ちゃろ~(^^)
私は走ってます。バーミッツ(的なもの)バンザイ!\(^o^)/
今日はいつもの獲得標高650mコースを、いわゆる「アウター縛り」で頑張ったんですが……自宅へ向かう最後のヒルクライムの取っ掛かりで大腿四頭筋が両足とも攣ってしまいました。
現在久しぶりに筋肉痛でっす。
そんなわけで、今回はリアライトについて。
「MADONE SLRにはサドルバッグを取り付けない」
それはMADONEを手にした時の誓い。
翻って「誓い」とは?
それは破るためにあるもの。^^;
ということで朝令暮改を座右の銘としている私はMADONEにサドルバッグを取り付ける事を想定することにしました。
目的はロングライド。
ロングライドであってもホノルル・センチュリーライド(以下HCR)のような夏場(というかハワイイは常夏だけど)のロングライドであればサドルバッグの必要性はないと考えておりますが、では主に気温変化や体温保持の対策荷物が増えるであろう春や秋にかかるロングライドの場合はどうか?
具体的には2020年こそは参加したいと思っているアルプス安曇野センチュリーライド(以下AACR)。
AACRは4月下旬と5月下旬に執り行なわれます。その名の通り信州安曇野で。
安曇野といえば「お願いティーチャー」「お願いツインズ」のロケ地巡りライドと言っても過言ではないアレです(過言や)。
敢えて「ろんぐらいだぁす!」を出さないのはフィロソフィーです(意味不明)。
言っておきますが、「ろんぐらいだぁす!」ファンです。
そして、初秋、いやむしろ夏の終りといっていいかもしれませんが、とはいえ荷物が増える可能性があるロングライドイベント、ツール・ド・のと400。
こちらは三日間で400kmを走るというイベント。想定されるシーンに対応する装備が増える可能性が高い……。
AACRは今年こそはどんな手を使ってでも(^^;)参加する予定ですが、ツール・ド・のと400は、翌週がHCR2020なので、HCRにいくならのと400はなし。のと400に参加するなら今年はHCRはパスで、現在どちらを選ぶか考え中。
閑話休題。
そういうわけでサドルバッグ装着は想定しておくほうがいいだろうな、ということをこの年末のクソ忙しいさなかに考えた私でした。
「だったらサドルバッグを使えばいいじゃん。何いってんの?」
私のブログをずっと読んでいる人じゃなければそう思いますよね。
実は私のMADONE SLRにはサドルバッグを取り付けられない事情があるのです。
それは、GARMINのリアビューレーダーRTL510という後方レーダーをサドルにぶら下げて取り付けているからです。
要するにサドルバッグとリアビューレーダーは排他で共存できない仕組みなのです。
そのへんの葛藤を赤裸々に綴った(?)記事はこちら。
本来はシートポストに取り付けるRTL510ですが、MADONE SLRのエアロなカムテール形状の専用シートポストがそれを許さないのです。
とはいえ、解決策は簡単です。
唯一の問題は私のマインド。気持ちだけ。
本当にサドルバッグという機能が必要なのであれば、つまらないこだわりなど捨てるべき。
そんなことはわかっているのです。
機能のために美意識を曲げられるかどうか。
思いきれるかどうか。
このプロジェクトは私の人間としての器ってやつを問われているといってもいいでしょう。
くっ……。
私が自分の美意識を放棄するのは難しい。
しかし背に腹は代えられないということも理解している。
この葛藤は長く続き、最後の方には「そうだ、サドルをもう一つつければいいじゃん。これぞまさにコロンブスの卵的発想。私ってやっぱ天才?」などと精神に多少の混乱をきたす有様。
で。
思い出したのです。「バーミッツ(的なもの)を使っているやつが美意識とか持ち出して変な抵抗しているのってなんかおかしくない?ねえ、おかしくない?」
たしかにおかしい。^^;
そうと決まればAACRを待つまでもなく今すぐ試してみよう、ということでポチりました。
前出の記事中に「ないわー」と指摘していたRECマウントのこれ。
金属の地肌丸出しで「とってつけた感」丸出しの仕上げと、固定方法がタイラップで縛り付けるという点が私の美意識が拒否反応したやつです。
せめてもの抵抗として、付属の黒いタイラップをゴミ箱に捨てて青いタイラップを用意。これなら少し離れたらMADONE SLRの迷彩柄?な青に溶け込むかな、などと考えました。
まあ、少し離れたら黒でもわからないと思いますけど、そこはステルス化をしたぜ、という自己満足感が必要なのです。
シートポストに密着する部分には薄いゴムがはられていましたが、そもそもタイラップで締め上げるわけですからどうしてもスリキズなどが付きます。
なので、シートポストのタイラップに当たる部分にフィルムを巻いて保護。
使ったのは定番?の3Mスコッチの表面保護テープ#331です。私が使っているのは50mm幅。
で、移設したらこんな感じに。
横から見るとやはり銀色部分の「撮ってつけた感」が気になったのでリフレクターのシールを張って自分を多少ながら納得させてみました。^^;
これによりMADONE SLRと同時購入しつつ、RTL510をサドルにぶら下げた結果、日の目を見ずにタンスの肥やしとなっていたBONTRAGERのリアライト、FLARE RTが図らずも復活。
このリアライト、死蔵させるにはほんっとうにもったいないくらい使い勝手が良いのです。
小型軽量でGARMIN EDGEで自動制御可能(後述)なのもいいですが、TREKバイク(の一部)なら、付属の専用ブラケットに取り付けると脱着がほぼ一瞬で可能なんです。
シートポストの櫓のボルト部分を上下から挟むだけという、脱着は簡単なのに固定は完璧という理想的なライト。
ブラケットや台座をバイク側に固定する必要がなく、充電する時やサドルバッグを取り付ける時にササッとブラケットごと外せばオッケー。
このFLARE RT専用のイケてるブラケットは、もともとMADONE SLRに標準装備されている専用品だったのですが、その後新型にモデルチェンジしたDOMANEも使えるようになってます。この先TREKのバイクはこれでいくのでしょうね。
あ、もちろんTREK以外のバイクでも普通のシートポスト用のシリコンバンド留めの汎用ブラケットが付属していますので問題なく取付可能です。
リアライトについてはRTL510がリアライト機能付きなので、敢えて別のリアライトを取り付けるのは不要ではありますが、自分の目玉がついていない後ろ側は目立てば目立つほど安全性が増すというのが私の持論なので、リアライト2個体制はむしろウェルカムです。
というか、MADONEに変えるまではずっとリアライトは二個体制だったんですけどね。
ただしこのFLARE RTですが、もちろんサドルバッグと排他になります。
RTL510の本来の居場所であろうシートポストに取り付けてみると、やはりしっくりきます。サドルの後方にぶら下がっているとかなり突出した感があるのですが、収まりがいい感じがします。
新品即死蔵状態だったFLARE RTを使えるのも個人的には◎。
ちなみにこれはサイクルコンピューターのGARMIN EDGEシリーズと連携してフロントライトやリアビューレーダーRTL510ともども、自動制御が可能です。
私は基本的には「より目立つのでは?」という考えフえロントライトもリアライトも点滅系にしています。
もちろん夜間は点灯の方がそもそも安全ですし、法律的にも前も後ろも常時点灯の状態が指定されているという理解。
あと、日中ライドでもトンネルでは夜間と同じ常時点灯が求められます。
GARMIN EDGEのライトネットワークにおける「自動」だと、照度センサーと連動して暗くなったら常時点灯に「自動的に」モードを切り替えてくれるのです。
照度、つまりどれくらい暗くなったら常時点灯モードに移行するかというポイントはサイクルコンピューター任せでカスタマイズできませんが、日中でも鬱蒼と頭上を木々で覆われた北摂の山間では点灯モードに移行することが多々ありますので比較的早めに点灯モードに映る気がしています。
もちろんトンネルなどではすぐに変わりますのでやきもきすることはありません。
あとGARMIN任せにしておくと、そもそもライト側でON/OFFを行う必要がありません。
デフォルトだとGARMINのEDGEを起動すると自動的に点灯します。
ただ、これだと家の中でEDGEの設定をちょっと変えてみようかな、なんてときでもライトが一斉に光りだしてウザいので、私はスタートボタンを押した時に点灯するようにしています。これなら単にEDGEの電源を入れただけでは点灯しません。
もちろんライドを終了させれば自動的にOFFになります。
というわけで、ボントレガーのRT系のライトは実に便利で、RTL510とともに以前のようにリアライト2個態勢となりました。