ちゃろー(^^)
買うつもりはなかったのですが、日本版発売の報に、つい魔が差してしまいました。
驚いたのはその値段。
「コレはもう買うしか!」
とあいなりました。
いやあ、シャオミさんってばめちゃくちゃ攻めてきましたねぇ。
私が2nd端末として選んだ超優秀ミドルクラススマートフォンのOPPO Reno Aと比べると、
1)FeliCa(というかNFC自体が)が無い
2)有機ELでもない
主にこの2点が劣ります(有機ELがメリットと思うかどうかは人に依るでしょうけれど)。
とはいえ、このRedomi Note 9Sはそれ以外のほとんどの項目ではReno Aを凌駕するスペックを誇っています。
それでいて税込で2万円台というバーゲンプライス。
Reno Aより5千円~1万円近く安いプライスタグが付いているのです。
で、気がつくとポチっていた私がいました。^^;
Redmi Note 9Sのような「(見た目が)フツー系なスマートフォン」については、すでにOPPOのReno Aを使ってけっこう満足している私。
なのですが、過去記事で書いたように、このスマートフォンって「真のイチオシ」として私がマジで推奨している機種なんですよ。
有機ELはさておき、実は私の場合FeliCaは不要です。
アレば嬉しいけど、なくても全く困らないんです。
なぜなら結局は2nd端末なので。
でもポチった最大の理由は「ミドルクラスのスマートフォンとしては最大クラスの画面幅を誇る機種だから」です。
私の場合、スマートフォン選びについてはあくまでもKindleコミックス用端末としての機能(画面サイズ)を最優先に考えているから。
参考までに私がめぼしい端末のデータを入力して適当に作った表を見てみましょう。
机上の計算ではRedomi Note 92の画面幅は68.43mmです。これは私のメイン端末であるiPhone XS Maxにくらべて0.2mm以上も広いんです。
ご覧の通りRedomi Note 9Sより幅が広いスマートフォンはいくつかありますが、実はそれぞれ「買えない理由」があるんです。
ついでなので上位の機種に難癖を付けて「買えない理由」を正当化しましょう。
まずはOUKITELのK9。
文句なしの第一位なのですが、SoC(CPU)の性能がチト心もとない。
とはいえ「遅くてイライラ」するほどではないでしょう。Kindle端末オンリーで使うなら文句はない性能なのです。
が。
私の場合に限った話ですが、メイン端末がiPhone XS Maxということもあって、K9程度だと性能のギャップが大きすぎるのですよ。
Kindleだけではなく、端末を持ち替えずに同じ作業をしようと思った時に、スクロールでちょっと引っかかりがあるだけで、たぶんイライラすると思うのです。
つまり使いだして三日目くらいに、K9を納屋に放り込む心の狭い自分の姿が容易に想像できてしまうのです。
なので手を出しにくい。
次にRedmi Note 9Sと同じXiaomi製のBlack Shark 3Pro。
こちらもK9と同じ7インチ超えの大型画面端末です。
こっちはなんと言っても現時点で最強と言われるSoCを積んでますからantutuデータはなんと55万超え。ベンチマークジャンキーにとっては実に魅力的な端末ではありますが、ベンチマークジャンキーではない私の場合、コイツに対する難癖は多いですよ。^^;
そもそもいろんな意味でけっこう入手が困難な端末です。
1.値段
2.値段
3.なし
4.なし
5.値段
みたいな?
あと、そもそも中国国内版しかまだ発売されていないような気もします。
それから私、microSDカードスロットがない、ようするに外付けストレージ未対応のandroid端末に興味はないのです。ンなの、iPhoneだけでたくさんです。
Black Shark 3には画面サイズが小さいProじゃない無印の3も同じ理由で検討対象にはなりません。
あとはASUSのRog Phone Ⅱですが、同じく高価でかつmicroSDカードスロットがありません。アウトです。
表の上位にはDOOGEEのS95という日本では(個人的に)見慣れないメーカーの端末があります。これはQi対応、IPX対応でけっこう魅力的なスペック。ある意味Redmi Note 9Sの唯一のライバルと言えるかもしれません。
しかしこれはいわゆる「タフネススマホ」なのでRedmi Note 9Sの直接のライバルとはならない感じです(個人の感想です)。
以上、そんな感じです。
まとめると「スペック的にはイチオシのスマートフォンが、技適取って大きな欠点が消滅した以上、推した手前使ってみるしかないのでは?」という流れですね。
そうそう、地味ながらOSが最新ののandroid 10だったことも要因です。私はまだ使ったことがないんです。
あと、Xiaomiの端末も使ったことがないので食指が動きやすかったかもしれません。
このRedmi Note 9Sですが、実はいろんなところで発売されています。
大きく分けると家電量販店系と、MVNO系です。
MVNO系の場合はsim契約と抱合せなどでいろんなキャンペーンを張っているところもあって、条件に「ハマる」人ならかなり安く買えるようです。
気をつけなければいけないのは、MVNO系と家電量販系では販売できる?モデルが違う事です。
Redomi Note 9Sには4GB RAM/64GB ROMモデルと6GB RAM/128GB ROMモデルがありますが、このうちMVNO系やAmazonは4/64モデルのみ。
一方でヨドバシやコジマ、ビックなどの家電系は6/128モデルのみの扱いになっています。
スペック的には4/64で不満はないのですが、いろいろと面倒なのでsim契約が伴うMVNO系は基本的にパス。
結局家電販売系から選ぶわけですが、中でも個人的に保有ポイントがそこそこあるヨドバシ.comで6GB/128GBモデルを購入しました。
ヨドバシ.comは基本的に大した割引もありません(1%のポイント還元のみ)。なのでおそらく販売サイトとしては最も不人気なのではないでしょうか。
おかげで発売日ギリギリで申し込んでも予定数が売り切れていなかったようで、無事に発売日の6月9日に手にすることができました。
Redmi Note 9Sは「リドミ ノート ナインエス」と読みます。
「レッドミー」や「レドミ」と呼ぶ人もいますね。
Reを「レ」ではなく「リ」と呼ぶのはOPPOのReno Aが「レノ エー」ではなく「リノ エー」と呼ぶのと同じ感じですね。
まあ、誰の迷惑になるわけでもないので好きに読みましょう。^^;
そもそもRedmiって赤米ですからRedはレッドでしょうし。
公式サイトはこちら。
https://www.mi.com/jp/redmi-note-9s/
特筆すべきは対応バンド。
広さが素晴らしいですね。
RAKUTENを含む4キャリアどこでも使えまっせ、という太っ腹っぷり。
「simロック解除しても、実は大手キャリアごとに開放しているバンドが違うからdocomoで買ったXperiaはauのsimカードだとまともに使えない」なんていうケチな仕様ではありません。
個人的にはB12があるとモアベターというか、嬉しかったんですけど。
(ハワイイでAT&Tより断然安いT-Mobile系のsimが使いやすくなるから)
とりあえず、Reno Aと比較など。
モデル名 | Xiaomi Redmi Note 9S | OPPO Reno A |
サイズ | 165.75mm×76.68mm×8.8mm | 158.4mm×75.4mm×7.8mm |
ディスプレイ | LCD(IPS) | 有機EL(AMOLED) |
ディスプレイサイズ | 6.67インチ(2400×1080 395PPI) | 6.4インチ(2340 x 1080 403PPI) |
画面横幅 | 68.43mm | 67.05mm |
RAM(メモリ) | 6GB | 6GB |
ストレージ | 128GB | 64GB |
重さ | 209g | 169.5g |
防塵防滴 | P2i防滴 | IPX7 |
無線充電 | × | ← |
SOC | Qualcomm Snapdragon 720G(2.3GHz オクタコア) | Qualcomm Snapdragon 710(2.2GHz オクタコア) |
AnTuTuベンチマークスコア | 280000 | 198000 |
バッテリー容量 | 5020mAh | 3,600 mAh |
SIMスロット | NanoSIM×2 | ← |
OS | Android 10 | Color OS6(Android 9.0) |
microSD(上限) | 512GB(独立) | 256GB(排他) |
リアカメラ | 4カメラ(メインカメラ、超広角カメラ、マクロカメラ、深度カメラ) 48MP(F1.79)+8MP(F2.2)+5MP(F2.4)+2MP(F2.4) | 2カメラ(メインカメラ、深度カメラ)16MP+2MP |
フロントカメラ | 16MP(F2.48) | 25MP |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | ← |
Bluetooth | v5.0(AAC/LDAC/aptX/aptX-HDをサポート) | ← |
外部接続端子 | USB Type-C | USB Type-C(キャップレス防水対応) |
イヤホン端子 | ○ | ← |
認証方式 | 指紋認証センサー, 顔認証 | ← |
技適 | ○ | ← |
その他 | OTG? | OTG、NFC(FeliCa対応) |
箱はそっけない感じですね。
同梱されている付属品はご覧の通りです。
まだ半日も使っていませんので、理解を深めたあとの感想は別途記事にするとして、一通り触ってみたあとの感想などを。
評価の基準となるのは、一応OPPOのReno Aとお考えください。
Reno Aとは明らかに違います。iPhone XS Maxに近い感じ。重さも感触も。硬いというか、表も裏もガラスだな、とすぐにわかります。実際の重量よりも手にずっしりした感覚があります。ちなみカタログデータとほぼドンピシャです(スケールの値はMicroSDとSIMカード装着後)
第一印象はかなりのクオリティだなと思いました。これで3万円切っている??? 安物感などなし。侮ってましたが脱帽です。
私は白(グレイシャーホワイト)を選んだのですが、なるほど氷河の白と言わればそうかな、と思うややブルーが入った密度のある白と申しますか。写真ではのっぺりした白に見えるとおもいますし、本当の色は多分伝わらないと思います。個人的にはとても気に入りました。
Reno Aと一番違うのがこれ。
Redmi Note 9Sはディスプレイが普通の液晶です。
なので画面内指紋認証は搭載されていません。
場所は画面に向かって右サイド。
一部のXperiaと同じく電源ボタンが認証センサとなっています。
個人的にはこれが一番使いやすいと思います。
Reno Aで初めて経験した画面内指紋認証もあれはあれでとても使いやすいと思いましたが、スリープ中であっても本体に動きが伝わるといちいち指紋認証エリアが表示されるので、「これって長く使っていると画面の焼付きとかしちゃうんじゃ?」などと思うと記書きではありません。精神衛生上良くないわけです。
いや、実は全然気にしてませんけど。^^;
とにかくちょっと触れたりあたったりするたびにスリープ解除しちゃうのが少し気になります。
持ち上げたりした時はせっかくスリープ解除したのに電源ボタンを触っていてスリープしちゃう、なんてこともよくあります。
なので、私はやっぱり電源ボタン内蔵のサイド認証が一番しっくり来ます。
指紋認証の精度や感度については◎です。
電源ボタンを押した瞬間にスリープ解除されていて全くストレスがありません。
大きめのノッチ、ティアドロップ型と経験しましたけど、パンチホールは初めて。
なのでこれにも興味がありました。
パンチホールだとマスクされる面積は僅少。
なので一番気にならずに使えるのでは?と思っていたのですが……。
少し使っただけなので結論とするかどうかは不明ですが、現時点ではReno Aのティアドロップ型より気になります。穴が。^^;
穴だからでしょうかね?
この辺は引き続きレポートしたいと思います。
Redmi Note 9Sは表も裏もガラス、しかもコーニングのゴリラガラスで覆いまくっているのが「売り」です。
実際問題として、手触りはとてもいいです。
iPhone XS Maxと比べても遜色ありません。
いや……よく考えると今まで私が使ってきたAndoroid端末ではダントツのクオリティですね。
これでiPhone XS Maxの1/5の値段ってんですから……やってらませんわ(なにを?)。^^;
Reno Aを裸で使っていると「薄くて軽いなあ」と軽やかさを感じていたものですが、流石に40g重くなると「ずっしり感」が出てきます。
もっともunihertz Titanをはじめ、タフネススマホを3台続けて使っていたときからするとこれでも十分「軽い」わけですが。
どちらにしろメインのiPhone XS Maxより軽いので、個人的には特に問題はありません。
最近買った他の中国系メーカーのスマートフォン同様、これも最初から画面保護フィルムが貼られていました。写真では分かりづらいですが。
実に助かります。
ややスムーズさに欠けますが私の使い方ではタッチの感触に特に違和感はありません。
なのでこのまま使おうと思います。
これについては個人個人で好みやこだわりがあると思いますけれど。
iPhoneだとなくてアタリマエ(というか諦めている)なのですが、android端末にはコレを求めてしまう私ってわがままでしょうかね?
というわけで、通知ライトあります。まあ、ものすごく小さくて非常に分かりづらいのですが……(パンチホールの右下あたりが光っている? みたいな感じのところが充電中のライト)。
地味ですが、私的にはポイント高いです。
ライバルの? Reno Aにはありませんからね。
まだちょっとしか試していませんが、これ、いいですね。
おまけ要素としてもポイント高いです。
できればアプリ側でSONYのHUISのように「複数の家電を操作できる」仕様だとモアベターなのですが、その辺は今後に期待?
「カメラ、でかっ」
そう、カメラ部の存在感がありすぎです。あと、かなり出っ張ってますね。^^;
あと、カメラアプリは水準器が出るのが新鮮です。
画角119°というのは135版だと13mm相当のレンズのものです。
13mmなんていうレンズは聞いたことがないので、まあ14mmよりチト広い感じです。
そう、けっこうな広角ですよね。
※歪み補正後は108°(16mm相当)
なお標準(メイン)レンズは79°ということなのでこちらは26mmくらいです。
望遠レンズはなくていわゆるデジタルズーム(クロップ)になりますが、解像度が48MPもあるのでガンガン使っても解像度自体には余裕があります。
問題はレンズの描写力と画像処理エンジンやソフトウェアのチューニングですが……。
まあ、カメラについては気が向いたら後日別記事にします。
2cmまで寄れるのは◎。
iPhoneだと寄りきれないんですよね。
どの程度のものかはわかりませんが、私は風呂場で使いますよ。
ダメになったらなった時です。(^^)
というわけで、続編につづく。