にゃんにゃんぷー\(^o^)/
寒いですね。
とりあえず暮も正月も関係なく週末には走っている我が家ですが、実はそろそろシーズンオフに入ります。
だいたい2月中~下旬くらいから5月のGW明けまでが我が家的ロードバイク完全シーズンオフなのです。
理由は……ご想像の通りで、花粉症だから、です。
杉と檜の花粉が飛散する時期には走らない(走れない)わけです。
もちろん、いつも「いい時期なのに走れないのはもったいないなあ」と思っております。
そして今年もやってきました、スギ花粉飛散の時期が。
気象庁の予報に依ると、今年(2020年)は「例年に比べて飛散開始は早め、量は少なめ」だそうです。
一度発症した人にとっては量の多寡については実はあんまり関係ないんですよね。少なくとも私には関係ありません。強いて言えばたくさん飛散している年は、飛散した花粉が地面に落ちる量が多いわけで、それが風などによって再び舞い上がって再飛散する期間が長くなる、つまりマスクを外せる時期が後ろ側に延びるので影響はあるといえばあるのですけれど。
で。
今年は暖冬ということもあって、冬場も普通に走れているので、できればこのまま春も走りたいな、と思ってチャレンジすることにしました。
ナルーマスクを!
いや、モノは随分前(と言っても数年ですが)から認知していたのですが、いわゆる「眉唾製品」扱いしておりました。
「マスクとか、息苦しくて使い物にはならないでしょ? 息苦しくないとしたらそれは役に立たないってことじゃ?」と決めつけていたわけです。
もちろん試してみようなんてハナから考えておりませんでした。
が。
今年は「ダメ元」で手を出してみようかな、という気になったのです。
その訳は……。
何度かの花粉シーズンを過ぎたおかげで、モルモットの数が増えてきたからです。
そして「効果あり」と評価しているモルモット共が多いこと。
おっと、表現に一部不適切な部分がありましたので書き直します。
「肯定的な利用者の声が多い」のです。
私がこれを知ったのは発売(発表)直後なので当然メーカーの謳い文句と提灯コメントしか存在しませんでしたが、好奇心旺盛なアーリーアダプター(と表現するのはアレですが)連中の感想が蓄積されてきて、その中には提灯系ではないと思われるユーザーも多々いると判断できるようになったからです。
実は日本メーカーから同種の商品が出るのを期待していたという側面もあったのですが、結局このジャンル?に手を出そうという、見どころのある日本メーカーは現れず、業を煮やしつつ「背に腹は代えられない」とばかりに試すことになったのでした。
そんな経緯で意を決した?私は、いつものバイクショップにお願いして取り寄せてもらいました。
ナルーマスクには色んな種類があります。
(素知らぬ顔でモデルは走っていますが、どうみても怪しいと思うのは私だけではあるまい……)
その中で私が選んだのはNAROO FU+という、多分もっともシンプルなモデルです。
理由は、2月から5月までこのモデル一つで対応できるから、です。
寒い季節はバラクラバで耳と首、そして頭をカバーしていますので、ハナから下部分をナルーマスクで覆えばOK。
バラクラバが要らない季節になればそのままマスクとして必要最小限のみを覆う感じで使えます。
もちろん、季節によってバラクラバ型ナルーマスクと普通のマスクなどを使い分けるのもいいと思いますが、ムダなコストに興味がない私はそんなお大尽なことはしないのでした。
F.U+にはサイズがLとSの二種類あります……が、Sは基本子供用と思われます。
大人はLを買って置くほうがいいでしょう。耳掛け部分は長さ調整ができますので(Sはムリ)。
ンなわけで、「花粉が飛散し始めた模様。でもちょっちだけです」という情報が流れたので早速実戦投入です。
ナルーマスク → バラクラバ → バラクラバの鼻下部分を顎まで下げる という感じ。
まずはこれですが、いつもの勝尾寺ヒルクライムコースで試してみました。
懸念された息苦しさはありません。皆無というとウソになりますが、通勤時に使っているいわゆる不織布のマスクなどよりかなり空気の通りは上です。
問題なし。(^^)
ライド中はメガネというよりほぼサングラスですが、どちらにしろこれは×です。
曇りまくりです。
ナルーマスクは鼻に当たる部分に固めの棒?が入っていて、それで鼻に密着させるロジックを採用しています。
「これならちょっと期待できるかも?」と思っていたのですが、これが当て外れ。
普段使っている「快適ガードプロ」の方が曇りに関しては上です。
まあ、「快適ガードプロ」をして普段はヒルクライムしないのでアレですが、曇まくって危険でした。
なので途中から外しました。
この項目は「曇りまくって使えない」です。
ネットの感想には「止まると曇りますが、走っていると曇りません」などという書き込みがあったのですが、あてにならないということがわかりました。
多分、その人がいう「走っている」というのは時速25km以上の速度域の話なのでしょう。
その証拠に下りでは曇りは気になりませんでした。
なので個人差が大きいといえるのかもしれません。
ちなみに勝尾寺ヒルクライムの時の私の時速は10km以下。心拍は150-170bpm。
鼻で息すると追いつかないのでゼーゼーと口で息しています。
1.基本的に息苦しさはない。
2.下りなど、ある程度の速度で走っていると曇らない(速度も要因ですが、口であまり息をしないことも理由の一つ)
3.問題は上りであろう
ということで、同居人が提案した方法で試してみると曇については対策が可能であることが判明。
そこそこ問題は大きいのですが、少しこの方法で様子を見ようかと考え中です。
その方法とは?
「鼻下部分のみ、すなわち口からしただけを覆う」です。
上りはほぼ口で息をしているので、鼻から入る花粉の量は少ないかも?
多分少ない。
少ないんじゃないかな?
ま、ちょっとは覚悟しておこう……。
という感じです。
これだと口の中も乾かないし、息苦しさもなし。サングラスの曇りもほとんどなし、ということで、第一回目はこの方法でやり過ごしました。
全く感知せず。
我が北摂山間ではまだほとんどスギ花粉は飛散していないのでしょう。
なので、もう少し様子を見ることにします。
手洗い、とあります。
まあ、花粉がついているので手洗いで丁寧に落としましょう、ということなのでしょう。
あと、生地も痛むから、ですね。
最低でも1シーズン持ってくれないと割高ですから丁寧に扱いたいと思います。
「マスクを曇らなくする画期的な方法」ってやつが最近話題になっていました。
発信元はなんと警察、というか警視庁のtwitter。
こんな事を言うとアレですが、こんなの年季が入った花粉症患者なら数十年前から知っているtipsです。
が、たいして役に立ちません。
というか、たった一つの毛羽立ちがあってもダメなのでガーゼのマスクがそもそも使えないほど噴まわりが過敏な私にはティシューなどというケバケバ発生機が介在しているとマジでムリなのですよ。
なお、同居人も私と同じでムリです。
そうでもない人はマスクでもナルーマスクでもこの方法を一度お試しください。