ショップから届いたメールによると、どうやら納車は7月上旬くらいになりそうとのこと。
予想より伸びてる……orz。
そして梅雨真っ只中じゃあーりませんか~。(T_T)
更に伸びて梅雨明けになっても、実質的に走る出す日が同じ、みたいなことになるかもしれません。
お迎え準備とは?
もちろん、新車用の装備や周辺機器を揃えることです。
ええ、そのまんまです。
今もロードレーサーに載っているので、つまりはバイクが変わるだけ。何の準備が必要なの? と思われるかもしれませんが、そこはそれ、ほれ、アレですよ。
気分を盛り上げるために、何かを買い替えたり、追加で揃えたりみたいなお楽しみじゃないですか。
いやだなあ、みなまで言わせないでくださいよ。(*^^*)
とはいえ、バイザウェイ。
気分を盛り上げるためのお買い物とは別に、実は本当に必要なものもあるのです。
そういうわけで敢えて「お迎え準備品」のクラス分けをしてみました。
こんな感じ。
クラス1:MADONE固有の特徴による必要品(重要度★★★★★)
クラス2:MADONE固有の特徴によるスタイル変更用品(重要度★★★から★★★★)
クラス3:MADONE固有の特徴ではない用品(重要度★から★★)
今回はクラス1のお買い物を2点、備忘録に記録します。
日本語に直訳すると皿道路。
つまりこれ、いわゆる「和製英語」かもしれませんね。
「オープンカー」とか「ナイター」とか「ホットケーキ」とか「ソフトクリーム」とか「テイクアウト」とか。
そもそも「ロードバイク」も日本語かもしれませんね。直訳すると「道路自転車」ですし。
なお、ロードレーサーはちゃんとした用語です。
まあ、和製英語でもいいんです。
ここは日本だし。
何の話してましたっけね……。
ああ、MADONEはディスクロードだって話です。
つまりディスクブレーキの自転車を使い始めるにあたり、私的にはどうしても必要なものがいくつか発生することになりました。
これが当初予定していたEMONDA SLR【改】にしていたら、ほぼ何も必要がなかったんですけどね。
※ここで言う「ディスクブレーキ」は油圧式のことです。以下、特記しない限りすべて同様です
輪行をしない人には関係ない……というわけにも行かないと思います。
バイクからホイールを外す可能性がある人全員が気にすべきことがあります。
そこにはディスクブレーキが内包する、最大にしてクリティカルな問題、いや欠点があります。
「ホイールを外したままブレーキレバーを握ると、左右のパッドがくっついて、ちょっとやそっとじゃ開かない」
そうなんです。
これ、いまだに解決策が講じられていないんですよね。
「構造的にうんたらかんたら」みたいな説明は聞き飽きました。
ユーザー側としては一言。「なんとかしろ」ではないかと。
メーカー、もっと本気で頑張れ。英知が集う一流メーカーなんだからできないはずはないと思うんですよね。
本気出せ、といいたいです。
というわけで「構造的にうんたらくんたら」で、ディスクを挟んでいないと固着します。
固着すると「こしゃく」なくらい硬いです。「こちゃく」だけに。
なので、メーカーの頭のいい人たちが完成品を作り上げる間、我々は「うんたらくんたら」を受け入れて対策を講じないといけません。
そして対策には大きくワケて2つのアプローチがあります。
一つは「予防」、そしてもう一つは「対処」です。
そのうち、まずは予防用品をご紹介。
それがこれです。
輪行用便利グッズメーカー? といえばOSTRICH(オーストリッチ)製。さすがは輪行用品メーカーです。
製品名は【 ディスクローター ダミーローター 2個セット YD-4634】
Amazonで買っちゃいましたが、安いのか高いのは不明です。
どういうものかと言うと、外したホイールのディスクの代わりに、これをはめ込む事により、ブレーキレバーを引いても大丈夫なようにする、というシロモノです。
この商品はプラスチックの板につけたゴム紐をキャリパーにくくりつけておくことで知らぬ間に脱落 → ブレーキレバー握っちゃった……という不幸な事故を起こさない工夫がなされています。
いろいろと種類はあると思います。ひょっとしたらバイクメーカーが新車にセットで付けてくれるものがあるかもしれませんし、付けてくれないけどカネをだせば売ってくれるいわゆるひとつの純正品みたいなものもあるかもしれません。
MADONEというかTREKにそういう付属品が要されているのかどうかわかりませんが、我が家の場合は固定ローラー台を使う関係で、納車、即ホイール外し、そして固着……なんてストーリーが簡単に想像できてしまいますので、準備しておくことは重要です。
(あ、別に時間に余裕ありまくりなんだから、買う前にショップに聞けばよかったんじゃん)
ローラー台とは別に、我が家ではクルマに積んでファンライドイベントに参加したり、幹線は避けて郊外の走りやすいサイクリングスポットだけ楽しむ、なんてこともします。
我が家の愛車は、ミニバンやワンボックスのような背が高いクルマではなくカーゴスペース的には中途半端な存在のSUVの為、ロードレーサーを車載するにあたりホイールをを外すことは必須なんです。そして出し入れの作業中にたぶん、いや確実にブレーキレバーは握っちゃうと思いますので、何はなくともコレですね。
まずは一度使ってみて、その使い勝手が良さそうならもう1セット購入して部屋とは別にクルマに常備しておく予定です。
「ダミーローター」はミスを事前に防ぐためのものでしたが、「その2」はミスしてしまった時に必要になるものです。
そう、固着したパッドをこじ開けるツールですね。
よく「マイナスドライバーでコジコジしたら」という話を聞きますが、慣れていない人はやめたほうがいいと思います。想像しているようには簡単に開きませんし、簡単に開けないような不器用な人が無理やり作業を続けるとパッドだけじゃなくキャリパーをダメにしちゃう可能性があります。
なので、やはり専用品を用意しておくことにしましょう。
【GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ) ブレーキ ピストン プレス】
ちょっとゴツ目ですしもちろんそれなりに重いですけど、ライド中に持ち歩くようなものではないので問題はないでしょう。
これって言ってみればただの平たい板です。それに作業がしやすいように取っ手がついているだけ。とも言えます。
が、そこは専用品ですから、ただの板やドライバーよりは使い勝手がいい(はず。だってまだ使ってないんだもん ^^;)。
似たような商品は多いのでお好みで。
それから、単純にパッドを押し開くだけではなく、ディスクの歪を修正する機能も付加した多機能なものも売っていますが、ブレーキディスクの修正などシロウトが適当にやらないほうがいいと思いますので、値段などあまりかわらないのですが、敢えて単機能をチョイスしました。
わかって修正する人はそれでいいですけど、私など「ちょっとやってみようかな」とか思って誘惑に抗えずに手を出し、当然のように「やらかし」そうなので……。
とは言うものの……。
不器用な人はこれを使ってもダメかもしれませんが、私はそこまで面倒は見られませんのであしからず。
ちなみにこれも、2つ買って一つはクルマのトランクに常備しておくのがいいツールだと思います。