やっはろー(*´ω`)
年金、いいっスよね~。
私もようやく今年から年金を受け取り始めました。
とはいえ本来?の年金ではなくて「特別支給の厚生年金」ってやつなんですけどね。これはご存じの方はご存じの通り従来60歳から受給できるところを65歳からに延長した際に設けられた移行措置で、特定の年齢の方が対象で、私はギリ64歳から1年間だけ受給できる帯域にいるというわけです。
正式な(というか満額?)年金受給は来年からになります。
特別支給とはいえ、これで晴れて「無職」から「年金生活者」にジョブチェンジでございます。
そういえばこの歳になって気づきました。年金支給日を狙ってセールをやっている店がけっこう多いことに。
ええ、毎偶数月の15日が楽しみです。
なんですよ、我が家的に。
ここでいう当たり年とはズバリ「故障」のことです。
きわめて個人的な状況ではありますが実は今年、我が家的に家電やいわゆるガジェット類が壊れまくっております。
大型家電については2020年にはBlu-Rayレコーダーがイカれたので14年ぶりにテレビを買い替えました。
なお、テレビはイカれてません。テレビに録画機能がついているのでレコーダーは不要ということで一元化。
詳細はこちらに。
そして去年(2023年)には冷蔵庫の冷気漏れが気になって来たので動かなくなる前にリプレイス。こちらは15年ぶり。
で、2024年はとりあえずルンバ。
こちらも記事にしております。
で。るんばだけじゃないんスよね。今年はいろんなものが次々に壊れたり調子悪くなっているんですよね。
2024年を振り返った際に「今年はリプレイスの年だった」と思うのは間違いないところなので備忘録的にガジェット編と家電編に分けて記事にしておこうと思いました。
ということでガジェット編の第一弾はスマートウォッチ。
世の中はApple Watchが大人気のようですが、アスリート(ええ、めっちゃ見栄張ってます)の私は以前よりGarmin一択。Apple Watchなんていう軟弱なモノ(^^;)は眼中にありません。
といいつつ、大それたイデオロギー的なものでもってApple Watchの否定派をきどっているわけではございません。一度使ってみたいなとは思いつつも私は粗忽ものなので外装的にApple Watchだと傷だらけにしちゃいそうで手を出しにくいのと、バッテリーのもちの悪さを考えると私の運用だとチトめんどくさいんですよね。
活動量計としてデータを見て遊びたい私としては風呂でもつけっぱなし(その時にベルトなど含めて洗うルーチンもある)なので「風呂に入っている時に充電するから(Apple Watchのバッテリでも)問題ないっすよ」というApple Watchのバッテリのもちはわるくないと言い張る派の強弁は私には通用しないのですよ。
とはいえインタフェイスの良さや使い勝手などを考えると俄然有利なApple Watchですから、タフギアっぽい作りになり、かつバッテリのもちが30日くらい無充電でOKくらいになった派生モデルとか出たら検討したいと思います。
最初に買ったのはGarminのVIVO Smart HR Jという簡易なもの。2016年だからSmart Watch歴は9年目ということになりますかね。
目的はサイクリングの時にいちいち心拍計を胸に巻くのが面倒で面倒で面倒になり、親友Aが「なかなかいいぜ」と自慢してきたので乗っかりました。
以来、充電時以外は私の腕にはほとんどSmart Watchが巻きついているのでありました。
私の場合は心拍計がわりに入門?したSmart Watch界隈ですが、簡易型とはいえ使ってみるとこれが日々の生活の中で極めて便利であると思い知り、以降Smart Watch信者に。
活動量計としてはもちろん、各種通知機能なんかも併せて私のQOLってやつを極上げてしてくれました。。
弊害としては……それまで愛用していた機械式時計の出番がすっかりなくなってしまいましたとさ。
とっても気に入って使っていたVIVOですが、構造的な問題が発生。
当時のVIVOは本体とバンドが一体になった作りになっていたんです。これがキモでして、エラストマー(TPE。広義でのゴム)製のバンドは経年により断裂するんです。私の場合は2年くらいで切れました。
一度目は修理に出しました。上記の記事に書いたように保証期間が切れていたにも関わらず無償で交換してもらえました。
※正確には往路の送料のみ負担
たぶん構造的?な問題で多くのユーザーが苦言を呈したのでGarminとしてはその辺を考慮してくれたのでしょう。
修理して元に戻りはしましたが、今度は1年で同じ問題に直面した私はキレました。
バンドごときでいちいち修理にだしてられっか!とばかりに乗り換えを決断。
VIVO使用から3年くらいで買い替えたのが同じくGarminのInstinctというモデル。
VIVOと同じくモノクロ液晶ながらVIVOより圧倒的に広い画面が特徴です。VIVOはどちらかというと「時計」というより「腕輪」的な見てくれでしたがinstinctはまさに「時計」でございました。
その頃にはすでにGarminのSmart Watchも様々な種類があり悩みましたが、なんとなく傾向的にはラギットなモノにシンパシィを感じる私なのでカシオのGショック風な佇まいのある……つまりタフ系デザイン(もちろんMILスペック付きなのでタフ)のInstinctをチョイスしたというわけです。
時計って、数年でダメになる……なんて考えたことありませんよね?
あります?
私はありません。
新婚旅行先(スイス)でウィンドウショッピングしてたら衝動買いしてしまったBREITLINGの自動巻き時計なんていまだに普通に現役ですからね(ねじを巻くくらいしかしてないけど)。
もちろん途中でオーバーホールとかしてはいますけど。
そのご結婚10周年記念だったかで同じくスイスにいってウインドウショッピングしてたら衝動買いしてしまったBREITLINGの自動巻き時計その2なんてVIVO導入まで何十年も毎日使ってましたけど呼称のひとつもなくこちらも当然のように現役です。まあその後はこちらもねじを巻くくらいしかしてないのですがね。
思うにボタン電池じゃなくてバッテリ内蔵の時計とか出た時点で時計の実質的な寿命は短くなってしまったのでしょうね。
修理作業でバッテリ交換は可能であってもユーザー側にその時計に対する思い入れがよほど強くない限り、長く使ってもらうことは難しい気がしますね。
かつて時計は人の寿命を超越して子や孫に受け継がれたりするのはけっこうよく聞く話だったりしましたが、Smart Watchはそういう系のブツではないきがしますね。
ええ、もちろん人に寄るんでしょうけど、PCとか孫とかに受け継ぎませんよね?そんな感じなのでしょう。
というわけで4年使ったInstinctですが、こちらはVIVOと違って本体がイカれました。
心拍計が機能しなくなったのです。
instinctは大した不満もなく気に入ってましたしバッテリがヘタるまでは使うつもりだったので修理も考えました。
が、そのバッテリも結構もちが悪くなっているのは実感しておりまして、少し悩んだ末に新しいものを購入することにしました。
私が使っていたInstinctは初代モデルでした。
その今は3世代目になってますね。というか派生モデル多すぎ。(^^;)
気に入っていたInstinctの最新型をチョイスするという選択肢もあるわけですが、今回はInstinctを使っていて隣の芝生が青く見える的にちょっとうらやましく思っていたApple Watchのような「画面が着せ替え機能」があるモデルが気になります。
あとは情報量が多くなると視認性の問題で色がついているほうがいいだろうということでカラーディスプレイも。
Instinctの数少ない不満というか、画面のデザインというかインタフェイス的にInstinctには不要だと理解はしていたのですが、VIVOにはあって便利だったタッチパネル機能も欲しいところ。
あとは老人ですから画面の大きさも重要です。
そんな感じで機種選びを始めました。
GarminのSmart Watchは実に種類が多くて迷うところです。
ゴルファー向きのApproachやは不要。
ダイビングなんてしないのでDescent系のタンク残圧モニタとか無用の長物。
ランナーじゃないのでForerunner系もなんかちょっとね……。
おしゃれ系のVenuも今はいいかな……。
Garminに高級感は求めていないのでMARQシリーズはないな……。
ってな感じで見ていくと総合系のFenixかEpixがやはり私には使い勝手がよさそうと思いました。
両者は極めて似たモデル。
なので詳しく違いをチェックしてみると……「ああ、なるほど」と思いつつもとりあえずどちらも実物をチェックしました。その上で今回私がチョイスしたのがEpixです。
なおEPIXにもfenixにもゴルフコースは内蔵されてますので特化型ほどではありませんがゴルファーにも使い勝手がいいのではないかと思われます、念のため。
決め手は画面表示の鮮やかさです。
EPIX Proは有機EL、Fenix 7 Pro(正しくはfēnix 7X Pro Sapphire Dual Power)は液晶という違いがあり、画面は明らかに鮮やかな有機ELの勝利でした。
もっともEPIXは有機ELなので省エネのためにデフォルト設定では普段の画面は真っ暗で手首を顔に向けると表示されるという仕組み。対して液晶モデルはバックライトがないだけでデータ自体は常時表示されている(暗いけど)ので、その辺は好みがわかれるかもしれません。
私は見た目の鮮やかさをとりました。見たい時に表示されていればいいわけですからね。
Fenixにはソーラー発電機能があるのでそちらにも惹かれました。でもそもそも発電量はたかが知れているのとそもそも屋外にいる時間なんて限られますからね。あと冬場は外出時にコートやパーカーなど上着を着てますしそうなるとそもそも時計が露出しないのでソーラー発電のメリットなんてないと判断しました。ハワイイに住んでいたら選んでいたかもしれませんが……。
ちなみにですが、ディスプレイの違い以外は双子に近い両モデルですが、現在は統合されたようです。
EPIXが消え……たというかFenix 8 AMOLEDという名称になり、Fenix 7が Fenix 8という名称になったというのが正しいのでしょう。モデル統合というやつですね。
あと、どちらもProというグレード?名が消えました。
あと数か月待っていれば新型になっていたんですが、タイミングが悪いというかなんというか。(^^;)
なんとなく体よくEPIXの在庫整理に協力したような感じですね。
というか、たぶん在庫整理で今なら安いかもです、EPIX Pro(Gen2)。
※今見たら公式サイトで10%オフでした。
ちなみに私のEPIX Proの直系はfenix 8 AMOLED 51mmってやつです。
実に快適に過ごしております。というかとても満足しています。
タッチ決済や音楽プレイヤーとしては全く使っておらず機能的にはInstinctでやっていたこと以外のものはあまり活用できておりませんが、メッセージやメールの通知表示の文字数が倍増?したのは地味に……いや派手に便利です。
もともとInstinctのインタフェイスデザインが気に入っていたこともあり、いろいろ試してみて、フェイスは似たようなデザインのものに落ち着いています。表示内容はデフォルトではなく思いっきりカスタマイズしてます。
フェイスはデフォルトでいくつか内蔵されていますがGarminのそれ専用のアプリを使って多くのデザインをダウンロードできます(有料、無料さまざま)。
instinctに似たデザインの名前はinstinctです。
EPIX Proの最大の特徴はバッテリーの持ちですね。
カタログデータ的にはスマートウォッチモード(って何?)だと30日くらいだそうです。
私の使い方としては週に4日くらいのウォーキングもしくはサイクリングでGPS機能や心拍連携機能をつかっても3週間はもつ感じ。
Instinctは最後は1週間ももたない状況になってましたのでメリット大でございました。
フェイスデザインですが、気に入ったものに落ち着いたらめったに変えないという話はしましたが、時々チェックして新作で面白そうなものがあればダウンロードして試してみたりしています。
とはいえ敢えて変えて使いたい時もありますよね。
例えばいわゆる「ONとOFF」で。
プライベート中は派手派手なもので気分を上げつつも仕事中はそれなりのデザインで、なんてのはよくあるパターンじゃないでしょうか。私のような無職だとONとか関係ないので基本は気に入ったもので年中通しますけどね。
私が変えるのは冠婚葬祭の場です。もっとも婚系はほとんどなくて葬系ですね。法事とかは地味目にしておく感じです。
その際バンドも交換しますが、この作業がもう本当に楽。
一瞬で交換可能です(うそ。一瞬はムリ)。
普段は派手目のバンドを付けているのですが、同じく仏事には黒のバンドに付け替えたりするんですが、パチパチって感じで脱着完了。
なのでむしろ交換を楽しんでます。
たとえば普段はMacan GTSのボディーカラーにちなんだオレンジ系の色、
サイクリングの際はMadone SLR7に合わせたブルー系、
冠婚葬祭は黒、
私には関係ないですけど、ビジネスタイムは茶系の革バンドか金属バンド……みたいな感じ。
クルマを買い換えたらまたそれに合わせたバンドをつけよう、みたいな楽しみ方ができます。シリコン系のバンドは1000円台が多くて安いしありがたいです。
そうそう「シーンに合わせる?だったら時計自体を変えたらいいじゃん」とか「法事の間くらい時計外しとけばいいんじゃね?」なんていう正論というかトンチ系の回答?は用意しておりませんのであしからず。
Smart Watchのような活動量計は24時間365日装着してこそ、ですからね。
そんなわけでEPIX Pro(51mmモデル)ですが、ウォーキングの機会が俄然ふえてきているので実に約にたってます。
マップ搭載なのでご近所ハイキングでも活躍しそう……いやご近所だとマップとか要らないんですけどね。(^^;)
機能だけでとらえると私のライトな使い方ではFenix Proでできるけど従来のinstinctではできない……なんて項目はないのですが、やはり鮮やかなディスプレイは正義だなと思いますし心拍計は4年分の進化を感じます。
instinctにはなかった血中酸素が測れるのもこのご時世に合っている気がしますし、買って後悔はしておりませんん。
さて、今度は10年くらいは持ってほしいもんです。