ちわーっス!(‘ω’)
いつもの勝尾寺~高山公民館をなぞる30㎞程の朝練を終え、埃や汚れをぬぐったり、タイヤに異物噛みなどがないかなどお手入しながらチェックする、いわゆる「愛車とのちょっといい時間」を過ごしていた時のこと。
「ん?」
フレームの汚れ取りをしている時に「それ」は発見されました。
場所はフォーク。キャリパーのない右側の真ん中付近前側。
TREKのロゴのうち、T付近にいわゆる「クラック」が見つかったのです。
クラックと言っても視認できるのは塗装表面のライン状のもののみで、フレーム自体がダメージを受けているかどうかは不明です。
塗装であれその内部のカーボンフレームであれ、問題はそのクラックが前日手入れした際にはなかったことです。
そもそもいまだかつて転倒もしていませんし、そもそも転倒時には通常サイドにダメージがいきそうです。
つまりこの部分のダメージには身に覚えがないのです。
そんなわけで原因は不明です。
考えられることとしては……
・実は私は夢遊病。夜中に起きだし、無意識のうちにプラスチックハンマーを取り出してフォークをぶった叩いた
・その日の朝練の途中、前を行く車やバイクから飛び石を食らっていた
・いつもいつもいつもいつも路面が荒れたガタガタ道ばかり走っているのでカーボンが疲労した
・そもそも塗装に問題があった。ある程度走行したところでそれが顕在化した
・そもそも製造時に問題があった。同上
どちらにしろ現時点では解明不能。
さて、ここは冷静になるところです。
まず根本的なところをチェックすべきでしょう。
このクラックは塗装部分だけの話なのか、フレーム素材のカーボン自体にダメージが及んでいるのかを切り分ける必要があります。
前者であれば走行に問題はないので予定しているサイクリングは楽しめますが、後者であれば命の危険がありますから乗車は不可です。
ならば、ということで500円玉を取り出す私。
ずっと続けている500円玉貯金。その貯金箱に放り込むつもりで用意していた500円玉です。
これを使ってチェックします。
打診です。
表面をコツコツと叩いて、クラックがある部分と周りとの音の変化をチェックするわけです。
我ながらナイスアイディア。
というか、まずは叩いてみるのは基本ですもんね?
早速やってみました。
コツコツ。
コツコツ。
コツコツ。
「……」
コツコツ。
コツコツ。
コツコツ。
「……」
さっぱりわからん!”(-“”-)”
なんというか、どこをたたいても音が違うような同じような。
反対の左側をたたいても似たような感じです。もっとも左側はケーブルやオイルラインを取り出す穴が開いているので均一な音がするわけでもなく。
というわけで素人音診は不調に終わりました。
こんな場合は身の安全が最優先ですから、乗ってはいけません。
まあ、なんだかんだ言って最初から乗るつもりはなく、ショップに見てもらおうとは思ってたんですけどね。
そんなわけでさっそくいつものショップに持ち込みました。
結果。
入院です。
ショップでも正確な判断はできないとのこと。
そりゃそうですよね。
大丈夫です、なんて言ってもし違ったら走行中にフレーム破断とかありえますし、そうなると場合によっては命にかかわりますからね。だからと言ってだめですね、なんて言ってメーカーへ送ったら「問題ない」ってことになるとショップに不信感もちますし、そりゃあ、めったなことは言えません
つまりはTREKに判断をゆだねるしかないわけで。
そんなわけで即入院です。
判断と今後については、ショップが連休明けにTREKと連絡を取って、現物をチェックしてもらってからの話ということになりました。
日本のTREKは関西企業(神戸が本社)なので「近い」のが幸いしてくれるといいのですが……。
できれば今週中にTREKの反応があればいいのですが、いつになるやら。
そういうわけで、しばらくMADONE SLRに乗れなくなりそうです。
なお、想定される最悪のシナリオは「お前がなにかに当てたんだろ?うち(TREK)は知らん」という回答です。
見に覚えがないのにそんな事を言われても……というのが私の立場ですし、そうなるとなんかヤな感じですよね。
最善のシナリオ(塗装表面のクラック。本体異常なし、とTREKが保証してくれること)になる事を願っております。
愛する我がMADONE SLRの明日はどっちだ?・ω・