FF14に貧脚とか関係ないし!(TдT)
自分で書いといてなんですけど。
でも、もしFF14が「ヒルクライム能力が必要なゲーム」だったら、開始12分くらいでトライアルプログラムを削除していたに違いありません。
FF14のスタッフが常識的な感覚の持ち主で助かっています。
もっとも私が知る限り、ヒルクライム能力が必要なゲームはZWIFTだけですけどね。
(しかし私は平地コースしか走らない)
前置きが長くなりましたが、「動かせるのは赤白のみ」という、なんというか極めておめでたい系プレイヤーNatsumi@Kujataの週間活動報告でっす。
ある夜のこと。
フリーカンパニー(FC)メンバーの重鎮Y姐さんが、その時ログインしていたメンバー全員に声をかけました。
「野郎ども!」
「……」
「オラッ、無視か? オメーらがログインしてんのはわかってんだよ」
「……」
「ナツミ!」
「へい、姐さん。なんですか?」
「『なんですか?』じゃねーよ、タコ! なんで返事しねえんだよ、コラ」
「いや、だって……」
「『だって』、何だ?」
「だってウチのFC、『野郎』はいないじゃないですか?」
「なんだと!?」
説明しよう。
我らがFCは、実はメンバー全員が♀キャラなのです。
当初、我らがFCには三人のメンバーがいたようなのですが、私が加入した時には確かもう二人だけになっていたように記憶しています(少なくとも3人目の方とは面識がありません)。
その新参メンバーの私を含めた3名の内訳は♂2名♀1名で、その時点では我がFCは男性優位だったのです。
だがそれは一瞬でした。その後は性転換者なども出てきて(私もですが)、ふと気づくとメンバー全員が♀キャラになっていたのです。
ちなみに、その時の紅一点というのが実はY姐さんです。
Y姐さんは当時と姿形は変わってしまいましたが、一貫して姐さん、すなわち♀キャラです。
今のY姐さんはこういう方です。
重鎮というのはFCの創設メンバーの一人だから。
そして現在はFCのスケバン枠を担当されています。
なので口は悪くて怖いんです。
が、それは優しさと思いやりの裏返し。ある意味照れ隠しなのを私は知っています。
言ってみればアレです、アレ。
アニメとかマンガでよくあるじゃないですか。
「口下手で表現が不器用すぎてスケバンを気取っているけど、実はめっちゃ家庭的で優しい」系のキャラです。
Y姐さんから見ると私なんてただのFCメンバーの一人ですけど、私からするとY姐さんはFCメンバーの中でもちょっと特別な存在です。
それは今のFCに入る時、「FCにいれて下さい」ってtellを送った相手が、Y姐さんでしたから(そのはず^^;)。いわば恩人です。今の私があるのはY姐さんがあの時「いいよ、お入り」と行ってくれたから。
ロードストーンでFCを物色(あまりいい表現じゃないですけど、まあそういう感じですよね)して「ここがいいかな」と思った私は、3人しかいないそのFCメンバーの名前をメモ。
ログインした時にキャラクターサーチで引っかかった? のがY姐さんだったのです。
その辺の経緯は名前などは出していませんが、過去記事にちょっと書いてますね。
Y姐さんと言えば気風の良さも特徴です。
そういえば、こんなエピソードが記憶に残っています。
ギャザクラ大王:「飛空艇作りたいなー」
Y姐さん:「作れば?」
大王:「今のハウスジャムり。設備がいる」
Y姐さん:「何がいるの?」
大王:「地下工房」
Y姐さん:「ふーん、それって金で解決できる系?」
大王:「うん」
Y姐さん:「ナンボ?」
大王:「80万ギル」
Y姐さん:「ふーん」
なんていう会話をチャットで見ていた私ですが、次の日Y姐さんに声をかけられました。
「地下工房作っといたから、K大王にも言っといて。あとはギャザクラのメンバーでいいように使ってね。私はそっち方面はわからないし」
私は昨夜二人のチャットを眺めながら、景気のいい話をしているな、とぼんやり思っていた程度でしたが、まさかこんなにすぐにY姐さんが工房を用意するなんて夢にも思っておりませんでした。
そのY姐さんが用意してくれた地下工房からは、既に飛空艇が2艇、潜水艦が1艇生み出され、日々ガラクタ……お宝を持ち帰ってきています。
おっと、話をもとに戻しましょう。というか、続けましょう。
「だってウチのFC、『野郎』はいないじゃないですか?」
「なんだと?」
「なので誰も返事をしなかったのではないかと愚考します、姐さん」
「屁理屈言うなー!」
「す、すみませーんm(_ _)m」
というようなやり取りは……もちろんフィクションです。
以下、ノンフィクションです。
「【また】エタバンすることになったので、よかったら(エターナルセレモニーに)きてくれる?」
「おー!」
その時ログインしていたメンバーから一通りお祝いの言葉が発せられた後、満を持して?「FCの良心」SYさんからツッコミが入りました。
「さすが恋多き女ですねえ」
SYさんは何しろ「FCの良心」と私が呼ぶくらいの人物。そして気配りの人。
なので、その一言が決して「またかよ」という揶揄などではなく、Y姐さんが敢えて自分で「また」と言ったこと、つまり「多少バツが悪いんだけど、そういうことだから」的なニュアンスをセンシティブに汲み取り、敢えてそこを冗談めかして突っ込むことで、その場の空気を和やかにしようとしてくれたのでした。
言い換えるならば、「ああ、皆んなY姐さんの『また』にどう反応していいのかフリーズしているな……でもあれをスルーするのは良くない。ならばここは私が突っ込んでおこう」という感じです(たぶん)。
SYさんのその温かいツッコミは、凡人ではできません。思うだけならできる人は多いでしょう。しかし行動に移せない。SYさんの行動力に脱帽です。
私などは(「また」って自分で言ったけど、そこは突っ込むべき? それともスルーすべき? 最近入ったメンバーはY姐さんが一度エターナルバンドをしている事は知らないはずだから、きっと「また」という言葉にいろいろと疑問をもっているだろうなあ……そこは説明するべきなの? 誰が?)なんてぐるぐるとかんがえているだけでしたからね。
「てめえ、この野郎、SY! もう一回言ってみろ、コラァ!」
エタバン宣言の照れもあってか、これ幸いとばかりSYさんの言葉に即座に反応する姐さん。
ああ、これぞまさに美しき予定調和。
グッジョブ、SYさん。
そしてグッジョブです、姐さん。
このやり取りのおかげで、新しいメンバー達は暗に「そういうことか」的な納得をしてくれたにちがいありません。
あ、ちなみに姐さんの反応は私が書くよりもっと怖いセリフでしたけどね。^^;
何しろ「良い子」揃いの我がFCにあって、唯一無二のスケバン枠ですから。
私はリアルでも自分以外の人のいわゆる人間関係にはとんと疎い方なんです。
なので前回のFCメンバー同士のエターナルバンドも「えーそうだったんだ?(びっくり)」的な感じでした。
今回もお相手がFCメンバーだったら「マジで私って鈍いよね」と思うところでしたが、聞けばY姐さんのお相手はFC外のプレイヤーとのことでした。
ちなみにY姐さんの最初? のお相手もFC外のプレイヤーでしたっけ(結局お目にかかったことはない)。
「ということで、招待状送るから来てね」
もちろん行きますとも。
エターナルセレモニーが執り行われるのはF1フランスGPの予選が始まる時間ですが、録画予約をしているので問題ありません。
問題はアレです。
「何着ていこうかな」問題再び、です。
加えて「プレゼントは何がいいかな」問題再び、です。
何がいいですかね、姐さん?
恒例のファッションチェックですが、もちろん今週もトライしました。
今週のテーマは「海辺の闘士」
例によってテーマにあまり意味はありません(たぶん)。
ヒントは次の通り。
胴:コロセウム
手:シンプルグローブ
脚:アラミガン
足:魔術
私はヒントをざっと見て「手」と「足」で80点狙いで行こうと決めました。
脚は特定通貨?による交換アイテムで、めんどくさい。胴はIDドロップ系でめんどくさいですからね。
なので「IDドロップ系だし胴はパスかな」などとFCのファッションチェック友? である「FCの良心」ことSYさんとそのあたりを話していると、「コロセウム胴って、ゼーメルの目玉のところで高確率で出ますよ」というお得な?情報をいただきました。
「あーそういえば」
怪しい記憶を辿ると、以前小隊を連れてゼーメルに足繁く通っていた次期があったのですが、その時に嫌という程ゲットしていたような気がします。
当時も今もIDのドロップ品は右から左という感じで軍票に交換していますが、確かにゼーメルの宝箱にはコロセウム胴がありました。
というわけで、久しぶりにゼーメル要塞に突入し最初のボスである目玉をなぜか苦戦しつつも倒して宝箱を開けると……。
「やったー」
思わずガッツポーズです。
一回目で出ちゃいました。
目当てのものが出ればこんなところ(失礼(_ _))に用はありません(立ち位置というか戦う場所が限定されているギミックのIDで、個人的に嫌いなんですよね。だってめんどくさいから)。
デジョン→退出で終了です。思っていたより長くかかりましたが(後述)目的達成です。
胴をゲットできたことで「足」の製作をやめて、手と胴2点で80点狙いに戦術を変えました。
100点狙いならまだしも、貰える報酬が同じですからコストをかけるのはバカバカしいかな、なんて横着な態度になりつつあります。^^;
手装備は「ドレスグローブ」。
裁縫師Lv.11レシピですから、Lv.70になった今ではアクション2つでサクッと秒殺、じゃなくて秒作成。もちろん「無駄HQ品」です。
そして今回は染色すら行わず、他のコーディネートなども一切考えず、素のまま、単に2点を装着したままでファッションチェック。
狙い通り結果は82点で、無事に90000ポイントをゲットできました。
※ゴールドソーサー・フェスティバル期間中で、ポイントが1.5倍になっている
Y姐さんからエターナルバンドの話を聞いた翌日。
ログインすると招待状が届いていました。
その後すぐにFCのパピヨン担当のMPさんがログインしてきたので、その件についてチャットをしていたところ、話の流れで
「そういえば、前回はボケたことをしちゃったけど、今度はぶっ放したいよね」
「あれは羨ましかったですね」
「思い立ったが吉日、サクっとゲットしましょうか」
「ですね」
という感じで、クエストを一つこなすことに。
そのクエストとは?
「魔導仕掛けの友」
クエスト報酬は「魔導アーマーで空砲をぶっ放せるようになる」というもの。
エターナルセレモニーの後、参列者が魔導アーマーに乗り、教会前で祝砲代わりにドドーンと「ぶっ放す」のが派手で楽しいのですが、前回の私は「ただ魔導アーマーに乗っていただけ」だったのです。
ええ、クエストをクリアしていなかったので空砲機能がまだついていなかったというオチです。
「ああ、クエストやらなくちゃな」なんて思っていたのですが、喉元すぎれば……という感じであの時はセレモニーが終わると同時に忘れていました。
なのでいい機会です。
というか、今やっておかないと、きっとまたすぐに忘れて「その時」を迎えそうな気がします。
パピヨン枠のMPさんはパピヨンなのに私と同じ「鳥あたま」属性があり、おそらくはそれを自覚しておられる賢明な方です。なのでその時はまさに(今やっとかないときっと忘れる)と思ったに違いありません。
そんなこんなで「ちょっとした手違い?」で、パーティを組むことになったパピヨン枠MPさんと私の「ぶっ放し」ミッションがスタートしました。
「魔導仕掛けの友(のクエストを受注するのは)モードゥナですね」
パピヨンMPさんのアドバイスに従い、私は早速リムサ・ロミンサにテレポートし、都市内交通で巴術士前のエーテライトに飛びました。
もちろん航路でベスパーベイに行くためです。
砂の家に行くには時間的にこれが一番速いのです。
そういうわけでサクっとベスパーベイに上陸した私。
パーティのゲージを見ると、まだMPさんはグレー。つまりこのエリアには来ていない模様。
私はwebブラウザを開いてクエストを検索。
受注するNPCの座標が記された数字を見て地図とにらめっこ。
「やけに辺鄙なところにいるなあ……というかこの座標だとMAPからちょっと外れてない?」
不思議に思いつつもマウントを呼び出して、座標が示す地点に急ぎました。
が。
「そんなNPCいないじゃん!」
どこ?
どうなってんの?
「というか、この攻略サイトに書いてある座標、誤記じゃね? フツーに考えてこの手のNPCって集落内、つまりベスパーベイの中にいるもんじゃないの?」
というわけで、誤記説を提唱した私は己の説を信じて砂の家があるベスパーベイに取って返しました。
しかし……。
ベスパーベイをくまなく探して回ってもそれらしきNPCがいません。
通常、FF14では地図を出すと、クエストを出してくれるNPCを示すがアイコンが表示されます。
が、ベスパーベイにはそれがないのです。
いえ、アイコンはありました。私がまだ受注していない(というかスルーしている)サブクエストを発注してくるNPCは複数います。
が、そのどれもが目的のNPCではありません。
「うーむ」
見るとパピヨン枠のMPさんは、いまだこちらのエリアに来ていません。
クエストをはじめる前にお花を摘みに行っていたとしても、さすがにもうこっちに来ていてもおかしくない時間のはず……。
不審に思った私は、チャット欄に「どこにいますか?」と打ち込みました。そしてエンターキーを押そうとしたその瞬間でした。
「あ!」
閃きました。
ビビビっと。
「ベスパーベイじゃないじゃん! 行くのはモードゥナじゃん!」
そう。
私は「モードゥナ」=「砂の家」=「ベスパーベイ」という訳のわからない連想に陥り、何の疑いも持たずにベスパーベイに行ったのです。
それを言うなら、目指すは「石の家」でしょーに。
だいたい、最初にモードゥナだって、MPさんが教えてくれたじゃないですか。
なのになんで砂の家を目指す????
とはいえ、悔やんでいるだけではいつまで経ってもぶっ放せません。
気を取り直した私はテレポで急ぎレブナンツトールに飛びました。言っておきますがレブナントツールじゃありませんからね。
すると……。
いました、MPさん。
既に魔導アーマーに乗っていて、あろう事か町なかでぶっ放しています。
くっ。
不覚、完全に先を越されてしまった。同じ「鳥あたま属性」持ちのハズなのに砂の家に行かないばかりか、サクっとクエストも終わらせているなんて!
さては「鳥あたま」属性が弱まっているのか?
悔しので、間違って砂の家に行って、居もしないNPC目指して、変な座標あたりをウロウロしていたなんていう報告はしませんでした。ずっとナイショです。
さて、とっくに自分の「ぶっ放しミッション」が終わったパピヨン枠MPさんは、余裕です。
余裕なので別アカウントのキャラクター分のクエストをはじめました。
私と言えば、既にクエストを終えているMPさんのセカンドアカウントキャラ(ララフェルでした)の後をついていっただけの楽ちんモードで思考ゼロ系のクリアをさせていただきました。
ありがとう、パピヨンMPさん(の別アカウントキャラさん)。
みなさんも「砂の家」と「石の家」の間違いにはくれぐれもご注意下さい。(_ _)
大王Kさんの指令により、アーリーアクセスが始まるまでに紅蓮のリベレーターのメインストーリーをクリアしないといけない私です。
空いた時間にコツコツ地道にストーリーを進めている私ですが、とうとうその時を迎えました。
「その時」とは?
そうです、「困難なインスタンスバトル」フェーズがついにやってきたのです。
クエスト名「楔石の虚」は、まさに私が恐れていた「クリアできる気がしない」系インスタンスバトルなのでした。
今までの紅蓮編のインスタンスバトルは意外に難易度が低く、ヘボな私でも特に問題なくクリアできていただけに「そろそろ来るな」とは思っていたんですよね。
この手の予感は的中してほしくなかったんですが。
インスタンスバトルは例によって最初は予習なしでトライします。ギミックが複雑でダメだったらチート(カンニング)するという戦術です。
ソロプレイなので予習しなくてヘボっても、誰にも迷惑をかけませんからいいんです。そういう気楽にチャレンジできるところはいいんですが、ソロプレイというのはソロでクリアしないといけないわけで。
たぶん多くのプレイヤーは一度や二度失敗しても「なにくそ、次こそはクリアしてみせるぜ。首を洗って待ってろよ、吉田!」的に燃えて(つまり「高揚するチャレンジ精神」みたいな?)、喜々として挑んでいくのだろうな、と思うのですが、そっち側のモチベーションが皆無に近い私の場合は、ただただモチベーションが、サン値が下がっていくだけなのですよね。
このインスタンスバトルは潤いのない砂漠が舞台というのも「暑そう」感を醸し出し、私のやる気を削ぎます。
そんな感じで多少嫌な予感を持ちながらバトルスタート。
インスタンスバトルってだいたい2部構成になっていますが、ここも同じ。
前半は真っ黒な女族長が相手ですが、こっちは特に問題もなく進みます。
まあ、前半ですからね。
で、問題は第二部。
な、なんと再び「NPCを動かす(いや、それはNPCなのか?)」系ですよ。
少し前のインスタンスバトルでアルフィノを動かすやつがありましたが、あれは前振りだったんです。
もう一度いいましょう。
声を大にして。
「そんなプレイに一体何の意味があるのだ?」
運営は何をさせたいのでしょうか?
本当に謎クエストです。
ちなみに今回動かすのはヤ・シュトラ・ルル。
アルフィノよりマシなのはヤ・シュトラが白魔道士、つまり自分がある程度知っているジョブだということ。
もっとも、ヤ・シュトラで使えるアクションは4つのみ。
「そういえば、実家でルルという猫を飼っていたっけなあ」
などと思っているうちに、無慈悲にバトルがスタート。
そして「チーン……」的な?
思ったように動かないヤ・シュトラ。うちのルルの方がまだいう事きいたよ? 猫に負けて悔しくないの? というかヤ・シュトラってミコッテだから猫か。いや、人語を解するから化け猫か。
この化け猫ヤロー(野郎じゃないけど)!
などと暴言を(心の中で)はきながら、リトライです。
再び前半からやり直さないといけません。
冒頭のムービーをスキップできるのがせめてもの救いですが、クリアした前半もスキップさせてくれませんかね?
だってIDだったら全滅した場合、倒したボスはスキップしてリトライできるじゃん。
一貫してないよ、運営の人!
と、ここでもまた悪態をつきつつ最初の黒い族長から倒します。
が。
「んんん……?」
なんかさっきより難しい。
というか、やばいところでした。
なんというか、ちゃんと動いてくれない。ヤ・シュトラじゃなくて自分のキャラが。
反応が鈍いというか反応しないというか……。
タゲが苦手な私ですが、イラっとしているのか普段以上にタゲ移動をもたつくのです。
やればやるほどうまくなる、という法則が当てはまらない自分に嫌気がさします。
そしてこんなバトルをしなきゃストーリーを前に進めることができないFF14の仕組みが嫌になります。
ええ、自分のヘボさを棚に上げるのは得意です。(^^)
とはいえ、もたつきながらも前半はクリア。
しかし後半のあの尊大な長兄族長とのバトルは、一回目より早くに失敗しました。
タゲがうまくいかない。魔法が思うように発動しない。
私って、なんでこんなにモタモタするんだろう……本当に嫌になる。
「どちくしょー!」
というわけで、3度めはなし。
もういいや、という感じで尻尾を巻いて逃げ出しました。
その翌々日くらいでしょうか、Y姐さんが私に声をかけてきました。
「おい、Natsumi!」
「はいっ!」
「メインストーリー、今どこよ?」
「えっと……『楔石の虚』ですかね」
「『ですかね』ってなんだよ?」
「いや、難しくてクリアできる気がしなくて……絶賛放置してまして」
「どんなヤツ?」
「ヤ・シュトラを操作するやつです」
「ああ、アレか」
※Y姐さんはスケバン枠ですが、実際はこんな言葉遣いではありません。念の為。^^;
聞けばY姐さんもそのインスタンスバトルでは躓いた事があるそうな。
「まあ、アレだ。AoEちゃんと避けて、あとDOT切らすなよ。で、頑張ればイケる」
出ました、専門用語。
ここで説明しておきましょう。
DOTは以前説明したから省いて、AoEについて。
「Area of Effect」の略で、つまり敵の攻撃範囲が予兆として出る、その事を指します。
予兆が出ない範囲攻撃も存在するのですが「楔石の虚」の場合はそれはありません。全部AoEありです。なのでそれを見てすぐに移動すれば範囲攻撃を避けることができるのです。
つまり、Y姐さんは極めてアタリマエのアドバイスをくれたのでした。
ありがとう、Y姐さん!
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、と言いますし、下手な私でもチャレンジし続けていればそのうちクリアできるでしょう、という事……のはず。
問題はそれが何回目なのか、です。
とはいえ「よし、やるか」というモチベーションがわいてきません。
「じっくり時間が取れる時に集中してやろう」
そう考えた私は「楔石の虚」を封印? したのでした。^^;
その翌日くらいだったと思います。
前出の「ファッションチェック」の「コロセウム胴装備」を取ろうと、単身でゼーメル要塞に潜った時の事です。
「あれ?」
人数制限解除ですから、ゼーメルごときはイージープレイのはず。
それなのに……私の(キャラ)動きが悪く、最初のボスをクリアするのに思ったよりも時間がかかりました。
というか、コントローラーの反応、悪くない?
そんな疑惑が確信に変わったのは、その足で採掘に向かった低地ドラヴァニアでした。
フライングマウントが止まらない。
降下しない。
そうなんです。コントローラーのボタンの反応が鈍いんです。
しっかりと、いやギュッと強く押し込まないと反応しないボタンがいくつもありました。
一番ひどいのが左側の十字ボタンとL1、L2ボタンの反応です。
タゲがモタモタするはずです。
もちろん右の4つのボタンも接触が怪しい感じで、2回に1回は無反応です。
ただでさえモタモタな私が、こんなコントローラーを使っていたらモタモタモタモタモタモタモタモタモタくらいになってしまうのは必定。
「犯人はお前か!」
その後何度か試して確信した私は、念のためにコントローラーの設定をクリア。キャリブレーションをイチからやったりドライバを削除して読み直してみたりしましたが、状況は変わらず。
つまり、ハードウェア側の問題であることが判明したのです。
ゲームコントローラーって消耗品なんですね……。
それもだんだん反応が悪くなるというんじゃなくて、なんか突然ぐぐっとダメになる感じです(私の場合ですが)。
今から考えれば、ここ数回のIDでコントローラーから指を離しているのになぜか止まらず行き過ぎてエリア外に「落ちて死ぬ」が続いていた私ですが、あの原因は実はこれだったんじゃ?
ミスってオートランモードにしちゃったと思い込んでいたのですが……。
ということで、コントローラーを注文。土曜日に届くまで、キーボードとマウスのみでプレイしておりました。
というか、クラフターで製作するくらいしかできませんけどね。
Amazonさんからブツが届くと、早速接続してみます。
びっくりしたのは新しいコントローラーのボタンのタッチというかフィーリングです。
感覚が狂うのが嫌なのと、そもそも基本的に気に入って使っているコントローラーなので、今回も全く同じものを注文した(色違いにした)のですが、なんというか全く別物です。
ダメになったコントローラーのボタンやレバーの感触は、簡単にいうと「ふかふか」です。
でも新品のコントローラーはカチっとした硬質なタッチなんです。
個体差とかロットによる差ではなく、古いやつも最初は「そういうもの」だったに違いありません。
念のためにこの「JC-U4113S」を購入した時に自分で書いたインプレを読み返してみたのですが、やっぱり「硬い」という印象ですから、間違いありません。
たった半年くらいでここまで柔らかく、いやふにゃふにゃになるとは……。
しかも私、そんなにヘヴィなプレイヤーじゃないですよ?
そもそもダンジョンとかバトル系は本当に必要最小限しかやってませんし、ボタンの耐用回数なんてたかが知れいていると思うんですが……。
あと、考えらるのは「強く操作しすぎている」でしょうか。
それはありますね。ダンジョンとかバトルは力が入って思いっきりにぎししめたり押したりしているかもしれません。
そういうことなのでしょう。
皆さん、コントローラーは消耗品ですよ。
という訳で、日曜日の朝、いや早朝。
朝食の支度までにはまだ時間があったので、新しいコントローラーだとどれくらいやれるかを試してみることにしました。
「楔石の虚」三回目のチャレンジです。
結果。
そうなんです。
私が二回連続で失敗したのは私がヘボだからではなく、ヘボな私が壊れたコントローラーを使っていたからだったのです(ヘボ、というところは否定できない)。
3回目は前半はかなりイージーに、後半も本当に危なげなくクリアすることができました。
もちろんY姐さんのアドバイスどおり、AoEをきちんと回避し、DOTを切らさぬよう立ち回ったおかげでございます。
ありがとうY姐さん。(^^)ノ
みなさんもクリアできないインスタンスバトルにぶち当たったら、真っ先にコントローラーを疑ってみましょう。
そして最後のIDを開放!