やっはろ~(^^♪
満を持して「サイクルコンピュータ」略してサイコンでございます。
「サイコン」というと中にはドキっとする人がいるかもしれませんけど、文字なのでいいですよね?
なのでこれからは省略形の再婚……おっと「サイコン」で通したいと思います。
今回はいきなり結論です。(‘ω’)
強く推奨。
何というかもう、推奨理由を一言でいうと「まわり道するな」でございますよ。
一言だと本当に言いたいこと、すすめたい理由が伝わらないし、GARMIN以外のサイクルコンピューターメーカーユーザーやファンから敵認定されそうなので、推奨理由の詳細を綴って保身を図りたいと思います。
もちろんGARMINは無理ですね。
なのでそれ以外の選択肢です。
この記事は一応ロードバイクを買ったばかり、あるいはこれから買おうとしている人に向けた迷いの森の入り口……じゃなくてガイドブック的な?ものだったりするので、まずはそこら辺の視点で考えてみましょう。
最初はロードバイクを買うのでいっぱいいっぱいって人も多いと思います。
もちろん経済的に余裕もあるし、趣味のためなら財布のひもは緩めまっせっていう人もいるかもしれませんが、とりあえずここでは予算の大部分をロードバイク購入に充ててしまい、残りHPがわずかな冒険者?向けの提案です。
ずばり言いましょう。
「最初はサイクルコンピューターなど買わなくてもいいよ」
それよりしっかりしたスマートフォン・ホルダーを買いましょう。
2000もあればおつりで屋台のクレープなら帰るくらいのお値段です。
そう。
走行速度が知りたいだけなら、スマートフォンのアプリで十分です。
STRAVAなんて、しばらくしてサイクルコンピューターを導入してからも使い続けられますし、いいんじゃないでしょうか。
スマートフォンならGPSも内蔵ですし、走ったコースの記録も取れます。
MAPアプリもありますからナビにもなります。
ホルダーの選択基準ですが、バイクに固定する台座と、スマートフォンをホールドする部分が分離するタイプをお勧めします。
自動車用でよくある、スマートフォン自体を握りしめるような感じで押さえて、取り外しはリリースレバーなんかでワンタッチ、というタイプは選ばない方がいいと思います。
理由は、自転車の振動で飛んでいく悲劇が生まれる可能性が高いからです。
バイクに伝わる振動はクルマのダッシュボードの振動とは比べ物になりません。
なのでスマートフォンの保持はシリコーンバンドなどで拘束するタイプがおススメです。
そのうえで、ケース部分と台座がさっと取り外せるタイプが便利なのです。
コンビニなどでちょっと自転車から離れる時もそうですし、思いついたときにさっと外して写真を撮るのも便利です。
景色や面白いものだけじゃなくて、ロードバイクに乗り始めると自分の愛車写真をガンガン取りたくなりますからね。
私のように単体カメラを使うロード乗りはまれで、ほとんどの人はスマートフォンのカメラ機能を使うはず。
ホルダーからの脱着が面倒だと撮影がおっくうになって結局あまり写真を撮らなかった、なんてことにもなりかねません。
まとめますと、
・シリコーン拘束タイプで、かつ台座とセパレートするもの
です。
Amazonなんかでは色々選べますね。
私はサイコンではなく、別の思惑があって最近これを買ったんですが、取付バンドが少々短くて、MADONEのエアロハンドルには使えませんでした。(;^_^A
あ、製品の名誉のために書き添えておきますが、MADONEは特殊な例で、ノーマルのハンドルバーにはなんの問題なくしっかり取り付け可能でした。念のため。
・バッテリーのもち
一般論としてサイクルコンピューターよりバッテリーのもちは悪いです。
いや、かなり悪いです。
なのになぜ勧めるかというと
「最初の頃ってそんなに長時間走らない(走れない)でしょ?」
でもって
「モバイルバッテリ持っておけばOK」
だし。(‘◇’)ゞ
バッテリのもちにも影響しますし、スマートフォン自体の故障にもつながりますから、真夏の炎天下で使い続けられるかはスマートフォンの排熱能力にかかっています。
とはいえ、どんな感じなのかは試してみないとわかりませんから、様子を見て自分なりの限界点を探るのがいいでしょう。
そういうデータとりって楽しいですしね?
なお、モバイルバッテリーでスマートフォンを給電しながらナビとして使ったりすると熱も出ますし、かなりの負担になり、場合によっては故障の原因にもなりますので推奨しかねます。
私のバイクががTREKだからというのも理由の一つではありますが、これはTREKに乗る前から羨ましかったポイントなので、特記させていただきましょう。
最初に購入するバイクをTREKにした人は、オプション装備であるduotrapは必ず導入しましょう。
これは過去記事にもたびたび書いているように、ロードバイク乗りにとって地味ながら実にビューティフルかつブンダバーな装備なのです。
過去記事を読んでない、あるいはそんなものいちいち覚えてねーよ、な人たちのために喜んで何度でも説明させていただきますと、duotrapとは、要するに外から見えない(見えにくい)、すなわちステルス度のきわめて高いケイデンス&スピード両対応センサーなのです。
そう、TREKのスポーツバイクのチェーンステーの内側には、そのduotrapを埋め込めるようなくぼみ(穴)が穿たれているのです。
通常はオーナメント(蓋)でふさがっていますが、それを取り外してduotrapをはめ込むと、準備完了。
あとはクランクとスポークにマグネットを取り付けるだけで、実にすっきりと仕上がるのです。
このブログでも何度も書いてますが、せっかくかっこいいロードバイクを買っても、ゴムやシリコンのバンドやプラスティックの結束バンドでフレームにでっかいセンサーが括り付けてあるとデザインが台無しです。色だってだいたい真っ黒ですから、ビビッドな色のフレームだったりすると、犬のふんがこびりついた感にがっかりすることでしょう。
まあ、多くの非TREKユーザーは「心のPhotoshop」で見えないこと、存在していないことになっているようですが、メンタルが弱い私にはまねできません。
というわけで、まだ買うバイクを決めてない人はこのduotrapのあるTREKを候補に入れるべきでしょう。
そしてコンビニなどでロードバイクを見かけたら、チェーンステーやフロントフォークにこびりついている犬の糞……じゃなくてセンサーをチェックして、その醜さに自分のメンタルが耐えられるかどうかをじっくり検討してみてはいかがでしょう。
ちなみにduotrap、7000円くらいしますので、後から必要になったらつけようなんて思わず、新車購入時のどさくさに紛れて?エイヤでつけちゃいましょう。絶対に後悔はしませんから。
ちなみにduotrapという名称の由来ですが、2つのセンサーが一つになっているからduo。同時にデータ伝達方法がANT+とBluetooth両対応だからduo。
要するにダブルミーニングというやつです。
つまりBluetoothがあるので、スマートフォンにデータを飛ばせます。
TREKユーザーなら、GPSによるスピードだけだったスマートフォンのアプリ表示に加え、最初からケイデンス表示もできちゃうわけなんです。
最初はセンサなしでスマートフォンのスピード表示だけで楽しんでください。
その後、サイコンを買うときにGARMINを選べば「ずいぶんマシな見てくれ」なります。保証しますん。(;^_^
理由は後述。
スマートフォンで少し楽しんでサイコン資金に目途がたったら、さっそく買いましょう。
GARMIN EDGEを!
私がなぜGARMINばかりを推すのか。
親戚がGARMINに努めているから?
それもありますが(ないない(;^ω^))、ロジカルに説明させていただきましょう。
スピード。
ケイデンス。
そして心拍。
これらが表示できるのはサイコンとしてはアタリマエ。
言い換えるなら、それ以外の機能にこそ、GARMINをチョイスする必然性があるということです。
では「それ以外の機能」のとは?
まずは地図機能。
いや、要するにナビ機能があるかないかです。
実用的で安価なサイコンとして我らが日本が誇るCATEYEの各製品がありますが、この時点でアウトです。
小型、軽量。必要にして十分な機能。そして抜群のバッテリーのもち(機種による)を誇るサイコンですが、必要にして十分でバッテリの持ちがいいだけじゃ私はもう満足しないのです。
そう。私にとってナビ機能は必須なのです。
こう書くと「スマートフォンの地図アプリのほうが見やすいし高機能」とおっしゃる方が出てきそうですが、それはもうおっしゃるとおりです。
現状では販売されているどのサイコンでも「一括0円」な安いスマートフォンの地図アプリに叶うものは存在しないでしょう。
画面の大きさしかり、解像度しかり、レスポンスしかり、インタフェイス然り、地図そのものの新しさしかり、機能に関して言えばどれ一つとっても叶うものはないのです。
だがしかし。
サイコンとスマートフォンを2つ同時にコクピット周りに装着しますか?
煩わしい。
「そうでもないよ」とおっしゃるベテランの方もいらっしゃるでしょうが、私はゴメンです。まっぴらです。
もっとも、やや特殊な場合。
サイクリングというか、走る事が主体でないばあい、例えば不案内な市街地でのグルメライドなどの用途であればサイコンとは別にホルダーを使ってスマートフォンを装着することについてやぶさかではございません。
しかしそれは例外です。
できる限りハンドル周りはスッキリさせておきたい。できれば目に入るのはサイコンのみでありたい、というのが私の美学です。
この美学を遂行するためには、サイコンにナビ機能が入っていることが一番なのです。
私のサイコンナビの使い方は、ほぼ決まっています。
webのルート作成サービスを使ってコースを予め作っておいて、そのコースをなぞる、という使い方がほぼ90%。
これは「道を間違えない為」の準備です。
この用途だとスマートフォンの地図アプリまでの高機能高精細なものは必要がなくなります。
また常時表示させる必要すらありません。
必要に応じてさっと地図画面を出すだけですからね。
「次の分岐は右だな」ってな感じのチェックに使ったりするなら十二分の性能なのです。
道を間違ったら教えてくれますしね、GARMINのナビ。
それから、ロングライドイベントなどにも有効です。
最近のイベントはだいたいYahooのルートラボで作成したルートデータを公開していますから、それをダウンロードしてサイコンに入れておけば道を間違い事はありません。
もっともライドイベントではガイドが親切なくらい設置してありますので、あまり道を間違うなんてことはないのですがね。
それより私が重宝するのは、ライドイベントのコースを「好きな時に走る」場合です。
ライドイベントのコースだけでなく、「今年のジャパンカップの京都コースを走ってみようかな」なんて時にも予めコースをGARMINに流し込んでおけば、道を間違わずにすみますからね。
それにしてもYahooのルート作成サービスの「ルートラボ」が2020年3月末でサービス終了するっていうのは残念でなりません。
私個人は使っていませんが、ライドイベントのコース紹介ではデファクトスタンダードになりつつありましたので便利だったんですけどね。
ちなみに私が自分で使っているのはRide with GPSというサイトのサービスです。
これはSHIMANO Di2などを始めとする電動変速機と連携が取れるかどうかという話です。
ケーブルによる機械式変速機のユーザーには全く関係のない話かもしれませんが、将来Di2コンポに買い替えたりした時に「あってよかった」と思うはず。
この機能については、最近ではGARMINに限らず、CATEYEでも一部の機種で表示可能です。
というか、もはやこれからは必須でしょう。
「ギアの状態がわかったからってなんのメリットがあるの?」
なんて言っている人は、アレです。
「使ってみればわかる」としか言いようがありません。^^;
これについても「はあ?意味分かんない」って思う人がいるかも知れませんが、使ってみればわかりますが、便利なんスよ。
サイコンの電源を入れると、フロントライトやリアライトが自動的に点灯(あるいは点滅)。サイコンの電源を落とすかスリープにすると自動的に消灯。
これ、使えば使うほどしみじみと便利ですから。
GARMINと連携が取れるライト類はGARMIN純正っていうのもありますが、社外品でも対応しているものがあります。
個人的にはGARMIN純正のフロントライトは脱着ができない(不便)なので充電とかモバイルバッテリを持ってこないとイケない系です。それなのに絶望的に高い。で、どう考えても「ないわー」なのでパス。
使っているのはBONTRAGERのライトです。
BONTRAGERのライトは自社のサイコンでもOKですが、GARMINに正式に対応しています(GARMIN Edge上で使える専用アプリも出している)。
私が使っているのは旧モデルのION RT800というモデルですが、現行品としては、ツーマッチ系のこれとか、
普段使いにベストと思われるこれなどがあります。
BONTRAGERってTREK専用品というイメージもありますけど、そんな事ありません。
私はORBEA時代から惚れ込んで使っております。
TREKやSPECIALIZED、それからGIANTといったメーカーはパーツやライド周辺機器をけっこういろいろと作っていて、それが実にいいものだったりしますので、「俺のメーカーとは違うから」みたいな感じでフィルターをかけずに、一度色々とチェックするといいと思います。
思わぬ「こういうのが欲しかった」的なものが見つかったりするのですよ。
ホイールのような大物だとアレですが、特にライト類なんかは使いやすいと思います。
実は個人的にサイコンをGARMIN以外には考えられないのがコレなんです。
クラウドファンディングレベルのプロダクトだと他にもあるかもしれませんが、普通に手に入るリアビューレーダーって、GARMINの製品しかないんじゃないでしょうか?
そしてそのGARMIN RTL510に対応しているサイコンってGARMIN以外にはないんじゃないでしょうか?
つまり現時点では、選ぶべきサイコンはGARMIN以外に選択肢などありえないのですよ。
初心者ロードバイク乗りにとって、一番の敵はなにか?
それは「ストレス」です。
ベテランのロードバイク乗りにもストレスは一番の敵です。
そのストレスの大きな要因と言えるのが「自分以外の車両の存在」です。
言うまでもないことですが、一般道路というのは、シェア道路です。
歩行者、自転車、オートバイ、車。それら全てが利用しているのが一般道路。
中でも自転車にとって自分より速い速度で動くもの、つまりオートバイや車が後方から追い抜いていく事は大きなストレスになるのです。
まあ、私のように急坂で人間に追い抜かれたりするロードバイク乗りも居ますけどね。^^;
「俺は耳がいいから後ろから近づいてくる車やオートバイなんてすぐわかるぜ」
「俺の第六感があればレーダーなど不要。ストレスなど皆無」
などとうそぶく御仁はほっときましょう。(^^)
「特殊性」なんてかくとちょっとかっこいい?イメージですが、そうじゃなくて自転車ほど「中途半端」でいい加減な扱いを受けている乗り物も珍しいという話です。
特に日本では自転車などには乗らないエリート官僚さまばかりなので、「お上」が現実を理解していないのでもうアレなんです。
特にアレ。
そこそこの速度が出るのに未だに「バックミラー」の装着義務がないんですよ。
私はハンドルバーエンドにバックミラーを取り付けていますが、ほとんどのロードバイク乗りはそんなものは取り付けていません。
なぜか?
「俺は耳がいいから後ろから近づいてくる車やオートバイなんてすぐわかるぜ」
と「思い込んでいる」お花畑なロードバイク乗りが30%。
「俺様のかっこいいロードバイクにバーエンドミラーなどというかっこ悪いモノをつけられるか!」
という理由で取り付けを拒否しているロードバイク乗りが50%。
バーエンドミラーがかっこ悪いなんて言う人に限って、でっかいスピードセンサーとかケイデンスセンサーをフレームに貼り付けているんですけど、あれはかっこいいのでしょうかね?^^;
私に言わせればソッチのほうが100万倍かっこ悪いわ! なんですが。
「俺の第六感があればレーダーなど不要。ストレスなど皆無」
と「主張する」自称超能力者が15%。
あとの4%は「何も考えてない」です。
私のようなミラー取り付け派は1%に満たないでしょうね。しらんけど。^^;
そもそも自動車のバックミラー(サイドミラー✕2、ルームミラー)でさえ、完璧ではありません。
最近ではセンサーを埋め込んで後方死角にある車の接近を知らせるBRIS(VOLVOの名称。いわゆるブラインドスポットインフォメーションシステム)のような機能がアタリマエになりつつあるくらいです。
ならば装着してもちっぽけなミラー程度のプアーな後方視界しか持てない自転車にこそ、そういう「命を守るテクノロジー」が必要なのではないでしょうか?
後方から近づく車両が予め分かることがどれだけのメリットをもたらすのかを文字で書き連ねても心に響かないかもしれませんが、一度使えば「二度とレーダーなしでは走りたくない」なんて思う私の気持ちが理解していただけると確信しています。
いちおう、ご参考までにメーカーによる宣伝用動画です。
個人的に一番いいと思えるのは、早めに後続車に対してアクションが起こせることです。
GARMIN RTL510は直線距離で後方140mから感知します。
一般路だとそれだけあればアクションを起こすのに十分でしょう。
そのアクションとは?
最も有効なアクション、それは「道を譲るという意思表示をする」ことです。
他に車が居ない場合、道路の左端ギリギリを走っては居ないのではないでしょうか?
私は汚れた「端っこ」は走りたくありませんから、中央よりに走っています。
しかし、これは車やオートバイから見ると邪魔だと思われる可能性が高いです。
そこで後方から車が来るとわかった時点で、少し左に避けるアクションをとることで、「ああ、このロードバイク乗りはこっちのことを気にかけているのだな」という意思が伝わるのです。
人間ですから譲ってもらったと思えば攻撃的な気分にはなりません。
遠くからロードバイクが見えて「チッ、邪魔だな」なんて思っているドライバーでも、自転車が早めにスッと左によけて「どうぞ」という譲る意思表示を見せれば「おっ、こいつ結構マナーがいいヤツ?」って思ってくれるものです。
そこまで行かなくてもネガティブな印象は与えないはず。
そうやって譲った後、十分な間隔をとって抜いてくれたドライバーと(ルームミラー越しに?)目があったりしたときには、軽く手をあげて「どうも」という意思表示もしておきましょう。
車とロードバイクも結局は人同士のコミュニケーションです。
そういうことの積み重ねがあれば、ドライバーのロードバイクに対する感情も多少なりとも改善される可能性があるじゃないですか。
我が家は無理のない範囲でそれを励行しておりまして、そのせいかどうかはわかりませんが、以前に比べると我がホームグラウンドである北摂の山道で追い抜いていく車のマナーが徐々に上がってきていると実感しています。
あ、でも箕面の大滝から浄水場側へ抜ける道の車はひどいのが多いですね。
カーブでギリギリで抜いていく、一歩間違えると殺人行為をしてくる車のナンバーを見ると大概は「大阪」以外の観光サンデードライバー的な方々ですね。
おっと、日頃の恨みツラミからついつい愚痴っちゃいました。^^;
そういうことで、気が狂ったドライバーは一定数いるのはもうどうしようもないので考えないようにしましょう。考えても相手は気が狂っているので対策の施しようようがありませんからね。
その体でいうなら、ロードバイク乗りのほうが「気が狂っている」人比率が高いように思います。
ロードバイク乗り目線、つまり贔屓目に見ているにも関わらずです。
平気で信号無視をするロードバイク乗りのいかに多いことか。
例えば、左折したいロードバイク乗りがいたとして、その交差点が赤信号になっても、彼らはアタリマエのように左折していきます。
左折なら「自分だけは」安全が確保されているから。と考えているのでしょうか。
「オレ様は今TT(タイムトライアル)中なんだから、信号なんかで止まっていられるか。大体、赤信号で右折しても誰にも迷惑かけてないだろ? 欧米じゃこのパターンは赤信号でも曲がっていいんだぜ?」なんて論理で自分の行為を正当化しているのでしょうかね。
でも、本当に多いです。朝練中毎回数名見ます。
それから、後ろから車が来ているのに、平気で「並走」しているグループライド中のロードバイク乗りども。
そりゃ車のドライバーも「死ね」なんて呪詛をつぶやくのも無理はありません。
それでも理性的なドライバーは見通しのいい直線になるまでこらえていますが、クラクション鳴らすドライバーの気持ちはよくわかります。
ドライバーが「危険回避のためなので合法」と言い張っても、「ごもっとも」だと思ってしまいます。
で、奴らはそれでも並走をやめなかったりするんですよ。
初心者ロードバイク乗りの皆さん。
くれぐれもそんな自称ベテランロードバイク乗り、私に言わせてもらうと【「いっぺん死んでみる?」ロード乗り】(長いな)にはならないようにお願いします。
信号は守る。
一旦停止では一旦停止する。
長時間並走しない(仲間内で順番の入れ替えなどもあるでしょうし、上りなんかだと多少の並走時間できるでしょう。でもそれ周りに車両がない場合に限るけど)。
話が脱線してしまいましたのでもとに戻りましょう。
以上の説明から、リアビューレーダーにはメリットしかないと言っていいでしょう。
あえてデメリットを上げるとすれば、それは「安くはない」事です。
現状、GARMINの独占ですから致し方無いところなのでしょうね。
願わくば、リアビューレーダーがレザインやWahoo、BRYTON、POLARなど、GARMIN以外のメーカーから発売され、ケイデンスやスピード、心拍と同様に普通のセンサーの一つとして互換性が築かれますよう。
そうなればサイコンの選択肢はメーカーをまたいで好みのチョイスができますし、GARMINも日本での価格を見直さざるを得なくなることでしょう。
さて、前述した犬のウンチ問題……というか、「TREK以外のメーカーのバイクを買うと、スピードセンサーやケイデンスセンサーを取り付けたとたん、不格好なバイクに早変わりしてしまう問題」をある程度解決する方法があります。
それはGARMIN のスピード&ケイデンスセンサーを買うことです。
まず、GARMINの両センサーは、マグネットが不要です。
通常、センサーにカウントを送るためのトリガーとして、クランクやホイールのスポーク部分にマグネットを貼り付けておく必要がありますが、GARMINの両センサーについては、センサー単体で機能します。
なので、車体側にマグネットを貼り付ける必要がなく、かなり軽やかな方式となっています。
まずケイデンスセンサーですが、左側のクランクにゴムで縛り付けて固定する方式です。
薄く作られていますが、バイクによってはクランクとチェーンステーの隙間が極端に小さい場合があって干渉する可能性がありますので、自分のバイクをよく見ておきましょう。
次にスピードセンサー。
こちらはハブに巻きつけるタイプです。
リムブレーキ車は後輪のハブにしましょう。
だって前輪は取り付けしにくいはずですから。
ちなみに最近はGARMIN以外にもこの方式のセンサーがを採用しています(Wahoo、ポラールなど)。
サイコンメーカー以外の怪しい類似品?もあります。これは前輪指定ですが、取り付けしにくくないですかね。
とはいえGARMIN純正品が一番目立たない大きさだとおもいます。
ディスクブレーキ車の場合は、後輪で試してみて取り付けられればよし。
ダメなら諦めて取り付けが焼いやすい前輪側でもOKです。
という感じなので、特にチェーンリングのある右側面から見た場合は、センサー類がほとんど目立ちません。
ハブがビビッドなカラーで塗装されている場合など、オシャレな自己主張をしている場合は、黒い物体が張り付いているのがわかりますが、それでも犬のウンチをチェーンステーにプラスチックのタイラップでくくりつけているより100万番マシです。
要するにGARMINのセンサーはフレームには一切付加物を取り付ける必要がありません。
私がここまでゴリ押し……推奨しているにも関わらず、宗教上の都合などでどうしても他社のサイコンを買和ざるを得ない場合でも、センサー類だけはGARMINのものを買って車体をスッキリさせましょう。
そうすれば私に見られても(うわ、こいつもウンチ付きだよ~)などと思われずに済みますからね。(;^ω^)
兼ねているとおもわれます。もっとも私はパワーメーターを使ったことがないので確約できませんが、最初からパワーメーターまで言っちゃうぜ! あるいは買ったバイクには最初からパワーメーターがついていた(GIANTの一部モデルなど)なんて場合もあるかもしれませんので、その辺までは面倒みきれません。あしからず。(;^ω^)
というわけで、今回のまとめです。
1.自らの命を守る為に、早期にリアビューレーダーを導入スべし
2.リアビューレーダーに対応するサイコンは現状はGARMINのみ
3.TREK以外のメーカーのバイクでも、GARMIN Edge付属のスピード&ケイデンスセンサーなら、殆ど目立たなくすることが可能。
4.GARMINなら、付随する機能としてナビがある
5.GARMINなら、付随する機能として振動感知の盗難アラームがある(530、830のみ)
6.GARMINなら、一定以上のショックを感知すると、落車などの事故発生と判断し、予め設定していた電話番号に緊急メッセージ送る機能がある(530、830、1030?)
7.GARMINなら、GARMIN同士でサイコンだけで簡易メッセージの送受信が可能(530、830、1030?)
8.今買うなら、530か830がベター
9.530は物理ボタン方式、830はタッチパネル対応
10.1030は画面が大きく至高だが、CPUが830より世代が古い
11.個人的には現時点では830がウェルバランスに優れるGARMIN Edgeである。
EDGE 530/830のwebサイトはここ。
EDGE 530/830の動画はこれ。
というわけで、長らくGARMIN Edge 1000Jを使っていた同居人が、830に買い替えた、というお話でした。(^^)