エーテライト解放だけは義務的に行いましたが、今の今まで放置していたゴールドソーサー。
そこに突然行こうと思ったわけは?
もちろん、ファッションに目覚めたから!
ではなく!
下心があったからでございます。
魚心あれば水心と申しますが、ギャンブルに全く興味のない私がなぜ敢えてFF14のカジノ的な場所に踏み入れたのにはわけがあります。
それは、「レガリア」をゲットする為です。
これを1行で説明すると
「ファッションチェックで手っ取り早くMGPを貯めて、レガリアをゲットするぜ!」
でございますね。
2019年の4月から5月にかけては、FF14ではイベントが2つあります。
一つはイースターをもじった「エッグハント2019」という、ちょっとしたパズルゲーム的なイベント。
モノグサな冒険者の私は、行ったり来たりでテレポ代をむしり取られるようなイベントは懲り懲りなので、イベントクリアの報酬に興味がなければスルーを決め込むところでしたが、報酬のスプリガン装備一式(スプリガンジャケット、スプリガンボトム、スプリガンブーツ)が「色を変えるとけっこう可愛いに違いない」と感じ、物欲が刺激されて挑んだのでした。
もっとも、例によって開始直後は人(キャラクター)が多すぎてアレ(どれ?)なので、もう全員行き渡ったかも? という最終週にクリアしました。
黒は好みじゃないので、早速染色。
と思ったら、カララント類はリテーナーの誰かに預けてあって、手元にあったのはゴールドのみ。
なのでとりあえずゴールドで染めてみたらこんな感じ。
これはこれで……悪くないような……そうでもないような……。
ゲーム内容は……すみません、私にはさっぱり面白さがわからない、極めてつまらない作業でございました(個人の感想です)。
FF14ってこういうのが多いですよね。特にサブクエといわれるヤツ。
で、基本スルーしているのですが、これがけっこうあとになって「やってなかったー!」的に効いてくる事があるので注意が必要ですよね。
私がそのスプリガン装備をゲットしていると、世間には異様な乗り物(マウント)が繁殖し始めました。
FF14とFF15とのコラボレーションイベント「英雄への夜想曲(ノクターン)」でゲットできると噂の四人乗りフライングマウント「レガリア TYPE-G」がそれです。
FF15を全く知らない私にとって登場人物に対する思い入れが全くないため、モノグサな私はこれまた基本的にスルーするつもりだったのですが、四人乗りフライングマウントがほしければイベントコンテンツをクリアする必要があるそうな。
勝手に四人乗りマウントは課金アイテムとして登場してくると決めつけていたのでけっこうショックです。
「めんどくさ」
これです。^^;
しかも、あーた。
クリアしただけではダメで、その後ゲーム内一部でのみ通用するお金(ポイント)的なもので交換しなければならないというではありませんか。
つまりイベントのクエストをクリアすると「購入権」が得られるだけの模様。
「くっ」
単なる自動車型マウントであれば100%スルーするところですが、この「レガリア TYPE-G」は四人乗りという特殊なマウント。
二人乗りならすでに持っているのでスルーするところですが、この「レガリア TYPE-G」は四人乗りという、今の所唯一無二のマウント。
実際問題として使い所があるのかどうかわかりませんが、後になって「あの時ゲットしておけばよかったー」と後悔するのはイヤですからね。
レア物コレクター属性とは無縁の私ですが、ここは重い腰を上げて「とりあえずげっと」の方向に動くことにしたのでした。
クエストをクリアして購入権利を得た人たちが退去して押し寄せるレガリアディーラーの場所、それはFF14のカジノ的ミニゲームランドである「ゴールドソーサー」でした。
そこへ行き、販売員に20万MGP(単位)を払うと納車されるそうな。
一度もゴールドソーサーで遊んだことのない私には、その20万MGPってヤツがどれくらい高いのか安いのかさっぱりわかりませんが、少なくともゴールドソーサー初心者が、クエストクリアしてすぐにゲットできるようなものではないそうです。
それを効いた私はここで再び萎えました。
「とりあえずげっと」的なモチベーションですから、クエストクリアだけでなく、別途ポイントを貯めるという「苦行」までついてくるとなると「別に四人乗りマウントとかいらないや」的なマインドになるのは仕方のないことと言えましょう。
さらに「私が持たなくても、仲間がみんなが持っていれば問題ないんじゃね」という後ろ向きなモチベーションすら芽生える始末。
所有率が極めて高いなら私が敢えて持つ必要はない。そもそも四人乗せる機会など殆ど無い。つまり不要なマウントである、という論法ですね。
もともとミニオンとかマウントに思い入れがない私です。
当たり前のように毎日何十回も、場合に依っては何百回も乗り降りするマウントも、私は「お気に入りのこいつ」ってのがあるわけではなく、ルーレットでしか呼び出しません。
そもそも「マイチョコボ」なんてランクアップ時以外は厩舎から出してないほどですし……。
基本不要。
でもこの期間限定イベントでしか手に入らないというのであれば、ゲットしなかったら後悔しそう。
でも、正直に言っちゃうと多分後悔しないよね。
だって、あんなに醜いデザインだし。
見た目的には所有欲が全く刺激されないんですもの。
これが「うわ、なにこれかっこいい!」的な見た目なら何をさておいてもゲットに情熱を燃やしたにちがいありませんが、フィールドやマウント乗り入れ可能なエリアで見かけるたびに「うぇっ」となるデザインの車を、私は本当に欲しいのか?
なぜランチア・ストラトス型にしなかったのか?
(※四人のりじゃないからでっす)
などなどぐるぐると考えていたところに飛び込んできたのが「MGPはファッションチェックをやれば簡単に貯まる」という情報です。
ファッションチェック?
なにそれ、ちょっと楽しそうな響きじゃなーい?
ファッションチェックは名前的に面白そう。
きっとファッションをチェックするんですよね?
ふむふむ。後で詳しく調べてみよう……楽しくMGP貯められるのなら、あのひどいデザインの車も「話の種に」ゲットしてやっても(なぜか上から目線)いいかな。
なんて思っていた、まさにその時にFC仲間のSさんが「ファッションチェックの今週のお題の予想」サイトを紹介してくれました。
なんというか、まさにタイムリー?
でも、お題?
予想?
ファッションチェックってそういう系?(どういう系?)
と?マークをいくつか頭の上に浮かべながらご紹介していただいたサイトを見たのですが……。
これが「ああ、これは面白いやつだ」と即直感。
簡単に説明すると、毎週「メインテーマ(お題)」が出されます。
そして、装備のうち四つに「サブテーマ(ヒント)」がつくのです。
要するにヒントが出ている四箇所の装備を「当ててごらんなさい」という事ですね。
単に「ここはこれ」と文字で回答を示すのではなく、体を張って答えを出す仕組み、つまり「答え」だと思う装備を身に着けて、ファッションチェッカー? に見てもらって採点をしてもらうというゲームです。
つまり「答え」を考え、用意し、場合によってはちょっとしたセンスを加えるというもの。
服やアクセサリを用意するゲーム……。
手持ちになければマーケットで買うなりして揃えるわけですが、奇しくも私の裁縫師と彫金師がともにレベル70、つまりカンストしたところなのです。
なんというか、まさにタイムリー?
くー、これは楽しそう。
別にゴキブリ……もといレガリア TYPE-Gの為とかじゃなく、これは毎週楽しみになるコンテンツです。
どうしてもっと早く知っておかなかったのか悔やまれます。
まあ、いろいろスルーしている私ですからこういうことでもないと知り得なかったのですけどね。
そういう意味ではゴキブリ……もといレガリア TYPE-Gに感謝ってところでしょうか。
2019年4月第3週の綿テーマ(お題)は「力強き部族民」でした。
それに沿ったチェック項目は次の4つです。
・胴装備:エスニック
・手装備:アームグローブ
・耳飾り:紫の輝石
・指輪1:黒の輝石
私は最初に予想サイトを見てしまったので逆引き感を持ってヒントを見ることになったのですが、まあ、ヒントはストレート過ぎ、というか、ひねりやセンスはないようですね。わかりやすく、でも幅は持たせる系。
もっともFF14の世界で「エスニック」っていうのは意味不明で困惑するわけですけど、そこはリアルの方の価値観というか意味でやってね、ということなのでしょうね。当たり前ですが。
この4つのうち、私にとって一番の問題は胴装備です。
エスニックって範囲がひろすぎませんか?
「カーキ色」くらい範囲は広いですよね。
加えて、私はまだFF14で使われている装備の殆どを知らないわけです。
IDなどで、自分に関係ない装備が出たらデザインなど見もせずに即処分していますから、私の衣装の知識はかなり偏ってます。というか知識の絶対量が少ない。
なので今回はチート、つまりカンニングさせていただきました。
予想サイトのまんまで行こう、と。
私が見たいくつかの予想サイトで一番人気だったのは「サベネアンビスチェ」でした。
「サベネアンビスチェかよ!」
思わず声に出ちゃいました。
だってこの装備、けっこうお高いんですよ?
素材が。
ええ、完成品なんてハナからメじゃありません。
クラフターですから、どこの誰とも知らない人が作った装備など着られるはずがないじゃないですか。
そもそも衛生的にどうなのって思いませんか?
トイレにいっても手を拭かないようなやつが作ったんじゃないかと考えるとキモチ悪くないですか?
皆さん、よく平気で使えますよね。
私はマーケットで買った装備は、まずは熱湯で煮沸してから使うようにしています(という設定を脳内で補完)。
サベネアンビスチェの材料は次の通り。
・サベネアンシルク×3
・クロウラーの絹糸×1
・オーラムレギスナゲット×1
・アイオライト×1
・暁光の霊砂×2
・ライトニングクラスター×2
・ウィンドクラスター×1
マーケットでこれらすべての素材を買い揃えると軽く鼻で笑えるくらい、10万ギルを簡単に超えます(kujataワールド。もちろん値段は常に流動しています)。
特にサベネアンシルク。
これは「古ぼけた地図G8」でまれにゲットできる「またかよ」的なシロモノです。
kujataワールドでは未だに地図系ドロップ品は高額でやり取りされてるんですよね。
つまりサベネアンビスチェ完成品のあの高額な値段は「ボッタクリ」とは言えないのです。
とはいえ、サベネアンビスチェはオシャレ装備として一つあってもいいかな、と思っていたものなので、いい機会だって事で製作することにいたしました。
もちろん狙うはHQ。
この手のオシャレ装備はグラフィックが変わるわけでもないのでHQ品の価値はまったくありません。きれいさっぱり「ゼロ」です。
しかし!
HQ品はアイコンが違う!
それだけの為にHQ品を買う人は一定数いらっしゃいます。
そんな「見る目のある上客様」の為、世のクラフターはムダな努力を行うわけです。
というか、HQ品を製作する事がクラフターの目的の一つではないかと私は思ってます。
せっかく高い素材を買って作る自分用のおしゃれ着なんですから、自己満足が一番大事です。
出来たのがノーマル品だと捨てたくなるのがクラフター魂ってやつです。
※レベル70になったからちょっと強気な事書いてます、すみません。実際問題、ステータスが平均以下なので、レベル低めのやつしかHQねらえませんしね……。(._.)
サベネアンビスチェはそれだけだと、下半身が大きく露出しているただの痴女装備になります。
ただでさえヘソを見せるのが目的のお下品系。
(とはいえララフェルにヘソはない模様。カエルの仲間かも)
なので、長めのスカート系をあしらってその下品さを抑えてみました。
元の色がピンクで可愛いので、白いスカートとの相性はぴったりだと思います。
「あいかわらず私って可愛いなあ。よしよし、これでファッションチェックの準備はオッケーでっす」
そんな感じで喜んでいた私でございました。
注:まだこの時点では手装備・アクセサリはまだ準備していません。
このファッションチェックはFF14の中でも一つのジャンルとして認知されている大きなイベントのようでして、ネットにはそれ用のサイトがいくつも存在しています。
前出の「予想サイト」はもちろん、実際にチェックが始まった後には「正解サイト」が立ち上がります(多くの場合、予想サイトと同じサイトですけど)。
今回私は完全にチートで行くつもりだったので、いちおう「念の為」に正解サイトをチェックしたところ……。
そのサイトの管理人連中(失礼^^;)は、実際にはサベネアンビスチェではなく、「レッドヘンプ・キャスターチェストラップ」という装備でチェックをうけているではありませんか。
で、それが金評価、つまり同装備としては満点なのだとか。
なんてこったい。
正解を見てから作るんだった。orz
今回はとりあえずアチーヴメントがもらえる100点を狙っているチートな私は、急遽作戦を変更。
レッドヘンプ・キャスターチェストラップを作成することに……。
ええ、こちらも素材的には決して安い装備じゃありませんでした。
というかこれ、黒魔道士とか赤魔道士のようなキャスターじゃないと着ることが出来ない装備です。
しかも装備レベルは60以上。たとえそのジョブを持っていても低レベルだと着られません。
だがしかし。
なぜサベネアンビスチェでなく実際にはレッドヘンプ・キャスターチェストラップが人気になったのかはすぐにわかりました。
この装備はいわゆる「店売り」しているのです。
安くはないですが、33,323ギルですから、店売りのないサベネアンビスチェのマーケット価格と比べると大幅に安いわけです。というか桁が違います。
だがしかし。^^;
せっかくなので自作することにしました。
店売り買ったほうがたぶん安いけど!
だって、店売りの既成品ってNQ品じゃないですか。
ファッションチェックに来ていく服は、プライドにかけてもHQ品を着てやる、的な妙なモードに入っている私。
手装備だけは悩んだものの、こちらはチート系が使えず(手に入れにくい)、手持ちの課金アイテムを利用することにしました。
そしてこれが完成形。
耳飾り(フローライトイヤリング)も指輪(ブラックパールリング)も自作(もちろん意地でもHQ品)です。よく見えないけど。
うーん、どこがいいのかわかりませんね、レッドヘンプ・キャスターチェストラップ。
サベネアンビスチェは下品な中にも漂う優雅さが魅力的なのですが、こいつは単に下品なだけ。
それを上品な長手袋と長スカートでごまかしている、という感じです。
染色しようかとも考えたのですが、赤と白なので色味的には悪くないだろうとそのままで。
まあ、そもそもデザインがイマイチですし(個人の感想です)。
などと思ってチェックにかけたところ……。
94点!
満点(100点)はダメでした。
仕組みがよくわかっていなかったので、どこがどうダメだったのかを見る前に点数だけ見て終えちゃいましたけど、正解サイトをチェックした限りでは、多分手装備が金評価ではなかった模様。
まず、参加賞としてもれなく10000ポイントもらえます。
完璧な不正解でも10000ポイントはもらえるわけです。
加えて80点以上の評価だと50000ポイントが貰えます。
つまり一回のファッションチェックで60000ポイントを貰える可能性があるということ。
言い換えると3回やれば18万ポイント。
別にゴールドソーサーでなにかやればレガリア TYPE-Gと交換できる20万ポイントに届く計算です。
私は「なにか」をやるのが面倒なので4回やって24万ポイントにしてから交換かな……。
交換(コラボイベント)は5/27までなので、十分間に合うよね?
というか、レガリア関係なくこのファッションチェックは毎週楽しみになりましたよ。
ファッションチェックの審査をしてくれるルガディンのおじさんは、裁縫師ならお馴染みのあの人……です。
キャラ立ってますよね、あの人。
一旦卒業してしまった事もあって疎遠になって寂しいなっておもっていたんですが、これで毎週あの人にあえるというのもポイントが高い。まあ、仮面かぶってますけど。
あと、このファッションチェックを毎週地道にやっていれば、レガリアなんかよりずっとほしいと思っている「うさ耳」「ブタ装備」などもゲット可能。
という感じで楽しいコンテンツなので、私みたいにまだやったことがないって人は是非。
なお、装備に関してマーケットものが高い! っていうときは素材の値段を調べてください。完成品よりかなり安く揃う場合は素材さえ用意してくれれば製作は私が請け負いますのでご連絡ください。(^^)/
もちろんHQ……の保証はしかねますが……。
と、ここまで書いていて思い出しました。
実はわたしはレガリアを買うための前提、つまりコラボイベントの「英雄への夜想曲(ノクターン)」をクリアしてないんでした。
何度やってもガルーダを倒せないんですけど?
そもそもストーリーもつまらない(個人の感想です。だってFF15知らないし)し、再び「もういいや」感が……。
って、気づいたらFF15のキャラが着ていたと思しき服が鞄に!
装備ももらえるって効いてたけど、その一部の模様。
てか、着古しの中古かよ!
汚ねーな、すぐに煮沸しなきゃ!(´・ω・`)