やっはろー(^^)
「やや」じゃないかもしれませんが、我らが?X-H1に装着するのは光学スペックがほぼ同じのXF23mm F2 R WR(以下「XF23mm F2」)です。
同じ23mm F2.0同士を比べてみたら実際のところどうなのか?
結論から言おう。
「ならんわ!」
理由は「最短撮影距離(撮影倍率)の差が大きいから」でっす。
個人的には。^^;
X100FにXF23mm F2が完敗する様子?については、過去にTOYOTA 2000GTの七宝焼のエンブレムを比較撮影した記事がありますのでよろしければどうぞ。
いや、違うのはわかってますよ。
X-H1ですから、重いしデカいしかさばるし。持ち運ぶかばんも選びますよね。
でも、実際問題としてX100クラスになるとコンパクトカメラとしては「重くてでかくてかさばる」んですよ。
単焦点カメラなので多芸じゃないですからね。
なので写真撮影が目的じゃない外出の場合は、わざわざ持ち出すのが億劫になるんです。
X-H1は……当然持ち出すのは億劫になります。
つまりどちらも持ち出さないのだから、X-H1の大きさや重さは問題にならないのですよ。
まあアレです。
私はRICOHのGRⅢを持ってますので、X100系クラスのカメラの出番がないのです。
GRⅢならパンツのお尻のポケットにも入りますし、バッグを持っているならどこでもOK。
荷物と感じる事もありません。画角も135換算で28mmなので同じAPS-CセンサーでもX100系より汎用性が高いのです。
ましてやX100系はVにリニュアルしたにも関わらず手ブレ補正機能がありませんからね。でっかいコンパクトカメラでいいなら手ブレ補正機能搭載のLEICA Qの方を持ち出します。こちらも28mmだし。X100よりレンズが明るいし(F1.7)。
なーんてことを考えながらX100Vを買おうかどうしようかと思っているからちっともポチれなかったのです。
買った当初、多分1週間位は「新しいおもちゃ」を与えられた子供よろしく喜んで使うと思うんですが、その後はGRとQしか使わなくなるという未来が見えるんです。
X100Fの時がそうだったし。^^;
私も学習しているのです。
まあ、そのうち突発的にアタマがおかしくなってポチる可能性もありますが、値段が10万円を切る、とかなんかのトリガーが必要でしょう。
それより私の目に止まったのは同じFUJIFILMのX-H1の(価格の)凋落ぶり。新発売のX100Vの2/3以下で買えちゃうんですよ。同じスペックのXF23mm F2を同時に買ってもX100Vよりお安い。お釣り(と考える時点でちょっとおかしいのは自覚しています)でアレも買えるじゃないの……。
ポチ。
これはもう、昔買った時に記事を書いているのでそちらをご参照いただければ幸い住むと人の言う、ですよ。
横着してるんじゃないですよ?^^;
要するに私的評価では、X100Fの23mm F2レンズがXF23mm F2より優れているのは撮影倍率だけ。
描写などについては一貫してXF23mm F2の方が好みでした。
この記憶を引きずっている為に、X100Vの値段でX-H1とXF23mm F2が買えるとなると考えてしまうのですよ。
「なんだ、X-H1とXF23mm F2があれば、X100Vなんていらないじゃん」
私だけかもしれませんが。^^;
あ、X100Vはレンズが刷新されているのでかなり興味はあります。あるんですが、15万とか16万円とか出す気になれないのは、私が23mmという画角(135版換算で35mm)にあまり興味がないからでしょうね。
私はフィルムカメラ時代は24mmが常用レンズ。デジタル時代の今は色々あって妥協して28mmを常用レンズにしています。
まあ、このあたりは人に依る、好みに依るってやつですけれど。
そういうわけで私にとってはX-H1とXF23mm F2の組み合わせは「手ブレ補正がついた新型X100」みたいなものなのです。
ええ、無理があるのは重々承知ですが、この組み合わせだとグリップのしやすさや手ブレ補正の存在など、実際の撮影に当たってはX100Vを遥かに凌駕するシーンカバー力があるというのもまた事実です。
もっとも……いくらシーンカバー力があろうと持ち出さなければ写真は撮れませんからね。「よっこいしょ」感のあるX-H1+XF23mm F2に比べたら、X100Vを持ち出す際の精神的なハードルの低さは比ぶべくもないのもまた確かでしょうね。^^;
で、結局持ち出すのはGRⅢになる……のかもしれませんが、それはまた別のお話……。
けしてXF23mmの描写が気に入らないとか、思ったほど使いやすくないとか、そういう事じゃないのです。
いったんXFマウントの機材から離れていた私は、FUJIFILMのラインナップについて大した下調べも理解もせずに、要するにX-H1の安さつられ、勢いに任せてポチっちゃったわけなのです。
何が言いたいのかと言うと、XF16mm F2.8 R WRという、2019年3月に発売されたレンズの存在を知らなかったのですよ。
135版換算24mm。これはまさに私がフィルカメラ時代にキヤノンF-1のボディキャップとして装着していた画角そのものなのです。
XPro2やX-E2ユーザーだったころは24mm画角用のレンズとしてXF16mm F1.4を持っていました。
その時の記事はこれ。
というか、むしろこっち?
この記事を読むと、当時欲しかったのはまさに2019年3月に発売されたそのレンズなんですよね。
XF16mm F2.8 R WRの存在を知っていれば……という後悔?の念にかられている今日このごろでゴザイマス。