ということで、去年(すでに去年の話か!)購入したゲーミングPCのベンチマーク結果を。
いわゆる「見せてもらおうか、最新ゲーミングノートPCの実力とやらを」ですかね。
まあ、私のはミドルクラスなんですが。
◆OMEN by HP 17-an133TX システム環境:
※Windows 10 Pro 64 ビット (6.2, ビルド 9200)
※Intel Core i7-8750H 2.20GHz
※メモリ:16GB
※NVIDIA GeForce GTX 1070 (VRAM 8081 MB)
※画面サイズ: 1280×720
※スクリーンモード設定: ウィンドウモード
※DirectX バージョン: 11
※グラフィック設定のプリセット: 最高品質
SCORE:16812
平均フレームレート:122.848
評価:非常に快適
-非常に快適に動作すると思われます。お好みのグラフィック設定でお楽しみください。
ローディングタイム:
シーン#1 1.840sec
シーン#2 2.608sec
シーン#3 2.164sec
シーン#4 2.808sec
シーン#5 5.339sec
シーン#6 1.235sec
合計 15.994sec
でました「非常に快適」
な、なんとモードを「最高品質」にしてなお「非常に快適」のラインであるスコア7000を軽くダブルスコアでこなしています。
スコアも大したものですが、ローディング時間が15秒台というのも驚きです。
いやあ、この数字を見たときにはさすがにガッツポーズが。
来年の『漆黒の反逆者』でどれくらい要求度が上がるかわかりませんが、当初の思惑「3年間FF14を快適に遊べる」のは間違いないと思いました。
平均フレームレートも122Hzを超えてますので、OMENのリフレッシュレート144Hzの実力が発揮できているシーンも結構あるということですね。
その辺もムダではなかったな、と思いました。
・画面サイズ: 1920×1080
・スクリーンモード設定: フルスクリーンモード
デフォルトの解像度は1280×720のウインドウモードですが、OMEN 17ではHD解像度をフルに使わせてもらうわけで、こちらが本来の設定となります。
SCORE:14173
平均フレームレート:97.076
評価:非常に快適
-非常に快適に動作すると思われます。お好みのグラフィック設定でお楽しみください。
思ったより落ちませんでした。ギリギリですがボーダーであるスコア7000の二倍を確保できています。
フレームレートも平均で100を少し割るくらいなので高リフレッシュレートのディスプレイの恩恵を受けることができそうです。
ということで、OMEN by HP 17-an133TXにFF14をインストール。
Mac版でカスタマイズしていたXHBやらHUDやらの設定をクラウドからダウンロードしてそのまま反映させてみるとそのままオッケーだったのでまったくの手間いらずで、何の違和感もなくプレイすることができました。
変更したのは、ディスプレイの設定。
フルHD解像度のフルスクリーンモードとし、リフレッシュレートは調子ぶっこいて? 144Hzに設定しました。
実はiMacではメインクエストを次なるダンジョンの直前で止めておいたので、操作環境が全く同じなので慣熟走行?の必要もなく、つまりはこのまますぐにでもダンジョンに入ることも可能だったのですが、そこはそれ、ちょっと様子見です。
まずはチョコボを呼び出してフィールドを疾走してエオルゼアの景色を堪能することにしました。
ログインしてすぐにわかっていたことですが、最高品質にすると美しさがかなり違います。
高精細な描写に合わせ、エフェクトもほぼフルでかかっている状態なので、リアル感のレベルが違います。
フレームレートの差も大きいのでしょうねえ。
iMacの時は「きれいだなあ」でしたがOMEN by HP 17-an133TXだと「美しい……」と言葉の後に余韻のため息すら残すほどの差になりました。
「これはいい買い物をした」
などと自己満足ここに極まれり……だったんですが……。
「あれれ?」
突如として画面の滑らかさがなくなり、かっくかくになりました。
F.A.T.E.と呼ばれるフィールド上で突発的に発生する討伐コンテンツのエリアに入った途端の出来事でした。
敵が密集するのですが、そういうシーンでいきなりフレームレートが1/100以下に減ったような感覚になるのです。
レバーを動かしても反応しない感じで、ちょっと先のシーンにワープしている、というような……。
そこまでひどいカクカクはiMacでも経験がありません。
うーん……。
その後もいろいろ走り回ったのですが、F.A.T.E.ほど密集していなくても、時々カクカク状態になります。
ただし、カクカク状態は長くは続かず、数秒から十秒程度で元に戻ります。
つまり最初に発生したのがたまたまF.A.T.E.エリアに入ったからであって、画面処理が重いから発生しているのではなさそう……。
温度のチェックもしましたが、そちらもあまり温度が高くない状態でも発生するときはしますので、こちらも関係なさそう。
つまり……。
「困った」
そこから私とOMEN by HP 17-an133TXの長い長い戦いが始まったのでした。
まず疑ったのはいわゆるプチフリ。
SSDのプチフリーズというやつです。
しかしこれはなかなか検証が難しい。
ちょうど年賀状の作成をしていた事もあって、Photoshopの作業中に同じような引っ掛かりが出てきたらSSDを疑えるなあ、と思った御野の、Photoshopでは発生せず。
SSDに置いた動画ファイルをエンドレス再生して様子を見ましたが、これも全く発生せず。
もっともRAMにいったん展開して動かしているのであれば、そのバッファが大量だとSSDがプチフリしても全然わかりませんよね。
と、SSD関係の検証で半日つぶしました。
SSDにかかわるのはいったんやめて、ほかの可能性をチェックしてみました。
OS標準のものを除き、セキュリティソフトも含めて考えられる常駐系を全部切ってFF14を動かしてみましたが、やはり発生します。
つまり常駐系は考えにくい。
そもそもメモリが16GBもあるのでンなもん関係ないでしょ、という話ですけどね。
読み出し系やメモリ系じゃないとすると……カクツクのは描写ですから、ここはやっぱりグラフィックカード、つまりGPUの調整の問題か? と考えました。
「やっぱり」と書いたのは最初に実は疑ったのがGPUだったのです。
かなり以前の話ですが、XEONを使ったMac Proで動画編集ソフトの作業中に似たような経験をしたことがあったのですが、その時はAppleのサポートとやり取りをしてグラフィックカードの不具合だということで交換修理で治ったという経験があるのです。
ちょっと似ているので「ひょっとしたら」とは思ったのですが、それはつまりOMEN by HP 17-an133TXの初期不良、いや着荷時不良ということでいきなり手元からなくなるということになります。
ツルシじゃなくてCTOモデルなので交換じゃなくて間違いなく修理対応でしょうね。
となると年末年始にかかってかなり長い時間手元からなくなります。
いや、それ以前にメーカーサポートとのやり取りを考えるだけでうんざりするんです。
要するに「現実から目を背けていた」わけなんですよね。
とはいえいよいよ犯人がGPU回りに特定されてきたことで、向き合う覚悟を固めました。
OMEN by HP 17-an133TXの箱に入っていたサポート関係のリーフをチェックしようとした私はその時ふと天啓を得ます。
「その前にダメ元でドライバーを再インストールしてみよう」
まずは最新ドライバがないかをNVIDIAのサイトでチェックしました。
すると、ほんの少し前にリリースされている最新ドライバーがあるじゃないですか。
私のOMEN by HP 17-an133TXのドライバーが最新であろうとなかろうと、その最新ドライバーをインストールすればいいだけの話です。
※後でわかったのですが、GPU用のNVIDIAのユーティリティがプリインストールされていて、それを使うと自動的に最新版のドライバーにアップデートしてくれたのでした。
ドライバーの再インストール。
指示は出ませんが、そこは念のために再起動。
結果……。
「ビンゴ!」
その後カクツキは全くでないようになりました(今のところ)。
F.A.T.E.エリアであるとかないとか、全然関係ありません。
理由は不明ですが、とりあえずGPUがらみであったのは間違いなさそうです。
数十分フィールドをうろうろしてカクつきの発生がないことを確認した私は、意を決して? 次なるダンジョンに飛び込む覚悟を決めたのでした。
ここはエスナを使うチャンス?があるダンジョンです。
中ボス×3+大ボスという構成で、一階二階という上下の動きはなく、大まかには平面マップです。
ギミックも途中でカギを取り(受け取る)それで扉を開けるのが1回あるだけの比較的淡泊なもの。
問題は……。
このダンジョンの目的はタイトルの「ブレイフロクス」という名前の女性(ゴブリンですが)の一族が築いた野営地をブレイフロクスとともにモンスターから奪還する、というもの。
ただし話を聞いていると悪いのはブレイフロクスの一族で、生活圏を広げているうちに強力なモンスターの眠りの邪魔をしてしまったそうな。
方法の体でとるものもとりあえずに逃げてきたけど、財産その他全部残してきたので、それを取り戻したい、ということだそうで。
本来ならそんな「身から出た錆」の話に乗っかる必要はないのですが、そこはそれ、どうしても必要なあるものをブレイフロクスからもらわないといけないのです。そのためには彼女に協力しないと……という背に腹は代えられない系の話です。
途中の中ボス戦でそのブレイフロクス女史が戦いに参加してくるのですが、これがギミックといえばギミック。
というのもブレイフロクス女史が戦闘不能になるとゲームオーバーとなるからです。
実際は戦いに参加しているというよりも、タンクからボスの敵意を奪っちゃうという、迷惑な存在ですが。
あとは別の中ボス戦でビリビリと感電する水溜りが発生するのに気を付けるくらいで、ヒーラーとしては比較的楽にクリアできた感じです。
といいつつも、実のところは参加はコンテンツファインダー(CF)、つまりシステムマッチングで知らない人同士で行きましたので、クリアの難易度はまあ、運ですよね。
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