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★【老後生活通信】ガジェット編 スマートフォンの巻【Apple iPhone 16 Pro】

へいへいへいー!(‘ω’)ノ

みんな~、iPhone買ってるぅ~?

私はまだ13です。いや、年齢じゃないッスよ。

◎iPhoneは何年で買い替えるべきか

「べきか」じゃねーよ>私。
Appleの回し者のユーチューバーが使うようなレトリックでお届けしておりますが、今回も前回に引き続き私ではなく同居人のガジェットが壊れたので買い替えましたシリーズでございます。

◎2年しかもたなかった

同居人は2年前、Macan GTSが我が家にやって来た年に発売されたiPhone 14 Proに買い替えたわけですが、2年も待たずに調子が悪くなってしまいました。

この場合の調子が悪いというのはズバリ「バッテリーのもち」でございます。
「すぐにバッテリが減る」なんて毎日の挨拶のようにつぶやいていたのですが、去年の末頃にはすでに80%を割り込んでいて2年経った頃には70に近い数値になっていました。

ガジェッターな私がいますから同居人の充電の仕方がタコだということはなく、実はもともと同居人の個体のバッテリーは外れだったようでして、購入して1年目くらいには80%に迫ってました。
80%を切ってたらAppleに文句をいって交換してもらうつもりでしたがそこはApple、80%は切りませんでしたねぇ。
我が家の家訓に従い同居人はApple Careには入っていませんので1年を過ぎて80%を切っても自腹交換しかありません。
まあそれでもApple Careより安いわけで。

そんなわけで当初は私のiPhone 13 Pro Maxのバッテリーが80%を切ったタイミングで一緒にバッテリー交換に出そうと考えておりました。

考えておりましたが……朝のNHKのニュースで16 Pro発表の報を見て「交換手続きとか面倒だし、この際買い換えるかな」という流れに。

◎バッテリー交換は賢者の選択

私は愚者なので本体を交換してしまうわけです。

バッテリー交換には選択肢が2つあります。
Appleストアで交換してもらう方法とAppleストア以外で交換してもらう方法です。
Appleストア以外というのはいわゆるバッテリー交換業者です。ネットで検索するといくらでも出てきます。値段もAppleストアの半額以下というのが多いようです。

Appleストアや実店舗がある業者だと実際に出向けばその日のうちに交換が可能です。
またどちらも郵送対応も可能。
つまり出向くのが面倒なら郵送すればいいじゃん的な感じで「店まで行くのが面倒」という言い訳は封じられるわけですが、郵送は郵送で大問題です。その間iPhoneが使えなくなるわけですからね。
もっとも我が家の場合はバックアップ端末があるのでsimを抜いてそれでやり過ごすことはできます。

なので「めんどくさい問題」はそういうところではなく初期化しないといけないということなんです。
もちろん初期化しなくてもバッテリー交換作業はやってもらえます。
やってもらえますがバッテリー交換をしてもらう場合、iPhoneのログインセキュリティは解除しておく必要があります。
アクセスフリーの状態のスマートフォンを赤の他人に預ける、なんて恐ろしいことができるわけないじゃないスか。
私は恐ろしい行為だと思うんですけどそう思わない人は結構いるんですかね?

私は考えました。
バッテリー交換するとiPhoneを2回セットアップすることになる。バックアップ端末を使えるようにする時と、交換が終わった端末を使えるようにする時。
そして私はひらめきました。
iPhone 16を買えばセットアップは1回で済むじゃん!と。
楽じゃん!と。

そんな愚考をした私はバッテリー交換じゃなくて本体そのものをリプレイスするという愚行に及んだのでした。

◎実は今年は私が買い替えるつもりだった

私のiPhoneは13 Pro MAXです。
今年で3年目ですね。
実は去年、iPhone 15が発売された時に買い替えるつもりだったんです。
「2年経ったし」という理由で。
ええ、私は「iPhoneは2年で買い替える」派なのでした。
ではなぜ買い替えなかったのか?
それは……無職だから!(;’∀’)

無職になったのに今まで通り2年ごとに買い替えていいのか?
いいのか?
本当にいいのか?
老後ナメてない?

みたいな自問を投げかけ、いや投げつけ……バッテリーの状態を見ると90%もある。
全然オッケーじゃね?
つか今のiPhoneに不満とか無くね?
だいたいセットアップとかダルくね?

という感じで1年スキップすることにしたのでした。
で、今年の16は購入しようと決めてました。
15が出た時に欲しいと思ったのはUSB C端子になったことと望遠レンズ(カメラ)の焦点距離が長くなっていたからです。14 Pro MAXまでは標準レンズの3倍でしたが15 Pro MAXから5倍になったのが魅力でした。
でも言いかえるとそれだけですからスキップするのに大した抵抗もなかったのです。

で、出ました16。
私のiPhone 13 Pro MAXのバッテリ残量を見ると87%。
ええ、スキップです。
光学5倍望遠カメラの画素数アップやカメラインタフェイス用に新しく設けられたボタンの使い心地などに興味はありますが、それは同居人の16 Proをちょっと触らせてもらえば満足しそうですし、そももハードウェアに問題はないのですから。

なので私は来年のiPhone 17 Pro MAXを狙います。
でも来年はクルマを買い替えるからこういう高額の出費は痛い……。
痛いが……。
いや……。

よし、こうしよう。
来年iPhone 17が発表された時に私の13 Pro MAXのバッテリーの健康状態が80%を切っていたら買い替え、まだ80%以上だったらスキップして18にする。

そんな感じの我が家のiPhone事情でございます。

◎iPhone 16 Pro

同居人はMAXじゃなくてただのProです。もともとSE系を乗り継いでいた小型iPhoneラバーなので14 Proに乗り換える時にはたいそうな決心で臨んでおられましたっけ。
でも人間は慣れです。
使い始めて少し経つと「でっかい」「重い」「かさばる」的な文句は鳴りを潜めましたからね。
まあさすがにMAXは不要らしいので今回もただのProに。

でも、16のProはいいッスね。
何がいいってMAXとの違いはサイズを除くとバッテリーのもちだけですからね。
以前はカメラ性能で「MAXの壁」的格差を作っていましたけど16はどちらも同じ性能ですから、それまで泣く泣く?MAXをチョイスしていたハイエンダー(ハイエンドモデルしか買わない人)も胸を張ってProをチョイスできるわけです。

私もiPhoneで電子書籍を読むことがすっかりなくなったこともあってカメラ性能が同じなら次は普通のProにしようかなと考えております。一日中外にいることはないのでバッテリーのもちでMAXを選ぶというのも違う感じですしね。

というわけで発売から数日間熟考した上でポチっと申し込みました。

到着日は10月3日~となっていましたが、実際は10日後の9月25日に届きました。

チョイスしたのは256GBモデル。
ストレージは多ければ多いほどいいわけですけど、実際問題としてその人の必要量ってあるとおもうんですよね。


同居人の14 Proのストレージ状況を見ると実際は128GBでも間に合いそうですが、そこは余裕を見越して256GBモデルをチョイス。
これで10年は行けそうです。

色はデザートチタニウムにしました。


赤がなければ白系をチョイスするのが通常なのですが、今回は最近はやりの「刷新感」を狙い、16で初めて出た新色に決めた模様です。
というか最近のiPhoneって色を変えるくらいしないと買い替えた感がないのが寂しいところ。
同居人はクリアケースを使うので普段から目にすることになる色の変更は重要な刷新感要素といえるでしょう。

セットアップやデータ移行も無事に済み、問題なく使い始めているようです。
当然ながら劇的に変わった感はなさそうですが、カメラコントロールボタンはやはり便利そうではあります。


ただし、実際に「撮りたい」と思って撮影態勢に入るまでのプロセスにおける「時短」に貢献しているかというと「うーん」と微妙な返事。
画面のカメラアイコンをタップする時間もカメラコントロールボタンを探す時間も大して変わらないんだそうです。むしろちょっと遅いかも、と。
うーん。(^^;

フレームレートや処理能力が上がったりしていますが、これについても正直なところ我々のようなライトなスマートフォンユーザーにとっては体感はできないですね。
そもそもiPhone系のパフォーマンスって基本的にハイエンドレベルですからね。ライトな用途だとそもそもがはっきり言ってオーバーキル的な性能ですからねえ。
13Pro MAXを使っている私がパフォーマンスに関していまだに一切不満を持っていないのがその証拠といえます。

まあ16に期待するのは例のAIでしょうかね。機種依存になるので13や14では使えないので16を購入する意味はあるといえます。
もちろん「AIがナンボのもんじゃい」って思っているところもありますし、そもそも同居人や私の使い方ではあまり意味がない可能性も高いわけですが「使わない」と「使えない」は大きな違いですからね。
特に我々老人はこの手の「最新機能」には積極的に触れておくべきだと思うんですよ。
それは親の面倒を見るようになってから身に染みています。
アラウンド90ともなるとスマートフォンを使いこなすなんて完全にムリ。掛かって来た電話の応答すらまともにできないレベルだったりしますからね。そもそもタッチパネル系のインタフェイスはユニバーサルデザインと根本的に相容れないんじゃないかと思っています。

先日、クリニックの待合でこんな光景を見ました。
大手の総合病院なんかではもはや当たり前ですが、そのクリニックは最近になってマイナンバーカード保険証対応の端末を入れました。
そのタイミングで受付や次回の予約なんかは基本的にディスプレイ上でおこなうようになりました。インタフェイスもこなれているし文字やボタンも大きいしシンプルでわかりやすくできているなと思っていましたが、それだけじゃダメなんスね。

常連?のそのご老人は元気に受付の職員とあいさつを交わすと、手にした診察券を端末につながったカードリーダーにかざしました。ここまではOKです。
診察券を読み取った画面には「予約する」と「受付」という2つの大きなボタンが現れました。ご老人は受診ですから「受付」を選ぶわけです。当然ご老人は「受付」をタップします。
タップします。
タップします。
タップします。
4回ほどタップしたご老人は「またや!全然ダメやで!」と受付の職員に声を掛けました。
声をかけながらも何度もタップをしています。
職員はすぐに受付から出ると、今まで何度もおしていた「受付」ボタンをタップしました。
すると普通に画面は変わったのです。
ええ、壊れてませんね。私が直前に操作した時も普通にいい反応でした。
「いつもオレの時だけ反応せいへんのはなんでや?」
まあそう思いますよね。
いつものことなのでしょう。ご老人はもうあきらめている体で、怒るではなく「やれやれだぜ」感を出しながら待合の椅子に腰をおろしました。

端末のそばに座っていた私は、見るでもなくご老人の操作を見ていました。ご老人がタップしても反応しなかった理由は「なんでや?」とつぶやきながら数回押している指先を見た時に見当がついていました。
ご老人は拇指、すなわち親指でボタンをタップしていたのです。そう、その端末のボタンは人差し指でタップしないと反応しない仕組みになっているので親指だといくらタップしても反応しません。
というのはウソで、ご老人は親指一本でタップしているつもりで、他の指の一部、つまり親指+ゲンコツで画面を叩いているような感じになっていたんです。
おそらく同時に複数の場所をタップしてしまうと正しいタップだと認識してくれないアルゴリズムなのでしょう。

この自説が正しいかどうかを確認したうえで、この先も延々と端末に拒否し続けられるのはストレスでしょうからそのことを本人か受付の職員にお伝えしようかとも思ったのですがすぐに診察室からお呼びがかかり、主治医と世間話をしているうちにすっかりわすれておりました。
願わくばご老人が人差し指タップに目覚めんことを。

まあそういう感じで新しい技術に対して興味を持ち、それを理解して使う、もしくは使わなくても自分の中で落とし込んでおくことを続けないと徐々に社会に対する適応力が低下してしまうでしょうね。

iPhone 16 ProにAIが搭載されたというニュースはそんなことを考えさせられました。
日本では来年にならないと機能が解放されないそうですが、一応楽しみにしております。

Natsumi Amagase

【文書作成の以来、歓迎です】 口は悪いが愛はある? モノ好き(「物好き」ではない)のフツーのサラリーマン。 主にデジタルガジェット、時たま家電ネタが中心です。最近はややもすると自転車ネタに流れる場合も。 お問合せ先:natsumi%mono-ludens.com ※%を@に変えて送付してください

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