内容は大したことありません。すみません。(_ _;)
タイトル詐欺?
我が家は毎日ヨーグルトを食べております。
そのヨーグルトはいわゆる自家製です。
自家製と言っても大したものではなく、【ふじっ子】の【カスピ海ヨーグルト】の種と牛乳を使って培養? しているだけでございます。
そういうわけで、定期的に仕事帰りにスーパーに寄って牛乳を買い求めて帰るわけです。
ここまではなんのドラマも、当然ながらなんのツッコミどころもない行動です。
私に限らず皆さんだいたい同じなんじゃないかと思いますが、こういった日常使いの商品って、パターンが決まってきますよね?
今回の記事的アイテムを引き合いに出すと、定期的に買っている牛乳は同じ商品に落ち着く、というアレです。
ここまでも突っ込みどころはありません。
で。
日常というのはある日突然、崩壊するものなのです。アニメ的に(意味不明?)。
ある日のことでした。
私は仕事帰り、牛乳を2パック買うために、帰宅経路上にある駅近のいつものスーパーに寄ったのです。
だがしかし。
その日に限って、いつも買っている牛乳が売り切れておりました。
その牛乳はそのスーパーイチオシというか、たぶん一番売れている商品で、いつも豊富に仕入れられており、かつ回転もいいというモノなのですが、その日に限って棚はガラガラ。
ムダとは知りつつ店員さんに訪ねても「すみません」という事でございました。
そういうことですから、私はあまり何も考えず、隣に並んでいた牛乳を2パックかごに入れて帰ったのでありました。
実はヨーグルト作りは私ではなく同居人の担当業務。
同居人は私が買って帰ったいつものではない牛乳を使って、いつもの手順でいつものヨーグルトの仕込みを行いました。
ちなみに我が家はいわゆる「ヨーグルトメーカー」に類する文明の利器を使用しておりません。「モノが増えるのが嫌」「キッチンが狭くなる」という理由で同居人が頑なに文明を受け入れない為です。
そもそも文明の利器など必要がなく、普通にヨーグルトは出来てしまうのです。
もちろん住んでいる地域や住宅などの環境に左右されるのは確かですが、まるで「ヨーグルトメーカーがないとちゃんとしたヨーグルトは作れないですよ」なんて、ヨーグルトメーカーを使っている皆さんはヨーグルトメーカーメーカー(ややこしいな)に騙されているんじゃないですかね。
閑話休題。
で、いつもの通り、いつものようにヨーグルトの出来具合をチェックした同居人がいつにない声を挙げたのです。
「あれえ?」
「どうされました?」
「ヨーグルトが出来てない」
「マジでございますか?」
「ほら」
確かにそれはヨーグルトでもなんでもなく、ただの牛乳状態、というかただの牛乳に見えました。
いつもの牛乳じゃないから?
我々は???と思いつつ、もう少し時間を置いて様子を見ることにしました。
結果。
カビが生えました\(^o^)/
失敗です。
「ソレ見たことか、意地を張らずにヨーグルトメーカーを使っていればいいんだよ」
などというヨーグルトメーカーメーカーの中の人に嘲笑されているような気分に……は別になってませんが、ともかく我々は「いつもと違う牛乳のせい」だという仮説を立てたのでした。
その後は再び、我が家の朝の食卓には平穏な日常訪れておりました。
が、非日常は再びやってきました。
そして私は前回買った商品とは違う牛乳を選んで帰ったのです。
小芝居的な文字を連ねるのは端折りますが、要するにタイトルの通り、前回と同じ状態に陥ったのです。
恐ろしいね、非日常。
「うーん」
私は普段より長く放置して、結果としてカビの生えた牛乳が入ったパックを手に唸っていました。
何がダメなんだろう……。
そしてある表示を見て目を見開くことになったのです。
「ああ!」
「どしたの?」
思わず挙げた声に同居人が反応します。
ええ、思わず声あげちゃってましたよ。
「これ、牛乳とちゃうやん!」
「へ?」
パックに書かれていた文字、それは【乳飲料】
おーいっΣ(・∀・;)
私が牛乳じゃないモノを買ってただけの話、というオチでした。
ね、しょうもない話でしょ?
ここからは言い訳です。
このブログでは引っ越しネタも書いてますので呼んでくださっている方はご存知かと思いますが、我が家はちょうど1年位前に引っ越して、現在はその新居で暮らしております。
引っ越しに伴って生活環境は変わります。
そりゃもう、いろいろ変わりまくりです。
そんな中で食品調達方法も1年前までとはガラリと変わったのです。
我が家は1年前までは、今回の記事の主人公である牛乳を始めとする基本的な食材をすべて生協さんの宅配サービスで賄っておりました。
なのでスーパーに行くなんて、年に数回という生活様式。
そして生協さんで買う基本的な食材はいつもほぼ同じもの。
野菜や副食系は季節のものから選ぶ事も多くて毎週ある程度変化はありますが、卵や牛乳、例と肉など、かなりの食材がいつもの定番商品だったのです。
引っ越してからは生協さんとは距離を置き、仕事帰りにサクっと寄れるスーパーを利用するスタイルに変更したのです。
なので牛乳を買うなんていう行為も、私は素人なんですよね。
なのでスーパーの「牛乳売り場」に並んでいる1リットルの四角柱的な「牛乳面した商品」には、牛乳と加工乳と乳飲料というような種類があるなんてあんまり頭になかったんですよ。
そりゃ、コーヒー牛乳的なものやいちご牛乳的なもの、フルーツ牛乳的なものなどはパッケージがそもそもそれっぽいので間違って買うことはありませんが、何度も書いているように「パット見は牛乳にみえる」商品が牛乳とは違うのだという事が私の頭にはなかったのです。
ええ、100%私が悪い、というか何も考えずに買っている私の自己責任なわけですが、それにしても売り場を「牛乳」と「もどき」で場所を分けてくれませんかね?
アホな私にもわかりやすく。
なんて思いつつ、牛乳ではないものの正体を見破った私は、仕事帰りにいつものスーパーにより、牛乳売り場をじっくり観察することにしました。
ええ、次の非日常が訪れても、今度は間違えずに牛乳を買うぞ、と決心して。
で、牛乳や牛乳じゃないやつなどのパックを手にとって観察しているうちにあることに気づきました。
それが扉の写真なんです。
というか、今回の記事のキモです。
「牛乳」だけは、パックの形が特殊なんです。
写真のように上端に凹みを作っているんですよ。
少なくともそのスーパーに売られている牛乳のパックはすべて同じ凹みがありました。
そして「牛乳じゃない奴ら」のパックには凹みはなくストレートなまま。
って、知らなかったのって我が家だけ?
これ、実は「日本の常識」ってやつで、我が家がただの世間知らずなだけなのかもしれませんが……ホント、知りませんでしたよ。
こういうことってまだまだいっぱいありそうですね。
以上、長々と書きましたが、日本の食品法でいうところの「牛乳」の見分け方でした。
もし、この事をまだ知らなかったっていう人がいらっしゃったら、お役に立てたかもしれません。