はんす・うぇぐなー\(^o^)/(深い意味はありません)
スポーツバイク系の情報サイトをチェックしていたら、とある記事に目が止まりました。
それは、バックミラーの新製品紹介記事です。
これ。
ヘルメットのオプションパーツや腕時計型など、キワモノを含めて今までにいろんなバックミラーを試しましたが、結局CATEYEのバックミラー(バーエンドミラー BM-45)に落ち着いております。
ただ、たま~に「こ、これはひょっとして?」なんてパッションに駆り立てられて試すこともあります。
最近だとこの記事に書いたフォールディングタイプ。
これは主に製品としての完成度の低さが災いして、結局すぐにCATEYEのBM-45に戻しましたが。
で、先日見つけたこの記事です。
CATEYEのBM-45でもいいのですが、漠然と「同じクオリティでもう少し鏡面積が大きいとモアベターなんだけどなあ」って思っていたわけです。
で、紹介されていたミラーの「直径62mm」というスペックを見て2日ほど悩んだ末にポチりました。
ただし、記事で紹介されていた製品ではありません。
とはいえ、基本的に同じ製品のような気がします。
ええ、よくある中国製の双子商品っぽいものをAmazonで見つけちゃったんですよね。
似たような製品は複数ありますが、全く同じではなくてハンドル取り付け部分の機構が微妙に違うものがあります。
バーエンドに突っ込んで、中側を膨らませて?固定するというロジックはどれも同じですが。
私は中のパーツの固定にゴムなどを使わないシンプルな締め付け機構であることと、記事の製品とそっくりであること、加えてブランドやメーカー名が一切ないシンプルな外観も評価して、これをチョイスしました。
○後方視界が広がる
CATEYE BM-45の鏡面の直径は型番でわかるように45mmです(Bar-end Miror 45mmの略ですね^^;)
対してJet Mirrorは62mm。
つまりメリットは鏡面の広さに比例して後方視界が広くなることです。
単純計算で1.9倍の面積になります。
もちろん鏡面の曲率などの問題もあって鏡面の大きさと「視界の広さ」は単純比例しませんが、小さいのにいたずらに凸面で範囲を広げるとモノがどんどん小さくなっていくわけで、視認性は低下します。
結論として、範囲はけっこう広がりました。
BM-45だと「もう少し広いといいのにな」という範囲がズバリ見えるようになった感じです。
✕重さが増す
ロードバイク乗りにとってパーツの重量が増えるのは忌むべき事です。
でも単純に考えて、大きくなると重くなるわけです。
では実際にどれくらいの差があったかというと……。
Jet Miror 74.2g
BM-45 35.6g
予想より重い。38.6gの差ですから、なんとBM-45の2倍以上です。^^;
細かいことは考えず、ここは「面積が1.9倍なので重量もそんなかんじで増える」と、ふわっと考えることにしましょう。
ちなみにAmazonの商品説明には「67g」って記載されています。誤差というには大きめですね。
で、重量増はメンタル的にはけっこうクるものがありますが、実際問題として走り出すときに「あ、やっぱちょっと重くなったわ」なんて感じることは一切ないことは神にちかえます。
まあ、私は信じてる神様なんていないわけですが。^^;
✕空気抵抗が増す
これはもう物理の法則です。
単純な大きさではなく形状も関係するとはいえ、多少増えるのは仕方がないところ。
でも、38.6gの差と同様、これも私にはあんまり関係ありません。
0.1秒を競って走るわけでなし。それよりもエアロバイクなのにこういうのつけるのってどうよ?的な精神的なジレンマのほうが大きいかと。^^;
✕足に当たりやすい
物理的に大きくなるとそうなりますよね。
ただし、実際に使ってみると特に差は感じませんでした。
✕かっこ悪い
安全とカッコ悪さはなかなか相容れないというか、だいたい何につけてもそんな感じですよね。
特にロードバイクなんて削ぎ落とした美みたいなものがありますし。
安全のためのフロントライト。かっこ悪いし無駄な重り。
安全のためのリアライト。かっこ悪いし無駄な重り。
道交法で定められた警報用サイクルベル。かっこ悪いし無駄な重り。
とはいえこれも渡しの場合はすでにCATEYEのBM-45を付けているわけで。今更の話です。
結論から書きます。
安全性向上。見た目は悪い。
45mmから62mmに変わるのはかなりの変化です。
かっこ悪いかどうかは別にして、より目立つようになりました。
しかし、後方視認性は明らかに向上しています。
問題としては、路面の悪い、すなわちガタガタ道を走ると鏡面が重さに耐えかねて動くのです。
ただしこれは可動部の取り付けトルクが弱かったため。
調整後は問題なくなりました。
CATEYEのBM-45に比べると可動域が大きいために角度調整が容易です。
ということで、現時点では結構気に入っています。
なのでしばらく使って見ようと思います。
最後は「こういうのがあったらいいな」のコーナー。^^;
見た目的にもエアロ的にも? ロードバイクに装着しない、もしくは装着してもステルス感が高いものが理想ですよね。
実は私、2つほどアイディアを持ってるんです。
誰かこのアイディアを買って製品化してくれないでしょうか?
1つ目は「リアビューカメラで後方をモニター。映像はヘルメット内蔵のHUD(ヘッドアップディスプレイ)」です。
これなら視線を動かさずにチェック可能でハンドルノーバーエンド、つまり下を見てふらついたり、前方への注意が欠落することがありません。
シートピラーとかサドル後方に超小型のカメラを取り付けて無線でヘルメットのHUDに送ります。
ヘルメット一体式だと洗濯しが狭まりますので、スマートに後付けできるようなものが理想ですが……HUDスクリーンの問題とかもありますし、そもそも結構高価になりそうですよね。
そこで2つ目のアイディア。
それは「ディスプレイカメラ付きドローン」です。
後ろ向きの自撮りカメラみたいなものを視界の中に飛ばしておくのです。後方を向いたカメラのスルー映像をディスプレイに表示し続ける感じ。
この方式のメリットは計り知れません。
まず、自立稼働なので重さとか関係ありません。重量増とか一切ないわけです。
そしてロードバイクに付属物を取り付ける必要がないので見た目も変化なし。アタリマエですが。
アクティブムービーカメラやドライブレコーダーの代わりにもなりますので一石三鳥。
問題は……まずは稼働時間。ドローンを長時間稼働させるにはそれに見合ったバッテリー容量が必要です。
あとは荒天に弱いこと。まあ、荒天だと人間のほうが先に音を上げそうですが。
あとは法規の問題。
機能を考えると人や車両との距離は絶対30m以内、多分1m以内になりますので許可がいりますし、そもそも近すぎるので許可が下りない気がしますね。^^;
規制問題を回避するためにはドローンの重量を200g未満にする必要があります。
200g未満であれば「無人航空機」の範疇に入らないのです。
つまり、200g未満で航続時間が3時間程度あれば実用的ですね。理想は12時間ですが。^^;
予備バッテリに取り替えて連続使用するということであればロングライドでも使えます。
今のミニマルチコプターは10分も保てばいい方みたいですから、もうちょっと(いや、かなり)頑張ってほしいところですね。