この程、ついに禁忌を破ってしまいました。
禁を犯したと言い換えてもいいでしょう。
それは……。
扉のSSはID「カルン埋没寺院」のラスボス(の断末魔)です。カルンがマイブームなので貼ってみました。もちろん新生キャラの勇姿です。
えっと。
そうそう、課金アイテムに手を出しちゃいました。
FF14ってそもそも月額いくらのビジネスモデルなのですが、更に課金アイテムでもユーザーからカネを巻き上げようという、商魂たくましいスタイルでグイグイ攻めてきます。
私は基本料無料のゲームであったなら、楽しみ代というかお礼を込めて課金アイテムを購入することはかまわないというか、むしろ楽しませてもらっている分はお代を払いますよ、というスタンスです。
もっともそういうシステムのゲーム、主にスマートフォン向けのやつはそういうのが多いと思いますが、やったことは一切ないのですがね。
で、FF14の場合は月額プレイ料、というかアカウント維持費がざっと1500円くらい。
私の場合はスマートフォンアプリの「FF14 コンパニオン」に加えて追加リテーナーを一人雇っていますので、月額は税込みでざっくり2400円くらいです。
追加リテーナーはギャザクラをやっていると所持品枠が辛くなって、細かく整理する時間と手間を省き、同時に廃棄物を少しでも減らすために一人増やしました。
※実はすでにカツカツで、二人目を支払うべきかでここ数週間悩んでます……
この辺は価値観が人によって違うのでアレですが、私視点では「けっこう払っている」んです。
つまり「更に課金アイテムとか、ないわー」というスタンスであり、そういうポリシーで臨んでおりました。
きっかけは前回の記事で書いた、キャラデザインをリセットして作り直した事です。
利用した幻想薬自体は基本的に課金アイテムですが、私はそれを課金で入手していないので、これはセーフなんです、私的には。^^;
とはいえ、課金アイテム解放の条件その1のトリガーではありました。
というわけで、条件その1は「キャラクターデザインをリセットしたこと」です。
しかも重要なのは「♀キャラにしたこと」です。
しかしより大きな問題というか条件はその後に発生したちょっとした事故だったのです。
FF14の装備類ってどれでも着られるわけではなく、装着するためにはいくつかの条件があります。
1.ジョブ(ロール)
2.レベル
当たりは容易に理解していただけると思います。
それ以外にも種族ごとの装備、所属するグランドカンパニー専用の装備などもあります。
その条件のウチ、今回の事件?の引き金になったのは「性別により着用可否のある装備」についてです。
エオルゼアに生まれ落ちた瞬間、光の戦士(プレイキャラクターの事です、念の為。なお最近まで何のことかさっぱりわからなかった「ヒカセン」という符丁は光の戦士の略だと言うことがようやく判明しました。今頃?というなかれ^^;)はいわゆる「初期装備」なる種族専用装備を着用しています。
なぜかだいたい半袖です。
FF14界隈で有名な「光のお父さん(ドラマ化までした元ララフェル、現?ミコッテのマイディーさんのFF14ブログ)では、この半袖の初期装備が序盤の大きな問題として描かれていますが……私の場合、特にそれは問題ではありません。
では何が問題だったのか?
それまで私が持っていたのは♂用装備で、作り変えたキャラは♀になっていました。
すなわち?
そう、着用できません。
新しいキャラデザインになって最初に理解したのは、たとえ「武具投影」であっても、♂用装備のグラフィックは♀では反映されないということでした。
まあ、想像はしていました。
だって黒魔道士の装備に白魔道士の装備を武具投影とか出来ませんからね。あと、アイテムレベルその装備より低くないと反映できません。それらと同じ理由でしょう。
新しいキャラクターになってもララフェルシリーズのグラフィックでいこうと決めていた私は、、ここでつまずく事になりました。
じゃあどうするのか。
もちろん、♀装備をゲットするんですよ。
実はララフェルの初期装備、ララフェルシリーズは、男女で似た感じなのですが、色味が違って、個人的にはずっと♀装備がいいなあって思っていたのです。なのでちょっと楽しみにしていたとも言えます。
FF14には各地(というか初期三国)に「遺失物管理人」なるNPCが居て、何らかの理由で手元にない初期装備などを書い直す事が可能になっています。
シルバーチョコボの羽やゴールドチョコボの羽の交換場所でもあります。
シーズナルイベント専用の「報酬品管理人」とは違うのでお間違いなきよう。
種族別初期装備はショップで売っていませんし、もちろんマーケットでも売ってません。
でもどうしても欲しい、という場合はそこに行けばギルと交換してもらえます。
同様に各ジョブのAFなどをうっかりなくしてしまってもここで購入可能です。
強化版は無いようです。必要ならもう一度強化作業をしてください。
上記の知識があった私は、ララフェル♀用初期装備もそこで買えるものと思い込んでおりました。
しかし……交換できない。
うーん……ダメなのか……。
なぜダメなのか、そもそもなぜ初期装備は売っていないのか……。
わからないままその日は時間切れでログアウトしたのでした。
つまりララフェル♀の初期装備をゲット出来なかった事、これが条件2となり、決定的な要件となったのです。
まあ、私が無知だった事が原因なので、自業自得ってヤツなんですけどね。
などとリアルでは全く考えない事をゲーム内では普通に考えてしまうのがFF14の恐ろしいところです。
なんというか、自分の中にある知らない属性を発見する驚きというか……。
そもそもフリーカンパニーのララフェル♀メンバーがかわいい服を着ていて、より一層かわいく見えてしまったというのが、今回の幻想薬服毒?事件のきっかけですから、そりゃ自キャラの見た目にはこだわりたいわけですよ。
こだわりたい故のキャラ変更なんですから。
ログアウトした私は考えていました。
「ララフェル装備がダメならどうする? ビギナー装備? いや、うちの子(こう呼ぶ時点でもうダメになっていることがわかりますね)にあの装備はちょっと似合わない、というか着せたくない。でも他に武具投影のオリジナルにできるようなかわいい服なんて持ってたっけ?」
なんて考えてしまったわけです。
そして思い出した、いや悪魔のささやきが聞こえたのです。
「課金アイテムにいろいろかわいい衣装があるってみんな言ってたよな……」
そうです。
ここです、ここ。
ここが禁忌を破るに至った私のターニング? ポイントなのです。
もはや「堕天ポイント」と言ってもいいでしょう。
ちなみに討滅戦のガルーダのあのかっこいいBGMタイトルは「堕天せし者」でございます。
つまりFF14的な表現をするならば、私はここでガルーダを自分自信を依代として神降ろをしてしまったのです。
何という事をしてしまったのか……。
堕天した私は「いそいそと」課金アイテム売り場、「モグステーション」にアクセスしました。
そこで待っていた♀用衣装は……「かわいい!全部欲しい!!」とまあ、こういう感じに相成ってしまいました。
真面目な話、全部そろえたいと思ってしまいました。
でもけっこうな金額なんですヨ(個人の感想です)。
制限を賭けないといくらでも買ってしまいそうなので、なけなしの理性を働かせてなんとか「(今回は)3つだけ、3つだけ買おう」ということでじっくりと吟味して「うちの子は可愛いので全部似合うのは当たり前だけど、特に似合うと思われるもの」を3つ選んで課金してしまったのでした。
そして買ってしまった後で気づいたのです。
「初期装備って、遺失物管理人じゃないところでゲットできるんじゃ?」
ええ、私はモグステーションで買い物をする前に、グーグル先生に尋ねるべきだったのです。
もちろんその後調べましたよ。
ちゃんと売ってました。
しかも「お前かーっ」的な個人的お馴染みキャラでした。
グリダニアだと黒兎堂のマイセンタさん。
いつもリーヴでお世話になってまっす。
とはいえ、禁忌を破っただけの見返りはありました。
課金アイテムで手に入れた3つの「衣装」はどれも「うちの子」にとてもよく似合う。
特にコイツが気に入りましたので、赤魔道士に着せてみました。後ろ姿もかわい凛々しいじゃありませんか。
そしてこんな事考えちゃいました。
「これが全部セット(衣装により5点だったり3点だったりのセット)であの値段とは……安い!」
これ、絶対ダメなパターンですね。
「次はアレも買おう」
とか考え始めちゃってますから……。
課金アイテム、なんて恐ろしい子
「一月いくらまで」という新しい禁忌をつくらないと……。
なお、ご存知かもしれませんが、課金アイテムは基本的に「レター」で配信されます。
お近くの? レターモーグリまで走って、そこで受け取る仕組みです。
これもご存知だと思いますが、課金アイテムに限らず何らかのレターが届いている時はログイン時に鈴? の音がなって合図してくれます。
右上の方にレターのアイコンと通数が出現しますので、そこに何かが出ていたらレターモーグリにGOでございますよ!
あ、最後になりましたが今回のスクリーンショットで私が着ている服はこれです。
どこかで見たな、と思う人は鋭い。
そう、これは賢人ヤ・シュトラさんの服です。けっこういいなって思っていたので課金アイテムに乗っていたのを見て瞬間的にポチってました(このセットには頭装備はないので羽はオプションです)。