「速報」とか偉そうなことを書いてますが、4日ほど前に配信されたアップデートを適用後、少し使ってみての感想を。
去る2020/1/16に、Titanの最初のアップデートが配信されました。
朝起きてTitanを手に取ると配信のお知らせがきていたのでした。
600MB以上のファイル容量があるとかで、もちろんWi-Fi経由でアップデートしました。
内容は次の通り。
なお、日本語翻訳はGoogle先生に丸投げしております。理解不能な部分はGoogle先生のせいです。私のせいでは有りませんのであしからずご了承くださいませ。
Googleセキュリティパッチを2019-10-05に更新します。
アタリマエのセキュリティアップデートですね。
3ヶ月前の。
GMSパッケージの更新:Google PlayミュージックアプリはGMSバンドルに含まれなくなりました。 YouTube Musicは、Google Playミュージックに代わるコアアプリです。
だそうです。
それらのアプリを全く使わない私には関係ありませんが、使っている人はそういうことなので。
ランチャーインターフェイスの検索バーを削除できるようにします。 FOTAの後にランチャーデータを消去してください。
「設定」→「アプリと通知」→「xxx個のアプリをすべて表示」→「クイックステップ」
で、これはありがたい。さっそく消しました。
ホームボタンの長押しでアシスタントが立ち上がりますから、こんなものはもうレガシーです。
ちなみにFOTAとは「Firmware On-The-Air」の略です。スマートフォンのアップデータなどは無線配信されるのが普通なので、こう呼ぶそうです。この場合は要するに「ファームウェアのアップデート」という意味でいいでしょう。
キーをすばやく押すと文字が欠落する問題を解決します。
私も過去記事で書いた頻繁に発生する「キーの取りこぼし」ですが、どうやらソフトウェア的な問題だったのかもしれません。
アップデート後は特に取りこぼしが気になることがなくなりました。
これは素晴らしい改善かと。(^o^)
ミニモードを追加して、一部のサードパーティアプリケーションの表示または異常な問題を解決します。
「設定」→「スマートアシスト」→「ミニモード」
うーん、Chromeが時々フリーズすることがあったのですが、これのことかもしれませんね。
Titanのディスプレイサイズが特殊なので地味な不具合があったのかもしれません。
ミニモードにするとサイドがカットされた縦長画面になります。画面を上から3本指でなぞることで通常モードと変更がいつでも可能です。
ロック画面にブロッキングリマインダーを追加します。
「設定」→「スマートアシスト」→「ブロック通知」
まさに地味ながら改善と言っていいでしょう。
使う人は使いましょう。
プログラマブルキーは、ctrlキー機能として使用できます。
「設定」→「スマートアシスト」→「プログラマブルキー」→「Ctrlキーを使用」
Chromeの操作をctrlキーを使って行う人はそれなりに多いのではないでしょうか。
Titanにはctrlキーが存在しませんので、要望に答える形で苦肉の策として取り入れたのでしょう。
が。
これは痛し痒し。
なぜならここにctrlキーを割り当てると、本来のショートカットキーとしては機能しなくなります。つまり排他措置。
惜しい。もうちょっと頑張りましょう。的な?
Alt / Shiftキー交換機能を追加します。
「設定」→「インテリジェントアシスタンス」→「Swop Alt / Shiftキー」
「右altって何だよ、左のほうがいいだろ?」とか言っちゃってたヤツ(私か^^;)喜べ!
みたいな?
キーボードショートカットは、サードパーティのランチャーで使用できます。
「あー、これでNova Launcherが使えるぜ!」と喜んでいる人は私だけではないはず。
スクロールアシスタントは、水平画面操作をサポートします。
おお!
これもまさに地味ながらナイスな改善です。
欲を言えばキーボードをなぞる時のスクロールの動きがもう少しなめらかだといいんですけど。
あとスクロールアシスタントのon/offをサクサクっと切り替えられる仕組みがほしいところ。文字打ち作業だとスクロールアシスタントがかなり邪魔なので。
フォルダ内のGoogleアイコンとDuoアイコンを削除します。FOTAの後にランチャーデータをクリーンアップしてください。
「設定」→「アプリと通知」→「xxx個のアプリをすべて表示」→「クイックステップ」
削除したい人は一定数居るってことですね。
できないよりできたほうがいいので歓迎。
BB入力メソッドで「戻る」ボタンが返されないという問題を解決します。
ほほう。そんな不具合が。
気づかなかった。
FCC / CE / TELEC / JATE証明書ラベルを追加します。
「設定」→「システム」→「端末情報」→「規制ラベル」
これ!
これですよ、これ!
地味の極地ですが、実にありがたい。
FOTA後、すぐに筐体裏のシールを引っ剥がしましたよ、私。
というのも、初期出荷のTitanにはソフトウェア的に技適マークが表示されず、このように見にくいラベルがベタっと貼られていたのですよ。
画竜点睛を欠くとはこの事をいうのでしょう。
このアップデートにより技適マークが無事表示されるようになりました。
Chromeに入るときにプロンプトメッセージを追加します。
んんん?
Kika入力メソッドを最適化します。
ほほう?
ちなみにKika入力メソッドとは、Titan標準の日本語(2バイト文字?)入力ソフトで、まあIME的な?
WhatsAppで連絡先チャットを開くと、最初にダイアログを開くたびに最初の2文字が自動的に大文字になります。
んんん?
スペースキーをダブルクリックして、ピリオドを入力し、自動的にスペースを入れます。
これはまあよくあるパターンに準拠した、ということですね。
キカ設定メニューを追加し、次の単語の提案スイッチ、ダブルスペース期間スイッチ、自動修正スイッチをサポートします。
ふーん……。
中国語の入力モードでは、関連語のサイズを増やし、関連語間の間隔を広げます。
ふーん。
WhatsAppで動的情報を編集する問題を修正します。
ふーん。
候補フィールドを常に表示します。
ほう。
Facebookメッセンジャーアプリケーションで長押しの削除キーを完全に削除できないという問題を解決します。
へえ。
というわけで、今回のアップデートのまとめ。
・文字入力の取りこぼしが改善された(たぶん)
・技適マークが画面表示可能になった
・altキーとshiftきーを入れ替えられるようになった
・赤いボタンをctrlキーとして使えるようになった(ただしショートカットキーとしては使えない)
・Google検索バーが消せるようになった
・キーボードをスクロールパッドとして使う時、上下だけだったのが水平スクロールも可能になった
・あと、色々不具合を改善しました
という感じですね。
よくわからない項目もありましたが、個人的にはかなり満足度の高いアップデートでした。
今後もこのようなユーザー視点に立ったサポートをしてもらいたいものです。