フルで行くのらー!\(^o^)/
といいつつ関西地方はまだまだ本格的な冬ではなく、日中は気温が15℃くらいまであがります。
寒気団の南下による本格的な冬の到来は来週、12/14あたりからだそうです。
とはいえスタッドレスタイヤへの換装は早めに越したことはありません。
気温とか降雪の可能性とかそういう話ではなく「混むから」です。
自宅にスタッドレスタイヤを保管していて交換も自分でやっちゃうという人には全く関係ありませんが、私のようにスタッドレスタイヤ(ホイール付き)を預けていて、交換作業も丸投げしているようなものぐさな人にとっては早めに交換しておくに越したことはありません。
本格的なシーズンになってしまうと混みあって希望する日に交換できるとは限らなく鳴ってしまうからです。
もちろん、相当前から希望日に予約を入れておけば問題はないのでしょうが、あまりに前から予約しておくとうっかり忘れたり、急な予定が入ってしまったりする可能性も高くなります。
そんなわけでそんなに混まないであろう12月の初旬に狙いを定め、早めに予約をいれておいた私なのでした。
さて予約していた日の朝のことです。
ディーラーに向かおうと、自宅(マンション)の駐車場から発進したその時でした。
「グゴゴ」
駐車ブースから出るためにステアリングを切りながらアクセルをゆるっと踏んだ時にそんな異音が聞こえました。
場所は右前方。右側の前輪あたりからです。
「???」
聞いたこともない音でしたので気になったものの、走り出したら特に何事もなく普通だったのでそのままディーラーへ。
もちろんこのご時世ですからディーラーも新型コロナウイルス対策をとっております。
大変ですよね。
私がお世話になっているディーラーでは入店前(正確には玄関を入ったところ)に手指のアルコール消毒と体温チェックが行われます。
もちろん体温チェックはパスしたのですが、パスしなかった時にどういう対応がなされるのでしょうね。ちょっと興味があります。
待合いの為に案内された商談用のテーブルは透明なアクリル板で区切られておりました。
まあ、この間何回も来ているので知ってるんですけどね。
さてその日の案件は3つ。
1)夏の間預けているスタッドレスタイヤに交換
2)02センサーのエラー表示の再チェック(エラーアイコンがついたり消えたりしている)
3)突如スマートキーとして使えなくなった(普通のリモコンキーに成り下がった)サブキーのチェック
スタッドレスタイヤへの交換だけなら、スタンバってもらっているだけにすぐに終わるわけですが、本国スエーデンのサーバーと繋いでチェックする系のテスターを使う作業はそれなりに時間がかかるようで、しばらく待たされました。
昔と違って最近はスマートフォンやらタブレットがありますので、多少待ち時間があっても暇つぶし機には事欠きませんね。いい時代です(本人にとってもディーラー側にとっても?)。
さて、しばらくしてやってきたサービスの担当氏。
いきなり私を試すような質問をしてきました。
「ここに来るまでにお車に違和感などありませんでしたか?」
「あ……」
そうです。
言おうと思ってたんですけど、すっかり忘れてました。^^;
私のディーラーのサービスは基本的になにか作業を行ったらテストドライブをするのですが、サービス氏はその時に私と同じ異音を感知したのです。
今(テストドライブから)戻ってきたところなので、リフトアップして異音の原因を探りたいとのこと。
要するに「もう少し待ってね」ということですね。
もちろん待ちますとも。
で、チェックの結果「入院」となりました。
まずは簡単な目視チェックをしたところ、操舵時に右前輪側のコイルスプリングがズレる事によって異音が発生する可能性があるとのこと。
最終的な判断は色々引っ剥がして徹底的にチェックしてみないとわからないけど、どちらにしろすぐにはできないので教のところは代車を出すからそれに乗って帰れという事に相成りました。
人間でいうと緊急入院ですね。
「一度帰ってからもう一度来ます」ってわけにはいかないアレです。
「この状態で走らせるんじゃねーよ」という、実にありがたいお告げです。
というわけで、急遽どこからか陸送されてきた旧型V60のT4をあてがわれてディーラーをあとにしたのでした。
担当氏から、その日の夜に精密検査?の結果がもたらされました。
結論としてはコイルスプリングの衰損により操舵など大きな入力があるとズレが生じ、その際ボディに干渉し、音が生じるとのこと。
コイルスプリングがある場所は共鳴しやすいところなので結構大きな音がするとのことでございました。
担当氏から送られてきた現場写真?がトビラのヤツなんですけど……シロウトの私にはこの写真を見ても何がどうなっていて不具合状態なのかがさっぱりわかりません。
わかります?
で。
肝心のそのコイルスプリング、パーツが日本にないのだとか。
スウェーデンから取り寄せるからしばらく待ってね、ですと。
マジかよ。^^;
いくら旧型とはいえXC60って(VOLVOとしては)それなりの量販車のはず。
そのコイルスプリング一本ないとは……。
まあ、年式やグレードによってそれぞれコイルスプリングが違うとすれば、それら全部の補修部品を在庫として抱えるほうが不合理なのでしょう。そう考えると理解できます。
で、シロウト的に2つほど懸念するわけですよ。
「右だけ新品に換えてバランスはどうなの?」
「右がダメになったらそろそろ左もダメになるんじゃないの?」
いや、ウチのXC60は右利きかもしれん。つまり右側に負担がかかっていたのかも? だとすると早晩左側がダメになることはなさそうだな。などと意味がわからないところに思考が及ぶ今日このごろです。
というわけで、しばらくはステーションワゴン暮らしになりそうです。
ちなみにこの手の小型(小型?)パーツはDHLなどの航空便を使うので以外に早く届きそうですケド。
そして私はその足で、ふと脳裏を横切ったあるクルマを試乗するために、自宅に最も近いとある系列のディーラーへ向かったのでした。
(つまり、この話は続く可能性が高い)