ちゃろー( `ー´)ノ
だってここんとこ、ずっと吊り下げ式なんスよね。
というか、私の所有した中でオルガン式ペダルのクルマって2台だけで、あとは全部吊り下げ式。
Macanも残念ながら吊り下げ式です。
なんというか、FF系のクルマは吊り下げ式で、FR系はオルガン式が多いイメージですね。
もう少し突っ込むとコスト重視だと吊り下げ式をチョイスする傾向にあるのでしょう。
走行体験(フィーリング)を売りにしているクルマだとFF系でも多少コストがかかってオルガン式を採用しているようですね。
まあ個人的には安全性や踏みやすさ(踏みかえやすさも)等々の個人的な好みの観点からオルガン式であってほしいのですが、残念ながらMacanはそうではありませんでした。
まあ、それはもうどうしようもないのでいいとしましょう。
問題は「もう少し気を遣ってほしいかな」というお話なのです。
そう、ペダル類がベーシックすぎるんですよ。
「これって軽トラとおんなじ感じなんじゃ?」
なんて思ったりしております。
え、軽トラに失礼?
すみません。
だがしかし、なんというかこう、もう少しやりようがあるんじゃないの?と思う今日この頃です。
Macanの足元はこんな感じ。
ガスペダル(アクセルペダル)は(たぶん)プラ版で、ブレーキペダルはご覧のような鉄にゴムカバーしただけ。
思えば前車のXC40もそんな感じでした。XC60もまったく同じ。XC60の時は「これはさすがにひどい」と思ったのでEASTオリジナルのペダルカバーを装着してもらいましたっけ。アルミじゃなくてステンレス製で、今あるペダルにドリルで穴開けてビス止めするタイプでした。
XC40の時はそもそも納車待ち時間がほぼゼロ、つまり「わくわく準備期間」がなかったせいで「あれもつけよう、これもかえよう」的な準備ができておらず、乗り換えたあとに「そういえばペダルカバーどうすっかなー」なんて考えているうちにMacanに買い替えることを決めちゃった関係で結局プラスチックのペダルを特になんの違和感もなく踏みつづけていたのでした。
翻ってMacanです。
こちらは「わくわく準備期間」がたっぷりあったので既にお伝えしたような「小物」をいろいろ揃えたわけです。
ペダルカバーもその例にもれず、でございます。
Macan用のペダルカバー、探しました。
そしてそれはすぐに見つかりました。
が、しかし……。
それらはMacanのペダルカバーなんですが、Macanのペダルカバーではない、という実に「ビミョー」なペダルカバーだったのです。
過去の記事で何度も書いているようにMacanを一言で表すと「PORSCHEに魔改造されたAUDI Q5」です。
が、ペダル類はPORSCHEの魔の手が及ばず、Q5オリジナルのままです。
そう、見つけた(見つかった)ペダルカバーはMacanではなくAUDI Q5用のものばかりだったのです。
付け加えるならそれらは「VW/AUDI汎用のペダルカバー」なのです。VWグループの多くのモデルで同じペダルを使いまわしているからですね。
Macan専用というのはあまりみかけず、「Macan ペダルカバー」なんて検索で引っ掛かるものだとよくあるのがこれでした。
これでもいいかな、と思ったのです。500円くらいで、とにかく安い。(^^;
でもなんというか……アタリマエなんですが「あまりにVW」「あまりにAUDI」なペダルカバーです。
そりゃそうですよね、Macanのペダル自体がVW共通パーツなんですから。
「ノーマルペダルの見た目があんまりだから、ちょっと見栄えを良くしたい」という目的には十分合致しているのですが、なんというかイマイチ食指が動かなかったんですよね。
Macan用ではなくAUDI Q5用で検索すると他にもバリエーションがいろいろありました。
その中で私が選んだのはこれ。
ブラックアルマイト(たぶん)のヘアライン仕上げです。
ええ、思いっきりAUDI用ですよね。S lineとか入っちゃってますし。
おまけにこれ、エンボスというか掘り込みにいわゆる墨流し処理されちゃってます。無駄にコストかかってるんですよね。
私がそれでもコレを選んだ理由は「黒いから」です。
ペダルカバーというと真っ先にシルバーをイメージしていた私ですが、いろいろ物色しているうちにこれを見つけて「そうか、黒という手もあるな」と。
ついでにカーボン柄のも見つけましたが、値段にビビって黒アルミをチョイスいたしました。
裏側はこんな感じ。
けっこう分厚いアルミプレートにゴムを噛ませた作りですね。
ガスペダル用はそのままかぶせるタイプで、ブレーキペダル用は純正のゴムカバーを剥がして、その代わりに装着するタイプ。
S lineって入っちゃってますけど「別にこのままでもいいかな」と思いました。
実際問題として、ペダルなんてほとんど見ませんからね。
だったらカバーとかどうでもいいじゃんって話ですよね、うん。(^^;
めったに目に入らないけど、目に入るのが赤と白のS lineという文字はやっぱアレかも……。
そう思った私はロゴを消すことにしました。
思いついたのは手持ちのカーボン柄シートでロゴ部分をふさぐこと。
ヘアライン加工とカーボン柄とは全く違いますがどちらも黒系なので目立たないだろうと。
うーむ。
エンボスというかへこみ部分はパテ埋めするなりしておけばよかったですね。でも面倒だから別にいいや。(^^;
足元は暗いので目立たないのは目立たないッスね。
でも「だったらむしろこの部分(カーボン柄部分)を意味ある的な感じにしてはどうか?」と思いついたのでした。
そう「PORSCHEのロゴを入れよう」ってことです。
「わくわく準備期間」に色々集めたMacan&PORSCHEグッズのうち、ちょうどよさげなシール(ステッカー)を発見。
クレストとPORSCHE文字の立体転写シール。
シルバーなので黒バックにピッタリ(?)。
サイズはどうかな、と合わせてみるとほぼドンピシャで、こんな感じに。
うーむ。
微妙と言えば微妙。
悪くないと言えば悪くない。
要するに私自身が妥協できるかどうかです。
とりあえずはまずは取り付けてみることに。
ピッタリな固めのゴムカバーなので装着にはそれなりにコツを要しますが、問題なく取り付けられました。
うーむ。
悪くないんじゃないですかね。
少なくとも「これだ!」というものを見つけるまでの「つなぎ」としては上出来と判断しました。
こういうのは誰に見せるわけでもなく、要するに自己満足ですしね。
というわけで小学生の工作レベル(ただしセンタリングや水平などを出すにはそれなりの手間とスキルが必要)の加工ですが、個人的にGOサインを出せる仕上がりになった……ということにしておきたいと思います。