ちゃろー(^o^)
「いや、1年も使ってんの?」
というツッコみはナシで。^^;
いやマジなアスリートは一ヶ月で1セット履きつぶすそうですけど、私のような非アスリート兼(兼?)スチャラカサイクリストの場合は「履きつぶす」に至らないのですよ。摩耗より明らかにゴムの劣化の方が早いんです。
それを踏まえての感想です。
で。
今までいろんなタイヤを使ってきましたが、1年未満でこういうヒビが入ったタイヤは初めてでございます。
これは我が愛車、TREK MADONE SLRをProject ONEシステムを使ってオーダーした際にカスタマイズしたタイヤです。
デフォルトだとチューブド・クリンチャーなのですが、私はチューブレス(レディ)を選択。Project ONEの当時の選択肢としてはこれしかありませんでした。
25cではなく、なぜか26cという珍しいサイズに興味津々でしたっけ。
MADONE SLRの基本的な乗り心地の良さもあって、タイヤ自体のフィーリングも良好。お同じBONTRAGER同士ということもあり、ホイールとの相性もいいのかエア漏れがとても少なくメンテも楽。つまり私はけっこう気に入っていたのです。
が。
購入から半年を経過した去年の暮あたりからタイヤサイドのひび割れが目視できるようになり、この春にはご覧の通りの状況になってきました。
私の場合は、年間走行距離は大したことありません。
つまり擦り切れて使えなくなるのではなく、パンクなどの事故を除くと経年に依る表面劣化が原因で買い換えることになるわけですが、1年もたたずにこのひび割れ状態というのはどうなの?と思うわけです(写真は購入後9ヶ月くらい)。
原因については色々と考えました。
・BONTRAGERのR3というタイヤは極めて劣化が早いのではないだろうか?(一ヶ月以内で履きつぶすような使い方をするストイックなアスリート専用品として設計されている)
・TREKのProject ONEでチューブレスタイヤを選ぶ人は殆どいない(要するに私の個体はかなり古い在庫品であった)
おそらくこのどちらかで答えは合っているはず。
というか、アレですよ。
証拠はありませんけど、ほぼ後者、つまり「もともと古かった」のではないかと愚行する次第です。
まあ、ひび割れを見てシロートが適当な判断をしてグダグダ言ってても始まりませんので、お世話になっている販売店に持ち込んでチェックしてもらいました。
いえ、クレームとかじゃないですよ。
「このまま乗ってて問題ないか?」という判断を仰ぐためです。
替えた方がいいなら替えちゃいますし、「これくらいならまだ行ける」のであればまだ使おうかと。
ロードバイクのタイヤってかなり高いですからね。
何でもいいならアレですけど、そこそこのタイヤを履きたいですからだいたい1本7000円~という感じ。なので下手な自動車用の安売りタイヤより高いんです。
もっともロードバイクは自動車と違って二輪しかないのでその点は助かりますけどね。
結果としては「今日明日にどうということはない、と思う」という判断でございました。
じゃあ、明後日はダメなのか? というツッコミはさておき、店長曰く「ヒビの状態には注意しておいて、ヒビがつながって一本の線に成りかけたら寿命かも」ということでした。
言い換えると「このままホノルル・センチュリーライド(HCR)に出るなら精神衛生上、交換したほうがいいかもしれないけど、朝練程度の走行距離ならしばらく様子みてもいいかな」という「経過観察」が言い渡されました。
今年は果たしてHCRを走れるのかどうかは予断を許しませんが、もしハワイイへの渡航がOKとなったら出発前にタイヤを交換しようと思っています。
ちなみにHCR2020は今の所カレンダー通り催行予定です。
まずサイズですが、現在26cを履いていますので、次は28cか30cにしようと考えています。
ええ、私のMADONE SLRはのんびりツーリング用のロードバイクなのでコンフォート重視です。
MADONE SLRはカタログデータ上は装着タイヤ幅の上限が28cです。
が、ホイール側が許せば32cでもクリアランス的な問題はなさそうなのです。
いや、装着したことがないので断言はできませんが……。
まあ32cはムリだとしても30cならイケるんじゃね? とは思っています。
この辺はショップの人と相談してから試そうと思ってます。
次に交換予定のタイヤの銘柄ですが、これもすでにいくつかの候補があります。
今の所、候補は次の4つ。
もちろん全部チューブレス(レディ)系です。
・IRC Formula Pro Tubeless RBCC
・Vittoria CORSA Control TLR
・CONTINENTAL GRAND PRIX 5000TL
・Panaracer RACE A EVO4 TLC
値段:6,500円(税抜、以下同)
重さ:240g(28c)
想定サイズ:28c(28cまでしかないから)
候補理由:軽いから(28cで240g)。あと日本のメーカーだから応援したいじゃん? 値段が安いのも○。
値段:9,800円(税抜、以下同)
重さ:345g(28c)
想定サイズ:28c(30cがないから)
候補理由:クリンチャーのGP4000を2セット履いて気に入っていたので、新型のGP5000にチューブレスが出るとなると気にならないわけがない。
値段:8,000円(税抜、以下同)
重さ:320g(30c) 315g(28c)
想定サイズ:30c
候補理由:「もちもちの乗り心地」と評判のVittoria CORSAは一度履いてみたかったんですよ。新型になってチューブレス(レディ)がラインナップされたとなると気にならないわけがないわけで。無印のCORSAもあるけど、重さはほぼ変わらず耐久性に振ったControlの方が私の使い方にはマッチしていると判断。
値段:7,600円(税抜、以下同)
重さ:330g(30c) 315g(28c)
想定サイズ:30c
候補理由:ロードバイク用チューブレスタイヤの老舗。そこが熟成を重ねた新型を去年リリースしたばかり。熟成の極みを味わいたい。また日本のメーカーだし応援したいっすね。
上記4つの中では、今現在のところではPanaracer RACE A EVO4 TLCが第一候補です。
理由は値段が一番安く、かつ圧倒的に軽い事。
私のMADONE SLRって重いんですよね。まあ別にいいんですけど軽いタイヤに買えたらちょっとは上りが楽になるかな~なんて夢を見てもいいんじゃないかと。^^;
次点でVittoria CORSA Control TLR。
理由はズバリ「乗り心地」です。
Vittoria CORSAといえば「もちもち」ですからね。期待しちゃうじゃないですか。
CORSAが普通のターマック用のレースタイヤなら、CORSA Controlはパヴェ用のレースタイヤとして設計されています。
翻って私の朝練コースは言ってみればパリ~ルーベの石畳コースみたいなものなのですよ。ひび割れで荒れ荒れ、おまけに穴だらけですからね。
パヴェに対応した耐パンク性能とプロの練習用途も考慮した耐久性に加え、CORSAの持ち味である「もちもち感」ですからね、そりゃ期待します。
実際にどのモデルを買うかはまだ流動的ですけど、この夏くらいには履き替える予定です。