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☆Living in Eorzea ~初めてのDPS赤魔道士の困惑日記 FF XIV~【II:赤魔道士って何? DPSって何? 後編】

赤魔道士とは? 的な説明をさっくりと説明する記事のはずが、なぜか妙に長くなったので前後編に分けた後編の方です

扉の写真は、Google +難民団? パーティがカッパーベルを踏破した記念に撮影したものでございます。
タンク、DPS×2,ヒーラーと、各自選んだメインのロールが、ライトパーティ(4人パーティ)にすっぽりハマっております。DPSはどちらも遠隔ですが。

なお、このパーティに赤魔道士はいません。

◎赤魔道士とはProcの発生がキモ

ただし、Procはコントロールは出来ない

さて、また出ましたね、Proc。専門用語!^^;
はっきり言って白魔道士にはこの手の専門用語知識など不要だったのですが、赤魔道士を選ぶと、とたんにご覧の通りまずは用語を理解する必要が生じてしまいました。
いや、一気に詰め込むと混乱しますよね(私だけ?)。

でもまあ、白魔道士しかしていなくてもフリーカンパニーの主にベテランメンバー同士の会話(チャット)にこの手の用語は普通に登場します。なので知る必要はなくても知っておいたほうが理解が深まるし楽しくなるのは確かですね。
よく考えると趣味ってどれもそういうものじゃないですか。

というか、会話についていけなくなって疎外感を持つより、いくつか用語を覚えるだけですのでその辺は頑張ってみてもいいはず。
そうは言っても臆する必要はなくて、覚える用語の数はしれてます。「頑張る」なんて単語を持ち出す必要もないと思います。大丈夫です。
エビデンスは私です。

そういうわけで、赤魔道士をやろうかな? なんて考えている人は私の記事で説明されている専門用語を覚えておけば基本は大丈夫です。
それでも知らない単語が出てきたら「ソレって何?」って会話に加わればいいだけです。
例えば、DoTはDPSの皆さんならほぼ知っているはずですけど、HoTになると知らない人は増えるはず。

Procは白魔道士的にはアレですが、クラフターやっている人なら知らざるを得ない現象(単語)なので、少なくともHoTよりはずいぶんメジャーな用語だと思います。

○Procとは

長く引っ張りましたが、Procの説明です。
Procは「プロック」と読みます(たぶん)。
proceduresの略なので、意味としては「手順」とか「複数の処理をひとまとめにする」というようなもの。
FF14ではそのproceduresをProcと呼び「追加効果」というような意味で使っているようです。
なので「Procがついた」「Procが乗った」などという使い方をします。

じゃあその追加効果=Procってなんなの? って話になるわけですが、「あることをすると、一定の確率であることが発生する」という感じです。
イメージ出来ます?

例えば白魔道士の場合、ケアルをしていると、時々ケアルラにProcがつきます。
その旨を説明する文字が流れるのでそれを見逃さなければわかりますが、もっとわかりやすいのがクロスホットバー(XHB)もしくはホットバー(HB)のアイコンの変化です。
アイコンの周囲が破線になって動く(流れる)のですぐわかります。
これは
「今コレを使うと追加効果が発生します」
もしくは
「今ならコレが使えます」
ということを示しています。

白魔道士のケアルラのProcは前者にあたります。
これは「別にいつでも使えるけど、Procが乗るとパワーアップする」というパターン。
後者は「普段は封印されて使えないけど、Procで封印が解けている」という状態。
そして赤魔道士のProcは主に後者です。
それも詠唱の長い魔法を使うと時々発生する事により普段は使えない魔法が使えるようになるんです。

その魔法は結構強いのに詠唱時間が短いタイプ。ですからそれを使って連続魔を発生させ、その後にまた「強いけど詠唱の長い魔法」を使うとDotが稼げるわけです。

ちょっと説明が複雑になった気がするので、まとめてみましょう。

(1)詠唱が短い魔法=連続魔発生
 ↓
(2)詠唱が長い魔法=詠唱時間ゼロで使用=連続魔消費
 ↓         ↓
Proc発生    Procは発生せず→ (1)へ
 ↓
(3)Procが乗った魔法=連続魔発生
 ↓
(2)へ

とまあ、こんな感じの繰り返しです。

○魔法の属性とマナ

連続魔の原理とProcがわかっていれば「赤魔道士、全然オッケー!」かというとそうじゃないんですよ、これが。
連続魔とProcだけでも個人的にはお腹いっぱいというか、そんな複雑な魔法管理ができるのかなあと弱腰になってしまったのですが、更に追い打ちをかけるのが使う魔法の属性。

赤魔道士は白魔法と黒魔法の両方を使える、という話は書きました
わざわざ属性が違う魔法を両方使えるようになっているということは、つまり「使い分け」が必要だということです。
なんて面倒な。
ただし、使い分けとは「的に合わせて選ぶ」ではなく「自分の都合で選ぶ」なので私的にはありがたい話です。
私的には敵に合わせるとかちょっとムリです。

では「なぜ自分で魔法の属性を選ぶのか?」です。
これも赤魔道士の特性というか特長ですが、赤魔道士になると「バランスゲージ」というステイタスゲージがHUDとして画面に現れます。
デフォルトの状態だと結構邪魔になるほど大きめで、画面の中心を少し外れた一等地に現れるので、最初は「なんじゃこれ?」とビビりました。
こんなゲージです。

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ラインが2つあるのはそれぞれの属性魔法に対応しているから。
具体的には魔法を使うと、使った魔法に対応したマナがたまり、マナの量をゲージで表します。
白魔法を使うと向かって左側(白)が、黒魔法を使うと右側(青)のゲージが伸びていくわけです。
この溜まったマナをどうするのかと言うと、物理攻撃時に消費するのです。

あ、てっぺんの赤い宝石の色を覚えておいてください。ここが赤いとバランスが取れているということです。バランスゲージのバランスたる所以ですが、その辺については後述します。

ちなみに「デカすぎ。邪魔」という声が上がるであろうことを想定してるのかどうかわかりませんが、シンプルなゲージに変更もできます。

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○物理攻撃もしなくてはならない

赤魔道士の戦闘スタイル(構え)を見るとおわかりの通り、片手には剣を持っています。
なので近接戦闘もするのだな、ということはなんとなくわかりますよね。

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でもその剣はいわゆる片手剣とか両手剣とかいう斬撃系のものではなく、フェンシングを彷彿とさせる「突き」を主体とした細身の剣です。
赤魔道士はこれを使ってただ攻撃しているだけだと、ダメージが低すぎて笑っちゃうレベルです。とてもDPSとは言えません。
て、巷では赤魔道士の剣のことを「爪楊枝」などと揶揄するそうです。でもそう言われても返す言葉がないほどマジで被ダメは大したことありません。
なのでただ普通に刺しているだけでは「お前、邪魔だよ」と言われても文句は言えないレベルです。

なので普通の攻撃ではなく、赤魔道士は「魔道士」なので「魔法剣」を使います。
もっともベーシックなのが「リポスト」という剣技。
ですが……。
これでもまだ弱いんです。
まだ「後ろに下がってろ」とか言われるレベル。
そこで登場するのがバランスゲージです。

オートアタックで突くだけではさっぱり。普通の魔法剣でも大したダメージを与えられない赤魔道士は、マナを消費して「剣技」を強化します。
前出の「リポスト」はバランスゲージが両方30以上になると「エンリポスト」という、マナを消費する強化版魔法剣として使えます。
そんな感じで赤魔道士が実際に使う剣技は「リポスト」ではなく通常は「エンリポスト」ということになります。

そんな感じで、魔法でダメージを与えつつ、強化魔法剣を繰り出すのに必要なマナが溜まったらそれを使って物理ダメージも与える、という戦い方が赤魔道士の基本的な立ち回りとなります。

なお、マナは白黒両方のマナを等しく消費します。
つまり、消費マナが30の魔法剣があるとしたら、両方のゲージが30以上ないと使えません。

○攻撃力はコンボで底上げ

強化魔法剣は普通の攻撃より強いとはいえ、実のところ単体で一発だけ打つ、というような使い方は効率が悪いので使いません。
「どうせ使うなら大ダメージを与えたいよね」というのがDPSの目的というかDNAに刻まれています。たぶん。

なので、連続技を使うわけです。
ただ技を連続するだけだと、1+1=2なのですが、特定の技を連続する事により、1+1=3とかになります。これを「コンボ」と呼んでいます。
赤魔道士の場合、3つ(3種類)の技を使うことによって3つ目が大ダメージを与える技になる、というのがレベル50時点、つまりスタート時の基本のようです。
1+1+1=10みたいな?

そしてそのコンボを発動するのに必要なマナは80。つまりゲージの数値的にはフルに近い80/100なのです。

攻撃は魔法から始めてマナを貯め、バランスゲージが両方とも80を超えたらにコンボ技を発動。そしてまたバランスゲージを貯めるべく魔法攻撃に移る、という感じ。
で、そのバランスゲージは白黒両方とも80にならないといけないので、両方の属性魔法をまんべんなく使う必要がある、ということなのです。

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「まんべんなく使う必要なくね? 白魔法を続けてゲージを80にしておいて、次に黒魔法を続けてゲージを80にすればいいんじゃね?」

私も最初はそう思ったのですが、そうは問屋(開発チーム?)がおろしてくれませんでした。
こういうところがいわゆる「縛り」というやつなのでしょうね。
実はバランスゲージの白と黒の数値差が31だか開くと、低い方のゲージはガクンと伸びが鈍くなるのですよ。
なので先に片方を上げておいて、次に別の魔法を使う、という事は非常に効率が悪いのです。
まんべんなく両方をあげていれば8回魔法を打てばバランスゲージが両方80になるとしたら、片方ずつ上げていくと14回位打たないといけなくなる、というくらい非効率になってきます。

バランスが悪い時のゲージはこんな感じで、宝石? が赤くなりません。

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なのでバランスゲージをにらみながら、低い方の属性魔法を打つ、という微妙にテクニカルな、いわゆる「スキル回し」が赤魔道士には求められるのです。

この辺、実はもう少し細かい設定があるのですが、底は割愛しておきます。
基本はこんな感じということで。

◎華麗なるかな、赤魔道士?

赤魔道士はレンジDPS。いわゆる「遠隔アタッカー」です。
通常は魔法で攻撃しますので「遠隔系」に入るのですが、前述したとおり物理攻撃のコンボ技で大ダメージを期待できますので、魔法剣を振るう場合は敵のすぐ近く(だいたい背中ですが)
にいる必要があります。

普段は離れたところにいるわけですが、バランスゲージのマナが溜まったら物理攻撃をしなくてはならないので敵に近づく。そしてコンボを放ったらまた離れる……なんていちいちやってられませんよね。
そもそも行ったり来たりしているあいだは攻撃していないわけで、そんなことをしているとDPSとしては落伍者の烙印を押されかねません。

なので赤魔道士には便利なアクション(スキル)が備わっています。
それが「コル・ア・コル」と「デプラスマン」という技です。

「コル・ア・コル」は一瞬でターゲットしている敵の側に近づく技。
「デプラスマン」は「コル・ア・コル」とは逆、つまり一瞬で離れる技です。
実は私、赤魔道士をやっていて一番楽しいと思えるのはこの2つの技を使う時なんです。

「ゲージが溜まった!」 → 「コル・ア・コル」 → 「コンボ発動」 → 「デプラスマン」という一連の流れが決まった時に「ひゃっほー」的な自己満足に浸れるのです。

特に「デプラスマン」は空中回転をしながら離脱するので、そのアクションがかっこいいんですよね(「コル・ア・コル」は瞬歩的に近づくだけ)。

ただし、結構離れるので使い所を間違うと惨事(珍事?)になります。
タイタンとかで下手に使うとバトルフィールドから「落ちる」そうです。
「ひゃっほー……あれ? ああああああああぁぁぁ」みたいな?

あと「霧中行軍オーラムヴェイル」などで使うと、着地したところが毒沼だったりしますしね。

とまあ、そんな感じの赤魔道士をぼちぼちはじめました。

N.A.

記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。

Natsumi Amagase

【文書作成の以来、歓迎です】 口は悪いが愛はある? モノ好き(「物好き」ではない)のフツーのサラリーマン。 主にデジタルガジェット、時たま家電ネタが中心です。最近はややもすると自転車ネタに流れる場合も。 お問合せ先:natsumi%mono-ludens.com ※%を@に変えて送付してください

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