やっはろー(^^)/
この日は蓼科への移動日。道中にあるスポット?をめぐりつつ秋の信州ドライブを楽しみました。
朝ぶろをゆっくり楽しんだり、足湯につかりながら庭の風景を楽しんだり。
時間に余裕があるので、のんびり朝食をとり、出発。
このホテルの朝食は他のホテルの例にもれずビュッフェスタイルです。毎度のことですが、実に満足のいく内容でございました。
食後ものんびりコーヒータイム。回転は速いとはいえ、朝食会場で用意されているコーヒーはどうしても淹れたてというわけにはいきません。大量に淹れたものをポットに入れておくスタイルになります。
一方でラウンジは都度豆から挽いて入れてくれるタイプのコーヒーメーカーが設置されていて、個人的にはそっちの方がすっきりしていて好みなのですよね。
なのでコーヒーはラウンジで。
チェックアウトギリギリというわけではありませんが、カウンターが空いた時間を見計らって支払いを済ませ、まずは長野市に向かいます。
途中は「道の駅ハンター」となり、目についた道の駅を見つけては地元の主に食べ物系を物色。
ここではアケビをゲット。自宅近くの農産品系主体のスーパーでも普通に買えるので特に珍しいわけではありませんし、特に鉱物というわけでもないのですが、ここのは価格が圧倒的に安かったのでつい買っちゃいました。旬のものをいただくのは悪くないな、と。それに今年はまだ食べていなかったので。
おいしくいただきましたが……。やっぱりアケビはめんどくさいっすよね。ほとんどタネですからね。ちなみに一個25円ほど。
そのあとは路線脇にあるJAコープなどを見つけてはリンゴを大量購入。時期的に「秋映え」推しでしたね。富士はまだちょっと時期が早いということでした。
秋映えやシナノスイートなどの大玉とは別に、私が大好きな紅玉を見つけたのでそちらもゲット。紅玉は小中学生の頃、私にとっては読書のお供だったんですよね。あの頃はパン以外にもいろいろ扱っている近所のパン屋さんで一袋に7,8個入って100円くらいで売ってたんです。それを考えると最近は高級になりすぎている感がありますが……。
紅玉は少しだけ食べて、あとはジャムにしました。
よく洗って適当にぶった切って、クイジナートにぶち込みます。
適当に皮を残すのが我が家流。色合いの問題です。自家用ですし皮部分の触感なんかきにしません。というか気になりません。
それをガーッと粉砕。私の中の残忍性が快哉を叫ぶひと時です。
そこにレモンのしぼり汁とグラニュー糖を放り込みます。素材と砂糖の割合は我が家というか私の秘伝。(^^;
少し煮込んで出来上がり。
鍋全体が均一に熱せられて火力?調整が簡単なIHはジャムづくりにピッタリで、引っ越してIHに出会ってからからはジャムだけでなく料理が実にはかどってます。特に夏場はキッチンに立っても全然熱くならないのでマジで快適です。
紅玉4玉でざっとビン2本分。
ジャムづくりで一番面倒なのは食品ビンを煮沸する作業ですかねえ。
道の駅ではいいルバーブを見つけたので一応ゲット。リンゴと違って劣化が気になりましたが、今回はそういうこともあろうかとクーラーボックスをもってきていたので買って帰ることにしました。
ルバーブも近所のスーパーで時々出回るのですが細目で貧相なものばかりだし、そもそもめったにお目にかかれないので「ここであったが百年目」的なセリフを吐きつつ購入することにしました。
こちらはリンゴと違ってクイジナートの出番はありません。適当な長さにぶつ切りします。
ルバーブは熱を加えるとすぐにとける?ので、こんなに細かくする必要はありません。もっと長くても大丈夫です。今回は包丁を持つと切り刻まずにはいられない同居人の中の「ザ・リッパー」が覚醒してしまったようです。
こちらも秘伝の黄金比で砂糖を入れて、あとは火にかけるだけ。
ルバーブは本体がすっぱい系なので特にレモン汁を入れる必要はないかとおもいます。またジャムというと粘度を出すためにペクチンを入れたりしますけど、我が家は使いません。砂糖と素材が出す粘度で特に不満はありませんから。市販品は不要なものを入れすぎだと思います。
で、熱を通すとあっという間にこういう状態に。
久しぶりにルバーブジャムをゲットしました。
同じく道の駅でゲットした季節の食材、栗。
これは半分を渋皮煮に。
もう半分はド定番の栗ご飯に。
どちらもおいしくいただけました。渋皮煮なんてカネ出して買うとかちゃんちゃらおかしいっすよね。高価すぎです。
念のために書いておきますがこれらの調理は自宅に帰ってからおこなっております、ハイ。
ということでほぼ買い物ツアーと化しましたが、満足のいく買い物たちでございました。
そうそう、購入した大玉系のリンゴたちですが、近所のスーパーでも同じものを同じくらいの値段(いや、むしろスーパーのほうが安い)で売ってます。味も同じです。
でもこういいうところで買うのは土産感がプラスされるのでよしとしましょう。
「道の駅ハンター」たちの図。土曜ということもあって午前中からどこも賑わってました。
ってなんだよそれ。(^^;
お昼過ぎに長野入り。長野市といえば、ラーメン(いやいやいやいや)。
我が家も人並みの日本人らしくラーメンは大好きな方です。とはいえほとんど食べませんね。というか、ほとんど外食なんてしないってだけです。ラーメンだけじゃなくて。ウナギもそうですが、泊りがけの旅行が外食のチャンス(?)というわけなんですよ。
で、そのラーメンですが私は特に好きなジャンルとかはなく何でも食べるんですが、同居人はどちらかというと「塩ラーメン」派なんです。
なので塩ラーメン屋さんに。
店内はこんな感じ。
座敷の一角はジオラマ展示場に。店主、プラモ好きなんです。好きというか狂? そして教でもあって、仲間と展示会なんかもやっているそうな。
精密な?王蟲をじっくり眺めて食欲をなくしたところにラーメン登場。
というか、見た目さっぱりとんこつ系ラーメンみたいですね。
ここは具が別盛りで出てきます。まずは素のスープを味わってほしいってことなのでしょう。
そしてギョウザ。ラーメンに加えて1人前は多いので同居人とシェア。
こちらは酢醤油などではなくギョウザ本体の味を楽しんでほしいという意思表示なのか塩が添えられています。塩を添えてあるということはタレじゃない意味を汲めよ、という店主の無言の圧なのです。
お味は……ラーメンは非常においしくいただきました。イヤ、マジで大満足でした。
ギョウザもおいしゅうございましたが、自宅で同居人とわいわい作る自家製ギョウザがやっぱりうまいですね。自分好みのものを作れるわけですから。やっぱりカレーとギョウザは我が家が最強だということをかみしめることができた逸品と言えるでしょう。
いや、この店のギョウザも本当においしいからね。(^^;
今回はあまりガツガツと「活」系しないでおこうと思っておりましたので、これは数少ないダム活。
経路的に先にダムカードをゲット。豊平ダムのカードは須坂市の街並み保全地区にて配布されています。
「クルマ停めといていいから、ちょっと散歩していきなよー」という受付のお姉さんのお言葉に甘えて付近をしばし散策。須坂市っていつも通り過ぎるだけだったんですが、歩いてみるとけっこう興味深くて、今度はじっくり訪れたいと思ったのでございました。
そしてダムへ。
ここは堤頂部を車で走れます。走れるところは走る私。
そしてダム湖を周遊する道路へはこのトンネルを通らねばなりません。マジで狭い、暗い、怖い。
ミラーを入れると2100mmを超えるであろうMacanにとっては恐怖。というかトンネルは2.5mくらいはあるので別に余裕でとおれるんですが、それでもドライバーの車幅感覚を試されるトンネルといっていいでしょう。
そんな感じでのんびり「だんだらドライブ」を楽しみ、夕刻にホテル着。
時節柄、にぎやかでございました。
部屋はややゆったり目のツイン。
我が家の文法?にのっとって、今回はソファがあります。
窓の外は女神湖。手すりの状態が宿の歴史を物語ります。
今回も二食付き。夕食はECJメンバーと前夜祭? というかお食事会で、懐かしい
友人たちと旧交を温めあいました。
さて、四日目は今回の信州トリップのメイン・イベントです。
そう、そもそもこの日のために信州入りしたのです。
ランドローバーの レンジローバー・イヴォークの10回記念オーナーズミーティング開催日です。
ミーティングの模様は先日別記事としてアップしてありますので、興味のある方はそちらをぜひ。
ちなみに来年でオーナーズクラブは10周年を迎え、記念ミーテイングが大々的に?行われることが決まって?いて、幹事グループはすでに会場の下見作業に入っているのだとか。
ミーティングの合間には長田牧場を散策。
軽度のご当地ソフトクリームハンターでもある我々ですから、一応ソフトクリームの味見なども。
我が家の地元地域に本社があるメーカーのコーンを使っているところに好感が持てます。
味は……普通においしい系のソフトクリームでございます。が、コンビニ系のソフトクリームのほうがレベルは高い気がしますが、まあその辺は個人の好みです。
こういうのはその場所の空気を吸いながらナメナメすることが重要なのです。言ってみれば旅の一コマとしてのパフォーマンスを上乗せして評価すべきでしょう。
土産物屋をうろうろしていると「1日限定50個の牛乳パンが焼きあがりましたぁ!」というお姉さんの声が。そちらを見ると観光客が群がっているではありませんか。
私はそういう場所には近寄りたくない系の人間なのですが、同居人はどちらかというと野次馬気質が強めなので「何事?」と興味を惹かれてフラフラとそちらの方に。
飛ぶように売れる限定クリームパン。
私は人が群がる場所は忌避するタイプではあるんですが「限定」「あと○個」という言葉に対する耐性が低いんです。
なので買ってしまいました。
この後ランチもあるのに……。
さすがに一人一個も食べられませんので二人で1つを分けていただきました。次いで?に「おいしいですよぉ」と(ほかの買い物客のお姉さんに)勧められた「ここだけの牛乳」とやらを買っていただきました(「ここだけ」とかいう限定系の言葉にも弱いんです)。
牛乳とクリームパン、牛乳とあんパンは悪魔のコンビネーションですな。
どちらもおいしくいただきましたが、冷静に考えると異様に高い。味と量のバランスを考えると観光地税的なプラスアルファを勘案してもせいぜい半額くらいが関の山といったお味なのですが、そこはそれ、こういうのはその場所の空気を吸いながら(以下略)。
要するにこういうのは観光地ハイの状況で観光地バイアスがかかっているけど、私にはあまり効果がないですすみません、というお話でございました。
いや、おいしいんですよ?(^^; ただ、個人的には近所のスーパーで売っている120円のクリームパンと198円の低温殺菌の200mlの牛乳パックの組み合わせとの差は感じなかったというお話でございました。
すみません、味覚音痴で。
○高山へ
4日目の宿泊は飛騨高山。
蓼科から高山へは山越えルートを(車載のカーナビ先生が)チョイス。
「思っていたルートと違う」と思いながらもあまり考えずに従いました。けっこうなロング・アンド・ワインディングロードで、かつけっこうなお時間がかかりました。
さすがPCMのカーナビ先生です。
・思っていたルート:蓼科から諏訪まで降りて、中央高速で松本まで。そこからR158で高山へ
・PCMカーナビ先生のルート:蓼科から扉峠経由で松本へ。そこからR158で高山入り。
徹頭徹尾下道、しかも高低差のあるワインディングです。
そしてその日は日曜日。
これの意味するところは……。
御明察。のろのろ運転車という罠の存在です。
途中、追突したのでしょう、事故で全く動かない時間帯もあったりしました。
そして高山近辺の道の駅にたどり着いたころには空も小焼け状態。
いやあ、夕方の道の駅ってほとんど営業が終わっていて哀愁が漂ってますなあ。
なんというか「祭りの後」感がアンニュイな気分を誘います。
そのまま投宿。
今回の宿は朝食のみ。夕食はついていないのでご近所で高山ラーメンを。
すみません、適当に入ったお店でしたが、これはまれにみる?大外れでございました。
一目見て「あー、これはダメかも」と思ったら案の定です。
そういう日もあります。そういうのを含めて旅行のだいご味と言っていいでしょう。言っていいとは思いますが……できれば一生大外れは引かずに生きていきたいものだな、としみじみ思いつつ、高山の夜は更けていきました。
朝食はビュッフェスタイル。昨夜の夕食がアレだったこともありますが、ホテルの朝食はかなり満足のいくものでありました。
ホテルの窓からMacanがいい子でいるのを確認したあとは、
あいにくの雨模様でしたが、雨が降るまでにはまだ時間があるだろうという根拠のない自己天気予報を発動。折り畳み傘は忘れませんとも。
朝市へ足を運びます。
まあ高山といえば朝市ですよね。
このカブとシシトウ、そしてハチミツをゲット。
高山と言えば鍛冶橋の「手長像」
と「足長像」。
手長・足長伝説は日本各地にいろいろありますが、高山のそれは我々がよく知る神話、あの「ヤマタノオロチ」伝説の登場人物です。
この二人(二柱)はアマテラス系に乗っ取られた、ようするにもともと日本にいた出雲系の神様。実は夫婦で子だくさん。でもみんなヤマタノオロチに食べられてしまったという悲しいお話でございますね。最後に残った末娘もヤマタノオロチに食べられそうになったんですが、あの「スサノオノ」がヤマタノオロチを卑怯極まりない手段でだまし討ちしたおかげで生き延び、末娘である「クシナダヒメ」は「スサノオ」に嫁ぎましたとさという、あの神話です。そう、クシナダヒメのご両親像です。
そうそう、高山といえば忘れちゃいけないのがここのみたらし団子。
私が初めて高山を訪れたのは大学生の時。その時たまたま目についたこの屋台に毛が生えたような店で売っていたみたらし団子をたべたのが始まりで、その後は常連です。名物おばあちゃんはすでに亡くなって、今は子孫(たぶんお孫さんかと)がやっているようです。
ここのみたらし団子はいわゆるみたらし団子とは違って焼いてしょうゆをかけているだけです。そう、甘くないんですよ。しょうゆ味。一串から買えるので散策途中のつまみ食い?としてお勧めします。
味は……要するに餅を焼いてしょうゆにつけて食べるじゃないですか、アレ系ですよ。ご想像通りの味です。
そして高山といえばあのアニメ。なのでロケ地巡り。
ロケ地、ロケ地……と思って歩いていると、飛び出しくんがモロに登場キャラクターで笑っちゃいました。
どうでもいい情報ですが、私はヒロインの「千反田える」より脇役の「伊原摩耶花」のファンです。というか「千反田える」はイラっとします。私、このての天然系のウザキャラは苦手なんですよ。宇崎ちゃん系統の狙ったウザさはきらいじゃありません。
いい味を出している消火栓を見つけて感動したり。
けっこうぶっ飛んでる路線バスを見てニヤついたり。
「おいおい、誰も指摘しなかったのかよ???」と文房具屋のテントのスペリングに突っ込みを入れたり。
と、そうこうしていうちにポツリポツリとモノが落ち始めたので、最後に目的の一つだった高山の地ビールをゲットして、宿に戻り、あとはそのまま素直に帰路につきました。
北海道の地ビールは値段が高いだけでがっかり感が強かったのですが、写真のビール群?はどれもお値段に見合った味だとおもいました。おいしかったです。
ちなみに私が地ビールの味に厳し目なのは、どちらかというとラガー派だからです。地ビールってどうしても簡単に安く作れるエール系が多くなります。そしてそのエールをそもそも好みじゃない私が地ビールって値段が高いだけで味はどれもイマイチだな、と思うのはまあ当然の流れかもしれません。
あ、写真の高山ビールはエールとラガーが混在しております。でもエール群もレベルが高い出来栄えだと思いました。値段も少量生産の観光地商品としては良心的ですし、普通にお勧めできます。
そもそもビールなんて年に数えるほどしか飲まない私ですから、そんな奴がビールの味を評価するなんてちゃんちゃらおかしいっていうお話ですよね。
既に書いたことですが、今回はラッキーにもすべての宿で旅行支援に該当し、異様に安いコストで旅行を楽しむことができました。
宿泊代補助だけでなく、2日限定、地域限定とはいえ1泊につき一人3000円もの買い物補助クーポンまでついてるんですからね。今回は二人で4泊ですから、24000円分の買い物がタダになった計算です。
これはけっこう、いやめっちゃ大きいです。
で、そのクーポンですが地域によって方式がいろいろ違っておりまして、今回でも長野は500円の物理的なチケット方式。一方で岐阜の飛騨高山では専用のアプリにチャージするポイント方式でした。
双方にメリットデメリットがあると思います。物理的なチケットは券面単位(長野だと500円)でしか利用できないこと(おつりは出ません)。ポイント方式の場合は1円単位で使えます。
一方で物理的なチケットだと基本的に使うのに面倒はなく特にスキルも必要ありません。しかしアプリを使ったチャージ方式の場合はその敷居は高いと言わざるを得ないでしょう。ポイントチャージのマニュアルはあるので、その通りにすればいいだけなのですがそれすらできないオツムの人が多いのも事実。結局ホテルのスタッフに手取り足取り時間を取られながらチャージしてもらい、支払う際にはお店のレジスタッフに手取り足取り時間を使いまくって支払うわけです。そもそもスマートフォンを持っていない場合にはどうなるんでしょうかね。その辺はちょっとリサーチしてませんが、個人的には圧倒的に物理的チケット方式がベターであると思いました。
土産物屋で勝手のわからないばっちゃまグループが「不親切だ」とか的外れな文句をスタッフに投げつけてカウンターを占領している後ろで延々待たされてイライラしていたカップルの気持ちはよーくわかりました。
高山のポイントはガソリン代として支払いました。土産物屋や食べ物や以外、ましてやガソリンスタンドで使えるのは文字通り「ポイント」高いと言えるでしょう。
で、ハイオクガソリンの単価が異様に高かったので満タンではなくポイント分のみしか給油しない私でした。高山から自宅までは余裕で帰りつけますし、単価の安い地元のSSまでもてばいいと考えると旅行のお買い物券(ポイント)の使い方としては極めて合理的な気がいたしました。
高速道と一般道がほぼ半分ずつ。蓼科から高山までの山道ワインディングではけっこうな渋滞に遭ったものの、快走できる区間も多く、平均速度が高いこともあっていい燃費が出ています。