ちゃろー(^^)
私はこだわりがありません。
そもそもキーホルダーをつけないから。(^^)
到来しまくりですよね。
到来してからはや数十年というか。
もはやスマートキーじゃないと「クラシックカーなんですんか?」なんて言われる始末(いわれない、いわれない)。
そういう時代、というかそういうクルマに乗るようになってから、キーを取り出すことがなくなりました。
人によるでしょうが、私は基本的に来ている服のポケットに入れています。
パンツの前ポケットに入れていることが多いですね。
そうなると、邪魔なんですよキーホルダー。
元々キーホルダーは薄っぺらくて小さなキーをなくさないように、あるいは何かに紛れていても見つけやすいようにするためのもの。
しかし、車のキーはリモコンキーの時代に入って「薄っぺらで小さい」ものではなくなりました。
むしろデカくてかさばる存在になったと言っていいでしょう。
下手なキーホルダーえおつけるとキーの方がデカくて、キーホルダーのためのホルダー的な感じになって本末転倒と言うか、主客逆転というか、当初の趣旨を考えると「キーホルダー、いらなくね?」ということになってしまったわけであります。
私は「不要論者」的な立場ですが、「キーのアクセサリ」としてキーホルダーをぶら下げるのはアリというか、いいんじゃないの?と思っております。
もっとも最近はキー自体がデカくなったので、キーホルダーというより「傷防止」をカネた「カバー」の方が主流になりつつかるかもしれませんね。
Macanのキー(キーフォブ)は、というよりポルシェのキーって妙な形をしています。
クルマの形ですね。
しかし、その形がイケてないというか、おもちゃっぽいというか、幼児用玩具みたいというか、なんか中途半端なんですよ。
ぶっちゃけ「ダサい」です。
なんでこんな形のキーにしたのかわかりませんが、独自性や差別化をはかるためならもう少し造形に気を遣って欲しいと思います。こんな形のキーを持たせられる身としては。
あ、でもアレです。
最近ちょっと造形が変化していてちょっとスマート&クール方面にシフトしていますね。
残念ながら長くモデルチェンジをしていないMacanのキーは古い、つまりダサい方で個人的にはがっかりしております。
「MacanⅢからは新しい方にならないかな―」と密かに夢を抱いておりましたが、そもそも基本設計が古いままなので、こういう必須付属デバイスだってそのままでしょ?ってなわけですよね。
キーホルダーの話に戻りましょう。
納車時にディーラーからいただきました。
こういうプレゼントは久しぶりです。
というか、上述の社会的な背景?もあって、一律にキーホルダーをプレゼントするのもどうか?という考えもあってのことだと思います。
その点ポルシェのディーラーは「新車のキーにはキーホルダー」という昭和的な価値観が令和にもきちんとキャリーオーバーされているようで微笑ましい限りです。
で。
担当営業氏が言うんですよ。
「パパイヤメタリックなので、オレンジ系の色がいいとは思ったんですがそれはなかったので、迷った末に赤にしました。少しは近いかな、と思って」
おー。
私に合わせて色を選んでくれたんだー。
タンじゃなくて赤にしたのはXC40が赤だったから、私が赤好きだろうと考えたのでしょうね。
くー、泣かせるじゃん。
私、こういうのに弱いんですよね。
だから
「イヤ、お前が選ぶんかい? キーホルダーの色はこっちに選ばせろや!」
と言いたい気持ちを飲み込むことに成功しました。
で、今回はそのキーホルダーを素直に取り付けました。
理由は……。
一言でいうと「Macanのキーフォブは、キーホルダーを取り付ける前提のデザインだから、です。
VOLVOもそうですが、最近のメーカーのキーフォブの多くは、キーホルダー取付部がこういう感じで、キーフォブ全体のデザインの一部になっています。
しかしMacanの、というかPORSCHEの旧タイプのキーフォブはキーホルダー取付部がこうなってるんですよ。
キーフォブのデザインとは完全に切り離された物体と言っていいでしょう。
つまり、ここにキーホルダーをつけていないとカッコ悪さが倍増するというわけなんです。
なので今回はとりあえずキーホルダーをつけてしばらく使ってみることにしました。
同居人も色違いのものを装着。
ちなみにキーホルダーを取り付けると、ブレードを取り出すのに引っかかります。まったく、このキーのデザイナーはうん○です。
キーホルダーを取り付けてもキーフォブ自体の笑っちゃうようなダサさ、いや可愛さ?が軽減されるわけではありません。
なのでここは発想を変えることにしました。
幼児向け玩具風のデザインなのであれば、そっちの方向で攻めてみようかな、と。
同じような事を考える人が多いのでしょう。
幸いなことにPORSCHEのキーフォブの「ガワ」のアフターマーケットは比較的充実しておりました。
いつものAliExpressを眺めていると様々な「ガワ」が売られています。
チョイスに迷うほどです。
私がチョイスしたのはおもちゃ化の方向。色で選びました。
こういうのにこだわりがない同居人のキーはオリジナルでも良かったんですが、それでは(私が)ちょっと面白くないので、そっちにはカーボン柄のものをつけました。
あ、黒いレザー張りの箱はキーが入っていて「こちらがMacanのキーでございます」と言って手渡されました。
取替は極めて簡単ですが、サルでは不可能な程度には繊細な作業が求められるレベル。
両サイドのカバーは隙間に爪を立てるなりで簡単に外れました。
同居人のカーボン柄は2ピースをチョイス。オリジナルのクロームセンター部分とマッチすると思ったからです。
一方私のは3ピース構造。
なので真ん中のシリコンボタンの枠のクロームパーツも取り外す必要がありまうが、ここは力の加減を考えないと細い部分があって簡単に折れたり曲がったりしそうですから、慎重に。
という感じで「ガワ」を変えてみたところ、想像以上に良くなったというか、愛着がでてきて、正解だったなと思っております。
ちなみにお値段ですが、カーボン柄の2ピースが500円弱。
レーシングカーの被り物風の3ピースもののが3000円。
どちらも送料込の値段です。
100点満点中、90点です。
パーツの精度も高くて嵌合性もバッチリで、けっこういい買い物した感があります。