その前に前回のまとめを。
1.同居人:「そろそろ(TREKの)上りが楽なバイクに買い換えたら?」
2.TREKショップで店長さんのアドバイスを拝聴する
3.6月末に発表される(かもしれない)TREKの新型モデルを見てから決める
ということで、いったん「ステイ」状態になっているわけですが、ぼんやりとツール・ド・フランスの開幕を待っているのもなんですよね。
というか、明日はジロ・デ・イタリアのプレゼンテーションデイじゃないですか。
週末にはジロが開幕。また眠れない? 3週間が始まります。
じゃなくて。
ここらである程度予算組をしておいたほうがいいのでは? という事で、現時点でのTREKのラインナップの価格を眺めながら、いろいろと考えてみたわけです。
すると、新たな案が浮上してまいりました、というお話でございます。
おさらいですが、TREKの「パフォーマンスロード」というカテゴリーにある、DOMANE、EMONDA、MADONEの3モデルには共通のグレード名が付けられており、上位のSLR、普及モデルのSLの2つがあります。
またSLRやSLの末尾には数字が付与されていて、それはアッセンブルされているパーツのグレードによって価格帯が分けられている格好になっています。
そうそう、TREKのパフォーマンスロードの3モデルのネーミングですが、実はアナグラムになっています。
それぞれアルファベットを並べ替えただけなんですね。
個人的にはブランニューモデル「DAEMON」の登場を期待していますが、キリスト教国のアメリカのメーカーがそんな名称のモデルを出すのかどうかは予断を許しません。
閑話休題。
さて、まずは予算的な切り口から、モデルのふるい分けをしてみます。
今回のターゲットであるDOMANEとEMONDAのラインナップから税込み40万円以下のものをチョイスすると、買うべき(買うことが可能な)モデルが浮かび上がってきます。
DOMANE
SL5 260,280円
SL6 Disk 394,200円
※TREKのwebサイトにはSL6は存在しなかった(2019/5/5時点)
EMONDA
SL5 240,840円
SL6 Disk 380,160円
※TREKのwebサイトにはSL5 Diskは存在しなかった(2019/5/5時点)
これを見ると、DOMANEとEMONDAは基本的に同じ価格帯であることがわかります。
DOMANEのほうが2万円ほど高いのは、ギミック代と思うと納得。
というか、あのギミックが2万円アップで付けられると思うとバーゲンプライスな気もしますが。
さて、この価格表?を見ると、私がチョイスすべきはDOMANEにしろEMONDAにしろSL6もしくはSL6 Diskモデルで決まり、という感じがします。
2020年モデルのブランニューDOMANE SLやマイナーチェンジEMONDA SLが出たとしても、価格帯が大幅にシフトするようなことはないでしょうから、想定される時期FXとしてはこれでほぼ決定です。
SL5とSL6の違いですが、上述のとおりフレームは同じで、両者の値段差はコンポーネント、つまり組み立てられている各パーツの違いから来るものです。
5はシマノ105クラス、6はシマノのアルテグラクラスだと思って間違いありません。
つまり6は5より12万円から13万円も高いコンポーネントを使っている、ということです。
今のORBEAのコンポーネントはすべてアルテグラクラス以上なので、いまさらSL5を選択するのはありえませんので、必然的にSL6系のどれか、ということにあいなります。
そこまで考えた私は、突然神の啓示を受けました。
「フレームは同じ」
「コンポーネントが違うだけ」
キーワードはこの2つ。というか同じ意味ですが……。
「ディスクブレーキじゃなくていいなら、SL5を買って、ORBEA AVANTのパーツと取り替えればいいのでは!?」
そう。パーツ組み換えの工賃は発生しますが、それだとSL6以上のコンポーネントで組み上がります。Dura ACEグレードがけっこうありますから、オリジナルSL5より軽量に仕上がるのも間違いありません。
「これだ!」
なんという天才。\(^o^)/
これなら予算は20万円代で、中身はSL6+になります。
そして新品のコンポーネントをアッセンブルされたORBEAは、そこそこの値段で売れる……といいなあ。
という感じ。
コンポーネント交換で1ランク安いのに1ランク以上上のモデルが手に入る、という魔法のようなアイディアに興奮しながらTREKのサイトを眺めていた私は、必然というか当然というか、ある事実に気づくことになりました。というか、またもやひらめきました。
「だったら別に完成車じゃなくていいんじゃね?」
そうなんです。
TREKはフレームのみ(フレームセットという)を売ってるんですよ。
「というか、その考え方だとSLじゃなくて予算内でSLRも行けるんじゃ????」
逸る気持ちを抑えながらSLRのフレームセットをチェックしました。
DOMANE SLR フレームセット なし(なぜ?)
EMONDA SLR フレームセット 351,000円
DOMANEになぜフレームセットの設定がないのか不明ですが、EMONDAであれば工賃にもよりますが予算内に収まりそうじゃないですか?
そしてEMONDAであれば今年はSLRはフルモデルチェンジはしない。
すなわち、即注文でいいんじゃね?
そもそも早く乗れるほうがいいもんね。
決まり!
というわけで、意外に早く時期FXが決定いたしました。
なお、その後冷静に吟味をすると、今のORBEA AVANTのコンポーネントの中に、いくつかEMONDAでは使えないものがあることが判明しました。
なのでそれらは別途新たに購入する必要があります。
具体的には次の2つが流用できないもの。
1.EMONDA用シートマスト(TREKはシートポストではない)
→ BONTRAGER シートマストキャップ 約18,000円
2.リアブレーキ(ORBEA AVANTのリアブレーキは通常のシートステータイプではなく、トライアスロン系によくあるチェーンステータイプの為)
→ DuraAce BR-R9110-RS 約20,000円
あとは、交換するにあたり必要になる消耗品(交換品)
1.ブレーキケーブル前後一式(インナー及びアウター) 約4,000円
2.シフトケーブル前後一式(同上) 約4,000円
3.ハンドルバーテープ 約4,000円
★必要追加購入パーツ計 50,000円
ということで、フレームセットと追加パーツの合計でほぼ40万円ということになりました。
工賃を考えると予算を超えるわけですが……。
とはいえ40万円を1円もオーバーしてはいけないのか? というとそのへんは緩めのアローワンスってやつがあるわけです。
つまり、工賃がいくらか判明してから再度考えてみよう、ということですね。
善は急げで、早速相談に行く予定です。
そしてインポーターに在庫があれば、1週間後にはEMONDA SLRの新車に乗れるじゃん。
\(^o^)/
買うモデルは決まりました。
次は色です。
どの色にするか。
こういうのに悩むのがお買い物の醍醐味ってやつですよね。
ですが……。
一色しかない。^^;
黒地に白ロゴ。
選択の余地なし。
まあ、仕方ないですね。
2020年モデルが出る6月末まで待っても好みの色が出るかどうかはわかりませんし、そもそもTREKの吊るし系って色は地味、というか「これ」っていうのがないんですよね。
そのへん、他社は華やかでかっこいいな、って思うことが多いのですよね。、
しかし、TREKを買うことは決定済み。今更そんなことをグチるのはルール違反てもんです。
TREKを選んだ時点で「カラーリングは諦めろ」って決定しているわけですから(個人の感想です)。
まあ黒も嫌いじゃないです。TREKのロゴが白いのも救いです。
ここは現行モデルのSLRフレームセットにしましょう。
何しろ納期が早いし。
あとはサイズ。
と、EMONDA SLRはフレームの基本デザインが2種類あって、それもえらばないといけません。
H1はヘッドチューブが短く、
H2は長め。
要するに前傾度合いが違うと考えていいでしょう。
とすると、私は迷うことなくH2ってことになりますね。
うん。
という感じで、納車が楽しみです。
次回は納車後に簡単なインプレなど。(*^^*)