やっはろー(^o^)
×は特にない
^^;
まあ、これだけじゃなんなので重箱の隅をつついてみましょう。
・「強いて言えば」価格からくる期待値より重い事
ロードバイクの重さというのは初めてロードバイクを買う人にとっては絶対値がすべてですが、乗り換えや買い増しの場合はそこに相対値が加わります。
相対値とはつまり「以前乗っていたバイクと比べて○○kg重い」という比較です。
その差をどう感じるかはその人次第ですけどね。
OMRONの「カラダスキャン」というヘルスメーターを使ったDOMANE SLR7の実測「装備重量」は9.4kg。
これは奇しくもMADONE SLRとほぼ同じ数値です。
DOMANE SLR7の場合は前後Iso Speedもあり、ダウンチューブのストレージギミック、ストレージバッグなども含んだ重さ。ちなみにどちらもカーボンはOCLV700で同一ですから、MADONEの方が実はDOMANEよりフレーム自体がけっこう重い作りになっていると考えていい気がしますね。
(※ここで言う装備重量とは、ペダル、前後ライト、ベル、サイコン、ボトルケージ×2を装着した状態のことです)
長らく「軽さ」こそがロードバイクの性能評価軸であった頃の視点から見ると、9kg台というのは「重い」カテゴリーに入るのではないでしょうか。
少なくとも私はそう思っています。
ちなみに私の個人的な感覚だとこんな感じ(すべて装備重量とします)。
・軽い:8kg未満(8.00kgは「普通」カテゴリーです、念の為)
・普通:8kg以上9kg未満(「未満」というのは~以下略)
・重い:9kg台後半(9.50kg以上です、念の為)~
注意深く文章を読んでいる方は気付くと思いますが、上のカテゴライズには「穴」があります。
隙間と言ったほうがいいかもしれません。
それは、
・9kg以上、9.50kg未満です。
このカテゴリの名称は「ビミョー」です。
ちなみにこれ以外に「ヤバい」というカテゴリーがあってですね。^^;
・ヤバい:7kg台
・ヤバい:10kg台
・超ヤバい:6kg台
・マジでヤバい:11kg以上
以上、カテゴライズでした。
ちなみに私のMADONE SLR(Project One)もDOMANE SLR7も「ビミョー」カテゴリーです。
ホイールをアイオロスXXX4あたりに変更して、ペダルなんかも軽量の上位モデルすると「普通」カテゴリーにクラスチェンジできますが、それこそ「ビミョー」な行為のような気がします。
カテゴライズはともかく、DOMANE SLR7の場合に問題になる(と思われる)のは、70万円以上するのに9kg台という「イメージ」の部分ではないでしょうか。
「カネで軽さ買う」という一昔前の価値観でロードバイクを選ぶつもりならDOMANE SLR7は「ないわー」という結論になるでしょう。
でも、敢えていいましょう。
その切り口だけでロードバイクの価値を決めてしまうのは極めて狭量である、と。
もうそんな時代はおわったのではないでしょうか。
「いや、だってオレ、ヒルクライムレース用のバイクを買うつもりなんで」というのであれば、DOMANEの重さを非難する暇があったら軽量バイクの比較検討に時間を割くべきであってDOMANEを選択肢に入れて検討している時点で「話が噛み合っていない」と言うしかありません。
車で例えるなら、ジムカーナ用の車を探しているのに、候補リストにVOLVO XC90が入っているようなものなのですから。
※ちなみに草ジムカーナにはシトロエン2CVがお勧めです。(^^)
というわけで、
「DOMANE SLR7の×はない。強いて言うなら重さがビミョー?」
みたいな感じでひとつ。