やっはろ~。(^^)/
今回は小ネタでございます。
どれくらい小ネタかと申しますと、なにしろ長さにして1mm以下のお話ですから。
しかも間違いなくどうでもいい話です。
書いてる私が保証します。
ORBEA AVANT OMPからTREK MADONE SLRに乗り換えたことで、タイヤが変わりました。
25Cから26Cという、表記上はたったの1mmですが太くなりました。
表記上は。
なぜ二回書いたのかというと、この表記ってやつが結構あてならないものだからです。
そもそも入れる空気圧によっても変わりますから、たとえ同じメーカーの同じ名前のタイヤを履いていても、貴方と私では、測ると太さが違って当たり前なのです。
今回はブエルタ・ア・エスパーニャを観戦していて、ふと「そういえばマドンが履いてる26Cって、実際は何ミリなんだろう?」などと脈絡もなく思いついて、実際に測ってみたっていうだけの話です、ハイ。
思い立ったらすぐ行動。
ブエルタを見ながらさっそく計測です。
計測した2本のタイヤの正式名称? は以下の通り。
・MAVIC YKSION Pro UST 25c
・BONTRAGER R3 TLR 26c
計測にあたってはMAVICとBONTRAGERで条件をそろえることにしました。
もちろん同じ空気圧にして測ったのです。
6barで揃えました。
チェックはパナソニックさんで行いました(表示は6barではありませんが、突っ込まないように(^-^;)。
ちなみに6barというのは、実は私が走り出す前にBONTRAGER R3に入れる空気圧です。
本当はもう少し低くしたいのですが、BONTRAGERが許している最低空気圧が5.9barなので、気持ちマージンをとって6.0にしている次第です。
チューブレス(レディ)にしては要求空気圧が高いのが、今のところこのタイヤに対する唯一の不満です。
一方のMAVICはチューブレス(レディ)らしくまだまだ下げられます。
同居人は普段、リア5.3bar、フロント5.0bar。
私が使っていた時はどちらもプラス0.25barで、6をかなり下回っておりました。
つまり、BONTRAGERはMAVICより太いのに空気圧は高く設定しないといけないという???なタイヤ、というのが私の感想です。
と、ここまで読んだ方はピンときたかもしれません。
そうなんです。
私はふとこう思ったのですよ。
「実はBONTRAGERって細身のタイヤなんじゃ?」
同時にこうも思いました。
「実はMAVICって、ちょっとふとなんじゃ?」
って。
空気も入れたし、工具箱からデジタル表示ができるノギスを取り出し準備完了。
と、その前に目視比較です(向かって左がBONTRAGER、右がMAVIC)。
うーん。
あー。
これは肉眼で見ただけでもBONTRAGERの方が太いのはわかっちゃいました。
ノギスを持ち出すまでもなかったわけです。
要するにBONTRAGERはチューブレス(レディ)タイヤを作りなれていないので、安全マージンを高くとっているのでしょう。というか、低圧ではケーシング変形が大きいのかなあ。要するに設計が古いのでしょうね。R3シリーズが新型に移行しているので、チューブレス・レディも早期にリプレイスしてほしいところですが……多分在庫が多すぎて……という感じかもしれません。
すみません、妄想です。
というわけで、興味は次のステージへ。
「表記と実測値はどれだけ乖離しているか?」です。
ええ、乖離しているのは前提です。
ぴったりだったら腰を抜かさせてもらいますよ?
今回は小ネタなのでガタガタ言わずにサクッと結果を発表しましょう。
どうでしょう?
もちろん上がMAVICで下がBONTRAGERです。
私の正直な感想を言わせていただければ「思ったより普通」でした。
そしてMAVICとBONTRAGERの差がほぼカタログ数値程度の差であったことで、「タイヤ幅の差が1mm」という事実をしっかりと受け入れることができました。
しいて言えばBONTRAGERの方が誤差が少ない。とはいえ、MAVICだと6barなんて高圧(笑)にすることはあり得ないのですけどね(だいたい5barから5.5bar)
いやあ、なんかすっきりしましたよ。(‘ω’)
ちなみにこのBONTRAGERのR3チューブレス(レディ)タイヤ、MAVICのYKSION PRO USTより1㎜太いからか、踏面のあたりは柔らかく感じます。
単純にMADONE SLRの乗り心地がいいだけなのかもしれませんが。
BONTRAGERのR3チューブレス(レディ)タイヤ、地味でネームバリュー皆無のタイヤですが、全然オッケーだと思います。