エオルゼア人生二つめのFCです。
初めて入った体験中のFCですが、入会(入団?)時にいた人がどんどんやめて言って、トップのFCマスターとは一度も出会えないという状況が続いたので、さすがにうすらさびしくなって脱退した、という話は以前の記事に書きました。
そして記事に追加したとおり、あまり時間を開けずに新しいFCに入れていただけました。
以前のFCも少人数のFCでした。
人がいなくなって寂しいのにまたぞろ少人数FCってどうよ? などとツッコミが入るかもしれませんが、そこはそれ、あんまり大きな組織だと「名前が覚えられない」じゃないですか。
それから、これも「ンなことねーよ」と思われるかもしれませんが、歴史と伝統があるFCって基本的に人間関係とかしきたり? が確立されていて新人、しかも右も左もあんまりわかっていない若葉マークのプレイヤーにとっては相当敷居が高い気がするんですよ。
気後れってやつですね。
まあ、そんなチキンで豆腐なハートを持っている私は、次のような基準でFCを探すことにしました。
1.比較的(設立が)新しい
2.少人数
3.新人を加入させようという姿勢がある(これについては後述)
これに加えて、
4.いわゆる「ハウス(FCのアジトですね)」を持っていない(「持っている」ではなく「持っていない」です。念の為)
などです。
FF14にはプレイヤー支援用の公式webサイトがあります。
その中には運営からのお知らせなどの情報はもちろんのこと、プレイヤー同士の交流やブログ機能(というより日記?)もあります。
その名も「ロードストーン(Lodestone)」というサービスが存在します。
ちなみにlodestoneとは「磁石(天然のやつ)」の事ですから、要するにプレイヤー同士、運営とプレイヤーを惹きつけ合う場所、というような意味をもたせているものと思われます(知らんけど)。
このロードストーンにはフリーカンパニーを検索する機能があります。
なので私はここを利用して新しいFCを見つけることにしたのです。
このロードストーン、ユーザーインタフェイスがまったくもって良くないサイトですが、一応検索には条件設定が使えます。
例えば、単にフリーカンパニーを探すだけでは数が多すぎてどうしようもなくなります。
そもそも私にとって不要な情報の方が多すぎますからね。
具体的には他のワールド(サーバー)のFCをいくらチェックしてもあまり意味がないわけです。
なのでKujataワールドの私はKujataのFCを探す必要があります。
検索の絞り込み項目はそれなりにあって、私が選んだのはこんな感じです。
1.データセンター/ワールド → Kujata
当然ですよね。
2.メンバー数 → 無選択
少人数とは言いつつも、絶対要件ではないかなーと。あとは全体像もみたいな、と思いました。
3.活動内容 → 無選択
私のようなルーキーはまだ「これがやりたい」なんて決めてない人が多いと思います。
現状ではハードコアとか無理ゲーですが、そっちをやる人もいればまったりおしゃべりがしたいなんてひともオッケーだよ、というFCならフトコロが深いということになりますから、ここでフィルターは書けなくてもいいかな、と思いました。ハードコアのみ、とかいうFCがあったらそれはFCの情報をチェックしてからスルーすればいいだけですしね。
4.活動日 → 無選択
ここはあまり考えませんでした。FCの情報に記載されているのでそっちをチェックすればいいかな、と。
5.加入申請の受付 → 申請可
これも当然というか「申請不可」のところを見ても仕方ないですからね。
6.ハウジング → 所有なし
それほどこだわっているわけではないのですが、まずはハウスを持っていない=若いFCというところを選ぼうと思いました。数が少なければさほどこだわらなくてもいいので無選択にするつもりです。
ではなぜハウスを持っていないFCがいいのかというと、これはまあ、アレです。
FCでハウスを持つ瞬間の気持ちを味わいたいというか、そういう感じのちょっとした感傷です。
私など金策もしていませんから基本的に貧乏な冒険者。つまりハウス(家)なんて買うカネなどありません。
なのでなけなしの私の援助などは必要なく、それなりにすでにお金を持っているであろうマスターが購入しちゃうわけでしょうけど、それでも「やった!みんなのアジトだ!」という瞬間に立ち会えるのは嬉しいものじゃないでしょうかね。
という感じ?
7.所属グランドカンパニー
これは全く気にしません。
残念ながら「日本語用FC」などというフィルタリングができないのが難点ですが、それは多分「わざと」であろうと愚考しております。
という感じでフィルターを変えてみると……。
ざっと400件弱のFCが見つかりました。
想像以上に多いな。^_^
過疎ワールドと言われているKujataでフィルタかけてこの数ですからね。
まあ、そういう感じでリスト表示を「結成日の新しい順」にして、FC探しをはじめました。
ちなみにFCのリスト表示でも「言語」の表記はありません。
リストに一覧表示されるFCの情報でわかるのは、目的です。
フィルタ項目の「活動内容」ってやつですね。
ここがいわゆるエンドコンテンツとかPVP(対人戦)などの私の志向とはちょっと違う系の「専門FC」などはわかりますのでスルー可能です。
というか、リストでわかる項目は
1.FC名(所属グランドカンパニーと所属ワールド)
2.クレスト(FCの旗印てきなもの。作成可能です)
3.FC構成人数
4.ハウス所有の有無(所有無しで検索したのでみんな「所有なし」ですが)
5.設立日
6.活動日
7.申請の可否(こちらも「申請可」しかありません)
言い換えるとここではその程度のことしかわかりませんので、活動目的が特殊なFC以外は、一つ一つクリックしてカンパニープロフィールという個別の情報をチェックしていく作業に入ります。
ここは外向けに簡単なFCの紹介を書いておく欄です。
そして私が一番重視したのはここです。
というか、FCからのメッセージってここにしか記載されませんから、ある意味でここがFCを知る情報としては最重要なのは間違いないと思います。
この欄に記載がない白紙状態のFCは選びにくいですよね。でも多い。
「ここは本気で勧誘するつもりはないんだろうな」
そう判断する私は悪くない……はず。
そして英語の紹介文のところも私が選ぶべきFCではないとわかります。
ちなみに結構多いですね、外国人プレイヤー。北米もヨーロッパもデータセンター(DC)があるのにわざわざ日本のDCのワールドを選んでいるということは、アジア系の人なのでしょうね。
DCを分けているのは一緒に遊ぶプレイヤーが多いほうがいいから=時差が少ないDCということだと思いますし。
FCスローガンを読んでフィーリングが合いそうだな、と思った私が次にやったのはパーティメンバーのチェックです。
実はこのロードストーンで私が一番驚いたのは、登録キャラクターをチェックできる機能です。
「チェックできる機能」というのは語弊がありますが、要するにここではキャラクター一人ひとりのプロフィール(パラメーター)が丸裸になっているということなのです。
まずは名前。そして全身写真で、そのキャラクタを眺めることが可能です。
ジョブごとのレベルはもちろん、直近に着ていた装備の個別内容(装備のパラメーター)、チョコボ以外にどんな乗り物を所有しているのか、どんなペット(連れ歩きマスコット)を所有しているのかまでわかっちゃいます。
プレイヤーには日記機能がありますが、書いた日記も閲覧可能。
そう、プライバシーなど殆ど無いと言っていいかもしれません。
これは多分、不正防止の一環なのでしょうね。
運営側がプレイヤー同士の相互監視体制を作って、告発できる仕組み……というわけではなく、プレイヤー同士(キャラ同士)の「お付き合い」の利便性を図っていると考える方が妥当なのかもしれません。
例えばクエストを手伝ってもらいたいな、と思った時にフレンド登録している知人のジョブのレベルがわかれば「タンク出してもらえませんか?」なんてのも頼みやすいですし、クラフターのレベルが高いとわかっている人には「材料は用意したので、○○の制作たのみたいんですが」なんていうお願いもできます。
そんな感じで探していると、比較的早く「ここは良さそうだな」と思えるFCが見つかりました。
人数は……3人ですが。
最初にFCに入る時はいろいろと緊張しましたが、一度体験しているので二回目のFCは気楽に選べるメンタルの強さができました。
なので「合わなければ脱退すればいい」というスタンスで申し込めますし、何より私はメンバーが3人であっても、FCのマスターが積極的に活動していれば十分なんじゃないかと考えておりますので、少なすぎるとは思いませんでした。
なお、「フィーリングが合ったFCをいくつかみつけて最終的に選ぶ」ということはしませんでした。
最初に「ピピッ」と来たFCにとりあえずコンタクトする事に決めていたので。
だって比較しても画面での情報以外の事はわかんないと思いませんか?
こういうのは「縁」ですから、まずは最初に縁があったところにアプローチするほうがいいと思ったわけです。
あとは入ってみて「社会人お断りなんですよ」とか(そんなところあんまり無いと思うけど)「活動時間が合わない」などという状況がわかれば「すみませんでした」と脱退して改めて次の「縁」を見つければいいだけ……。
あくまでも閲覧用です。
なので加入申請はエオルゼアで行う必要があるのです。
まあ、これも「わざと」そういう仕様にしているのでしょうね。
申請自体はエオルゼアの中でオッケーだと思うのですが、あらかじめコンタクトだけでもできれば待ち合わせ時間などを申し合わせできますから便利だと思うんですけどね。
まあ、できないものは仕方ありません。
そういうことなのでまずはFCの名前、そしてメンバー以外のマスターとオフィサー(ようはFCの役職者です)の二名分の名前をメモ。
そしてFF14にログイン。
まずはCメンバーを探す必要があります。
プレイヤーサーチ機能を使って、メモに書かれたキャラクター名で検索。
すると、運がいい事に一発でメンバーを発見できました。
さっそくtel機能でメンバーにコンタクトを取り、加入許可をもらいました。
いきなり「FCに入れてくれ」なんていうメッセージが入って、きっとびっくりしたことでしょうね。
あとはプレイヤーサーチ機能でプレイヤーが特定できれば所属FCがわかりますので、そこからFCのウインドウを呼び出してメッセージと共に「加入申請」ボタンを押せば、あとは申請許可を待つばかり、という流れになります。
加入後は「とりあえず顔合わせしようよ」ということになり、全員がウルダハの国際市場前に集まりました。
ちなみにFF14のすべてのプレイヤーはクラスやジョブやレベルにかかわらず、テレポート機能が使えます。
こういう交通手段はいわばインフラですからね。特定のジョブで、かつ一定のレベルに達していないと使えない、なんていうケチな仕様じゃないところは本当に素晴らしいと思います。
なので、どこにいようと「ウルダハの国際市場前」にはその気になれば本当に即駆けつけることが可能なのです。
私にはまだその辺の事情がよくわかっていませんが、ウルダハの国際市場前というのはエオルゼアの世界観敵には地球の日本の東京23区関係者における「ハチ公前」的な、大阪市内関係者には「梅田ビックマン前」的な? 定番待ち合わせ場所なのでしょうか?
その辺は聞きそびれました。(^_^;
そのうち聞いてみましょうかね。
どちらにしろ白魔道士(幻術士)で、園芸師で木工師で革細工師で、グランドカンパニーも双蛇党所属な私はまるっきりグリダニアを根城に生活しているわけで、私にとって「ウルダハの国際市場前」は新鮮な場所です。
というか、グリダニアに旧市街の「黒檀商店街・紫壇商店街」に比べるとウルダハの国際市場はきらびやかで都会っぽすぎて眩しい……!(^_^;
そこはかとなくアウェイ感が漂う場所で知らない人と待ち合わせ……とか緊張しますよね。
そんな私を新しいFCのメンバーは歓迎してくれました。
これはとりあえずFCマスターと撮った2ショット。場所はもちろん「ウルダハの国際市場前」。
そしてこういうのはなんというか、またフィーリングって言葉を使っちゃいますが、直感的にわかりますよね。
少し話ただけで。
何がって、その人が親切で優しくて、かつ「常識がある人だ」ということが。
その時出迎えてくれた新しいFCのマスターとオフィサー(幹部)の二人とも、そんな第一印象だったのです。
とりあえず開口一番「オッス! おら悟空、一緒に世界を救いに行くっペ」などといった返答に少々時間を要する系の、「いい意味で」ちょっと間違った方向の熱烈歓迎セリフなどがなかったことで一安心した私は、「そして誰もいなくなりつつある」以前のFCでお世話になりまくっていた人に連絡を取りました。
「まだ別のFCに入ってないなら一緒にどう?」とお誘いするためです。
もちろん、その人を誘う前に新しいFCのマスターにここのところの顛末をかいつまんで話した上で、同じ状況の人を呼んでもいいかとたずねた上での勧誘です。
入ったばかりのどこの馬の骨ともわからない新人が勝手に新人勧誘とかさすがに「常識がない人だ」と思われますからね。
そんな感じで勧誘即「ウルダハ 国際マーケット前」にやってきた旧FCの仲間と挨拶。
そして「ちょうど4人いるね」ということになり、あらかじめパーティを組んで「コンテンツルーレット:レベリング」に突入することにしました。
私以外は皆さん大先輩ですから、複数ジョブを持ってます。
私はヒーラー固定で、あとはさっくり話合ってそれぞれがそれぞれの担当ジョブに着替え、ダンジョンで遊ぶことになりました。
私にとってはこれがFCメンバーだけで臨むはじめてのパーティプレイということになります。
いやあ、感慨深い。
ほんの少し前まではダンジョン=怖いだったのに、ここへきて「みんなで遊ぶ」場所がダンジョンになるなんて。
コンテンツルーレットですから、どこになるかわかりません。
システムがランダムに放り込んでくれた場所は……。
「ここかw」
※「w」とは「笑い」の略。チャットなどでできるだけ簡略化して情報を伝達しようとするあまり、究極の一文字可がなされたFFというかネットスラングです、念の為。
私達が放り出され他場所はイフリート。ダンジョンじゃありませんでした。
ダンジョンとは別ジャンルとされている「討伐・討滅戦」です。
そして経験者にとってイフリートとは「w」の対象。
なぜなら「5分もあれば終わってしまう」からです。
普通のダンジョンだと移動が結構あるので15分から20分くらいは遊べるのですが、イフリートは移動がないぶん極端に短くなるのです。
まあ、効率がいいと言えば効率がいいんですけど、なんというか「遊び足りない」感が漂いまくりですよね。
結局その後、一人がフレンド登録している人にお手伝いを頼まれて抜けるまで、そのまましばらくおしゃべりを楽しみました。
という感じで、これからどうなっていくかわかりませんが、新しいFCはちょっと楽しみであります。
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