヴァージョンなどは設定されていませんでした(サードパーティには存在。また蓄光で文字が光るタイプなどもあった)。
これはどちらかというと「どちくしょー!」ではなくて冷静に比較して納得がいくチョイスであるという気がしております。
以上が苦渋の決断によって私が厳選した?ディーラーオプションの数々でございました。
○マッドガード
クロカン感(?)を演出するにはピッタリなのがマッドガードです。
特にDELICA MINIのマッドガードはキャラ建てアイテムとしていい線いってると思います。
何しろDELICAを名乗ってますから元ネタのキャラ建て用品であるマッドガードは外せないオプションと言っていいでしょう。
この辺も今回のDELICA MINIはオプション商法が冴えてるなと感じるところです。
このマッドガード、DELICA D:5のキャラ立て品としてもともとリスペクトしていた私的には見た目もDELICAの名前に恥じない「マジで作りました」感があっていいなと思ったので「行っちゃう?」と一瞬だけ考えて……その後正気に戻りました。
そう、私はマッドガードはつけない派。
マッドガードが嫌いなんですよ。
理由は2つあります。
一つ目は最低地上高が減ること。
ある程度最低地上高が確保されているSUV系でドライ路面界隈しか徘徊しないならギリセーフかもしれませんが、豪雪地帯に踏み込むなら下手するとマッドガードはボディを痛める原因になります。
私は不幸にもソレを体験しちゃったのでマッドガードのメリットよりデメリットの記憶しかありません。
雪に埋まりこんだ状態でバックするとどうなるか……。
狭路ですれ違う為に轍を乗り越える際に響くあの音……。
もともと最低地上高があまり確保されていないクルマの場合は街中でもバッドアイテムです。車止めなんかに引っかかったりすることもありますしね。
二つ目はボディの腐食に寄与する可能性です。
マッドガードの取り付け方法を理解すれば想像していただけると思うんですが、取り付け部分(隙間)に泥が入り込んで堆積してしまうことです。泥=水分を含んだいろんな物質ですから。雪道を走ると塩分どっちゃりな成分になりますね。
丁寧に洗車してもこの部分に詰まったものは取れません。うそだと思うならマッドガードを外してみればいいと思います。
なので長く乗るつもりだとここは間違いなく腐食の原因になります。
取り付け穴を空ける必要があったりするタイプだとさらに可能性が高くなります。防錆処置とかいい加減な場合が多いですし、たとえやっていたとしても長く湿った泥に侵されたら……ねえ?
もっとも今の日本車は昔に比べると防錆処理なんかもそれなりによくなっているでしょうし、実のところ「腐食してた」なんてケースはマレなのは事実でしょうけど、かつて腐食したクルマを目の当たりにした私的には付ける気にはならないのです。
なので見た目的に「ありかな?」と「チラっと」考えたものの、次の瞬間に全力で却下されたオプションでございました。
今回はこの辺で。
次回は「沼」こと社外オプションについて